IS×ダンボール戦機 = Real answer = 作:No.20_Blaz
原作:ダンボール戦機WARS
タグ:アンチ・ヘイト クロスオーバー ダンボール戦機 インフィニット・ストラトス クロスオーバー 設定改変
時代は科学に満ち溢れ、同時にそれが社会と時代に成り果てていた。
科学を極めたといえる二つの技術
LBXとIS
この二つによって起こされた事件から既に十年近くが経過しようとするが時代はその二つによって回っていた。
―――これは、そんな時代から逃げようとした、がそれでも向き合うこととなった一人の青年の物語。
以前予告していたクロス物の短編です。
ま。多分連載しないけどね!!
なーんて言って早数週間。
ようやく完成したIS×シリーズの短編。
そんな今回はダンボール戦機WARSです。
―――逃げたかった。
本音を語れば俺はただ逃げたかったんだ。
現実っていう冷たい、酷いと思った世界から
そんな所に行かなくてもいい、と思いたいがために
俺はずっと逃げ道を探していた。
けど。
俺は、再び現実と目をむき合わせることになった………
西暦2050年代。
世界は幾つもの事件に揺さぶられていた。
後に社会的影響を及ぼし
当時大流行し、いまや大人子供が熱狂的になるホビーが遠因となった『ミゼル事変』
これら二つが深く関係しているもの。
一つは白騎士事件で公となったマルチフォーム・スーツ、”インフィニット・ストラトス”
もう一つはそれよりも前から流行の的となり、ISの影響を実質殆ど受けていないといわれているホビー
《 Little Battler eXperience 》
またの名を、LBX
俺が見つけた、一つの
= 日本 アキハバラ =
2054年。
電脳と文化の聖地アキハバラ。
そこでは世界大会である『アルテミス』よりもハイレベルな戦いが行われている。
“アキハバラキングダム”
アキハバラの王を決めるこの大会は日本だけでなく今や世界各地からマニアと呼べるLBXプレイヤーたちが集い、鎬を削る大会と化していた。
その為、ネット世界では「アルテミスよりもレベルは高い」と称され、嘘だと思ったプレイヤーたちはその身で味わう事になる。
しかし。中にはそれに負けぬとばかりに足に力を入れ、踏みとどまるプレイヤーも居る。
そして、そこで培われた能力が、今ココで発揮されようとしていた………
「さーーて!このアキハバラキングダムもいよいよ大詰めッ!!勝つのは返り咲いたマスターキングか!!それともチャレンジャーたちかぁ!!!」
角刈りの実況者が叫ぶ中、歩行者天国と呼ばれる地の上に立つ大会会場の中心では現在アキハバラの王と称されているマスターキングとそのお供。そして彼らに挑戦するチャレンジャーたちの姿がある。
しかし、実際戦っているのはチャレンジャーたち三人対、マスターキング一人だけ。
その理由は、キングだけが生き残ってしまったからだ。
「お前等、前よりも弱くなって無いか!?主である僕だけを残して全滅ってどういう事だよ!?」
「す、すみませんキング……」
「なにせキングの手を煩わせない為にって思ってたら……」
トホホ…と情け無い泣きの姿を見せられ、怒りを表そうにも出来ないキングは頭に手を当てて呆れていた。
忠誠心は確かなようだが、どうやら実力が足りなかったか。
「――ッ!ああもう!!こうなったら僕と僕のアポロカイザーで三人まとめて相手にしてやるッ!」
――いや。薄々は分かっていた筈だ。
あれから九年。背も思考も成長した少年は落ち着きというものを覚えていた。
過去に余裕さが裏目に慢心と出てしまい、負けてしまった過去。
若さ故の過ちか、と思いたいが今度ばかりはそうはいかない。
なにせ、相手は―――
「って仰ってますけど、リーダー?」
「作戦はあるんですか、リーダー」
「作戦って……殆ど自由だったじゃねぇかよ……」
分かっている事を尋ねてくる二人に呆れた”リーダー”は溜息を吐くと左右に立つ青年と少女に目をやり、二人が慢心気味である二人の気を締めるように真剣な顔で言葉を紡ぐ。
「相手はマスターキング。油断していたら即アウトだ」
「まぁそうだけどよ……」
「数で勝ってるつもりなら、アニキはまだまだね」
「………。」
「そうだ。数だけならまだ引っくり返せるからな」
双方満身創痍。機体があとどれだけ持つだろうかという瀬戸際の状態。
しかし機体の状態からすれば相手がまだ若干の余裕がある。油断すれば逆転される可能性がいくらでもある。
そうだな、と不満そうな表情で答えた青年は自分をアニキと呼んだ
彼らの目の前にある小さな戦場。それは”強化ダンボール”と呼ばれているLBX専用のバトルフィールドだ。
