機動戦士ガンダムSEED〜雇われ遊撃隊とコーネリアのワルツ〜 作:騎士誠一郎
原作:ガンダム
タグ:R-15 残酷な描写 クロスオーバー AI本文利用 機動戦士ガンダムSEED スターフォックス クロスオーバー オリジナル展開
### 第1章:絶望の光と、未知なる来訪者
宇宙世紀コズミック・イラ71年。
ヤキン・ドゥーエ宙域は、絶望の光に包まれていた。
ザフトの最終兵器「ジェネシス」が放ったガンマ線レーザーは、地球連合軍の艦隊を文字通り「蒸発」させ、その凶悪な矛先を次は地球へと向けようとしていた。
「このままでは……地球が撃たれてしまいます!」
三隻の同盟艦の一つ、エターナルのブリッジで、ラクス・クラインは祈るように手を組んだ。
フリーダムを駆るキラ・ヤマト、そしてジャスティスのアスラン・ザラも、必死の防衛線を張るが無数のモビルスーツと強固なヤキン・ドゥーエの防衛網を前に、決定的な打撃を与えられずにいた。
その時である。
**『――未確認の時空震動を感知! な、何かが空間を跳躍してきます!』**
エターナルのオペレーターの悲鳴に近い報告の直後、戦場の真っ只中、どの陣営のレーダーにも存在しない「異常な質量」が突如として実数空間に実体化した。
それは、地球連合の戦艦でも、ザフトの艦艇でもない。流線型の美しい船体に、巨大な推進器を備えた未知の超弩級戦艦。
**超弩級強襲母艦『グレートフォックス』**だった。
『……通信、入ります! オープンチャンネルではなく、本艦の暗号通信を完全に解析して……直接割り込んできました!』
「なんだと!?」
アンドリュー・バルトフェルドが目を見開く中、メインモニターに映ったのは洗練された人型ロボットの姿だった。
**『こちらグレートフォックス、専属オペレーターのナウスです。……おっと、とんでもないドンパチの最中に迷い込んでしまいました』**
続いて、モニターの枠に別の顔が割り込む。緑色のフライトスーツに身を包んだ、キツネの獣人だ。
**『こちら遊撃隊スターフォックス。リーダーのフォックス・マクラウドだ。そっちの艦、かなり押されてるみたいだけど……助けはいるかい?』**
その声には、修羅場をくぐり抜けてきた者だけが持つ、独特の余裕があった。
バルトフェルドは一瞬呆気にとられたが、歴戦の勘が彼に「これは使える」と告げていた。
「……助けがいるか、だと? 随分と自信があるようだが、君たちはボランティアか?」
フォックスはニヤリと笑った。
**『俺たちは雇われの身でね。報酬次第では、あのデカい大砲をぶっ壊してやってもいいぜ』**
「面白い」バルトフェルドは即答した。「クライン派の全資金を賭けてもいい。あの巨大兵器『ジェネシス』を破壊してくれ! 報酬は言い値で払おう!」
ラクスが静かに頷くのを見て、フォックスは通信機越しにチームメイトへ声を飛ばした。
**『聞いたな、みんな! 仕事の時間だ。全機出撃! ターゲットはあの巨大な砲台だ!』**
### 第2章:神業の翼、アーウィン出撃
**『ファルコ・ランバルディ、出るぜ!』**
**『ペッピー・ヘア、出撃じゃ!』**
**『スリッピー・トード、お、置いてかないでよ〜!』**
**『フォックス・マクラウド、アーウィン、発進!』**
グレートフォックスのハッチから、青い炎を吹き出しながら4機の超高性能全領域戦闘機『アーウィン』が宇宙空間へ飛び出した。
G-ディフューザーシステムが発する独特の青白い軌跡を残し、彼らは戦場を矢のように駆け抜ける。
「なんだ、あの機体は!?」
ザフト兵たちの驚愕をよそに、アーウィンの機動力はコズミック・イラの常識を凌駕していた。
