守鶴は俺を得体の知れないものを見るように、睨みつける。
「では、改めてヒカゲと言います。よろしくお願い致します。何とお呼びすれば?」
「……オレ様を見て、全然ビビりやがらねえ。……好きに呼べよ……」
「じゃあ、お坊さんですかね?」
「ヤメロ!そんな呼び方!寒気がする。坊主の生霊本人じゃねえよ。……守鶴だ!…チッ…」
あれ、守鶴デレてない?やっぱりさ、尾獣も人柱力も普通に接すればいいんだよ。そうすればさ、人間を憎んだりしなかったんじゃないのかな?(一般の忍には無理です)
「守鶴さんは、我愛羅くんが嫌いですか?……人間は皆嫌いですか?…守鶴さんを利用するくせに、勝手に恐れて用済みにする。…確かにそんな奴のために何かする気は起きないですよね…」
でも、人間全部がそういう訳じゃないと思うんですけど。我愛羅くんに話せば良いと思いますよ。何故人間が嫌いで自分がどうしたいのか。
「その代わり我愛羅くんの話も聞いて上げて下さい」
これは、俺の頼みですから、どうするのかは守鶴さんに任せます。
守鶴さんは、フンッと言って我愛羅くんの中に消えていった。
「……アンタは死にたがりなのか?……信じられない事を……」
まぁ、俺恐怖の感覚がおかしいみたい?に言われるんだけどね。
「何かね、君を見てると俺の弟達を思い出すんだ。色々あった最初の頃の悲しい目をした弟達にね」
だからね君の何か力になりたかったんだ。木ノ葉と砂で難しいかも知れないけどね。
俺は我愛羅の頭を撫でて、じゃあそろそろ行くよ。おやすみね。と我愛羅の元を去った。
さてさて、ここはね家の敷地内にある弟達も知らない場所。そこに拘束したハヤテさんね。包帯だらけね。フクロウに変化してっと。ひょっとこ面の肩に止まった。
「アナタは何者です!…どうしてワタシを殺さないのですか?治療までして!」
「殺すくらいなら…助けない。……死なれると面倒。…今出ていかれても…面倒」
この俺はこう言うキャラにしたのね。無口というか不思議ちゃんというか。
「後で解放…してやる。……おとなしくしといて…」
ハヤテさんに薬を嗅がせる。眠り薬かな?カブトさんの助手やってるだけはあるねえ。この薬で、我愛羅の安眠確保出来ないかな?えっ無理?そこまで、強くない。分かりました。
よし、自分の修行しよう。ドスくんとまともに戦うか分からんけどね。油断は良くない。あっ師匠はね、音の担当上忍として普通にいますから。今ごろドスくん達と晩飯か、修行でもしてると思います!
試合当日。さあやって参りました!絶好の試合日和ですね。観客も賑わっている。前の予選にいたほとんどの人達が見にきてる。ザクくんにキンさんもだ、師匠の生け贄にはならないからね。…サスケは来ていないかあ。あの時間にだらしない先生めえ。
まぁ、原作より一試合多いから余裕で間に合うのかな?厳密には間に合ってないけどね。
サスケも気になるけど、ネジとナルトだ。どっちも頑張れ!
二人を残して俺達は捌ける。見学!見学!
シカマルとシノが近付いてきた。
「ヒカゲさんどっちが勝つと思う?」
シノも頷いている。
「うーん、正直どっちにも勝ってほしいけど。俺の見立では、ネジ6のナルト4かな?…まぁ、それぞれに俺の知らない技とか、修行してたらわかんないけどね」
シノが成る程と頷いている。シカマルはネジ相手にナルトの奴4もあんのか。と少し驚いている。
シカマルは家で弟達の修行とか見てるからな。シカマルは主に俺んちに飯を食いにきたがるチョウジの付き添いだけど。そんなに、家の飯は旨いか?作ってるの俺だけじゃないんだけどな?(家の事はだいたい交代制)
試合開始の合図。ネジがナルトに話しかける。
「ナルト。オレはお前やサスケとも全力で戦いたい」
ネジは上着を脱ぎ始める。ネジのしたいことが分かったナルトも上着を脱ぎ出す。観客が困惑する。大丈夫ですよ。驚くからね!
上着の下にはベスト!ベストを脱ぎ地面に放る。ドガーンッ!スゴい音!両手首足首のバンド!二人が次々に外し始める。またドガッ!ドガッーン!
「「「「「はあぁーーー!?」」」」」
観客のどよめき。そりゃそうですよね。でもリーくんよりは軽いんだよ二人とも。