内外双方からかけられる衝撃を80%吸収するこのダンボールは場合によっては危険な兵器にもなりうるLBXの専用バトルフィールドとして使用され、現在では過去に問題視されていた『LBXの人への殺傷』という問題をクリアしている。
この強化ダンボール登場以後、LBXは基本この強化ダンボール内で行うことが義務付けられ、同時に人気に拍車をかける切っ掛けとなった。
その強化ダンボールのステージは南極をイメージした物で見るからに冷たさを感じるものと成っている。
足下は水の表面が凍った足場を始め、つもった雪の地面。更には人が居そうな建物などまるで実際にそこで人が住んでいるようなリアリティがある。
そして白い雪の足場がある雪原の上には、現在四体のLBXが立っている。
小高い丘の上に立つ、太陽神の異名を持つ”アポロカイザー”。
マスターキングが操るワンオフのLBXだ。
そのアポロカイザーに対峙するのは三体。
白と蒼にカラーリングされ、騎士型の見た目が勇ましい”ソルジャー”
黒とワインレッドと深紅という禍々しいカラーリングを施した恐竜型の”サラマンダー”
そしてサラマンダーとほぼ同色、深紅と黒の二色にカラーリングされた貴婦人型”フレイヤ”
それぞれ、刀、ナックル、狙撃ライフルと得物を構え、半休戦状態になった今も警戒を続けている。
「相手は剣を主武装とした接近戦タイプ。狙われるならフレイヤか――」
「馬鹿やって瀕死間近のアニキのサラマンダーか……」
「悪かったな瀕死間近の馬鹿で……」
「そうねー……だーれがいつも二人分の機体を直していると思ってるのかなーって」
「うっ……」
「はははは……」
兄の図星の顔に青年は苦笑し、気にするなと励まそうとするが彼もその事を良く知っているので気安く励ますどころか声を掛けることも出来ず、結果彼は苦笑して同情の意思を見せるしかなかった。
そんな彼らに不快さを感じたのかマスターキングは眉を寄せる。
「流石に随分と余裕だね、お兄ちゃんたちは」
「……いや、実際どうすっかなって参ってるがな。正直苦し紛れってやつだ」
「――にしては笑顔すぎない?」
「こういう状況だ。笑うしか俺には表現方法がないんでね」
「……なら、その笑いで終わらせてあげるよ」
動く。気配から察知した彼らは、機体を動かす為に使う携帯端末”CCM”を強く握り険しい表情になる。
ダンボール内の機体もそれぞれの武器を構えて応戦できるようにするが、先に動いたアポロカイザーは彼らの予想よりも速く、そして俊敏に動いた。
「いっ!?」
「雪の上だぞ!?」
「ボクのアポロカイザーは最強なんだ!」
「おいやめろ」
「それフラグだぞ」
機体のカメラアイでも追跡できないほどの動きで錯乱しつつ、近づいてくるアポロカイザーに各機体バラバラに散開して注意を逸らし、同時に包囲網を形成する。ただの突進だけなので回避は容易かったが、同時にその突進が彼らの中に疑問を浮き上がらせる。
こんな状況で自分の状態を不利にするようなことをキングがするのだろうか。彼の腕なら突進と同時に攻撃するという選択もあったはずだ。
(ただの突進―――じゃないッ!!)
気づくのは容易だった。
これまでの戦歴、戦い方。彼の事を断片的に知っているなら、答えは一つだ。
「この間合いはボクの距離さ!!」
「まさか……全員を!?」
「距離はあるんだ、守りで凌げる―――」
「と思う?ボクのアポロカイザーの必殺に……!」
「………マジ?」
事実かと受け入れる暇もない。ただ彼の表情だけで理解してしまう。
彼が直後に行う行動。それが起こったあとのように鮮明に彼らの脳裏を過ぎった。
口を釣り上げ不敵に笑って見せたキングは、間髪を入れずにCCMに入力。
得意とする必殺技を発動した。
「必殺ファンクションッ!!」
『アタックファンクション”神速剣”』
アポロカイザーはゆっくりと浮き上がると手に持って居た剣を軽く振るう。
まるで本当に神の剣を振るっているかのような振る舞いは数秒で終わり、刹那彼らの目の前から姿を消す。
文字通り神速の如き速さだが、技の由来は動きの速さではない。
剣を振るうスピード。それが神速の如き速さであり、神速剣という名の由来なのだ。
僅か一秒にも満たない間に何度も斬撃を放ち、周囲に散らばっていたソルジャーたちへと攻撃する。
間合いは取れていた。が、それでも神速の剣には軽々と届く間合いであり、見えない斬撃は彼らへと襲い掛かった。
「ッ!!!」
「くっ―――!!!」
「ああっ………!!」
「あっははははは!!神速の剣からは誰も逃れられないのさッ!!!」
反応が間に合わず避ける事も出来ずに三機は無防備なまま斬撃を喰らい続け、元々ライフの残り少なく耐えることの出来なかったサラマンダーとフレイヤは見えない斬撃の中で撃破されてしまう。
「ぎっ!?」
「フレイヤッ……!!」
「残るは―――!!」
