幻想郷。私達のような異質な存在が、元の故郷に変わり住む場所。
 外で差別、区別されてきた私達は、この幻想郷で別け隔てなく暮らしていた。
 平和という訳ではなかったけれど、それでも私達にとっては天国のような場所だった。

 だけど、いつからだろう。周りの人妖を偽物扱いし、暴れる者が現れた。
 それから詳細は違えど、“何か”が違うと言い出す人妖は増えていった。
 事態を重く見ていた妖怪の賢者は、こことは別の平行世界に行き、原因の調査をすると言った。
 そして、その調査を誰かにお願いしたいと。

 私はそれに申請し、平行世界に行く事になった。
 賢者から貰った“知識”と“力”のみを手に、私は時空の境界を通って平行世界に向かった。

 【注意】
 小説家になろうからの移転です
  生と死の狭間()
  鳥と兜の相対速度2016年06月13日(月) 08:09()
  記憶と記録の再生2016年06月18日(土) 00:28()
  正々堂々、正面から卑怯に2016年06月26日(日) 14:09()
  重なる横からの槍()
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