真っ白な銀世界。そこは雪に覆われた白銀の美しい世界だった。
その美しい世界で、その場の美しさに不似合いな無骨な格好をした3人のハンターが武器を構えて警戒していた。まだ熱を持ったケルビの死体。それが示すのは敵の存在。まだ近くに敵はいる。
大剣を構えたハンターの足元の氷から突如、白い影が躍り出た。大剣使いは吹き飛ばされ、その上に白い猿―――ドドブランゴが飛びかかった。完全に体勢を崩した大剣使いにとどめの一撃を加えようと。
しかし、ガンナーの一撃によりドドブランコは真横に吹き飛ばされる。ガンナーはすばやく再装填し、動きを止めて様子をうかがっているドドブランゴにもう一発を打ち込んだ。しかし、ドドブランゴはすばやいサイドステップで弾を躱し新たな標的をガンナーに変え、再装填をして隙を晒すガンナーに襲いかかった。
ガンナーはそのたくましい左腕による一撃を辛うじてダイビングしてかわす。ドドブランゴはそのまま右腕を振り上げ、倒れているガンナーへと振り下ろした。ガンナーは辛くも横に転がってそれの一撃を避ける。この体勢ではやられるだけだと判断したのだろう。ドドブランゴが大きく振りかぶってした攻撃を躱し、ガンナーは落としたボウガンを拾いもしないで一目散にドドブランゴから走って逃げた。しかし、ドドブランゴも黙って見てはいない。逃げ出したガンナーを追いかける。足はドドブランゴのほうが速い。その差はみるみる縮まっていく。
ドドブランゴがもう少しで追いつくというところで、大剣使いがガンナーとドドブランゴの間に割り込んだ。そして、剣を盾にしてドドブランゴと押し合いをする。両者の力は拮抗していた。割り込む者がいなければそのままずっと押し合いをしていただろう。
だが、ハンターは一人ではない。ドドブランゴの腹にハンマーの強烈な一撃が入る。その衝撃で浮いた体に、すかさず大剣使いが追撃をしようと剣を振り下ろす。ドドブランゴは片手でその一撃を受け止める。
戦いが完全な押し合いになり、膠着しそうになったものの―――膠着はしなかった。突然、青かった空を雲が覆い、吹雪が起こった。そして黒い影が雪に映った。その場にいた誰もがードドブランゴまでもその影に気を取られる。その影が放つ存在感はそれだけ圧倒的なものだった。そして、その影は一撃…たったの一発のブレスでドドブランゴをはじめ、そこにいた全てを吹き飛ばした。そして、その影は悠々と飛び去って行った。
とりあえず、練習作なので、ちょっとしか書けませんでした。いずれ長編にも挑戦したいです。