あと残るは、斬撃の中を耐え続けるソルジャーのみ。
勝利を確信したキングは攻撃を彼へと集中させ、トドメの一撃を振りかざした。
「これで終わりだよッ!!」
「―――そっちがな」
『アタックファンクション”カウンターアタック”』
地面に突き刺し守りとふんばりの代わりに使っていた彼の刀はソルジャーが素早く引き抜くと、なんのモーションも無しに剣を振り下ろした。
まるで神速の速さを見切っていたかのように。
振り下ろした先には勝ちを確信し油断しきっていたマスターキングのアポロカイザーが剣を振り下ろしていた途中で、彼の勝利。そして剣技を遮るようにソルジャーの一撃は彼の懐へと入り込んだのだ。
「な―――」
カウンターの一撃を貰い、最後の一撃を入れられなかったキングは技が失敗した事に焦り、同時に思考を失ってしまった。
今まで耐えられることはあっても避けられる事はなかった神速剣。
それを彼はアッサリと見切り、そしてカウンターの一撃を叩き込んだのだ。
そんな前例を今まで見たことの無かったキングは異例の事態にどうする事もできず、思考は停止し機体に大きな隙を作ってしまった。
「神速の――――剣が―――」
「敗れた……!?」
「とどめッ!!!」
『アタックファンクション”大真空斬”』
逃がしはしない。ソルジャーの刀はエネルギーを帯び、空を切り裂く斬撃を放つ。
超至近距離でしかも相手は無防備。これほどのチャンスを逃す事はできない。残る全てを一撃に乗せたソルジャーは外す事無く攻撃の全てをアポロカイザーへと直撃させた。
逃げる事も、守る事も、動くこともできないアポロカイザーはその斬撃全てを受け入れ、王としては呆気の無い最後を向かえたのだった。
『―――あ、アポロカイザー撃破ッ!!!優勝は………
チーム・ホワイトグリントッ!!!』
誰もが呆気にとられたその間。
一体何が起こったのかと誰もが目を疑っていた。
その中で、その静寂を破る声と音。
一人の青年の安堵の息と、乾いた手の音が鳴り響いた。
『なんという事でしょう!!その一撃を耐える者は居たが、それを見切る者が居たとはッ!!』
「………神速剣を見切った………これが………」
『これが、アルテミスを優勝した男―――
“白き閃光”の実力かぁ!!!』
白き閃光。それは何時の間にやら彼の周りから付けられた二つ名。
白いLBXを駆り、圧倒的な剣技で敵を屠るその姿に誰かがつけた一つの楔。
それが彼。織斑一夏につけられた楔だった。
◇
LBXを始めてから十年。
ただの遊びと思い始めたものだったが、ついには世界大会にまで出場、優勝を果たすなど始めた頃に思いもしなかったことを成し遂げると、その後はある目的の為に様々な大会に出場し優勝してきた。
そして。それが今回のアキハバラキングダムで無事、成就されたのだ。
「んじゃ改めまして………」
「おめでとう、一夏ッ!!」
「―――ああ。ありがとうな!」
アキハバラキングダムから数日後。
都内にある食堂店「五反田食堂」では数名の客に貸しきられてある祝杯が挙げられていた。
元々常連客以外はくることは少なく、参加者の中にはその子供たちも参加しているということで店の表には「本日貸切」と書かれた張り紙が張られ、時間つきではあるが貸しきられていた。
参加者は主役である一夏を始め、食堂を経営する父の子である五反田弾とその妹の蘭。
更に彼らにとって先輩である青島カズヤと川村アミの二人が加わり、それでも五人という少なさだが彼らにとっては十分なほどの明るさだ。
「まさかアキハバラキングダムを勝っちまうとはな。それに……」
「直ぐにキング返上って、本気かよ一夏……」
「もうやっちまったんだし、いいだろ別に」
冷たくなった麦茶を口に含んで答える一夏に、未だ信じられないという様子で弾は詰め寄る。
確かに、過去にもカズヤとアミの友人がキングの名を返上したことがあったが、今回はそれ以上に速く返上されてしまいチームメンバーだった弾と蘭だけではなく観客も、ましてや取られたキングでさえも唖然としたのだ。
誰だって直ぐ納得しろといわれれば無理な話だろう。
「……本当に一夏さん、優勝だけが目的だったんですね」
「いんや。実際、アルテミスよりもキングダムのほうが実力者ぞろいだったし。別に収穫がなかったってわけじゃない。寧ろアレに出てよかったと俺は思う」
「だからって最初の命令がキング返上はどうよ」
「まだ引きずるかよソレ……」
「だってよキングだぜ?!アキハバラの全てのオタクを支配するというキングの称号。それをああもアッサリと手放す方が可笑しいぜ!!」
深く食い込んでくる弾に、眉を寄せて不満げな顔を見せる一夏。
弾の気持ちも分からなくもないが、一夏自身も何の気なしに興味も無くという訳ではない。
詰め寄る友人に、一夏は間を空けて言葉を返す。
