「なあ、もういいから、帰ってくれないか。買わない客は客と言わないんだ」

「あと俺をおっさんというな……傷つく……」

二級魔法使いのリヒターは、魔法都市オイサーストで魔法店を営む青年。

かつて魔法と技術、生き様を教えた魔法店を営む師匠がいた。


なぜ師匠は彼の前から消え去ったか。

なぜここで魔法店を営んでいるのか。

なぜ魔法店を畳んでしまわないのか。

なぜ街の人々から慕われているのか。


 一度は逃亡し、一度は死にかけ、一度は絶望したリヒターが……。

 ラヴィーネ、カンネたちと次の一級魔法使い試験に挑むまで物語。

作者のX(twitter):https://x.com/portsmouth875