銀魂 真選組の新隊員 作:残月
そして銀魂の小説を一年程更新してなかった事に驚き。
近藤、土方、沖田の三名は自分達をドライバーに改造したゲーマー星人を捕まえるべく動く事にした。
奴等が何処に居るか所在も分からない為、三人はゲーマー星人がプレイしていたと言うモンキーハンターをプレイして奴等を探すつもりらしい。
「私も手伝いたかった……」
「そんなにむくれないでよ……局長達があんなんだから他に仕事を任せられる人がいないんだから……」
刹那は頬を膨らませながら山崎と仕事をしていた。本来ならモンキーハンターをプレイ中の刹那であれば、手助けになる事があっただろう。
しかし、局長、副長、一番隊隊長が不在となって真選組の仕事が回らなくなるのはマズい。
その事から刹那、山崎等が率先して仕事を回す事になる。そもそも局長クラスの仕事を新人的な扱いな筈の刹那が代行する辺り、普段彼等が如何に仕事をしていないか思い知らされる次第である。
「それにしても情けないよ……まさか局長達が揃ってキャトルミューティレーションされるなんて。他所に知られたら大騒ぎになるよ」
「近藤達が情けないのか……それとも近藤達も察知出来ない程の力を持った天人なのかも」
山崎の呟きを刹那は逆に考えていた。近藤達は普段はポンコツであっても、戦場においては紛う事なく侍。その強さは疑う事はない。
だが、そんな近藤、土方、沖田の三人を捕えドライバーに改造するなんて事をやってのけたゲーマー星人は只者では無いのでは?と刹那は考えていた。
因みに刹那は知る由もないのだが万事屋の銀時、神楽、新八。忍びの猿飛あやめ。攘夷志士の桂小太郎。それぞれの陣営の主力が飾ってキャトルミューティレーションされていたりする。
「市中の見回り、武器の仕入れと……幕府への報告書も。えーっと後は……」
「もう局長よりも局長としての仕事してるよね、刹那」
局長室で近藤の代わりに淡々と仕事をこなす刹那はもう既に次期局長の風格を漂わせていた。
お妙のストーカーをしている近藤よりも普段から真面目に仕事をしている刹那。しかも近藤の代わりを務められる程になっていた。
「近藤達が大変だから私が頑張る」
「本当に良い子だよ……この吹き溜まりの中で菩薩が如き存在だよ」
グッと力を込め、気合を入れる刹那。あんなふざけた姿にされた近藤達の代わりを務めると張り切る姿にポンコツ上司達よりも頼りになり、この不良集団の様な真選組の中で純粋に育っている刹那に山崎は顔を背け、口元を押さえながら涙を流した。
「取り敢えず市中見回り行ってくる。ゲーマー星人も見つけたら捕まえないと」
「この状況でも局長の事を思うなんて本当に良い子だよ。ゴリラの娘に見合わないよ」
「行ってらっしゃいませ、局長」
そして市中の見回りに行こうと屯所から出ようとした刹那に山崎は再度涙を流しそうになった。更に敬礼をした一般隊士を見た山崎は違和感を見逃さなかった。
「今、刹那を局長と呼んだ!?もう隊士達の中で世代交代が起きてる!!」
山崎は自身が思っている以上に真選組の内部の力関係が変わっていた事に驚きを隠せなかった。しかし、それを否定しきれない自分も居たりする。