「……つっても、オレはオタクってほどでもないし、そんな奴がオタクたちの頂点になんて立ったらあいつ等に失礼だろ?」
「まぁ一理あるけどよ……」
「弾、もう終わったことなんだし…そろそろその辺にしてあげたら?」
「―――。」
それに見かねたアミは仲裁として会話に加わり、納得できないという弾に対しなだめさせる。
「アニキはそうやって終わったことをずるずる引きずりすぎ。そんなんだから女にモテないんだよ」
「それとこれとは関係ないだろ!?」
「あ、私もしつこい人は嫌いかな」
「アミさんまで!?」
二対一と立場が一気に危うくなってしまった弾は、その後女子二人に対し必死に言い訳と言う名の弁明をするが、数的不利が覆せずにどんどんと追い込まれていた。
その彼を外に、一夏は改まった態度で話しかけたカズヤことカズに再三意思を訊かれる。彼にとって一夏にとって重要なところがその話だからだ。
「………。」
「……で。結局行くのか?」
「――当然。趣味で終わらせたくないからな」
年上だというのにタメ口で話す一夏に気も留めず、カズは間をあけて考えるとポツリと呟くように言った。
「入学条件はLBX公式大会を最低三回、優勝すること。もしくは――」
「テクノロジーコンテストの優勝…って言っても、俺にはそんな技術はないし、それしか道は無かったけどな」
「道は、なぁ……」
カズはおもむろに自身のズボンのポケットに手を入れるとその中に折りたたまれていた一枚の紙を取り出す。
思えば、聞けば苦難とも取れる条件だ。しかし満たせばどうという事は無い条件。
やってみなければなんとやら、だ。
裏返しに折りたたまれていた紙を、カズは片手で広げると折られた後のあるその紙に目を通した。
そこに書かれている学校が今、自身の目の前に立っている一夏の行きたがっている場所だ。
「お前ならもっと現実的な所を選ぶと思ってたけど、まさかコッチを選ぶとはな」
「………コッチを出れば、それだけの実力があるって各企業が認めてくれる。そうすればテストプレイヤーとしてのポジションも手に入るし、待遇だって悪くない…ってな」
確かにそれも彼らしいという選択肢なのだろう。
しかしその話を切り出した瞬間、一夏の目の色と声色が変化し、僅かにだがカズから目を逸らした。
一夏の言葉に何かを察したのか、カズはそのまま続けて話しを進める。
「……まぁそうだな。けど、向こうに行っても簡単にキャリアは取れないんじゃないか?」
「当然。向こうはなんてったってLBXの聖地だからな。そう簡単に取れたらそうは呼ばれないって」
曰く、LBXプレイヤーの聖地
曰く、神の門
その名を持つ学校は“神威大門総合学院”
LBXプレイヤーたちが集う地だ
「神威には過去に様々な公式大会で優勝したプレイヤーたちが集う。今や、神威を出た奴等はLBXの業界では重要なテストプレイヤーだからな」
「それだけじゃない。メカニックだと新型や試作機の開発に携えるし、プレイヤーならそれを優先してまわしてもらえる。新しいLBXにいち早く触れるんだ……!」
まるで子供のようにあるだろう未来の話を膨らませる一夏。その目の色に少し不安さが残っていたカズは出来るだけ触れないようにと意識しつつ、話を進めていく。
「けどいいのか?姉貴さん、公務員なんだろ。LBXで遊びすぎだーって言われるんじゃないか」
「……いや。一応この事は千冬姉に話してるし、向こうも向こうで了承してくれた。同じ穴の狢、ってやつ」
「………マジでか」
「ああ。言ってなかったっけ?」
「初耳だぞ」
「へえ…千冬さんもやるんだ」
そこに弾との
後ろに倒れている彼を無視し話を進める四人は一夏の口から出た意外な事実に耳を傾け、話題をそれに移し変える。
「昔は時々二人でバトルしてたんだけど、最近は向こうが用事だったりその反動だったりで中々なくってさ。しばらくやってないんだ」
「千冬さんってそんなに強いんですか?」
「――強い、っていうか何て言うか……」
上手く言い表せない一夏は、頬を掻いて彼女に似合う言葉を脳内から捜すがどう言えばいいかと悩み、唸っていたが。やがて苦し紛れではあるが一言だけに纏め、言葉を搾り出した。
「―――人と操り手が似ているっていうか………」
「それってつまり、強いって事か?」
「いや。俺も何回か勝ってるから強いってワケでもない。けど、なんて言うんだろ。
アレが本当に機械の動きか、って思うぐらい動きが全く違うっていうか……」
「強いって言うより『凄い』って事?」
「………まぁ、そうなりますね」
アミの訳し方に納得したのか小さく頷くと、面々は彼の言葉に頷くほか無かった。
しかしそれ以外に言葉が見つけられなかったのは確かで、自分に不満を残し受け入れるしかなかった。
だが、それを抜いたとしても一夏の口から語られた事が事実ならば、それはそれで驚くべき事だ。
