転生者な元ギャング組織幹部の娘と米花町日常録 作:アクドニアデフジム
第5話
さて、先ほど俺っちは次元大介を聖サイゴノース教会まで道案内をした結果、お礼としてドル札を3枚ほど貰えると言う、予想外の臨時収入を得ると言う嬉しいことがあった。
そのせいで、次元大介が誰に呼ばれてこの街に来たのか分からずじまいだが、嬉しい臨時収入のおかげで、前から欲しと考えていた物などが、急遽買えるようになって、良かったのだと考えるべきだろう。
「ういひひひ、あぁついに買っちゃったぜぇ、いやぁ本当に使い心地が楽しみだぁ」
と俺っちは女の子として少しと言うか、かなりダメな表情を浮かべながら、先ほど市場の屋台で購入した物品を入れた袋に頬ずりしながら笑顔を浮かべている。
さて、以前からお金がないせいで、ずっと買うのを我慢することになっていた俺っちの欲しい物とは、格闘家向けに作られた丈夫で伸縮性に優れた、高品質のバンデージである。
今まで行っていた日課の鍛練では、包帯などの代用できそうなと物すらなく、品質の悪い使い古しの布切れなどを手首や足首に巻いていた。
そのせいで激しい動きをすればすぐに千切れるし、布触りは粗いせいでいつも肌が負けて、痒みの原因になるしで、ようやくその煩わしさから解放されるとなると、だらしない笑顔を浮かべても仕方ないだろう。
「いひひ、家に帰ったら早速このバンデージを装着して、使い心地を堪能するぞぉ♪」
と俺っちは気味の悪い笑みを浮かべながら、独り言を呟きつつ、早速市場で買ったばかりのバンテージを身に着けると、日課の鍛練とかで日々赴いている、建材置き場として利用されている空地へとお向いた。
ちなみに、日課の鍛錬は既に朝方に終えているので、今回高品質なバンテージの着け心地を堪能する為とは言え、本日二度目の鍛練だったりする。
「さて、着け心地を試す為とは言え、普段より多く鍛練を重ねることになるからな、過剰な運動で肉離れや神経痛にならない程度に気を付けて加減しておかないと」
と俺っちは過剰な運動にならないように、気を付けて加減しておかないとなっと、そう独り言呟きながら、手首や足首に装着した高品質なバンテージの着け心地を試し始める。
まず、最初に行うのはちょっとした準備運動であり、内容は軽く手首と足首をほぐ回しながら、身体の感覚を今の状態にならしていき、そして軽く腕や脚などを引っ張って、硬直した筋肉と神経などを緩くほぐして行き。
そうして、一連の流れを三回ほど俺っちは繰り返し終えた辺りで、大きく深呼吸して体を意識を切り替えてから本格的に鍛練を始めることにする。
まず、大きく右脚を振り上げてからの踵落としを繰り出し地面に右足を少しめり込ませながら、流れるように左脚を振りぬきながら回し蹴りを繰りだすと、発生した風圧によって軽い土などが舞い上がったことで、土煙が発生して視界が少し見えずらくなった。
だが俺っちは特に気にすることもなく、そのまま地面に足跡が付くほどの踏み込みをしながら前方へと進んで行きながら、最後にかなり気合の入れた中段前蹴りを繰り出すことで、周囲に舞っていた土煙を吹き飛ばして、視界を晴らす。
「ふぅー…ふむふむ、ちゃんと良い奴を巻いているおかげか、結構派手に動いても負担が掛かり難くなっているし、足首がきちんと固定化しているおかげか、普段よりも力が入れやすくて動かしやすかったし、そして攣られるような違和感も感じにくいし、いやぁマジで良い買い物しちゃったなぁ♪」
と俺っちは身に着けて試した高品質なバンテージのおかげで、普段よりも負荷が掛かり難くなっていることが分かる。
そして派手に手や足の関節に力を入れても固定化により力が入れやすくなっている感覚がして、良い買い物したと改めてそう思い、より機嫌が良くなった。
「うーんだけど、こうも高品質なバンテージを付けるかどうかで、動き易さに影響するとなると、直感的な動きに狂いが出るかも?あぁこれは日課の鍛練だけじゃなくて、日頃から身に着けておくことで、誤って足首を捻ってしまわないように、慣らしておかないと」
と俺っちは身に着けなれていが為に、誤って足首や手首などを捻って怪我を負うと言う話を思い出し、日課の鍛練だけで使用せずに、日頃から身に着けることで、直感的にも慣らしておこうと決める。
「まぁ軽い試しとかはこの辺りにして、そろそろ家に帰るとするか、続きは明日の日課で行う鍛練で試すことにするか、いやぁ明日が楽しみだなぁ」
と軽い試しはここまでにし、続きなどは明日の日課で行う鍛練で試すことにして、俺っちは今日はもう寄り道などもせずに、そのまま家へと帰宅した。
その後は珍しいことに、麻薬関連の商談で出掛けていた母親と所属先の仕事で数日ほど出張していた父親が同じに日の同じ時間帯に帰って来ており。
俺っちは何ヶ月ぶり今世での両親と賑やかに夕食時を過ごせたこともあって、さらに機嫌が良くなった。
それと今日の出来事などを語ったのだが、母親はいつものように威勢よく元気に過ごせて偉いと、豪快に笑いながら褒め称え。
そんで父親はもう少し落ち着きを覚えても良いと思うのだがっと、苦笑いを浮かべながら、俺っちと母親を見比べるような視線で見ていた。
恐らく母親と出会った頃のことを思い出して、黄昏ているのだろうなっと俺っちは父親の心情を察した。
何せ俺っちの母親は若い頃相当キレッキレのストリートヤンキーだったそうで、初めて俺っちの母親と父親が出会った場面というのが、ある満月の日に、廃れた空き地で、山のように積み上がった血塗れの不良共の上で、血塗れの釘バットを持って仁王立ちしていた母親だったそうだ。
何故そんなことになっていたのか、それは拳銃や短剣などで武装した不良共の集団に呼び出されて襲われた母親がそこに転がってた釘バットで、徹底的に叩きのめした結果そうなっていたそうだ。
そんな出会いだったが、その後は色々とあって交流が続いていった結果、父親と母親は付き合いだっして、そのまま流れのように結婚して、俺っちが生まれたのだと何年か前に教えてくれた。
そして俺っちは未だに、この二人がどのような経緯を挟んで付き合って結婚する流れになったのか、非常に気になって気になって、当時の話を知っていそうな人に探り来てみたが、誰も分からんという結果になった。
本当に残念なことである、何せ両親に聞いても、はぐらかして語ってくれないので、今後何か気変わりでも起きない限りは、父親と母親の馴れ初め話しは聞けないということに、夕食を食べながら密かに残念に思うのであった。
と言ったところでここまでです。
とりあえずバンデージを買って、身に着けて軽い運動をしたって話と、オリ主の両親に関する話を書きましたが、設定の深み増しになったか不安です。
あと現時点でのオリ主である12歳のネェラちゃんの実力ですが、大体☆7から9当たりの強さとしてイメージで書いてます。