時は2XXX年。日本 首都東京 高度育成高等学校にて
一人の男が哀れにも叫んでいた
「嘘だっ…嘘だ!俺はターニャちゃんに言われたんだ、絶対退学にならないって!だから、だからこんなのあり得ない!」
男が叫んでいる傍らで、カツ…カツ…カツと杖の音を鳴らしながらベレー帽を被った銀髪の少女とその横を歩くサイドテールが良く似合う少女がその様子を見物している
「ふふっ。ここまで滑稽だといっそ哀れですね。そう思いませんか?神室さん。」
「別に…あのアホがどうなろうと知ったことじゃない。」
「えぇ。確かに本来であれば見る価値もないものですが…」
「彼女が手を下したのです。…ならばあの無知で愚かな男の最期を見るのもまた一興。」
「そう!私よりも低い体躯で守ってあげたくなるような可憐なお顔でいてその中身は冷徹無比な組織人!敵となるなら誰であろうと等しく裁く…!彼女自身は自分を凡才などと言いますが…そんなのはあり得ない!天才の私をも倒し人身掌握にも長け気がついた頃には敵の喉元を噛み切る。…あぁなんて素晴らしいのでしょうか!私は彼女…ターニャ・フォン・デグレチャフと同じ時代に産まれたことを神に感謝いたします!」
20世紀初頭の日本。徹底的な合理主義者でエリートサラリーマンであった主人公は、同僚の逆恨みで命を落とす。死後の世界、創造主を名乗る存在Xは主人公のリアリストな言動と無信仰を咎め、戦乱の世界で苦労して反省し信仰を取り戻させるとし、孤児の少女であるターニャ・デグレチャフとして別世界に転生させる。
転生した世界は魔法技術が存在するものの、大まかに20世紀初頭の欧州に似た世界で、自身が生まれ育った「帝国」は技術大国だが経済が低迷しているうえに周囲諸国と外交的・軍事的問題を抱え、数年後には大戦に至る様相を呈していた。前世の記憶を維持したまま転生を果たしたターニャは、天性の魔導の才能から幼くして徴募されることとなり、それならばと士官学校へ進むことを選択する。前世の記憶を活かして軍人としてのキャリアを積み、安全な後方勤務で順風満帆な人生を送ろうと目論むターニャであったが、思惑は外れ、最前線での戦闘の日々を送ることになった…とこれが前の世界でのお話し。これから綴る内容は血と硝煙の匂いに塗れた戦争とは無縁の場所での話でだ。
…ではいこう!ターニャ・フォン・デグレチャフ。その名はかつて異界の地で名を轟かし畏怖された者のことである!
「…そ。」
「む。神室さん!私がターニャさんのことを語っていると言うのになんですか、その態度は!」
「…めんどくさ」
「な!言うことにかいて面倒くさいとはなんですか!面倒くさいとは!私のターニャさんに失礼です!」
「やれやれ…別に私は誰の物でもないのだがな。」
次の機会はないと思っていたんだがな…なんの真似か知らんが第三の人生が存在Xから与えられた。あの存在Xが無償で分け与える訳がないのだ。暫くの間警戒は怠らないが、第三の人生が始まって以来あの憎たらしい顔を見せていない。あの悪魔が如き存在だ。対策のしようがない以上考えてもしかたがない…か。
しかし現代日本に生まれたのは僥倖としか言えんな。なんの因果か知らんが前世の姿のままなのはこの際置いておくとしよう。この世界は最初に生きた世界と殆ど変わらないが…不可解なことにこの世界の日本人は産まれながらにして奇抜な髪色のやつが多いらしい。私は外国人だがな。とまぁそれ以外にも差異はあった。私が勤めていた会社も違う名になっているし代表取締役も知らん顔だ。そして何より違うのは首都にそびえ立つ膨大な敷地を囲う国立の高校…東京都高度育成高等学校とかいうコミーもびっくりなイカれた学校がある…ということか。
何故そんな学校に入ったんだと思われるのも無理はないだろう。
そうだな強いて言うなら、、、、
存在Xにぃ災いあれぇぇぇぇ!!!!!!
登場人物の半分がロリという事実にふるえます。ターニャのエミュがむずかった。坂柳のエミュがむずかったのでターニャ大好きマンにした。後悔はないそこにロリ同士のいちゃいちゃがあるのだがら。つづかない