「というか、千冬さんは何時ごろ始めたんだよ」
「俺と同時に。確か……俺が小学生で千冬姉が中学か高校の時だったはず」
「……一夏。ぶっちゃけ訊く。千冬さんって今いく―――」
「弾くーん?」
「………。」
興奮気味に一夏に尋ねようと詰め寄った弾。しかし、その背後から何かどす黒いオーラを醸し出す声と威圧感に圧され、弾は恐る恐る後ろへと振り返る。
するとそこには笑っているが笑っていないアミが立っており、隣にいた蘭は引き気味、カズは弾の近くから直ぐに離れた。
「女の人の年齢は聞いていいのは、その人がOKを出したときだけよー?」
「い、イェッサー………」
「あ、アミさん最近怖くなってないか…カズ……」
「ああ…最近アミん
「そこの男子二人ー?」
「「すんませんっしたー!!!」」
◇
たった五人での祝杯から数日。
神威の入学の最低条件をクリアしたという事で、直ぐ様入学手続きを終えた一夏は、数日後には後は確認やら奨学金やらをするだけ、と意気込み彼の興奮は日に日に増していた。
子供の様だなと思うが、それだけ彼が神威に固執しているのだと察し、宥める程度には注意を言っていた周りの面々。
無論、神威に入学するという話は彼の姉である千冬の耳にも届き。二人の間に少し悶着はあったらしいが事なきを得たのだという。
が。
彼の神威入学が一週間を切った頃のある夜。
友人である弾のもとに一通の連絡が入ったのだ。
「なんだ?一夏のやつか…?」
また興奮で寝られないとかの仕様も無い話なのだろうか。と小さく息を吐いた弾はCCMの通話に応答。居るであろう本人に用件を尋ねる。
「もしもーし」
『ああ。弾!?よかった、繋がって…』
「どうしたんだ、一夏。また寝られないとかか?」
『あああ……まぁ寝られないって事に関しては正解なんだけど……』
「自慢話はもう飽きたぜ?」
『そうじゃないんだって!!』
「………?」
―――なにか様子が変だ。
少々慌て気味に話す一夏の声に違和感を感じた弾は、彼がいつもの様に自慢話をするためにやそれに近しい事の為に連絡してきたのではないと察するとCCMの向こうで汗を垂らしているであろう彼に対し、態度を変えて彼の話を聞く。
『実は、お前に相談に乗ってもらいたくって……』
「相談?」
『ああ。そうなんだ……千冬姉にも話したけど、多分間に合わないから、今のウチに他の皆にも意見をって…』
相当な慌てる様子に、一体何があったんだ、と尋ねる弾。
刹那。CCMの向こう側から聞こえていた慌てる声が一瞬でだんまりを決め込んでしまい、何があったのかと思いつつも一夏からの返答を待った。
そして一夏が覚悟を決め、息を飲むと向こう側で待っていた弾に向けて混乱した様子で悩みを打ち明けた。
「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『適当にモールをうろついていたら、ISの展示会があって誰かに押されたと思ったらISを動かしていた』
な…何を言っているのかわからねーと思うが俺も何をされたのか分からなかった
作為とか嫌がらせとかそんなチャチなモンじゃ――――」
『待った一夏』
「………。」
『………つまり。話を簡単に言うと……』
「IS動かしました」
『…………は?』
◇
「つまり。一夏の話を纏めると…」
一夏はちょっとした用事も兼ねてよく使うモールへと足を運んだ。
するとそこでは丁度ISの展示会が実施されており、そこには一体だけコアが搭載された本物があった(後は外見だけの物だったとか)。
そこにたまたま立ち寄った一夏は見学程度に見て帰るつもりだったが、コア搭載の機体の前に行くと突然誰かに押されて機体に手を当ててしまった。
ISは女しか使えないので、押されて当たるまではまぁいいか程度に思っていた。
しかし、何故かISは自分に反応してしまい辺りは唖然。
結果。
「世界で最初の男性IS乗りになってしまいました」
「「「「――――はぁ!?!?」」」」
後日。織斑家のリビングルームでは食堂に集まっていたメンバーが全員集まり、一夏の話を聞いて驚きの一声を上げていた。
当の本人は未だにこの事態を信じられないといった様子で頭を掻いてどうするべきかと気弱な表情で縮こまり、彼らの前で正座をしていた。
「いやいやいやいや……つか話の根元が可笑しいだろ!?」
「ISを動かしたってお前マジでか!?」
「お、俺だって信じられないさ。けど、事実なんだ……」
「ほ、本当なんですか一夏さん………」
「本当に、どうかなっているわね……」
纏まりきっていない空気の中、アミは一人CCMとは別の携帯端末でネットを使い情報を集めており、その中で話題が一夏の話で溢れかえっている光景に言葉が出てこなかった。
