宇宙悪夢的神話の魔術実験に関する真実
作者:海野波香

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lightacenoah  2020年03月01日(日) 06:05 (Good:3Bad:0) 3話 報告

ラヴクラフトは信じない人を信じたのでしょう。
そういった意味では、彼もまた継承者なのです。
少なくとも、かのビルゲンワースを筆頭としたヤーナムの冒涜者たちは、皆が皆、自らを信じていたのですから。

自らが力を得るに足る人だと、自らが正しいことをしている人だと、自らが誰かの助けに成れている人だと、自らが獣性に負けない強い人だと、自らが容易く獣に引き裂かれる弱い人だと、自らが誇り高き人足りうると、自らが真実への道を辿っている人なのだと、誰も彼もが信じていたのです。
(10行省略されています)


モトモト  2020年02月23日(日) 22:14 (Good:0Bad:0) 3話 報告

どこまで書いて良いのか解りませんので手短に、ラブクラフトは有る意味、本人は意図してなかったと思いますが先見の明が有った人物だと思います。どんな部分でなのかはこの作品の進行状況と進行方向を鑑みたところで書き込みします。今回の章で自分の知っている名前が出て来ました。楽しみですとにかく楽しみです。


モトモト  2020年02月21日(金) 21:27 (Good:0Bad:0) 2話 報告

実は月刊ムーにてラブクロフトの神話は少しかじった事が有ります。色んな章や項に分かれ又色んな執筆家や小説家、評論家まで巻き込んだ壮大な神話体系です、自分としてはこれらの神話がハリー・ポッターの世界にどんな化学反応を起こすのか、それともラブクロフトはモーツァルトの様に暴いてはいけない秘密に肉薄していたのか、本当に単純な病死なのかRiptideさんが見た世界感を持ってこの世界を著して下さい、

返信:海野波香 2020年02月21日(金) 22:42

 感想ありがとうございます。

 日本のマグル界の雑誌でかの神話体系を扱ったことがあるのですね! その出版社はとても勇敢だと思います。ラブクラフト氏の著述やその知識を世に知らしめるのは(私の行いを賛美するわけではありませんが)意義のある挑戦です。

 本項で少し触れましたが、吸魂鬼は冒涜的かつ不可解という点で神話生物、上位者、超自然の脅威であると言ってよいでしょう。守護霊の呪文が他の神話生物に少しでも効果を発揮するとよいのですが……。

 次項ではイルヴァーモーニーとミスカトニック、マサチューセッツ州に位置する二つの学府について、その連関と罪過を著すことができるでしょう。

 それでは、次回もお楽しみに。

※この返信はイギリス魔法省魔法法執行部の検閲を受けています。
※イギリス魔法省は全ての魔法使いに守護霊の呪文を習得することを奨励していますが、これは第二次魔法大戦で四散した吸魂鬼への対策であり、神話生物に関する風聞を肯定するわけではありません。


OVER52694  2020年02月20日(木) 00:10 (Good:1Bad:0) 2話 報告

面白いですね。ブラボ、クトゥルフ、ハリポタのクロス堪りませんね!
地名を聞くだけで脳の疼きが止まらないです。
別の世界の物だった単語が、一つ一つ語り部によってつなげられていく。
人類には早過ぎる智啓を、冒瀆的所業を、是非明らかにして欲しいです。

返信:海野波香 2020年02月20日(木) 08:41

 感想ありがとうございます。

 ラブクラフト氏の著作に触れることがなければ、この作品はなかったでしょう。魔法界で彼の記した神話体系がまったくと言っていいほど知られていないのは、いささか……そう、奇妙です。

 学徒集団ビルゲンワースについても明らかになっていない歴史を少なからず繙くことができたと自負しています。素晴らしい時間を過ごしています。ポーツマスから方々の協力者へ連絡を取るのは少々骨が折れますが、それだけの価値がある仕事です。

 次項では、まさに「人類には早過ぎる知啓」に手を伸ばした者どもの罪過、その一部をお話する予定です。そして、四つの学府について語り終えた暁には、ついに時代が進み、産声を上げた「それ」がいかなる道を辿ったか、そのお話ができるでしょう。

 それでは、次回もお楽しみに。

※この返信はイギリス魔法省魔法法執行部の検閲を受けています。


はたけのなすび  2020年03月02日(月) 14:52 (Good:0Bad:0) 1話 報告

初感想です。

とても面白く読ませて頂きました!
こう、じわじわと正体不明の恐ろしさが迫っているような、インタビュアーも気づかないうちにあちら側から覗き込まれているような、そんな感じがしました。

取材にリータ・スキーターとクリービー家の名前もあって、どんな結末の「物語」となっているのか、一層気になりました!

お疲れの出ませんように!


モトモト  2020年02月19日(水) 21:34 (Good:1Bad:0) 1話 報告

本人は出ていないもののHPラブクロフトの神話に触れたサイドストーリーには興味が有ります。アメリカ及びイギリスを含めたヨーロッパの魔法界とどうシンクロするのか、魔法使い達がネクロミコンを理解した時にラブクロフトの生きざまと死はどう暴かれるのか、実に楽しみです。

返信:海野波香 2020年02月19日(水) 23:13

 感想ありがとうございます。

 ラブクラフト氏の著作は非常に興味深く、また驚愕させられるものでした。魔法界でクトゥルフ神話体系が知られていないのは、果たして偶然なのでしょうか。私には想像もつきません。

 実を言うと、かの悪名高き『ネクロノミコン』については閲覧の許可が下りなかったため、幾人かの協力者に手伝ってもらいました。次項(モトモトさんから見れば次々項でしょうか)ではイルヴァーモーニーとミスカトニックの話をまとめます。『ネクロノミコン』も登場する予定です。

 それでは、次回もお楽しみに。

※この返信はイギリス魔法省魔法法執行部の検閲を受けています。
※この返信はミスカトニック大学附属図書館への不法侵入を示唆するものではありません。また、そのような行為に及んだ場合、ミスカトニック大学は侵入者の身の安全を保障しません。



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