奉行所地下施設に広がる魔空間、そして馬鹿め。
それでは何かご意見ご質問があればお気軽にどうぞ。
2018/04/29
誤字脱字修正反映致しました。
ご指摘頂きました坂下郁様、リア10爆発46様、対艦ヘリ骸龍様、K2様、有難う御座います、大変助かりました。
木々が枯れ色に染まりつつある道を抜け、真新しい石畳を歩いて行く。
夜の内に入港した最後の運搬船の確認を終え、髭眼帯は整備されたばかりの道を執務棟目指して歩く。
暦では五月に入ったばかりのそこは、南半球に位置する島の為に、日本とは季節の移ろいが反転しこれから冬を控えた短い秋を迎える。
少し肌寒い空気は一種軍装を纏うだけでは心許なく、一旦しまってあった外套を引っ張り出して羽織る事になる。
茶色が目立つ枝葉の隙間からは柔らかい日差しが帯になって降り注ぎ、咥え煙草の髭眼帯は紫煙を吐き出しつつゆっくりと散策がてら移動していく。
咥えたそれが根元近くまで灰になり、携帯灰皿で揉み消した辺りで木々の隙間から目的地が見えてくる。
大きく構えた数奇屋造りの門。
開け放たれたそこは幅6mはあろうかという広さがあり、離れた位置からでも中の様子が伺える。
歩を緩めず進んでいくと、そこには奥で石畳の左右に分かれ整列する者達の姿。
それを眺めながら門を潜ると後頭部にピリッと感じる、霊場へ入る時特有の感覚がする。
「お疲れ様です提督、泊地所属の者全員整列を完了しています」
黒髪眼鏡の事務方総括が進み出て、バインダーに挟まれた書類を差し出してくる。
それには『西蘭泊地執務棟使用許可書』という表記と共に、そこへ入る各課の責任者印が押された一枚の紙が挟まれていた。
胸ポケットに差してあった万年筆で書類の末尾に署名し、輸送船の確認届けに使う為に持ち出していた司令長官の角印で捺印し終え、バインダーを大淀に手渡した。
それを受け取りいつもよりも深く頭を下げた大淀は無言で石畳の向こうへ下がり、そこから見る吉野の正面には少し離れた位置で並ぶ三人の姿があった。
右に艦隊総旗艦長門、左に深海艦隊旗艦
それに挟まれた中央の秘書艦時雨が一歩だけ進み出て、敬礼の姿勢を取る。
風に吹かれ松と紅葉の枝が揺れ、紅色の葉が幾らか舞い散っている。
周りに居並ぶ者達が纏うのは紺に染め抜かれた様々な形の外套。
舞い散る落ち葉の中にあり、その背には淡い桜色の刺繍による桜の花びらが風に揺れていた。
今も昔も変わらず、吉野三郎麾下である証になったその桜吹雪は、日本を遠く離れた西蘭島という土地でも泊地を彩る、葉桜になる事はない永遠の桜吹雪となってそこに舞っていた。
敬礼のままの時雨はじっと吉野を見る。
それはいつもの幼さが残る相では無く、艦娘という戦う者の、そして海を往く戦舟としての凛とした空気を背負っていた。
「泊地に提督が着任しました、これより艦隊の指揮に入ります!」
言葉と共に居並ぶ者達が敬礼を以って迎え、それに無言で答礼する泊地司令長官の背中にも彼女達と同じ桜吹雪が揺れていた。
敬礼を終え、其々は自身の居場所へ戻っていくが、吉野の前に来た小さな秘書艦は横へと並び、袖を掴んで満面の笑顔で見上げてくる。
未だ整備が終わらない泊地であったが、それでもこの日、この時、南半球のとある島では日本からやってきた舟達とその主が新たなる戦いの為に生きる場を作る為の、始まりの言葉が告げられた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「以上が問い合わせのあった西蘭泊地司令長官、吉野三郎海軍少将の経歴詳細になります」
大本営地下にある会議室。
軍令部総長
現在小会議室には大隅の他に米国日本大使
「……Mr大隅、今見せて貰った映像資料やこの書類にある吉野という男の経歴は、間違いない物なのですか?」
