人類が宇宙に上がってから多くの船が生まれ消えていきました。その一つ一つを記録し誰もが見れるようにする、それにより歴史を見ることがより良い未来を作ると信じてこの活動は続いております。
どうぞ歴史に興味が無くても1隻の艦船の物語からでも観てみませんか?
今回のユーザーは空母について大変興味があるようですね♪
人は宇宙に行くための乗り物を宇宙船と呼ぶ。
なぜ船と呼ぶのだろう?
宇宙飛行機や宇宙車だとしっくりこないから?
それとも人が海を渡るために船があるように、人にとっては宇宙も海のように思っているから船なのだろうか。
ならばこの果てしなき虚空の海を渡る者たちは祝福されるべきだろう。たった一人の人、たった一つの船までも彼らが進んできた道を刻むのだ。誰もが忘れても誰かが思い出せるように、誰もが知らなくても誰かが知れるように、地球に大地に海に帰ることのできない虚空の海の戦士たちへの祈りと共に。
ようこそ人類宇宙艦船アーカイブへ
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2130年代の宇宙航空母艦の一覧を表示します。
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オーダーを確認、軽空母のみ表示します。
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2130年代の宇宙における軽空母の説明、
及び軽空母「ラングウェイ」の歴史を解説します。
2130年代における宇宙空間での軽空母の役割は主に護衛任務でした。
この時、火星や月への移住速度はコロニーの自給自足かのうな範囲を超えていました。その為、食料やコロニー拡大の為の資材を輸送するアメリカ主導の輸送船団が活発に活動していたのです。
この輸送船団が途絶えることは火星や月のコロニーに住まう人々を死なせてしまうことに直結する為、アメリカは万が一に備えてアメリカ宇宙艦隊でお荷物となっていた軽空母を護衛として投入しました。
この軽空母の一つが「ラングウェイ」です。
2112年に建造された「ラングウェイ」は元々空母に分類されていましたが、時代と技術の進歩によって軽空母に再分類されました。
よってラングウェイ級軽空母1番艦「ラングウェイ」となるのです。
そうです、ラングウェイはネームシップなんですね。
ラングウェイ級は6番艦まで建造されましたが、2130年時点で5隻となっていました。3番艦「ブリッジウェイ」が2128年のロシアとの戦闘で撃沈されていたからです。
この2128年の戦闘、地球軌道上でのクロマッチ危機においてラングウェイ級空母は有用性を示すことができませんでした。ロシアのミサイル巡洋艦に勝てなかったのです。
この戦闘で貴重なパイロットと3番艦「ブリッジウェイ」を失い、他の空母も損傷が酷くアメリカの宇宙空母艦隊構想に大打撃を受けました。
そしてアメリカは次世代空母の建造と並行して重巡洋艦・戦艦建造計画を始め、ラングウェイは軽空母になり扱いづらくなっていました。
そうして残っていた5隻は2132年、輸送船団の護衛へと向かいました。
…………これよりラングウェイ級軽空母「ラングウェイ」のドキュメンタリーを再生します。
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2132年12月18日 火星宙域E15 ACTF45輸送船団
軽空母「ラングウェイ」は輸送船団の護衛任務についていた。
現在護衛しているのはACTF(American colony transport fleet)45輸送船団で火星に向かっている。
8隻の輸送船に積んでいるものは食料や資材だ。
その周りをフリゲート艦4隻が周りを警戒するように布陣している。
その後方にラングウェイはいる。
全長152mのラングウェイは甲板に戦闘機を待機させている。
ブリッジにいるサモス・エマロン艦長は中央にある周囲の地図データを見ながら命令を出す。
「おい、戦闘機によるパトロールの許可を旗艦に打診してくれ」
「分かりました」
命令を受けた通信士が護衛艦隊の旗艦である「タルソン」に連絡を行う、しかし帰ってきたのは、
「「パトロールの必要は無し、この宙域に危険性はない」との事です…」
サモスは目線を少し下げた後、小さくため息を付き喋りだす。
「危険性は無いと言うが、じゃあ我々は何のために居るのだ」
サモスはなんとなく分かっていた、いや皆もそうだろう、ここでも活躍は期待されていないと、そればかりかお荷物とさえ思われているかもしれない。
