前回、フランの夢から出てきた白上りんを退治した魔理沙と鈴仙。

それにて一件落着かと思いきや、まだフランが行方不明のままだった。

前回のお話https://syosetu.org/novel/427671/

一番最初のお話

https://syosetu.org/novel/427252/

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東方二次創作フランと魔理沙

あの光の異変から時が経ち、夜になった。

 

そして、霧雨魔法店にフランの捜索依頼がとどいた。

 

「まためんどうなことになっちまったか、

あれで解決だと思ったはずなんだけどな、、。」

 

流石に疲れたのだ。昨日は大決戦、ついさっきまで異変解決、そして今だ。

 

魔理沙は、外へ出る。そしたら、

 

「ねぇ、魔理沙?あなたと二人で話がしたくて来たのよ」

 

目の前にフランがいた。

 

「えっ、」

 

流石にびっくりだ

 

予想してたのは異世界に閉じ込められて、、とか、

 

魔力の影響で暴れ始めた、、とかだと思っていたのに。

 

しかも目の前にいるのにも驚きだ。

 

ただ、

 

「探す手間が省けた、悪いがもう疲れてるんだ。また明日とかにしてくれないか?」

 

ごもっともだ。

 

「今しかできないのよ?さっきまで面白い世界にいて、まだドキドキしているの。」

 

寝ている時の感覚などはより敏感になっている。

 

そこに、壊れないおもちゃとの戦闘、、今は気持ちが高ぶっている状態ということだ。

 

下手に刺激したら戦闘が始まるかもしれない。

 

魔理沙からしては不発弾の処理くらい気持ちが張っているのだ。

 

「わかった、少しは聞いてやる、用事はなんだ?」

 

「よかった。用事ね、、

あなたの技はどれもキラキラして私のお気に入りなの。

だから、このタイミングで見てみたいな、と思って。」

 

かなりまずい。魔理沙は一瞬でそれを悟った。

 

披露する程度なら別にいい。むしろかんげいだった。

 

ただ、それから戦闘を始めたいと言った場合、かなりまずいのだ。

 

「すまんが、今はとても疲れているんだ、ちょっと休ませてくれないか?」

 

「えぇ?」

 

フランは不満そうだ。

 

「あなたは霊夢とは違って、頑張ってそのキラキラを出せるようになったんでしょう?

だからこそ、私はそれを見るのが好きなのよ。」

 

思いがけない言葉が来た。思わず声が出そうになったが、一応続きを聞いてみる。

 

「力を持って生まれた私と、そうでないけれど努力して来たあなた、

なにかその雰囲気がいい気持ちになるのよ。

だから、気持ちを落ち着かせるために、見に来たんだけど、、」

 

まさかそんなことを思ってここに来ただなんて。

 

「そういうことだたったのか。」

 

魔理沙は疲れているのとは別の負の心を持っていたのだ。

 

その心に重く刺さった。

 

なぜだかはわからなかった。

 

「わかった、疲れついでにとっておきを見せてやるよ!」

 

「ありがとう」

 

幻想郷の夜空に、天と地を繋ぐ線が浮かび上がった。

 

「ありがとうだなんてな、それはこっちのセリフだぜ。」

 

ぼそっと呟く。

 

フランは目をきらめかせていた。

 

「またいつでも来いよ!誰にも負けない私の魔法を見せてやる!」

 

「楽しみね、またすぐ来ると思うわ」

 

フランは満足して、紅魔館へと帰っていった。

 

これにて捜索依頼は片付いた。

 

静かになった魔法の森。

 

空を見上げれば満天の星空。

 

たった一夜の短い時間だったが、

 

それは永遠のように長く、とても心地よいものだった。

 

魔理沙は、大きな夢を持ったのであった。

 

天才と一般人でも、

 

その差は努力で埋めることができる。

 

そこを諦めない心を持つことが重要なのだということ。

 

それを再確認できた夜だった。

 

魔理沙は夜空に背を向け、部屋へと戻っていった。

 

幻想郷の静かな夜の始まりだった。









またそのうち投稿します。

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