貴作の読者B ID:gdE6JZSQ 2018年06月10日(日) 12:45
最新話のご投稿、本当にお疲れ様でした。
不謹慎な事かもしれないのですが、正味、此度のお話はじわじわと、ふつふつと、身体の奥底から湧き上がるワクワク感を噛み締めさせて頂いた次第にございます。
今回のサブタイトルにある通り、健太君達が行っている、これから行おうとしているのは、学校の規範や、世間での礼節や常識の照らし合わせればまさしくバッドボーイ……所謂悪い子、不良でありますれば。前者については特段破っているわけではないので、限りなくグレーゾーンに近いセーフなのやもしれませんが。
常識や規範、礼節に縛られて悩んでいる、辛い思いをしている、苦しんでいる誰かを救えない……であらば、それら破って『悪い子』になってでも誰かを救おう。褒められた事ではないのかもしれないけれど、それでも手を伸ばす。
(21行省略されています)
佐藤君の親御さんが彼に常に言い続けた言葉通りのことを、されど一つ一つ慎重に、丁寧に、繊細に……それでいて確実に。
一つ一つ積み上げるように事を進めていこうとする様は、何か得も知れない緊張感と共に、良いぞ、良いぞ、今のところは順調だぞ……と、着実に思い描く未来へと向けて進めていられることに、手に汗を握るような喜びを噛み締めさせて頂いた次第であります。これもまた、ワクワク感と呼ぶのかもしれないとも。
こうした、目標とするところは大胆極まりないながらも、行う手順への姿勢は堅実で、尚且つ真摯なところに、個人的に好感を抱かざるを得ないところでもありました。『普通』であると常々標榜する健太君が、『普通』ならば遵守するそうした常識を踏み倒すため尽力する様に、味を効いた皮肉も感じました次第。
もしかしたら、佐藤君の目には、こうした健太君と光ちゃんの姿勢が、親御さんからの御言葉に適合して見えていたのかもしれない。
傍から見る普段の言動は気軽なものであったり、飄々とした物言いや動きが多い彼らではあるけれど、その実物事へ向き合う姿勢は至極に真摯なものを秘めている……あの金曜日、嵐のように現れては助けられた佐藤君には少なからずそのように見えていたのかもしれない。そう考えると、とても、感慨深いものを感じてなりません。
また、そんな助けられた佐藤君が、今回で御二人の助力と相成ったところに、想わず胸中を震撼させるものを感じさせて頂きました。
健太君はすっとぼけるけど、佐藤君が健太君が肩を掴んだ影響で、憑かれていたものが吹き飛んだのは事実。佐藤君はそれを恩義に感じて感謝していて、でもそれは、健太君と光ちゃんが彼を見つけて、そして肩を掴まなかったら起こり得なかったわけであり……こじ付けが過ぎるって彼は言うのかもしれませんふぁ、過去に起こした彼の行動が、連綿と今へと繋がって、佐藤君が健太君の助けとなりに来たのは……正直、熱くならざるを得なかった次第で。
無意味であるとか、無価値であるとか、そのような偉そうなことを言えた義理ではない私でありますが……彼が差し伸べた手は、なかったことになんてならず、ちゃんと在って今へと伸ばし返されたんだと。そう思って、嬉しくなりました。
それに、元部君、個人的には意外だったというか、想った以上に茶目っ気のある男の子で少々微笑みが零れました。
男子の運動部だから、マネージャーが女子でなければそりゃあ女の子と接する経験など到底多いはずもなく、やはり思春期、そういうところに想いを抱くところもあるかとは存じ上げますが……恨み辛み妬みを発する際の表現が筋金入りのバスケ部だったり、心底からの爆発宣言を発してみたり……接してみれば、多感な少年。見させて戴いて、温かく沸き立つ気持ちを感じさせて頂きました。
光ちゃんは言わずもがな、彼女にとっての平常運転というか、元部くんの普段は見られない一面を引き出そうがお構いなしに突っ走るところは、お名前の通り光り輝いているというか、燦燦と健太君へと向けて光の尾を引きながら一直線に突き進む流星のようというか……前々回の彼女から、誠に勝手ながら少々心配であったのですが、彼女は彼女なりに少しでも元気となられたようで、何よりだと安堵の息をつきました。本当に良かった。
賑やかながら、血潮を鮮明に沸き立たせてくれるような気持ちをくださった今回。
そんなお話を経て、次回からは御菓子パーティーがスタートし、大本の目的である元部くんの問題と直面するのではないかと、鼓動を脈打ちながら待たせて頂きたく思う次回。
至極、楽しみとさせて頂きたい所存にございます。
此度も、面白いお話をご投稿くださり、誠にお疲れ様でございました。
何卒、ご心身共に、十二分以上のご休養を取って頂ければ幸いにございます。
今回も、本当にありがとうございました。
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