「えぇ、これまで部外秘という事で表に出さず、そしてある程度情報操作をした物がそちらの耳に入ってる筈だと思いますが、吉野三郎という男は我が軍ではそういう仕事をしておった者に相違ありません」
「これは……文官なんかではなく、しかし武官とも言えない特殊な経歴になりますな」
「今まで我々は深海棲艦という力を背景にこれまで文官が交渉を以って我々に対してきたと認識してきましたが、なる程……ザールヴェヒター国防大臣の『只の文官にしては肝が据わり過ぎている』という報告は、あながち間違ってはいなかったという事ですか」
件の騒動によって南半球へ異動した吉野麾下艦隊。
それは一応日本の海軍所属となっているが、経済・物資共に軍とは繋がらない、実質独立した勢力として世界に認知される事となった。
言い換えれば日本という国はその勢力と深い繋がりを持ちつつも、立ち位置は他の国と同じく対外的な関係を前提とした立ち位置になったとも言える。
そして危機的状況は回避となったものの、人類とも深海棲艦とも言えない第三の勢力となった西蘭泊地に対し、主に艦娘を所有する国々は利権や国益に繋がる交渉をこれまでの様に日本という国を通じて打診する事が出来なくなり、これからはどういう形でその勢力と付き合うかという事を模索をしなければいけなくなった。
現状通信手段として用意される物は整備中とあり直接的な連絡は取れず、また整備が整ったとしても日本以外の国が直接連絡を取れる状態になるかは不透明。
そして例の会談の様子を見るに、軍を辞すという形を採ろうとした吉野の行動は、これまでとは違い軍の組織下にある軍人という範疇を脱し、国家間にある関係や上下という
「欧州連合の中でも未だ吉野という男に対し、これまでと変わらない認識のままに居る者が多いが、この西蘭泊地に対しては、日本という国に所属する軍の拠点という扱いのまま事を進めた場合、国益を大きく損ねる恐れがある……」
「我々が知っていた情報では彼は情報戦に強く、拠点の運営に注力し実務は艦娘を頼る……どちらかと言えば政治将校に近い形の将官だと認識していたのですが、これだけの無茶を通して生き残ってきたとなれば、ある意味深海棲艦側が一定の評価をしているという現状に理解が及びますね」
これまで吉野三郎という男の情報は、経歴を含め殆どが操作された物として各国へ伝えられていた。
実施した作戦内容もある程度の開示はされていたが、艦隊に随伴していた事や、戦闘に介入した事実は隠匿されたままになっている。
故に交渉の場で見せる理詰めの行動や、深海棲艦という力を狡猾に利用する様は、情報将校上がりの文官という強いイメージを助長させ、ある意味武官の色が濃い者達には色んな意味で軽く見られる状態にあった。
しかし会談を経た後吉野が動いた現在、大統領自ら参加した米国と、海軍将校だった国務長官が参加したドイツはこれからの関係性という物に今までとは違うやり方が必要だと感じ、動き出す前に吉野の上官であり、恐らくは全てを把握しているだろう大隅へ接触を計り、今日という確認の場を設ける事になったのであった。
「文官であるならまだやり様がある、しかし戦いという現場を知っている者相手となると事は少々面倒になる……と、ホワイトハウスから連絡を受けてきた訳ですが、まさかその懸念に近い物が裏に潜んでいたとは……大統領の判断は間違って無かったと漸く納得いきましたよ」
「その大統領が打った手というのが、そこの艦娘達ですか」
「アメリカがそうするならとイギリスも新たに邂逅した艦娘を送る事を決定しましたが、大隅さん、そちらも我々と同じ手でかの泊地との関係を繋ごうとしているんでしょう?」