端末に表示されたニュースには「世界で最初の男性操縦者!?」といったのが殆どで、中にはそれが嘘なのではないか。でまかせではないかというスレッドなどもあったが、その噂を裏付けるように、その当日の動画映像がアップロードされていたりと事態は彼らが思っていた以上に騒然としていたのだ。
「噂だけで立ち上がったスレッドが百前後。それを嘘だという掲示板やチャットが百二十。それを更に証拠画像や動画で論破しようとしているのが五十。で。その結果炎上しているのが分かっただけで半分の七十五近く」
「………。」
「まさか、一夜にしてここまで有名人になるなんてね……」
「アミさんそれ以上は言わないで…」
「言えばマッハで一夏さんのストレスが容量越えしますよ」
その倒れこんでいる本人の呼び出しという事で集まった彼ら。目の前の当人の願いはこの事態での何らかの解決策についてだ。
不慮の事故のような形で膨れ上がってしまったこの事態。それをどうにかしてくれという事なのだろうが、当然ながら彼らにそんな事を出来る筈が無い。
勿論。それは一夏も同じ。
どうにかしてこの事態を静めてくれ、などと馬鹿が言いそうなことを口にすることはない。
ただ彼はこの事態の中でどう振舞えばいいのか。それを彼らに訊くために呼び出したのだ。
「で。現状、一夏はどういう立場で。どうしたいんだ」
「そうね。先ずは一夏の立場から説明してくれないとどうにも言えないし…」
率先して口を開いたカズとアミに助け舟が来たとばかりに目を光らせる一夏。
どうやらそこまで事態は切迫しているようだ。
「――まず。俺がISを起動させたのが昨日の昼。んでその時、たくさんの人が俺がISを起動させたことを知って動画あげたり写真とったり。で、中に多分ジャーナリストか誰かが居たんだろうな。「こりゃ号外だ!」とか言って騒ぎ出したんで俺もどうしたらって思ってさ……」
「情報の速さはそこが原因ね。それで」
「直後に俺は自然と機体を解除できたんで、その後に警備員たちに取り押さえられた。勿論、俺が抵抗もなにもすることが出来なかったから、直ぐに丁重にはしてくれたけど」
「――で。その次は」
「その後、俺は警察かなって思ってたけど、場所が違ってなんか軍事要塞みたいな壁のある施設に連れて行かれてさ。そこで検査とかして、済んだのが丁度夕時」
「ふむふむ」
「で。最後には黒服のおっさんたちに囲まれた部屋に呼ばれて…確か、なんとか長…開発庁だっけ」
「先進技術
「そうそう。その長官と会えて、俺の立場とかまぁ…状況とかを色々と」
「それだけじゃ理解できなかったのか?」
…受け入れられないだろ。
間を置いて呟いた一夏の言葉に、尋ねた弾は申し訳無さそうな顔で頭を掻くと、直ぐに一夏に謝罪する。
確かにその時に自分の身の回りについては知らされただろう。しかしそれでも彼には直ぐに納得しろと言われて出来るわけがなかった。
加えて、長官の言葉に一夏が本能的に耳を貸すとは思えない。
そう口にしたのは冷静に話しを聞いていたアミだった。
「恐らく、一夏に対して遠まわしな言葉を並べて自分の本音を隠していたんでしょうね。狙いは当然…」
「一夏さんの立場の明確化。ですね」
「ええ。一夏が正式に国家代表だったり自分の立ち位置を明確にしておけば政府もそれだけ一夏を動かしやすい。だからその為に彼の立場を自分たちの都合のいい場所に置きたい。これが向こうの本音でしょうね。けど―――」
「もしかして、一夏……」
「………本題に入りましょう。今の俺が置かれている状態。それをどうすればいいのか…教えてくれとはいいません。でも、アドバイスぐらいは欲しいんで」
「………一夏、まさか………」
結論だけを言えば。一夏の立場はある意味難しいところにあった。
「俺、その日長官さんに言われたんです。「君は世界で初の男性IS操縦者だ。それを極め、新たな象徴となるべきなんだ」って。
そう言われて、俺。強制的にIS学園ってところに入学させ
「――られそう?」
「一夏の立場。正直、どっちに倒れても可笑しくないやじろべえと同じ様なものよ」
そう。織斑一夏の立場。それは―――
◇
「………。」
―――思えば、そこが分岐点だった。
「………。」
―――現実から逃げたいあまり、俺は「気にしていない」という顔で
「……か…?」
―――けど、今の俺には……
「…ち…か?」
―――俺は、一体何のために……
「………あのなぁ…聞いてんかいな一夏ぁ!!!」
「ッ?!」
身体をビクつかせた一夏は、突如耳から響いた声に反応し暗転していた意識を思考の海から引き上げる。
すると、今まで閉じていたかのように耳や目、鼻などに自分の立つ場所であるという情報が流れ込んでくる。
ざわつく人の声。目の前に映る機械的な広間。新品であるかのような少しの油のにおいなど。
