人類の有史以前から存在し続けていた蒼き海。光の及ばない仄暗い深海から現れた深海棲艦により、世界は前代未聞の大混乱に陥った。

 破竹の勢いで各国の領海に出没しては次々と甚大な被害をもたらす深海棲艦に対抗すべく、多くの国家は自らが保有する軍事力をもって対峙するも、奴らは歯牙にも欠けず一蹴し、その手を各国の本土にまで及ばせた。

 それによりとある国家は沿岸部の大半を放棄し、深海棲艦らの本土侵略を阻止する為、内陸部と沿岸部との間に長大な防衛線を築き上げた。──同時に、多くの国民もその場に閉じ込めるという暴挙を経て。


 これは国に捨てられた1つの街から始まる、1人の人間と1人の艦娘が織りなす物語──。
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