「自分としてはその必要性を感じなかったんですがね、国が決めた事なら従うしかないでしょうな」
話し合いが進むテーブルから少し離れた場には、各国大使に随伴していた数人の艦娘の姿があった。
最近になって新たに邂逅したその艦娘達は、本国ですらまだ数が揃っていない虎の子と言える存在であったが、その戦力を譲渡という形で西蘭へ送るという事はそれだけ関係を重視しているという証となるという判断の元、大本営へ預けた後西蘭泊地へ送られる事になっていた。
ある意味政治取り引きとして連れられてきた艦娘達。
国が決めたとあれば仕方がないと無理矢理納得はしていたが、事前に聞けば送られる先の司令長官は自身が求める指揮官ではなく、どちらかと言えば搦め手を好む文官と聞き暗鬱な物を内に抱えていた。
そして始まった会談。
軍令部総長が説明する言葉と共に、見せられた映像資料。
陸で活動していた頃の資料は多くなかったが、それでもその男は最前線に潜り込み、死線を越えていた。
沖の鳥島では艦娘に混じり、姫級に戦いを挑んでいた。
アンダマン海では自身を省みず戦闘に介入し、艦娘でさえ艦隊規模で当たるのが普通と言われるFlagship級の戦艦二体を仕留めていた。
そして太平洋では指揮を執る為と身を晒し、姫鬼が跋扈する只中に水上バイクで突入していた。
その行動は文官なんかではなく、また自身達が信望する提督という枠にも収まらない。
こんな指揮官など居てたまるかと馬鹿らしくなる反面、目の前で流れる記録映像を見て彼女達はある事実に気付いてしまった。
この男は人間と艦娘という種の違いをまるで気にしていない。
あくまで同等の存在として、部下と生死を共にするという覚悟を以ってこの男は艦娘と行動を共にしている。
人を守る事で己の存在意義を強く認識するという彼女達。
そんな彼女達にとって一番身近な存在であり、心の拠り所となる提督が自ら進んで危険に身を晒すという行為は、彼女達にとっては負担となり、また許し難い行為に他ならない。
だがいざ戦っている様を見れば、見てしまった今では、何故か胸に沈んでいた暗鬱といた物が霧散し、ほんの少しだけ沸き立つ物を感じてしまう。
未だテーブルでは事後の話し合いが続いていたが、脇に控える艦娘達は会議室に入った時に見せていた難しい表情が一変し、何かを吹っ切ったかのような色をそこに滲ませていた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「Hi Admiral.どうこのFarm、結構立派になってるデショ?」
日本と距離は離れてはいても経度がそれ程変わらない西蘭泊地は、日本との時差は実は三時間程しか変わらない。
大本営で諸々の話し合いがされている時西蘭泊地では、髭眼帯が昨日に引き続き完成している施設の確認に追われている最中であった。
奉行所から車で三十分程移動した広大な平原。
そこには妖精さんが全力で環境改造を行った牧草地が広がり、木製の頑強な柵がそれらを取り囲む。
右を見ればモーモーが、左を見ればメーメーが。
なるべく自然に近い環境で畜産を行う為に作られたそこは、凡そ200エーカー、809,200㎡、244,841坪の牧場であった。
そこの総責任者に名乗り出たアイオワは、テンガロンハットにいつもの制服という姿でホースに跨りボインと胸を張って髭眼帯を迎えていたが、ミニスカートでお馬さんに跨っているためデンジャートライアングルが見え放題で、カッポカッポとお馬さんが進む度に胸部装甲がプルンプルンしてしまい、その度に髭眼帯はプイッと視線を逸らさなければならなかった。
「いやなんかムッチャ広い牧場なんだけど、牛さんとか羊さんって何頭程放牧してるの?」
