憑依サマーオイルワイの術式が呪霊操術じゃないんだが 作:有象無象のアルカディア
森の中を
常人どころかプロのアスリートさえ追い抜く程の高速移動
一般人では目で追うことさえ不可能であろうその速度で、走りながら青年は迫り来る木々や野生動物を最小の動きだけで回避し最短最速のルートで目標としている呪霊を追い掛けていた
「ポイントへ追い込みました…あと30秒後にそっちに着きますよ」
インカムを通してもう1人の自分へと連絡を行う
「はい?イレギュラー…?もう一体別のヤツが…準1級以上…?チッ…保守派の老いぼれ共…あぁいえ、はははつい本音が。」
どうやら相方の方でトラブルが起きたらしい、予定を変更する
「おいで
【バオンッ!!】
「あはは、ありがとう。でも今は遊んで上げられないんだ、お仕事中だからね?」
【バゥ…。】
懐から取り出した少し汚れが目立つ紅白のボールから1匹の
「お仕事が終われば、ドッグランにでも行こうか。キャッチボールがいいかな?」
【ワゥンッ‼️】
「そうかそうか、じゃあ手伝ってくれるかいディー?」
【ワゥ‼️】
「それじゃあ行こうか、
【ガァウッ‼️】
青年が大狼に飛び乗ると、大狼は景色に溶け込むように一瞬にしてその場から姿を消した
次の瞬間
『ッ!?!?』
大狼が次に姿を現したのは、先程まで青年が追い掛けていた呪霊、【
「光…いや、神の速度で蹴られた事はあるかい?無いなら是非堪能してくれ、うちのディーはそんじょそこらの術師の蹴り等比べ物にならないさ。」
【ガァルルッガァッ‼️】
脚に更に力を加え、虹龍の顔面を捉えたその神速の蹴りは猛スピードで移動していた虹龍に一瞬のうちに追い付きその巨体を真横へと吹っ飛ばした
『ッ!━━━!?、!━ッ!』
「奇声を上げないでくれ、神経が苛立つ…。」
【グゥルルルッ…‼️】
「すまないが、手短に君を祓わせて貰うよ。私の片割れが上のゴタゴタに巻き込まれてしまってね。まぁ、彼は私などより遥かに強いし大丈夫だとは思うけれど…。それにディーとドッグランに行く約束もあるんだ。」
【ガウッ‼️】
「あ、ちょディー!?それはキャッチボールのボールじゃなくて……あ゛っ゛!?!?!?」
『!?!?!?』
3・・・2・・・1・・・ポカンッ!!!
「………。」(無言でディーを見つめる)
【ワゥン?】(ごすずんきょうもへんなまえがみ!)
「はぁ……。どうしようか、これ…。」
拾い上げた
青年、【
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場面は夏油がポカをヤらかす数分前に巻き戻り
《来てみろ呪霊!マジンガーをナメるなよッ!》
次元力 タイプ:マジンガーZ
大空に君臨する鉄の城、マジンガーZとなった前世さんは地面を覆い尽くす無数の同じ見た目をした呪霊の群れに向けて指を向け宣言する
《アメーバみたいに無限増殖してやがるんだろうが、相手が悪かったな!》
ルストハリケーン
《ルストハリケェェェンッ!!》
『━ッ!?』
《このマジンガーZは多対一を想定した殲滅特化型なのさ!喰らいやがれッ!》
アイアンカッター、スクランダーカッター、サザンクロスナイフ、ロケットパンチ、フィンガーミサイル、ドリルミサイル、ミサイルパンチ、ブレストファイヤー、冷凍ビーム、ルストハリケーン、光子力ビーム、全弾一斉発射
《1匹でも残ってたら無限に増えるってんなら、地上丸ごと辺り一面まとめて焼き祓ってやるぜ!!全弾持っていけーッ!!》
圧倒的な相性不利の押し付けを前に、細胞1つ残っている限り何度でも復活自己増殖を繰り返す
《ふぃ〜、出し切ったぜぇ…。やっぱ最高だなマジンガーZって…。》
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《よぉ、そっちは無事虹龍を手に入れたみたいだな?》
「あ、はい…無事…?無事かなぁ…。」
【ワゥン…。】
《あん?どうしたよ煮え切らない言い方して、てかディーなんか落ち込んでね?》
「それがですね…実は……。」
夏油が話した内容を聞くほど、前世さんは口角を上げていった
《ブハハハハッ!?お前、やっちまったなぁ!》
