大本営第二特務課の日常   作:zero-45

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 この世には色という言葉がある、それは色彩という意味で用いられる事もあれば人の内面や、集団の傾向を指し示す事にも用いられる事がある。
 国家を守護するという軍では人間関係を始め、置かれた環境が画一化された物で無い為に、その色は単色では無く、様々な彩が織り成す極彩色となり、完全に混ざり合って黒に至る手前で調和されていた。
 そんな中に存在する大坂鎮守府もまた他とは違う色を放ち、存在する。
 そこへと属する為に来た者は何色なのだろうか、そしてその色を迎えた大坂鎮守府の色は何色へと変化していくのだろうか、それは混ぜてみないと判らない。


 それでは何かご意見ご質問があればお気軽にどうぞ。


2017/05/17
 誤字脱字修正反映致しました。
 ご指摘頂きました拓摩様、リア10爆発46様、有難う御座います、大変助かりました。


十人十色(物理含む)

 

「なぁおい提督よ」

 

「何ですか武蔵君……」

 

「ちょっと聞きたいんだが、この状況は何なんだ?」

 

 

 例の神威と言う毒のソムリエールが爆誕してから暫く、場所は相変わらずの提督執務室。

 

 書架の殆どを電子化した為、空いた場所に据えられた簡易の会議卓という10畳程の小上がりに移動した髭眼帯達は、大本営から押し付けられたハレンチ大戦艦と眼帯のキャプテンに対し諸々の打ち合わせをしている最中であった。

 

 現在の大坂鎮守府では教導や兵装開発、そして艦娘お助け課という軍務の他に、人の着任が認められていない為施設の自治活動や物資の搬入出等の雑務も艦娘達で行わないといけない状況になっている。

 

 そして所属する艦娘達の殆どはこの鎮守府で建造された者では無く、既に実戦を経験し、それなりの練度の者が多数を占めているという特殊性の為に、移籍してきた者への対処がマニュアル化され、効率的な軍務への人員振り分けを行うのが新規艦を受け入れる上での通例となっていた。

 

 先ず着任してきた者へはその者に適正があると予想される軍務の説明を実施し、そこから希望部課署への編入の相談をした後其々の責任者へと人員の差配は引き継がれるのだが、現在この大本営第一艦隊に所属していた二人へはその説明を終え、配属先の希望を聞いている段にあったが、元々人員が潤沢で、専任が当たり前という大本営に所属していた二人は戦闘面ではそれなり以上の能力を有するが、それ以外はサッパリという状態であった為に、基本的に主・副という兼任が当たり前である大坂鎮守府の業務体系に当てはめるのが難しく、どうした物かという事で話し合いは難航していた。

 

 そうしてその話が纏まるにはそれなりの時間を有するだろうと言う事で、腰を落ち着けてじっくりと話をと応接セットから小上がりへ移動した際、丁度この二人と同じく所属部署が決まっていない例のムチムチソムリエールも話に参加していた訳だが、何故か周りでお世話する秘書官ズに気を使ってか、それとも元からそんな性格なのか、いつの間にかおさんどんマスィーン的行動をしており、それに気を回した髭眼帯が何度か言葉を掛けたのだが、その言葉がどう作用したのか、一部の艦娘の琴線に触れてしまい、何故か小上がりはおさんどんしちゃう隊が編成されるという異常事態に発展していた。

 

 

 秘書官時雨は例のワンコメイドになっており、響はネココスメイド服、更に親潮はゴシックタイプのロングスカートという、地味だが周りとの対比で逆に目立つというメイド服で執務をこなしている。

 

 そして先程にもあった通り、おさんどんしちゃう隊と称する様に、秘書官ズ以外にもそのフェスに参戦してきた者が若干名執務室に生えてきてしまった為、その有様を見たタケゾウは眉を顰めてその様子を眺め、以前バレンタイン事変に巻き込まれ、その手の騒動に巻き込まれた事のある木曾は無言で頭をバリバリと搔いていた。

 

 

「アマリキニシナイデクダサイ」

 

「……これは貴様の趣味か?」

 

「メッソウモナイ」

 

「あ、司令官様、これ夏の新作としてお店で出そうかと思っている水羊羹なんですが……味見をお願いしても宜しいですか?」

 

「ねぇAdmiral、ちょっと小耳に挟んだのだけれど、時代遅れのイワン(ソ連艦)がウチに着任したって本当なの? ソイツはどこに居るの? まさかそこに居る白いヤツがそう?」

 

「え? 神威はロシアとは何も関係ないです、はい」

 

「そうだぞビスマル子、どう見てもその者はコロポックルではないか」

 

「コロポ? ……何? て言うかビスマル子って言うな! そして何で貴女はそんな破廉恥な格好でAdmiralの頭におっぱいを乗せてるのよ!」

 