暗闇に落とされていた意識はその全てを認識すると、一気に彼の脳へと情報を流し状況を再認させる。
「………。」
「一夏。前、前」
「え――」
自身の目の前から聞こえる声に目線をずらすと、其処に立つ髪を大きめの鈴がついたリボンで結んだ少女が視界内に入り、露骨に睨んだ目つきである彼女に一夏は気まずい様子で口を開いた。
「……す…スズネ?」
「………。」
「一夏、大丈夫?さっきからずっとスズネが声かけてたけど…」
何か気が遠くなる考え事でもしていたのだろうか。そう思い、彼とスズネの更に先に立っていた古城タケルに気遣われた一夏だったが、自分がただ少し前の事を思い出していただけという事を言うに言えず、キャップ帽の彼の目線を避けるように一夏は返事を返す。
「あ、ああ…ゴメン、ちょっと寝不足で……」
「昨日ウチと一緒に先生に怒られたのにか?」
「…スズネのとは違うと思うけど…」
「そりゃどういうこっちゃタケルッ!?」
「あははは……」
「…三人とも。リラックスはいいが、そろそろ準備にかかれ」
そこに、その三人の
「今回からいよいよ中枢に突入するんだ。気を引き締めないと、直ぐに墜されるぞ二人共」
「ってなんでウチと一夏だけやねん?!」
「そりゃ俺たちが行くんであってタケルはバックアップだからなぁ…」
「一夏、その目は痛いからやめて…」
注意されたのが二人だけだと不満を持つ二人はそれぞれ隊長であるカゲトラと危険性が比較的低いタケルに向けて不満さに満ちた目で見つめる。が、カゲトラは別方向を向いて端末を操作しており、タケルだけが一夏からの不満さに満ち溢れた目で睨まれる事となった。
しかし、その二人の不満さは何か準備を終えたカゲトラの目と台詞によってかき消され、直ぐに態度を一変させる。
「そこまでだ。全員傾注。簡易的だが、今回の俺たちの行動を説明する」
「「ッ……!」」
目つきと態度を変えた一夏とスズネはカゲトラの前に並ぶと、彼が端末を操作して得た情報を元に予想した今度の自分たちの行動について説明を始める。
その戦いに不参加というわけだからか、タケルはその三人の間に立つ。
「確か、前回僕らがアラビスタ同盟の中米の拠点を制圧したから――」
「ああ。残るは北米と南米の一部分。そして南米からオーストラリア大陸に繋がる港。この三ヶ所が今回の攻略地点だと思われる」
「前回ので派手に暴れたからな。中米は難しいだろうな」
「それがなんや。このまま勢いに乗ってアラビスタもぶんどったるッ!!」
「話を聞け、スズネ。前回の交戦で俺たちは確かにアラビスタに対等ないし、それに近しいところまで近づけた。だが、アラビスタだって黙っちゃいない。守りも固めるだろうし、部隊を集結させて反抗作戦にだって出るかもしれん」
勢いだけに身を任せれば何時かは破滅する。
それを分かっているカゲトラは知らずに突進しようとするスズネを制し、彼女が侵攻を諦めるように正論を唱える。
彼女の性格に合わせて言った言葉で制したおかげで、スズネは口を塞ぎへの字に曲げて不服そうな表情になる。
が。それでも彼は三人を纏める隊長だ。それなりにスズネの性格を知っているカゲトラはそこから機嫌を直させるように言葉を選んだ。
「だから、その前に残存勢力を倒すか港を押さえて勢力拡大の足掛かりを確保するか」
「―――。」
「いずれにしてもしばらくは休まる暇も無いぞ」
「……なんや、それやったらちゃっちゃと残党を片付けて撤退させたらええやん!」
「………。」
「ま、まぁ…ね」
単純明快とはこの事か。
しかし一夏もその方が分かりやすいという点では同意していた。あまり複雑すぎるのも好ましくないし、逆に単純すぎるのも恐ろしくも感じてしまう。
(……まぁ後でブリーフィングはされると思うが、それでゴネられても困るからな)
「そういえばタケル。機体のほうはどうだ?」
「整備は万全だよ。けど、スズネのエリアルの腕は一度取り替えないといけないから当面は他の機体の予備パーツで我慢して」
「え、ラボで作ったら速いんちゃうん?」
「資材が足りないんだ。幾ら土地があっても痩せこけた土地ばかりじゃ意味ないのと同じだよ」
「技術的に問題は無いが、もう少し稼ぎ場所を見つけないとな」
だから、今回はこれで我慢してね。とタケルが言うと下げていた手提げ式のケースを開き、その中から話の題材となっていたLBXが取り出される。
それも、一機だけではなく彼ら三人に合わせ三機の機体がケースの中に収められていた。
どれも機体のフレーム、デザイン、機体色などがほぼ同じで違いは頭部や脚部のみ。そのはずで、彼らの使用する機体はいずれも量産型と呼ばれるLBXなのだ。
「オフェンサー二機は整備は万全だよ。それに、装備換装も終わっているから」
「サンキュー、タケル」
「助かる」