指をさして大笑いしている前世さんを横目にサマーオイルは額に青筋を浮かべながら無視して上層部に報告の電話を続けている。
ちなみに無癌さんをサマーオイルに鉢合わせるように仕向けた上層部の遣いはしっかり前世さんがわざと巻き込む形で殺している。
「はて?補助監督が1人行方不明?ですか?すみません、おっしゃっている意味が分かり兼ねます。私は皆様から言い渡された虹龍の調伏そして、【不意に遭遇した未登録の特級呪霊】の討伐で手一杯だったものですから、その方の件はあずかり知らぬところですね。そもそも、今回の任務は補助監督なしの【私ひとりでの】任務だと仰ったのはそちらの方でしょう?なぜその場に補助監督が?…はい?勘違い?はは、そうですかそうですか。えぇ、最近お年も召してきた頃合でしょう?【物忘れ】も程々に…。」
《おー怖…(笑)》
「では、私はコレで………。前世さん?」
《ん〜?》
「
《さぁ〜、どうだろ。(笑)まぁ俺が相手した特級クラスを祓う時、偶然近くに運悪くたまたま居たなら不幸にも可哀想なことにもしかしたら間違えて巻き込んだかもしれないな。》
「はぁ…。」
《まっ、アレだな【近くに居た、お前が悪い】ってヤツだ。》
「それだと確信犯ですよ…。」
《そ〜とも言う〜》
「どうするんですか、無駄に連中を刺激して。強硬手段にでも出られたら…。」
《あぁ言う連中にはしっかり釘刺しとかないと、【いつでもテメェらをうっかり間違えて巻き込んじまうぞ】ってさ。》
「それはうっかりでも間違いでもないでしょう…。まぁそれはいいや、それより当面の問題は【コレ】ですよ…。」
サマーオイルが手に持つ
《お前それまだ持ってたんだな》
「おいそれと捨てられるわけないでしょうこんなもの、呪詛師が拾いでもしたら何を仕出かすか分かったもんじゃないですよ。」
《そんで、ソレをディーが咥えて投げたら虹龍に当たって【こうなった】と…。ブフッ…(笑)》
「笑い事じゃねぇよハゲ…。」
《俺の顔をバカにするとお前に返っていくだけだけどな》
「はぁ…。それで?私が呪力を込めて居ないのに捕まった訳はなんでです?」
《そいつは多分ディーを通して俺の呪力が籠っちまったんだろうな。ディーは次元力で成長させた、つまり俺の呪力が莫大に込められた言わば生きた呪霊ボールだ。ソレがボールを咥えて投げたんだから機能として同じ働きをしてもおかしくない。つまりソイツの命令権は俺やお前にあるって事で無事虹龍ゲットおめでとう!》
「はぁ………。」
《おいおい、幸せが逃げちまうぜ?》
「とっくの昔に逃げてますよ…呪術師になった時から…。」
《虹龍も手に入れた、特級にとなったて事は、いよいよだな。》
来春、サマーオイルは高専に入学する…。それはつまり、原作開始の一年前にして後に【現代最強】と謳われる事になる男
特級術師【五条悟】と初の邂逅を果たすという事だ。
《この時期のごじょせんは性格が終わりまくってるからなぁ…。》
「えぇ…100%絡まれますよね、私たち…。」
《まぁなるようにしかならねぇだろ。高専に入学する以上野郎との遭遇は免れねぇ。最悪の場合
「《何とか穏便に済まないものかなぁ…。/済まねぇもんかねぇ…。ならないんだろうなぁ…。》」
「《はぁ………。》」
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《気を取り直して、虹龍がどうなっちまったのか確認しようぜ。》
「なんでちょっと楽しそうなんですか?」
《ディーは犬の呪霊からガー○ィになったんだぜ?なら虹龍みてぇな龍が呪霊からポケ○ンになるとしたらドラゴンタイプのポ○モンになるって事だろ!最高じゃねぇか!》
「案外ミ○カロスとかその辺になるんじゃないですかね…。」
サマーオイルはボタンを押してボールから虹龍を出した
眩い光が辺りを照らし、一瞬だけ視界が奪われる。
光が消え去り、出てきた虹龍の姿は…。
黒光りする体躯、2本の細い腕に3本の鋭い爪が生えた指、黒い鱗には黄金のリングのような紋様と赤い装甲が輝き、顔には4本の角が生え揃い、大きく真っ赤な口から白く鋭い牙が2本見えている。
黄金に輝く瞳が、サマーオイルと前世さんを見渡すと天へと向かって咆哮を轟かせた