現にラングウェイは船団の後ろを歩かされている。
地球の歴史上の通商護衛ではあり得ない配置だ。
「確かにフリゲートの皆さんはそう思ってるかもしれません、空母がいてもロシアが襲って来たら意味が無いのは我々もよく分かっています」
「……」
いつの間にか休憩から戻ってきていた副長の言葉にサモスは直ぐに返事は出来なかった。
クロマッチ危機でアメリカは宇宙艦隊戦の第1ラウンドに敗北した。ロシアの古き良き艦船設計が宇宙でアメリカを凌駕したのは明らかだ、現時点であのロシアのミサイルをわんさか積んだ巡洋艦が1隻でも来れば、この輸送船団は無事では済まない。
そしてそれは護衛のフリゲートやこのラングウェイもだ。
「だが、ロシアが実際に襲ってくるだろうか?クロマッチ危機以降、緊張は解けつつある、アメリカが戦術的に負けロシアが攻撃の正当性を主張している。そういう外交問題に落ち着いている、ロシアはここから動く必要は今のところ無いはずだ」
サモスとしてはロシアが今攻撃してくるとは思っていなかった。
「では艦長は何故パトロールをしようと思われたのですか?」
副長はもっともな疑問を投げてくる、実際この輸送船団を襲う存在は考えられない。インドや中国も力を付けて来てはいるがまだ弱く、そもそもアメリカより重大な脅威(ロシア)が居るのだから争って戦力を減少させることは避けたいだろう。
日本も護衛艦を多く建造しているが、造船による経済の拡大を目的としているし、そのほとんどが機雷を除去するように宇宙ゴミを掃除している。そして何より元同盟国だ。
だがサモスは何か違和感が拭えなかった、どの国も輸送船団を襲う意味は無い、輸送しているものも食料や資材だけだ、これを攻撃すればコロニーの人々が飢えてしまい国際社会から壮絶な非難を受けるだろう。
つまり、輸送船団を護衛する必要性自体がそもそも無いのだ。
しかし、こうして護衛している、何故か?命令されたからだ。サモスは何の意味もない命令は無いと思っていた。いくら軽空母が使えないお荷物だったとしても、命令を受けたのだから何か意味があると思いたい。
いくら考えても答えは出てこない、サモスは命令を出した司令部が無能ではないことを信じる事にした。
「せっかく護衛として居るんだ、何もせずに後ろをただついていくだけなんてつまらない、それにパイロットも暇だろう」
「そうですね、ですが許可は出ませんでした。待機中のパイロットは交代してダーツでもするべきです」
「それも良いかもな、ずっと外に出しておくのも忍びない」
「あと艦長、私は休憩したのでここは任せてお休みになられてください」
副長はサモス艦長に休憩を勧めた、宇宙には朝も夜も無い為、時間感覚が分からなくなってくる。サモス艦長も既に18時間起きていた。
「おっともうそんな時間か、どうにかパトロールを上げたいと考えていたらだいぶ経っていたようだな」
「船旅はまだまだ続きますので大丈夫ですよ、いっその事、次起きたら無許可で飛ばしてしまえばいいのです!」
何とも大胆なことを言う副長だと思いながら肩を叩いて交代しようとした時、レーダー観測員が声を上げる。
「艦長!レーダーが動作しません!ジャミングのようです!」
その声を聞いた瞬間、サモス艦長は気を抜いて自室に向っていた足を止め、振り返りこう叫ぶ。
「全集警戒!光学センサーを使え!周囲に異常はないか!?」
ブリッジに居た全員が命令に従い動き出す。副長は通信士に「フリゲート達と連絡は出来るか?」と問う。
「無理です!ジャミングで連絡がっ!」
「慌てるな、レーザー通信だ、送信しろ」
そうしてフリゲート艦と連絡を試みる。その時、光学センサーを使用していたレーダー観測員が驚きながらも言う。
「Unknown接近!動いてる!熱源反応まで!さっきまで見えなかったのに!!」
サモス艦長は入って来た情報を元に状況を推察する。
第一にこの輸送船団は狙われている。
第二にジャミングを仕掛けてきていることから高度な戦術を取る敵であるということ。
第三に熱源反応をモロに出して接近していることから既に攻撃態勢になっている可能性が高いこと。
ここまで来れば艦長としてもはや当然のことをサモスは言った。
「総員戦闘配置!!」
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ドキュメンタリーの再生を中止します。
宇宙だと空母は活躍しづらいと思ったんよ、
つまり何かって?
大艦巨砲主義だよ!!兄弟!!
あ、戦艦はこの小説では敵だったり味方だったりといった感じであくまで空母に目線を向けます。