「ン~……確かJapanから持ち込んだHolsteinは200、神戸Beefは1000、他にシグレがココで捕獲したCowが200とSheepが500ちょっとネ」
「え……時雨くんそんなに牛さんと羊さん捕獲しちゃったの!?」
「夕立と
「
時雨の言葉に髭眼帯は牧場でカウボーイ達がハイヤーと言いつつモーモーやメーメーを追い立てるドックと言うか、何と言うか、ぶっちゃけぽいぽいと牧羊犬的な活躍をするくちくかんが二人という
「
「いや敢えてお馬さんに乗らなくてもバイクとかバギーで充分なんじゃ……」
「ノンノン! それじゃ土地が荒れちゃうデショ! Farmの中での移動はHorse ridingかWalkingしか許可できないネ」
「妙に拘ってるねぇ、まぁ責任者の君がそれでいいなら別に文句は無いんだけど、それで? 他にこの牧場は誰が担当してるの?」
「Meの他にはヒューガとPolaが担当してるケド、正直Fairy達が世話を殆どやってくれるから見てるだけみたいなカンジネー」
「え、師匠が牧童? ポーラ君も? なにそれムッチャ想像がつかない布陣なんだけど……」
「日向さんはこの前自作した局地戦用陸上型瑞雲で見回りをしてたけど?」
「……局地ぃ? 陸上型ぁ? ナニソレぇ?」
「ほら、あそこに駐機してるあれ」
時雨がピコッと指差す先には牧草用のサイロが二基建っており、その間に何と言うか緑の見慣れたブツと言うか例のランドのプールに期間限定で鎮座しているアレみたいな物体がチョンと駐機されていた。
「……あれフロート機でしょ? どうやって移動するの?」
「フロートのとこからタイヤが出てきて、プロペラ推進で進むみたいだね」
「フロートの意味ぃッ! てかプロペラ推進て普通に車とかの方が効率的デショ! 寧ろここの移動手段ってお馬さんか徒歩しか許可されてないんじゃなかったっけ!?」
「ズィーウンは牧草地の外の見回りに使ってるネ、ダカラNo problemヨ」
「もしかして……あのズイウン飛ばなかったりしちゃうの?……」
「日向さんは『飛ばない瑞雲は只の瑞雲だ、空飛ぶ瑞雲は訓練された瑞雲だ』って言ってたけど」
「紅のナントカとかフルメタルナントカを混ぜちゃダメ! ポルコさんと軍曹に怒られちゃうからぁっ!」
そこには居ない筈なのに、存在自体に突っ込みを要する師匠に髭眼帯は頭を抱えてしまう。
瑞雲とは確かに他の艦載機とは違い水上離陸を念頭に置いた、少し特殊な運用がされる水上偵察機である。
しかしそれを一部の者が扱うと局地型というネーミングで陸上を走行したり、パジャマや部屋着に変貌したり、それを手にしたまま戦うとズイウンキックやズイウンパンチという技が生み出されちゃったりと、艦娘が扱う航空機の中にありながら特殊な使用方法がされたりするのがズイウンであった。
因みにその上位互換にセイランというブツもあるが、残念ながら西蘭泊地は未実装状態である。
「……で? ポーラ君は何してる訳?」
「ポーラ? あぁ丁度こっちに来る途中みたいだけど」
「え? どこ?」
怪訝な表情になる髭眼帯に時雨がピコッとある方向を指差した。
その方向には遙か向こうからモコモコとしたメーメー達がドドドと土煙を上げ走ってくる様が見えている。
恐らく百頭は超えているだろうと思われるメーメー達は、何故か狂乱状態にあるのか物凄い勢いで髭眼帯達を目指し走ってくる。
「フッ……あの子も懲りないネー」
それを見たアイオワはお馬さんから降りるとカウボーイハットを被り直し、何故かボクシングの構えのままメーメーさんの方向に進んでいく。
「このまま突っ走って柵を蹴破るのよーっ!」
そんな暴走するモコモコ達の中央、例の酔っ払いイタ艦が跨ったメーメーの尻をピシーンペシーンしつつ突っ込んで来る。
互いが交錯し、モコモコに飲み込まれたかに見えたアイオワ。