「これはAdmiral親衛隊員にだけ許される絶対防御の陣だ、それにこれはDirndl(ディアンドル)では無いか、自国の民族衣装も忘れてしまったのか? マル子」

 

「だから名前を省略すんなっ!」

 

「神威はコロポックルでは無いのですが……」

 

 

 武蔵と木曾の前では例の和装チャイナ服を身に纏った春風が水羊羹をグイグイと髭眼帯に押し付け、その頭にやたらと布面積が少ない民族衣装を着たグラ子がチチを乗せ、その横では何故かアンナ○ラーズタイプのメイド服を纏うビス子がギャンギャン吠え、止めにその周りをパタパタと徘徊する神威という極めて形容のし難い布陣が出来上がっていた。

 

 一応現在の話の中心は武蔵と木曾、それに神威と髭眼帯であるのだが、突然敷かれたその布陣はやたらとインパクトという見た目の暴力が過ぎたものであり、また事が始まった瞬間から話を切り出すべき髭眼帯が地蔵になってしまうという業務が停滞しちゃった状態のカオス。

 

 そんな様を横で見る秘書官ズも流石にこの状況は不味いと思ったのか、三人で何やらコショコショと話を始め、暫く協議しつつも何か妙案を思い付いたのであろうか、頭上にピコーンという効果音と共に電球マークを浮べながらどこぞへと内線で連絡を取り始めた。

 

 

「しかし何と言うかコレは趣味全開と言うか、(いささ)か公序良俗に欠ける有様なのでは無いか?」

 

「いや、普段からそんなハレンチな格好している武蔵君がそれ言っても説得力が無いと提督は思うのですが……」

 

「何だと貴様! これは決められた制服なのだから仕方ないだろ! 世の津々浦々に居る武蔵は皆この格好がデフォなんだ! 全国の武蔵に謝れ!」

 

「しかし良く考えてみれば幾ら決まりだとて、布切れを巻いただけで制服と言い張るとはJapan(ヤーパン)も中々思い切った事をする物だな、なぁそう思わないかビス公」

 

「私貴女に何かした? 段々呼び名がおざなりになってきたわよ!?」

 

 

 相変わらず場は混沌とし、沈静化の見込みも無いまま時間だけが過ぎていく。

 

 そんな執務室の扉にノックの音が木霊(こだま)し、丁度ドアの向かいに位置する小上がりに居た者達はそちらへ視線を向けて、一端言葉を飲み込んだ。

 

 

「開いてますよ、どうぞ」

 

「失礼します、親潮ちゃん、準備整いましたよ?」

 

「お手数御掛けします大淀さん、それではお願いしても宜しいでしょうか?」

 

「えぇでは早速、あ、武蔵さんは私が、木曾さんは霧島さんお願い出来ますか?」

 

「はいお任せを、それでは行きましょうか」

 

「む? おい何だ大淀!? マントを引っ張るな! 待ておい私をどこに連れて行くつもりだヤメロ!」

 

「はいはいタケゾウこっちですよ、ほらほら暴れないで」

 

「え? 何俺も!? ちょっ霧島待てよ! 引き摺らなくても自分の足で行くって!」

 

「この方が早いから、ちょっと我慢してね」

 

 

 突然執務室に現れた事務方総括のoh淀に金剛型四番艦。

 

 それら二人はいつもの格好とは違い、oh淀が燕尾バニーというプレイガー○チックな改造メイド服、そして霧島ネキが緑のビキニメイドという格好で武蔵と木曾を執務室から引き摺る形で退出する。

 

 それは大本営に身を置いた事の無い者では理解し難い光景だが、oh淀と言えば嘗て大本営では事務方の総括であると共に大本営眼鏡序列一位であり、それに続いて武蔵が二位、霧島が三位と、奇しくも元大本営眼鏡序列の上位であった三人がコラボレートしたという奇跡が起こった瞬間であったと言うかぶっちゃけ眼鏡の力関係が引き起こした意味不明の世界がそこに発生していた。

 

 

「……Admiral、今のは?」

 

「眼鏡世界の序列が生み出した人間関係と言うか、まぁその辺りは横に置いといて親潮君……アレ何事?」

 

「えっと、響ちゃんのアイデアなんですが……」

 

「提督お得意の『逆転の発想』ってヤツだね、もうこの鎮守府ではメイド服というのは多数派を占め常識となってしまっている、だから彼女達二人に合わせそこの集団をどうにかするより、あの二人をウチに染めてしまった方がこれから先の事も考えればいいと判断して手を打ったんだ」

 

「逆転の発想ぉ? 染めちゃうぅ? 何をぉ?」

 

「ん? そのままの意味だけど?」

 

 