【きりゅりりゅりしぃぃぃっ!!!】
「黒い…レック○ザ…!?」
《虹龍じゃなくて黒龍だろこれ、しかもコイツ…。》
「で、でかい…。」
捕まえた際の虹龍だった時の体長から目算で5倍は増している
【我ガ身二巣食ッタ呪イヲ祓イシ、優レタル操リ人ラヨ】
「喋った…!?」
《テレパシー…ってヤツか?》
【汝ラノ力ニヨッテ、我ガ千年ノ呪縛ト穢レガ遂二消エ去ッタ。今一度、感謝シヨウ。優レタル操リ人ラヨ。我ガ力ヲ汝ラ二捧ゲ尽クソウ】
《どうした、笑えよサマーオイル?伝説ポケモ○だぞ、力貸してくれるってよ》
「笑う力も残ってないですよ…。」
【我二名ヲ授ケテクレヌカ、優レタル操リ人ラヨ。ソレヲ以ッテ契約トシヨウ。】
《んじゃあ、ここはドシンプルに【ゼニス】で!》
「ゼニス…【天頂】ですか。」
【ゼニス…ソノ名シカト受ケ取ッタ。今ヨリ我ガ名ハゼニストシテ、汝ラ二力ヲ貸ソウ!】
夏が終わる…運命の邂逅まで後半年
そしてその1年後には…。それまでに、この力を【次のステージ】に進めなくっちゃな…。
《あん?》
「どうかしたのかい、前世さん?」
《…………いや、なんでもねぇ…。》
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「いやぁ、あの距離で感じ取られるかぁはは。本当に素晴らしいなぁ
女が1人、夜の街を足速いに、楽しげに歩く、その足取りは軽く、まるで【自分が求める物】を手にした子供のようにも思えるほど、傍から見てその女は恵まれているのだろうと思わせるほどに嬉しげに…。
「彼らならば私に見せてくれるだろうか…!
胎動する悪意が芽吹くのは…
「まだまだ準備段階、先は長いねぇ。ははは。」
本日のオリ呪霊
無癌さん
特級呪霊(宿儺の指1〜2本)(未登録)
術式【自己進化自己再生自己増殖】
モデルはもちろんクロスオーバーの宝庫デビルガンダムさん
見た目はガンダムヘッドの顔を人間っぽくして手だけ生えてる感じ
細胞がひとつでも残っていると時間は掛かるが反転術式に似た性質で少しずつ再生していく
自分の分裂体を殺した相手の術式や特徴を殺された分裂体を通して本体に流れる事で敵を理解する
今回はひたすらに相性が悪すぎた、泣いていい
サマーオイルを良く思わない呪術界上層部の策謀により、虹龍を祓いに来たサマーオイル一行と鉢合わせるようにおびき寄せられていた。
が不運にもよく分からない理不尽なナニカに一方的な殲滅兵器の雨あられで秒で祓われてしまった。
ディー(げとうけのすがた)
育ちすぎたポチとほぼ同等のサイズ
ウィ○ディを越えて本来のガ○ディにはない第2進化を引き起した突然変異個体
呪霊としてカウントした場合の等級は特級(宿儺の指3本相当)クラス
前世さんが次元力操作の練習用に実k…お世話していた結果、無尽蔵のエネルギーを与えられ続けそのエネルギー量に順応するべく身体がより大きくより頑丈に成長して行ったことでウィ○ディを飛ばして一気に2進化してしまった。
身体の大きさを自由に変化させる事で戦闘から諜報や暗殺など凡ゆる局面に対応できる。
覚えている技は しんそく・はかいこうせん・フレアドライブ・だいもんじ
進化した事で前世さんが見えるようになっている
普段はガー○ィの姿で過ごしているが前世さんやサマーオイルしか居ない場所では大型犬から熊ぐらいのサイズ感で気分によって変えている
夏油母の料理は今でも好き
もちろんサマーオイルの事は今でも【人間のフリをしたポケ○ン】だと思っている
ちなみに食人経験あり、餌は上層部の命令でサマーオイルや夏油夫妻にちょっかいを掛けに来た呪術師や呪詛師
人間の血肉より夏油母の料理の方が好みな為、前世さんの命令がない限りは基本食べない
夏油家最強のボディガード、そんじょそこらの呪霊や呪詛師より余程強い
基本今までの呪霊や呪詛師との戦闘はしんそく1発で終わらせている。
冷静に考えてビルぐらいの巨体が宿儺の斬撃並の速度で特攻を仕掛けてくると言う質量兵器に初見でしかもふいうちされて助かるのかと言われたら
前世さん曰く《それはそう》
虹龍(レッ○ウザの姿)については次回の前書きで