ジンやゲイツの放つビームライフルやマシンガンを、アーウィンは信じられない速度でバレルロール(横転)して弾き返す。
**『ローリングで弾くんだ!』**
ペッピーの指示通り、ビームの雨をドリルのように回転しながらすり抜け、ツインレーザーがザフトのモビルスーツの四肢を正確に撃ち抜いていく(コックピットを避け、無力化する神業である)。
キラ・ヤマトはフリーダムのモニター越しに、その光景を信じられない思いで見つめていた。
「速い……! ニュートロンジャマーの干渉を全く受けていない? なんだ、あの推進システムは……!」
連合側も、ザフト側も、得体の知れない「第4の勢力」の出現に大混乱に陥った。
「あのクライン派が、極秘裏にあんな化け物じみた新兵器を開発していたというのか!?」
パトリック・ザラ議長はヤキン・ドゥーエの司令室で怒号を飛ばした。「迎撃しろ! ジェネシスには指一本触れさせるな!」
だが、スターフォックスを止めることは不可能だった。
ファルコが前衛のシグー部隊を単機で切り裂き、スリッピーがジェネシスの構造を一瞬でスキャンする。
**『フォックス! あの大砲の根元、ミラージュコロイドの発生器と位相幾何学(トポロジー)の焦点が重なってる部分がある! あそこを壊せば連鎖崩壊させられるよ!』**
**『よし、でかしたスリッピー!』**
フォックスは操縦桿を引き、ジェネシスの懐へと限界ギリギリの超低空飛行で突入する。防衛システムの自動迎撃レーザーがアーウィンをかすめる。
**『スマートボム、投下!』**
フォックスの機体から射出されたカプセルが、ジェネシスの急所へ吸い込まれる。
次の瞬間、コズミック・イラの物理法則を無視するかのような、凄まじい光と特殊なエネルギー波が空間を覆い尽くした。
**ドォォォォォォン!!!**
「ば、馬鹿な!? ジェネシスの一次反射ミラーが……内部から完全に崩壊しました!」
ザフトのオペレーターが絶叫する。地球を狙っていたジェネシスの砲身は、スマートボムの特殊な爆発によって無残にへし折られ、完全に沈黙したのだ。
### 第3章:ピースメーカーの脅威と、コーネリア星からの鉄槌
「やった……!」
アークエンジェルのマリュー・ラミアスが安堵の声を漏らしたのも束の間、戦況はさらに最悪の事態へと転がる。
「ええい、役立たずのザフト共め! もういい、核だ! 核でプラントごと全て吹き飛ばしてしまえ!!」
地球連合軍の旗艦ドミニオン内で、ブルーコスモスの盟主ムルタ・アズラエルが狂乱のままに叫んだ。
彼の命令により、核弾頭を搭載したメビウス部隊「ピースメーカー隊」が、全方位からプラント本国へ向けて発進する。
その数、数十機。フリーダムとジャスティス、そしてアーウィン4機だけでは到底防ぎきれない数だった。
「しまっ……! プラントへ向けて、多数の熱源が!」
キラの顔が青ざめる。
終わった。誰もがそう思った時だった。
**『――これ以上の無益な破壊は、我がコーネリア防衛軍が見過ごすわけにはいかん!』**
全艦隊、全モビルスーツの通信回路に、厳格で威厳のある声が響き渡った。
空間が突如として大きく歪み、グレートフォックスを遥かに凌ぐ規模の「超空間跳躍」が連続して発生する。
現れたのは、巨大な犬の顔を模したエンブレムを掲げる、数十隻に及ぶ**「コーネリア防衛軍(Cornerian Defense Force)」の巨大艦隊**であった。
**『全艦、主砲斉射! 目標、核ミサイル群!』**
ペパー将軍の号令のもと、コーネリア艦隊が備えるプラズマ兵器が一斉に火を噴いた。
