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すぎっち
ヴァンパイア十字界
完結作品の漫画で題名通り吸血鬼モノ。主人公がチートでラスボスも兼ねる作品。
何もかも背負いすぎて主人公の気質を完全に理解してくれていたのは主人公の恋人(故人)だけ。
終盤まで何重ものブラフがあるのも見応えあり。
フェバル~TS能力者ユウの異世界放浪記~
死ねない種族であるフェバルとして覚醒した主人公がいろんな世界を回るお話。
世界の旅を終えるたびに背負うものが増えていき、同時に自分の境遇やルーツを知っていく作品。
男の子ベースとはいえTS要素があるので、BL要素はないにしても同性愛や近親愛っぽい部分が皆無とは言えないのがちょっと除外に引っかかるかも。
猿鷹
Fate/GrandOrder
第2部:Cosmos in the Lostbelt
何も分からないまま連れてこられ、何の力もないまま戦うことを選び、様々な時代と数多くの脅威をがむしゃらに乗り越えた末に世界(いま)を取り戻した第1部『人理焼却事件』。世界を救う物語。
後始末をやり遂げたものの、どこか不可解な引っ掛かりを残した第1.5部『亜種特異点事件』。大事件の前のちょっとした謎解き。
そして2017年12月末。査問にかけられたものの、人理焼却を共に乗り越えたスタッフたちの尽力による隠蔽で「たまたま上手くいっただけの一般人」として元の生活に戻れる……はずだった。
取り戻したはずの世界は漂白され、文明も、自然も、海までもが消え去り、何もないまっさらな白い大地が残された。7つの『異聞帯』が浮かび上がり、汎人類史の終了を告げられた第2部『人理漂白・再編事件』。世界を滅ぼす物語。
長々と前提やらを説明しましたが、
・自分たちの世界(汎人類史)は何の前触れもなく再び壊された
・手掛かりである異聞帯には何の罪もない人々が住んでいる
・異聞帯を消さなければいつかどこかの異聞帯が汎人類史となってしまい、本物の汎人類史は永遠に失われてしまう
・異聞帯を消せば、そこにいる人々も消える
・異聞帯を全て消せたとしても、全ての元凶であろう『異星の神』を倒せたとしても、汎人類史を取り戻せる保証は今のところ全く無い
という状況。
前線に出て戦える今を生きる人類は主人公とヒロインしかいない。共に生き残った9人+2騎+1匹な汎人類史勢力。
第1部と違い世界を取り戻せる保証は無く、自分たちの生き残りのために最低でも人口1万人の世界を7つ滅ぼす旅路。身も、心も、なけなしの魔術回路も、生命力も、運命力すら総動員し、現地で知り合った人々を淘汰しながら走り続けなければならない。
とうとう第6章にてその心の内を暴かれる。
『失意の庭(ロストウィル)』と呼ばれる魔術礼装に囚われ、「自分の心の中にある不安や自嘲などのマイナス感情から生まれた幻影に《嘘や妄言のない絶望》を言わせ、訪れた者の心をへし折る」という仕組みにより、自身の現状や末路に対する絶望を見せつけられる。
それでも彼/彼女は、他の誰かから見れば「そんなことで?」と言われるような理由で再び走り出します。その大きいとはとても言えない背中に、希望を託してくれた人たちや淘汰した世界の命を背負って。