世界初のVRMMORPG《ソードアート・オンライン》は、多くのプレイヤーの期待を乗せてサービスを開始した。

高校二年生の冴島隼人も、その一人だった。

剣道三段、全国大会ベスト16の実力を持つ彼は、親友・桐生蒼真とともに新たな世界へ飛び込む。

しかし、その数時間後。

ゲームマスター・茅場晶彦は、一万人のプレイヤーへ告げる。

「このゲームは、クリアするまでログアウトできない。」

そして、ゲーム内での死は現実での死を意味すると――。

絶望に包まれるアインクラッド。

そんな中、隼人は幼馴染・天城美咲が同じ世界に閉じ込められていることを知る。

三人は「必ず生きて帰る」と誓い、命を懸けた攻略へ踏み出す。

やがて隼人は、《太刀》という誰も知らない新たな力と巡り合い、キリトやアスナたちとともにアインクラッド攻略へ身を投じていく。

これは、《黒の剣士》の物語ではない。

仲間を失い、何度心が折れそうになっても、それでも立ち上がり続けた、一人の剣士の物語。

――これは、もう一つの《ソードアート・オンライン》。
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