一夏とカゲトラが使用するLBXはDCオフェンサーと呼ばれる汎用量産機。かつてデクーと呼ばれた機体と似ているが、事実は不明なまま。しかし性能は汎用的で使い勝手がいい事から二人も長くその機体を使い続けている。
その内、隊長であるカゲトラのオフェンサーは隊長機仕様という事で頭部が変更されており、性能では若干ながら一夏の通常機よりも高い。
対し、ただ一人だけそのバリエーション機を使うスズネのLBXはDCエリアルと呼ばれ、かつてパンツァーフレームと呼ばれたタンク型の機体となっている。また、それに伴って腕部は火砲を一体化させたクローに変更されている。しかし、スズネのエリアルは前回の戦闘で腕部を損傷したという事で、予備パーツとして用意していたオフェンサーの腕を代わりにつけていた。
「一応、代わりの武器は新しい物にしているから。けど、また直ぐに壊さないでね」
「大丈夫やって。そんな、破壊常習犯ちゃうんやし」
「………。」
(その所為で腕が壊れたんだろ…)
(唯でさえまだ貧乏なんだ…頼むぞスズネ…)
四人が軽い話に花を咲かせようとしていたとき、彼らの居る広間一帯に響き渡る放送が発せられる。
『間も無くウォータイムです。まだブリーフィングルームに入っていない生徒は直ちに各
「っと。もうそんな時間か」
時間もない。一夏たちと同じ広間に居た生徒達は放送を聴くと急ぎあるいは若干余裕げにそれぞれ色で分別されるように広間にある幾つものドアの向こうへと消えていく。
急ぐぞ、とカゲトラの声に反応した一夏たちも自身のLBXを握り締めてドアの向こうへと走っていく。
また遅刻かな。と落ち込み気味に言う一夏。
四人の足は何時もと同じく、急ぐ速度で自分たちの行くべき場所へと向かっていく。
もう遅刻はゴメンや。と焦り気味にスズネが走るスピードを上げる。
別にこのままなら大丈夫だ。とフォローするカゲトラ。しかしスズネの足はどんどん速くなる。
刹那。
タケルが、スズネ通り過ぎてるよ。と声をかけて自分たちの目的地を通過しかけたスズネに呼びかける。
そんな日常が続く日。ある事が日常となった世界。場所で一夏は学生として謳歌していた。
ここなら大丈夫。そんな事を時折思いつつ…
「間に合った…」
しかし、この時。まだ彼は知らない。
否。知っているが、その全てを知らないだけだ。
これが彼が逃げようとしていた現実。逃げようと思っていた事よりも更に過酷な現実だったという事を
この時の彼はまだ―――
「よし。行くぞ。みんな」
「よっしゃ!」
「うんッ」
「―――ああ」
さぁ。
オマケ。
原作キャラの設定の違いとか。(第一小隊版)
…実は仮にやるとしたらダンボール側の年齢とか弄るかも…
IS side
織斑一夏
原作より髪が少し盛られている。たとえで言うならWARSのアバター(男)。まぁ種類が多いのでご想像に。
所謂、レベル5風一夏って奴です。
但し、メンタルで言えば原作よりも弱く。特にIS関係の話や姉についての話が来ると適当に誤魔化したりとあまり踏み込まれたくない。
そんな彼が神威で、というのが話の中心。
ちなみにそれ以外は原作と変化無しなので……
使用機体
ソルジャー(入学前)
DCオフェンサー(入学後)
ダンボール戦機 side
乾カゲトラ
ご存知一夏と中の人が同じ隊長。
性格云々は違いは無いが、一言で言えば苦労人の一人。しかしそれを培って一夏とスズネを上手く口車に乗せて指揮したりと扱いには慣れている様子。
つまり原作以上に策士だったりする。
ただ、それでも問題児が一人増えたので保健室の胃薬常連となり、更には同じく常連たるジェノックの第一小隊隊長と会っていたり…
何かと苦労する人。
使用機体
DCオフェンサー(隊長機仕様)
金箱スズネ
ご存知ゲーム版のヒロイン。と、言う訳で…
性格はやや単純ではあるがそこまで単純バカというわけではない。単にシンプルが好きなだけです。
また一夏が来てから彼と馬が会ったのか、二人で突撃→勢いだけなので劣勢になる→カゲトラたちに助けてもらう、が半ばお約束のようなのになっている。
その為、劣勢になって機体を酷使しつづけ腕部を破損したりもする。
尚、ISについては「興味なし」とのこと。理由はLBXのほうが好きだから。
古城タケル
WARSの前作のWで出ていたアスカの弟。
なわけで、姉弟揃ってLBXとトマトジュース好きなのは変わらず。
性格に変わりは無いが、よく苦笑したりフォローに回ったり仲裁や仲介したりとワリと苦労人でもある。
また、原作と同じくジェノックと交流しているのでそれが後々役に立ったりする…かも
実は海外にメール友達が居て諸事情でLBXが出来ないがメカニックはなりたいという事でメールをやり取りしている。(勿論、実際はNGなのだが事情を知る教師から条件付で許可を貰っている)