 極めてビシネスライクに説明を述べたハラショーは、今回の案を出したMVPとしての報酬を頂くよと言いつつ髭眼帯の膝にINし、はふぅと溜息を吐いて寛ぎ始める。

 

 こうして髭眼帯は頭にグラ子のチチをセットし、何故かブーたれるビス子を脇に置きつつ膝にハラショーをセット、更にドリルからグイグイと水羊羹を顔に捻り込まれその周りをパタパタとムチムチ補給艦が徘徊するという布陣が再編成された。

 

 

 そんな中心でプルプルする髭眼帯の耳に『コン・コン・コン・コン』とまたしても規則正しいノックの音が聞こえてくる。

 

 状況的にそれは今しがた拉致られた二人に何かしらの処理が施され、再び執務室へ返却されてきたのかと吉野は思ったが、それにしては時間が早過ぎる、しかしその仕事をしているのはあのoh淀である、例えそれが大和型二番艦相手であろうと歌舞伎の早着替え的なテクニック辺りを駆使し、そつ無くこなしてしまうであろう能力があった為に、次に扉から現れる筈の惨事に覚悟を固めつつ、ドアへ向ってどうぞと言葉を搾り出した。

 

 

 キィィと静かに開かれる耐爆仕様の扉、しずしずとそこから現れる人物。

 

 

 それは上から下まで真っ黒のゴスロリ系メイド服で、何故かニーハイブーツがやたらムチムチした揚陸艦のあきつんが「失礼するであります」と言いつつ、スススと音も無く髭眼帯の隊列に加わった。

 

 そしてまだ閉じられていないドアからは更にスク水をベースにフリル系のスカート、肩にもフリフリの袖飾りで頭にヘッドドレスを乗せたゴーヤがペッタラペッタラと無言で入室し、そのままあきつんとは逆の位置へペタリと座り込む。

 

 そんな二人に怪訝な表情の髭眼帯は首を捻りつつも何事かと様子を伺うが、まだ扉は開け放たれたままであり、そこからはチリンチリンと微かに鈴の音が聞こえ、徐々にその音は大きな物へとなっていく。

 

 その音に誘われて廊下へ目を向ければ、『黒猫のタンゴ』と呼ばれるネココスメイド服を身に纏った叢雲が、シッポに装着した鈴をチリンチリンと鳴らしつつ執務室へ入ってきた。

 

 それを見た髭眼帯はそのムチムチくちくかんが何故上から目線で部屋へ入ってきたのか、どうしてネココスなのか、そしてその意味あり気なモデルウォーキングに何か意味があるのだろうかと傾げた首の角度を更に深くして言葉を待った。

 

 

「新たなムチムチ戦士が着任したようね?」

 

「ムチムチ戦士ぃ?」

 

「えぇ、あきつ丸から聞いたわ、昨今稀に見るムチムチした艦娘が新たに大坂へ舞い降りたと」

 

「それも新規艦と言う事で、これは是非とも我々ムチムチ同盟が保護し、彼女へ諸々の教育や指導をしなければと馳せ参じた次第であります」

 

「ムチムチ同盟ぃ?」

 

「ムチムチのムチムチによるムチムチの為の互助会でち、世のムチムチの為の職場での地位向上とムチムチによる素晴らしい世界を構築する為にムチムチ戦士を育成すという、ムチムチ艦の素晴らしさを世に喧伝するというムチムチ活動を目的とした同盟でちよ」

 

「ムチムチ活動ぅ? なぁにそれぇ?」

 

 

 ムチムチという単語がムチムチ達の口から乱れ飛び、言ってる内容自体がムチムチに染まってしまった為ムチムチという言葉しか理解出来なかった髭眼帯は、ムチムチくちくかんが神威というムチムチ補給艦へ『ようこそムチムチ戦士、我々は貴女を歓迎するわ』とムチムチしたネココス姿で肩を叩く姿を怪訝な表情で見ていた。

 

 

「えっとムチムチ? 何の事でしょうか? 提督……神威はどうしたら……」

 

「ああまぁ……うん……その人達は何と言うか君とお友達になりたいそうなんだけど」

 

「ああなる程、それは失礼致しました、イランカラㇷ゚テ(はじめまして)、給油艦、神威と申します。はい、北海道神威岬の名前を頂いてます、できる限り、頑張りますね」

 

「いや神威君……その、提督としてはそっち系は頑張らなくてもいいから、適当に茶を濁しておけばいいかなぁとか思っちゃったりするんだけど……」

 

 

 現在本人達が名乗りを上げ、集団として機能しているのは龍驤を筆頭とする通称"平たい胸族"と、ドイツ艦で構成される"青きドナウ"、そして今新たに発覚したのは叢雲が音頭を取るというムチムチ艦を中心とした集団の"ムチムチ同盟"の三つである。

 