それは、地球連合軍のミサイル防衛システムなどとは次元が違う、超高精度の対空弾幕だった。
宇宙空間に幾筋もの眩い閃光が走り、プラントへ迫っていたピースメーカー隊の核ミサイル群は、モビルアーマーもろとも、ただの一発も着弾することなく完全に塵と化した。
あまりの圧倒的な戦力差。
核という究極の兵器を、子供の玩具を払いのけるかのように一掃してみせた異星の艦隊の前に、連合もザフトも、攻撃の意志すらへし折られてしまった。
### 第4章:終幕への引き金(クリフハンガー)
戦場に、不気味なほどの静寂が訪れた。
通信機を通じ、ペパー将軍の厳格な声が、全陣営の首脳陣へ直接突きつけられる。
**『地球連合軍、並びにザフト軍に告ぐ。私はコーネリア防衛軍総司令官、ペパー将軍である。』**
その姿は、両軍の旗艦のメインモニターに強制的に映し出されていた。犬の獣人という信じがたい姿だが、その眼光は百戦錬磨の将のそれである。
**『我々はこれより、この宙域の武力調停に入る。両軍は直ちに戦闘を停止し、武装を解除せよ。我々の要求に応じない場合、これ以上の大量破壊兵器の使用を企てる者には――コーネリア防衛軍全戦力をもって、無慈悲なる鉄槌を下す』**
それは、圧倒的な力による「強制的な平和」の宣告だった。
……ヤキン・ドゥーエの司令室。
パトリック・ザラ議長は、血走った目でモニターのペパー将軍を睨みつけていた。
ナチュラルへの憎悪、同胞の血で染まった手。ここで止まることなど、彼のプライドと狂気が許すはずがなかった。
「……フ、フフフ……武装解除だと? この私に、ザフトに命令する気か、得体の知れぬ化け物め……! ジェネシスがやられても、我々にはまだ……!!」
彼の震える手は、ある「最終プロトコル」の承認キーへと伸びようとしていた。
……一方、ドミニオンのブリッジ。
ムルタ・アズラエルは、コンソールに八つ当たりのように拳を叩きつけていた。
「ふざけるな! なんだアイツらは!? 獣の分際で、この私に……青き清浄なる世界を創り上げるこの私に説教だと!? 撃て! アークエンジェルも、ザフトも、あの犬共の艦隊も、全て撃ち落とせ!!」
アズラエルの狂気に満ちた命令に、ナタル・バジルール艦長は冷たい汗を流しながら銃のグリップを握りしめた。
**未知の強大な力を前にしても、彼らの狂った歯車は止まるのか。それとも、さらなる破滅へと突き進むのか――。**
フォックスはアーウィンのコックピットの中で、眼下に広がる青き地球を見下ろしながら通信機に手を当てた。
「……やれやれ。どこの宇宙でも、頭の硬いお偉いさんの相手は骨が折れるぜ。なぁ、みんな?」
**果たして、ペパー将軍の通告に対するザラ議長とアズラエルの狂気の決断とは!?**
**そして、スターフォックスは、この憎しみの連鎖に囚われた世界に「真の平和」をもたらすことができるのか!?**
激動のヤキン・ドゥーエ宙域。突如として介入した異星の巨大戦力「コーネリア防衛軍」の圧倒的な力の前に、戦場は一時的な静寂を取り戻すかに見えた。
しかし、自らの血と信念を懸けて戦ってきた者たちの「威信」と「プライド」は、外からの乱入者によって容易くへし折られるほど軽いものではなかった。
### 第5幕:誇り高き愚者たちと、宇宙の狼
「ふざけるな……! ふざけるなァッ!!」
地球連合軍の旗艦ドミニオンのブリッジで、ムルタ・アズラエルの絶叫が響き渡った。
「我々こそが正義だ! 青き清浄なる世界を創る我々の聖戦を、どこから来たとも知れぬケダモノ共に邪魔されてたまるか!!」
彼の狂気は限界を超えていた。アズラエルはナタル・バジルール艦長の制止を振り切り、操舵手を突き飛ばして自らコンソールにしがみついた。
