「台詞」は「」(カギカッコ)で挟みます。この時、「」の前後は改行しましょう。また、「」の最後に「。」を入れない様にします。

例
朝の教室、隣の席の彼女は声をかけてくる。
「おはよう！今日は早いんだね？」
「まあね。お陰で今日は朝御飯も食べられたよ」
そういいながら、僕はいつものように彼女の笑顔に少し見てれていた。

逆に、「」で括られていない文は、全て「地の文」といいます。
一般的に「地の文」が6割から7割、「台詞」が3割から4割程度がよいとされています。たまに違う方もおられますが。
三人称小説の場合、可能な限りどのキャラクターの主観も入らないように、「場面」「動作」「感情の動き」などを表現します。
一人称小説の場合、「これ」と決めた一人のキャラクターの主観で見た「場面」、そのキャラクターから見た自身、及び回りの「動作」、そのキャラクターの「思考、感情のうち、声に出していないもの」を表現します。

「地の文」を書くときは、慣れないうちは「。」が付いたら改行、を意識しましょう。
読みやすさが大きく変わります。


例
「うおーーーーーーーーーーーー！」
叫び、殴る。

「うおお！」
腹に力を込め腰を落とし、猛烈な叫びを上げ正拳を突き出す。

上の二つの文は、同じ場面を表現しました。
どちらの方が場面を明確にイメージできましたか？
後者の方は、地の文で明確に「なにをどうしたか」が表現されています。本を読み語彙を増やし、様々な表現を使いこなせるようになりましょう。
特に「ー」(超音符)は、複数重ねない様にしましょう。大変見苦しいです。

長々と記述しましたが、これらは人気のある小説ではほぼ全てにおいて当たり前にされていることです。

少しでも評価される小説を書こうと思われるのであれば、参考になさってください。

逆に、評価など気にしないと言うのであれば、パソコンのメモ帳にでも書いて満足しているのがよろしいと考えます。

まだまだ他にも知っておかねばならないことなど沢山あります。多く本を読み、多くを学んでください。

最初から上手に書ける人間などいません。こうした厳しい意見をこそ参考にし、より良い作品を執筆できるようになられることを心からお祈り致します。

-追記-

読んでいて思ったこと
「、」（読点）と「。」（句点）は明確に使い分けが必要です。句切るところはしっかり句切らないと、無駄に文章が伸びてしまい読みにくくなる原因となります。句切り方については、小学校の国語の教科書や目の前の情報端末を使い自分で調べましょう。長くなるのでここには書きません。

また、「。」で切るべきところを「！」で切るのを止めましょう。
「！」（感嘆符）は激しい感情、動作、台詞に対してのみ用いるべきです。
意味もなく連打されていて、読者が
「なんでこいつこんなテンション無駄に高いの？」
と思ってしまいます。と言う自分は思いました。

※ここから特に大事です。

例え一人称小説であっても、地の文で「読者に語りかける」必要はありません。
地の文の役割は「そのキャラクター主観での思考、周りの所作など」を「読みやすい形に興す」だけであって、「そのキャラクター思っていることを文字にして垂れ流す」のではないと理解しましょう。
これを履き違えた小説は非常に読みにくいです。

それに伴い、作中の地の文に見られた
「～だからね！」や
「まあ、～」などの、読者に向けて放たれている言葉は全部蛇足なので、すべて削除してしまいましょう。

すべて自分で考えて文章を書く、というのは、その道のプロであっても難しいことです。
様々な書き方を参考にすると良いです。
手持ちの、それぞれ違う作者が書いた小説（この場合の小説とは実際に本として出ているものに限ります）をいくつか
、パソコンのメモ機能などでそのまま書き写してみましょう（あくまでメモ機能で、です。もしもそれをインターネットに流してしまうと、法の下に裁かれる事になるので気をつけましょう）。
作者ごとの特徴を感じることができます。それを受けて、小説を書いていく上で自分にあった作風を見つけることが出来るでしょう。

返信への返信
あなたに必要なのは精神力ではなく国語力です。
国語の教科書で勉強しましょう。

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