そんな短編もの。
さて,今回の話はどんなものなのか。
それでは,どうぞ。
「うわーーーーーー‼︎‼︎ 寝坊だーーーーーー‼︎‼︎」
毎日こんな感じの朝だ。なんで?大学に入って,一ヶ月以上たつのに全然慣れない。やっぱり一人暮らしは失敗だったかな〜。高校卒業してからゆきのんともヒッキーとも会ってないや。ゆきのんとはメールとかしてるのに,ヒッキーに連絡繋がらないし。小町ちゃんからこないだヒッキーの携帯が壊れたって連絡あったけど,なくて困らないのかな,ヒッキー。ていうか,壊れたなら直接連絡くれればいいのに。それでヒッキーとたくさん話して…………テレテレ
大学は近くの私立大。大して上じゃない。って思ってたけど,ヒッキーとゆきのんが上過ぎるだけなんだよね。ヒッキーが突然数学に目覚めて結構上の国立にいっちゃうし,ゆきのんは,まぁ,言わなくても,ね。
「結衣〜,今日の夜って空いてたっけ?」
「ごめん,今日はバイト入ってて」
「んじゃぁ仕方ないね〜。また明日ね〜」
「じゃあね〜」
そんな感じで私は大学でもしっかり友達と楽しくやっている。ゆきのんはなんか,高校時代と変わらずにって感じらしいけど,ヒッキーはうまくやってるのかな〜。
今日はちゃちゃっと帰ろ〜。
ドン!
えっ?何今の音?ちょっと見てみよう。何かの事件かも‼︎名探偵の誕生だ‼︎
チラ〜〜〜〜
「だらしねーなー。眼が腐ってるだけあるか」ワッハッハ
えっと〜。4・5人かな?そのくらいの男の人たちが(多分)誰かを囲んでる。ていうか,眼が腐ってる人ってヒッキー以外にもちゃんといるんだ。
「こないだ壊した携帯の代わりに新しいの買ったか?」
「とっとと買っとけよ。じゃねーとお前が大切に持ってるこの写真破っちまうぞー」ワハハハ
「じゃあなー」
そう言って男の人たちはどこかに行った。囲まれてた人大丈夫かな?
って……………え⁉︎…………………なんで?…………………
私はその人を知ってる。だって,だって彼は……………
「ヒッキー‼︎‼︎」
「ん?由比ヶ……………すみません。どなたですか?」
「ヒッキーふざけないで‼︎」
「あっ。俺は用事があるので。失礼します」
「え?なんで?ヒッキーでしょ?」
「………………なんですか?それ」
「…………………………」
「それでは,失礼します」
そういってどこかに行った。ヒッキーじゃないのかな?よく思い出してみよう。ええと……………ってさっき由比ヶ浜って言いかけてたじゃん。絶対ヒッキーじゃん。私のこと嫌いになったのかな……………………ハハハ
………………………全然笑えないよ…………………
ショックで下を向いたら,なにか落ちてる。写真?かな。見てみよ。これって……………………
じゃあ,なんで?この写真持ってて。そういえば,大切な写真がどうこう言ってたし。でも,ヒッキーがこの写真大切にしてるなんてね。嬉しいな,やっぱり。私とゆきのんとヒッキーの,奉仕部3人で卒業式に部室で撮ったこの写真を大切にしてる。…………………だったらなんで無視したんだろう。
考えても仕方ないから,とりあえず家に帰って小町ちゃんに聞いてみよう。
っと帰っているときにヒッキー発見。あんだけ格好つけて居なくなったのに,ベンチに座ってる。やっぱりヒッキーだな〜。直接聞こっと。
「やっはろー‼︎」
「用件を言え」
「久々に会ったのにその反応なくない⁉︎」
「久々ってさっき………………あ,てめぇ。はめやがったな。由比ヶ浜のくせに」
「勝手に引っかかっただけじゃん。それで,何があったの?」
「簡単な話だ。たまたま美少女二人と映ってる写真を落として,それから虐められるようになった。以上だ」
「美,美少女。えへへへ。ヒッキーが,美少女って」///テレテレ
「おーい。ガハマー。帰ってこーい」
「ちゃんと結衣って呼んでよ‼︎もう‼︎」プンスカ
「変わんねーな。お前は」
「ゆきのんも変わってないよ。でも,ヒッキーは……………」
「ああ。俺は変わった」
「……………ごめん」
「いや,いい方向に変わった。昔の俺なら写真を落としたときに適当に誤魔化せた。でも,それをしなかった。やっぱり自慢したかったんじゃねーかな。こんな美少女二人と友達だってこととかをさ」
「変わったね。今の言葉,全然ヒッキーらしくないもん」
「うっせ」
ヒッキーは変わった。今は堂々としてる。奉仕部でのこと,ちゃんと大事にしてる。でも,ヒッキーはヒッキーだ。だから,私は…………………
「ヒッキー‼︎」
「ん?なん……………ん⁉︎」
ヒッキーが口を開いた瞬間に私は口を重ねた。
「ん………」///
そして私は口を離す。
「ヒッキー,どうだった?私のファーストキス。嬉しい?」
「あーー,あれだ。頭が処理しきれてないわ」
「ヒッキーは臆病だからね。それでいいよっ。でも,逃げたくなったら,いつでも来てね。私は待ってるよ」
「まぁ,その,あれだ。そのうち頼らしてもらうよ。だから…………」
今度はヒッキーから重ねてきた。でもヒッキーは恥ずかしいのか,すぐに離した。
「もう少し待っててくれ。整理がついたら,行くよ」
「うん‼︎待ってる‼︎」ニコッ
そしてーーーーーーーーー
「ヒッキー,そっち持って〜」
「はいはい」
今,大きい家具を運んでる。なんだかんだ文句を言いながら,ちゃんとやってくれるあたり,流石ヒッキー。
「相変わらず人使いが荒いんだよ。ガハマさん」
「またガハマって。いい加減結衣って呼んでよ‼︎てか私もう由比ヶ浜じゃなくて比企谷だし‼︎」プンスカ
「な…………そんな恥ずかしいこと大声で言うなよ」///
「な⁉︎あ…………あわわわ……………」///
「二人ともラブラブですねぇ〜。やっぱり新婚さんは違いますね〜。
「なななななな………」カァァァ
「小町,からかうな」
「結衣さん,ゴミいちゃんをよろしくお願いします」ペコリ
「うん‼︎よろしくされるよ‼︎」
「ねぇ,お兄ちゃんって聞き取れなかったのって俺だけなの?泣くよ?泣いちゃうよ?」
「ヒッキーが泣いちゃってもどうでもいいよ」
「お兄ちゃんが泣いたって価値ないよ」
「なんで身内にこんなに俺の心えぐる人がいるの?」
と,こんな感じに楽しくやってます‼︎ヒッキーは何故か
『お前に仕事させたら収入がないから俺が働く。そもそもお前に仕事を覚えられる頭がない』
とか言って専業主夫の道から降りたし。私も,それで,いいんだけど,なんか,理由が,ムカつくーーーーー‼︎‼︎
でも,いつになったらはっきり結衣って呼んでくれるのかな?やっぱりヒッキーはヒッキーで,ずっとヒッキーのままなんだよね。
お読みいただきありがとうございます。
いかがでしょうか。途中で,「あれ?これ短編でいけるの?」とか思い始めてました。というより,結構端折ったりしましたし,いい文字数になったのではないでしょうか。
これからも,よろしくお願いします。