「主砲、全門最大出力! エンジン全開! あの犬共の親玉の艦に、ドミニオンごと突っ込め!!」
ドミニオンの巨大な船体が、無謀にもペパー将軍の座乗するコーネリア軍旗艦へと特攻を仕掛ける。質量兵器と化した戦艦の突進に、周囲の連合兵すら息を呑んだ。
その時である。
**『――面白え。どこの宇宙にも、頭のイカれた特攻野郎はいるもんだな』**
ドミニオンの進路上に、赤と黒の凶悪なフォルムを持つ3機の戦闘機がワープアウトした。
**遊撃隊スターウルフ**。
フォックスの永遠のライバルである彼らが、圧倒的な推進力でドミニオンの死角へと回り込む。
**『悪いが、あのお節介な将軍の首を獲るのは俺たちだ。てめえらのお遊びに付き合ってる暇はねえんだよ!』**
リーダーのウルフ・オドネルが牙を剥く。
レオンとパンサーのウルフェンが、ドミニオンの推進機関と主砲を精密射撃で瞬時に破壊。コントロールを失い宇宙のデブリと化したドミニオンに対し、ウルフの機体がトドメのスマートボムを放った。
「ば、馬鹿なァァァッ! 私は、私はァッ!!」
アズラエルの絶望の叫びと共に、ドミニオンはコーネリア旗艦に届くことすらなく、あっけなく宇宙の塵と消えた。
### 第6幕:虚無の狂人、散る
一方、暗黒の宇宙空間では、常識を絶する超高速のドッグファイトが繰り広げられていた。
ザフトのラウ・ル・クルーゼが駆るプロヴィデンスガンダムと、フォックス・マクラウドのアーウィンである。
「素晴らしい! 人の業はついに星を越え、異星の理すらも飲み込もうというのか!」
クルーゼは狂気を含んだ笑い声を上げながら、全方位からドラグーン・システムのビームを放つ。
空間を埋め尽くす死の光条。しかし、フォックスはG-ディフューザーの重力制御を極限まで駆使し、バレルロールでビームの網目を縫うように突き進む。
**『悪いが、アンタのそのねじ曲がった哲学、俺にはちっとも理解できないね!』**
フォックスのツインレーザーが、ドラグーンのポッドを次々と撃ち抜いていく。全周囲攻撃という絶対の優位性を、圧倒的な操縦技術と空間認識能力だけで凌駕していくのだ。
「……フフ、ハハハハ! ならば、共にこの虚無の果てへ行こうではないか、異星の戦士よ!」
アーウィンのチャージ弾がプロヴィデンスの胸部装甲を貫いた瞬間、クルーゼは悟った。もはや自分の狂気すらも、この大宇宙の広がりの中ではちっぽけなものに過ぎないのだと。
「私を討つか……それもまた一興!」
プロヴィデンスは最後の閃光を放ち、クルーゼの潔い笑い声と共に、一切の未練を残すことなく自爆した。虚無に取り憑かれた男は、星海からの来訪者との死闘の末、その存在を宇宙へと還元したのである。
### 第7幕:血の宿命と、守りたい世界
ヤキン・ドゥーエの司令部では、パトリック・ザラ議長の怒りが頂点に達していた。
ナチュラルへの憎悪、そして自らの正義を否定された屈辱。彼は議長という立場を捨て、自らの肉体を戦場へ投じることを決意した。
「ええい! 私が自ら出る! あの忌まわしいフリーダムを、そして異星の化け物どもをこの手で血祭りにあげてくれる!」
彼が乗り込んだのは、自身専用に極限までチューンナップされた真紅の**「シグー(アサルトシュラウド仕様)」**。
出撃したパトリックの眼前に立ち塞がったのは、皮肉にも彼が最も憎むべき存在、キラ・ヤマトのフリーダムガンダムだった。
「そこを退け、小僧! 貴様らのような出来損ないが、我々コーディネーターの崇高な理想を阻むというのか!」