「気の毒だがよ新入り……脱走はあきらめるんだな!」
「あ……っ うわあなにをするかっ」
しかし彼女はファイティングポーズを取ったままスイスイとメーメーを躱し、一部をプルンプルンさせながら暴走する群れの間を進みポーラが跨ったメーメーの前まで至るとブーメランフックをヨッパー重巡のボディへ叩き込んだ。
キリモミ状態で遙か上空へ吹き飛ばされるポーラ。
何故正面から受けたボディブローなのに真上へ飛ばされるのかというツッコミはしてはいけない、車田飛びとは物理の法則の外にあり、何をどうしてもスーパーブロウを食らった者は上空へ吹き飛ばされる運命にあったりするのだ。
「シチュエーションがあし〇のジョーなのにオチがリ〇グへかけろってドウイウコト!? てかあれポーラ君ヤバくない!?」
「おサボリはNoネ、仕事が楽だと思って来たみたいダケド、ちゃんと仕事をしないとオシオキデース!」
「ふ……ふぇぇんテートクー、タスケテー」
「大丈夫みたいだよ、ほら」
「う……うん、まぁそのアレだ、ちゃんと仕事が回ってるなら……まぁ、うん……」
派手なダウンを喫したにしては目立った傷も無いポーラは髭眼帯へヘルプを求めるが、アイオワが投じた投げ縄に捕縛され、そのまま馬に引き摺られていった。
そんなドナドナされていくポーラを見て髭眼帯は思った、もしやこの牧場は彼女達が居なくても妖精さんが居れば事足りるのではなかろうかと。
「まぁそうなるな」
「師匠いつの間に生えてきたの? 寧ろ提督の心の中を読んでツッコミ入れるの止めて下さい」
「と言うか君、腹は減ってないか?」
「え、なに突然やぶから棒に」
「ここに世にも不思議なエビ抜きエビチャーハンと、行き遅れが心血を注いで作ったカツカレーがあるんだが、どうだ?」
「なにそのふんわりと心の不安を煽る名称の料理の数々!? てかそれ例のよみずいなランド限定のメニューじゃなかったの!?」
「瑞雲となれば黙ってる訳にはいかないだろう? ほらそこにも瑞雲はあるし」
「あるしってアレ師匠が作った空を飛ばない張子って提督聞いてるんですが……」
「ついでに1/1航空戦艦日向を作成中なんだが、見ていくか?」
「1/20じゃなくて1/1ぃ!? ナニシテンノ師匠幾ら祭りだからってはっちゃけ過ぎデショ!?」
「因みに今奉行所に行くと、物見台へ上がってきた君を金剛が背中を押して突き落すアトラクションが絶賛準備中だそうだ」
「え……金剛君が? ……提督を突き落とすぅ? ってそんなのに参加させられたら普通に提督死んじゃう気がするんですが……」
「下では榛名が大丈夫と言って待機しているそうだから、まぁ心配ないんじゃないか?」
「いやいや……え、何がどうしたらそんな恐ろしい催しを準備しちゃう訳!?」
「例のランドでは提督の幾人かは進んで空へ舞っているらしくてな、それを聞いた金剛と榛名が君の為に嬉々として準備をしていたみたいだなはっはっはっ」
「ナニ暢気に笑ってんの!? それ師匠が歪んだ情報を彼女達に伝えたからそうなったんじゃないの!? ねえっ!?」
結局用心の為に髭眼帯はこの後執務棟を避けて移動をしていたのだが、金剛に命令されて捕獲に出ていたヒエーとネキに捕捉されてしまい、結果として間違った情報で準備された紐無しバンジーという祭りで命を削る事になり、またしても執務が滞ってしまう事になるのであった。
誤字脱字あるかも知れません、チェックはしていますが、もしその辺り確認された方は、お手数で無ければお知らせ下さい。
ただ言い回しや文面は意図している部分がありますので、日本語的におかしい事になっていない限りはそのままでいく形になる事があります、その辺りはご了承下さいませ。
それではどうか宜しくお願い致します。