父が死んで、一億二千万円が手元に残った。
いつ自分が死んでもおかしくないと思い、寝るのも怖くなった。

そうして遺言書を書こうと考えた俺は、大学の競馬サークルでついその話をしてしまった。

それからというもの。何故か男友達が女子たちと妙に親しくなった。

四人の間には、何か俺の知らない話がある。

ひとりだけ、置いていかれている気がする。
なのに、俺の予定は四人との約束で埋まっていく。