パトリックはアサルトシュラウドの重火力を惜しげもなくフリーダムへ浴びせる。その戦いぶりは、老練な軍人としての技量と、狂気にも似た執念に満ちていた。
だが、幾多の悲しみを乗り越えたキラの力は、もはやパトリックの想像を遥かに超えていた。フリーダムは最小限の動きで攻撃を回避し、的確にシグーの武装を削いでいく。
その動きの洗練さ、常人離れした反応速度。交刃の最中、パトリックの脳裏に一つの事実が閃いた。
「……その異常な反応速度、空間認識能力! まさか貴様……ヒビキの言っていた『最高の傑作(スーパーコーディネーター)』か!?」
パトリックの顔が、嫉妬と憎悪で歪む。
「認めん! 我々が辿り着けなかった領域に、貴様のような青二才が存在していることなど! 貴様は存在してはならない、私の理想を否定する最大のバグだァァッ!!」
怒号と共に突撃するシグー。だが、キラの瞳には悲しさと、それ以上の強い決意が宿っていた。
「……あなたは、憎しみだけで世界を焼こうとしている! 僕は……僕たちは、もうこんな悲しい戦いを終わらせるんだ!!」
フリーダムのビームサーベルが、シグーのアサルトシュラウドを両断し、本体のコックピットブロックを寸前で捉え……そして、誘爆の連鎖を引き起こした。
「おのれ……おのれェェッ! なぜだ、なぜお前のような者が……! 憎い、忌まわしきスーパーコーディネーターめェェェッ!!」
パトリック・ザラは、自らが到達できなかった「究極の個」へのどす黒い嫉妬と憎悪の言葉を吐き捨てながら、爆炎の中に消えた。
遠く離れたジャスティスとの中で、アスランは、狂気に囚われたまま散った父へ、せめてもの静かな哀悼の祈りを捧げていた。
カガリは、そんなアスランに静かな思いを抱き始めた。
### エピローグ:星を越えた絆
C.E.71年、秋。
長きにわたる血みどろの戦争は、地球連合、プラント、そして「コーネリア防衛軍」という第三者の介入と監視の下、ついに終結した。
正式な平和調停が結ばれ、両陣営は武装解除と対話を余儀なくされた。
だが、世界が完全に平和になったわけではない。
「自分たちの戦争を、異星の獣に奪われた」と憤るオールドナチュラルや、選民思想を捨てきれないオールドコーディネーターたちは、水面下でコーネリア排除と戦争再開のための暗躍を始めていた。火種は未だ、そこかしこで燻っている。
しかし、絶望の時代は終わったのだ。
再建が進むオーブの海岸。
夕日に照らされる海を、キラ・ヤマトは静かに見つめていた。その傍らには、大気圏内仕様に調整されたアーウィンが停泊し、フォックス・マクラウドが翼の上に腰掛けている。
「……まだ、戦いは終わらないかもしれない。憎しみの連鎖を断ち切るのは、とても難しいことだから」
キラがポツリとこぼす。
フォックスはサングラスを外し、夕日に向かってニッと笑った。
「銀河は広いぜ、キラ。どこへ行ったって、悪い奴や頭の硬い奴はいるもんさ。だけどな……俺たちみたいに、星が違っても分かり合える奴らだっている。そうだろ?」
その言葉に、キラはハッとして、そして柔らかく微笑んだ。
「……うん。そうだね、フォックス」
「何かあったら、いつでも通信を入れな。俺たち『スターフォックス』は、報酬さえ弾んでくれれば、宇宙のどこへだって駆けつけるぜ」
「ふふっ、ラクスに頼んで、とびきりの報酬を用意しておくよ」
種族の違いも、星の距離も超えて結ばれた、二人の戦士の絆。
オールドタイプたちの暗躍がどれほど世界を脅かそうとも、彼らが手を携える限り、この宇宙の未来は決して閉ざされることはない。
青き星の上空へ向け、アーウィンが眩いプラズマの軌跡を描いて飛び去っていく。
新たな時代の幕開けを、祝福するかのように。