ツッコミ所がかなりあると思いますので頭をからっぽにして読むことをオススメします。
丘の頂上にある西洋建築の館。その地下室でとある少女が英霊の召喚に挑んでいる。
「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。祖には我が大師シュバインオーク」
第五次聖杯戦争。そのマスターの一角としての資格『令呪』を得た少女は、英霊と縁のある触媒を用意できなかったがために、触媒なしでのサーヴァント召喚を試みていた。
「降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」
ずっとこの機会を待ち続けていたのだろう。少女の顔には笑みが浮かんでいる
「
儀式は佳境を迎え、召喚は間近であるが少女は油断をしない。
「ーーーーー誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よーーーーー!」
儀式が完了した瞬間、ズドンという音と共に館の一角が破壊された……が、少女は慌てず地下室から音がした部屋へ移動し、ドアを蹴破る。
そして目の前にいたのは赤い外套を纏ったサーヴァント。それを召喚したのは遠坂家6代目当主である遠坂凛ーーーーー
ーーーーーではない
(わたしは遠坂凛ではない。ただの転生者だ。
不幸な事故によって死んでしまったわたしは神の不思議な力で憑依という形で転生した。
テンションが上がったわたしは『Fate世界に転生したらやってみたかった詠唱第2位(1位は無限の剣製)』である英霊召喚呪文を唱えていたところ、館のどこかから聞こえた音でまさかの英霊召喚成功に気付きダッシュで向かい、ドアを蹴り飛ばした。足めっちゃ痛い)
「ーーーーーで。あんたが私のサーヴァント?」
内心のことや足の痛みはおくびにも出さず、(もちろん知っているが)問い掛ける。
「あ、あぁ……少し待て。記憶が混乱している。もう少し待ってくれれば立て直せるだろう」
「あ、そう」
そうしてサーヴァントは記憶の整理を始める。彼は英霊エミヤ。衛宮士郎の未来の姿ーーーーー
ーーーーーではない。
(俺はサーヴァントとやらではない。ただの転生者だ。
さっき鏡を見たらなんか見たことのあるキャラクターに変身していた。
見たことがあると言っても『別に倒してしまっても)ry』の元ネタだということしかわからない。
落ち着け、素数を数えろ。1、3、5、7……)
「ねぇ、まだ?」
(やっばい。本物エミヤいるよ目の前に。興奮してきたぁ↑↑)
「なっ、なんだ!?」
(うわっ!!よく見たらめっちゃ美人!!超美人!!え?なに?ドッキリ?)
「だから、記憶は戻ったの?」
(そういえば英霊だけど敬語とかいいのかしら?まあ原作でも普通に話してたしいいわよね)
「す、すまない。記憶は戻らなかった。ところで君の名前は?」
(くそが。コミュ障と美人は会話させちゃいけないって習わなかったのかよ)
「遠坂凜よ。よろしく」
(あれ?皮肉言ってこない。記憶も戻ってないっぽいしかなり召喚ミスったのかな?まあ呼べてラッキーレベルだったしいいけど)
「ああ、よろしく。俺の名前はわからないが君のために全力を尽くそう」
(サーヴァントって使用人とか召使いみたいなもんだったよな?)
(オッシャァアアアアアア!!!!!!cv諏訪部順一で『君を守るために全力を尽くそう(一部改変)』いただきましたァアアアアアアアアア!!!!!!)
「……ん?『俺』?」
「あっ、ああ、そうだ。私になにか頼みたいことはあるか?できることならなんでもするぞ!?」
(やっべぇこの人。一人称まで強制するのかよ!!)
(ん?なんでもって)ryという冗談は置いといて、強引に話そらしたわね。少し記憶が戻ったのかしら?)
「それじゃあマッサージでもしてもらおうかしら。召喚儀式で疲れたし」
(ファッ!?)
「まっ任せろォおおおおおお!!!!!!!!!」
こうして運命の歯車は狂い始める。もはや原型など留めておらず、誰もこの先の展開なんか予測できない。
だがひとつだけ確かなことがある。
この物語は続かない。
以上です。
途中で飽きはじめました。
一応設定としては
憑依凛→原作はやっていないがアニメはstaynightもzeroも見ているオタク女子。cv諏訪部順一と憑依アーチャーの無自覚な台詞でノックアウトされているのでアーチャーが転生者だと気付かない
憑依アーチャー→『別に倒してしまっても)ry』しか知らないニワカ。極度の勘違いと天然で切り抜ける。周りが変でもそういうもんなんだと納得している。
みたいな感じです。
他にもオッサン化した憑依イリヤや理性があるが喋れないガチ勢憑依バーサーカー、ギャルな憑依ライダーやフリーダム憑依桜など思いついたけど力尽きました。