 同性が一箇所で集団生活をし、そこで過ごせば嫌が応でも何かしらの共通を元とした集団が形成されるのは当たり前と言えよう、しかしそれは通常同じ職務に就く者達であったり、または趣味を同じくする者、そして艦娘であれば姉妹艦や艦種という形で成されるのが普通である。

 

 その内青のドナウという集団は提督親衛隊という物騒な正式名称ではあったが、それでも建造された国が同じという艦娘で構成されている点で、まだ無理矢理納得のいく集いであるとも言えたが、その他が何故胸の標高を元にして徒党を組むのか、そしてどうしてムチムチという極めて限定的、かつニッチな物を基準として同盟が出来上がってしまっているのかという謎に髭眼帯は思考をフル回転しつつ、現実逃避をし始めた。

 

 

 しかしその努力はノックも無くズバンと開け放たれた扉の音で空しくも中断される事になってしまった。

 

 

 上部の蝶番(ちょうつがい)が壁から剥がれ、傾いた形で壁にめり込む耐爆仕様の分厚い扉、砲撃でもあったかと言う程の大音量。

 

 そしてその惨状の向こうでは仁王立ち状態の武蔵と、コソコソと後ろに続く木曾の姿が見えた。

 

 

 其々バニーメイド服を装着した姿で。

 

 

「フッ、随分待たせたようだな…… 大和型戦艦二番艦、武蔵、参る!」

 

「いえ、提督全然待ってなかったのですが」

 

「そうか、さらに強くなるのだな」

 

「何が!? 何が更に強くなるの大和型二番艦!? 全然会話が噛み合ってないよ!?」

 

「提督……今姐御はちょっと吹っ切れたっつーか、メイド・ハイになっちまってる状態でだな……」

 

「え!? ナニそのメイド・ハイって新語!? てか何でキャプテンまで燕尾バニーな訳!?」

 

「そりゃお前……姐御が手も足も出ないoh淀に、霧島ネキが脇を固めてるんだぜ……俺に太刀打ちなんて出来る訳ねぇだろ……」

 

 

 白地に黒の所謂「木曾改ニマント模様」の燕尾バニーというメイド服を身に纏い、網タイツを履いたフトモモをモジモジさせつつ赤面するキャプテンを見て言葉も無く、思わず視線を背けて目頭をそっと拭う髭眼帯の前では、メイド・ハイ状態の武蔵がピンクのバニーメイド服に身を包み、ウサミミヘッドドレスをピクピクさせながら未だ高笑いというカオス。

 

 

「この戦、武蔵に任せてもらおうか!」

 

「ヤメテ! そんな姿を戦場に晒さないでタケゾウ!? 提督色んな意味で心が痛くなっちゃうから!」

 

「何だ今の音は! どうした!」

 

「ちょっ助けて長門君! 武蔵く……んが……」

 

 

 執務室の強固な扉を吹き飛ばすという轟音が響き渡った事で、それを耳にしたのだろう、艦隊総旗艦の長門が執務室へ飛び込んできた。

 

 

 濃紺のウサミミバニー燕尾メイド服を身に纏って。

 

 

「……ねぇナガモン、それは?」

 

「うむ? それとは?」

 

「いや……その格好……」

 

「ん? 夏服だが、それがどうした?」

 

「夏服ぅ?」

 

「うむ、いつものはスパンコールで熱が篭ってしまい蒸れるからな、夏季用のメイド服を新たに仕立てたのだが、それが?」

 

「ああうん……夏季用のメイド服なんだぁ……そっかぁ、うん……そうなのかぁ……」

 

「丁度他の者も今日は夏用のメイド服をフィッティングしている最中でな、丁度そこの応接室を利用して着心地を確かめていた処だったんだが、何やら普通では無い轟音が聞こえてきたので何事かと様子を見に来たのだ」

 

 

 そんなバニーナガモンを見て何事かと言いたいのはこっちの方だと言う言葉が喉まで出掛かっていた髭眼帯だが、壁にめり込んだ執務室の扉の先に見える廊下にはワラワラと夏服(メイド服)を着込んだ一団が列を成しているのが見えてしまい、その光景に真顔のまま雨に打たれた子犬の様にプルプルと震え始める。

 

 

 

 こうして新たな集団を確認してしまうという事に続き、色々と予想外の事態が発生した為に、タケゾウとキャプテンの配属先が決まるのは夕食を挟んだ業務終了の後となってしまい、それが元でまた大坂鎮守府は新たな試みがなされるのであるが、それはまた次回に続くのであった。

 

 

 




 誤字脱字あるかも知れません、チェックはしていますが、もしその辺り確認された方は、お手数で無ければお知らせ下さい。

 また、拙作に於ける裏の話、今後の展開等はこっそりと活動報告に記載しております、お暇な方はそちらも見て頂けたらと思います。


それではどうか宜しくお願い致します。

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