【不特定】「なろうテンプレ」のアーキタイプとなった作品
「小説家になろう」などに投稿された小説及びそれを原作とした商業作品には、いわゆる「一般文芸」には見られない要素が物語の大きな比率を占める作品が主流を成しています
「中世欧州風の魔法がある異世界」や「VRMMOが普及した近未来世界」、「架空の原作が存在する世界」といった世界観をはじめとして、「転生トラック」「神様転生」「悪役令嬢」「チート能力」「ステータス」「ダンジョン」「内政」「スローライフ」「追放ざまあ」etc. と、書ききれないほどの要素が一口に「なろう系」と言われる概念の中に含まれています
こういった要素は今となっては使い古されたことで陳腐化してしまいましたが、「ネット小説ならこの要素はウケる!」と思い付いた、あるいは発見して自分の作品に取り込んだ作者がいたはずです
このような「なろうテンプレ」の形成に影響を与えた作品を媒体問わず教えてください
どういった要素について先駆的だったかも書き添えていただけると助かります
【除外条件】
同様の要素を持つ有名作品より後発の作品
ナーロッパはゼロ魔の影響が大きいとか、チートという用語が広まったのはSAOの影響が大きいとかそういうことを書いて欲しいです
この例も裏付けはないので反証があれば指摘していただきたいです
また、下記のような「ネット小説史」を分析・紹介する作品や「当時革新的だった作品」の捜索まとめなども紹介していただけるとありがたいです
これがなろう勝利の理由! 〜昨今のネット小説新参にむけて古参が、なろうが勝者になった理由と歴史を書きなぐる話〜
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セネット
ミルク多めのブラックコーヒー
ハーメルンができる前、arcadiaというサイトで掲載されていた作品です。現在はなろうなどにも掲載されていますが、
私の記憶している限り、いわゆる「追放系」の最初はこれだったと思います。
テンプレのように無能な仲間が有能な主人公を追放というものではなく、男女トラブルでしたが。
つばきん
ナーロッパのベースは「ロードス島戦記」じゃないかな。
冒険者がいて、エルフとかドワーフみたいな種族がいて、ヨーロッパっぽい雰囲気。アニメ化して知名度も抜群。
まぁロードス島戦記のベースは指輪物語だろうけど。
そもそも指輪物語が現代におけるファンタジー小説の祖と言えるモノだし…
冬だるま
どれが最初であるかは証明しようがないものなので情報の正確さについては保証できません、というか単純に昔の話となると物語以前の神話にたどり着くと思いますので。
「転生トラック」は幽遊白書。
「現代軍事無双」は戦国自衛隊。
チート能力無双は忍法帳シリーズで現代兵器チートでチート能力者を倒すというのも忍法帳シリーズ。
また「ジョジョの奇妙な冒険」もチート能力ものの源流の一つだと思います。
「VRMMOデスゲーム」は「クリスクロス」。
「ステータス」などはもちろんTRPG(さらにたどるとウォーゲーム?)としてあるとしても物語の中で明確に登場するものとしてはフォーチュンクエスト、大規模な冒険者の組織というのもたぶんこれですね。
ネット小説での「内政チート」「亜人ハーレム」「奴隷(もしくはメイド)ハーレム」「主人公のオタク趣味」ネタはArcadiaの「遠い国から」それと続けて戦国時代などの過去の時代への転生で「知識チート」は「腕白関白」。
「悪役令嬢」が敵ではなく主人公側の作品としては「謙虚、堅実をモットーに生きております!」。
o椛oω・*)ゞ
なろう系(ハーメルンも)の歴史に興味あるならこのエッセイがオススメです流れがわかりやすく説明されていますよ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886692033
これがなろう勝利の理由! 〜昨今のネット小説新参にむけて古参が、なろうが勝者になった理由と歴史を書きなぐる話〜
卵乾酪
セネットさん返信ありがとうございます
初めて聞くタイトルなので読むのが楽しみです
つばきんさん返信ありがとうございます
確かに「魔法のある中世欧州風異世界」の源流はそのあたりになりますね
冬だるまさん返信ありがとうございます
「クリスクロス」と「遠い国から」以外は聞き覚えのある作品ばかりで、名作の影響力というものを感じますね
未読のものばかりなので時間をかけて読んで行きます
山田治朗さん返信ありがとうございます
紹介してくださったということは独自性が高かった作品でしょうから探して読ませていただきます
o椛oω・*)ゞさん返信ありがとうございます
既読でしたが読み返しても楽しめる作品でした
類似の「ネット小説史」を分析・紹介する作品も募集したいので既読作品として書き加えておきます
冬だるま
もっと考えると幽遊白書は「転生トラック」だけじゃなくて読者層と重なる中高生が何かの間違いで「神様転生」(コエンマが神様役、正確には転生ではないけど)して、特別な能力と特別な使命を得て敵と戦う話の源流ですね。
らんま1/2は「性転換」や「TS」と呼ばれるもの源流。
もちろんそれ以前にも同様の要素はありましたがあそこまで明るく楽しいものとして物語の中心に組み込まれ、それがアニメ化やゲーム化などの形にも広がって大衆に受け入れられたものはないと思います。
江戸時代には水滸伝を元ネタにして女性化した滝沢馬琴(南総里見八犬伝の作者)の傾城水滸伝が大ヒットしたそうですがさすがに現代にまでつなげるには遠すぎますから。
KUMO 異世界転生チートハーレム「やっべーぞこいつオズだ」
https://yaruok.blog.fc2.com/blog-entry-9607.html
ゴブリンスレイヤーの作者のKUMOさんの解説ネタ。
気をつけろ、話しだしたら止まらない3
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9601232
コナン二次だけど創作としてのシャーロック・ホームズに関する話が出てきます。
さすがに古すぎて現代のラノベに直接的には影響を与えていないと思うけど、昔の作品が今のラノベや漫画が作り上げていると思う。
ニャーオ
ちょっと失礼します。
「転生トラック」なんですが、聖戦士ダンバインが元じゃないかとも言われてます。厳密にはトラックに轢かれてる訳でもないし転生でもないんですが、トラックが原因で異世界に行っている、と言う点で元ネタと言われてます。
あと「クラスで異世界転移」は漂流教室ですかね。
そして「ブギーポップは笑わない」は、現在のローファンタジーに大きな影響を齎したと言われてます。
不衣
幻想立志転生伝
http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=original&all=6980&n=0
以下の要素のweb小説界の草分け的存在でこの作品の後に流行った記憶がある
- 日本語が使えるだけでチートになる
- 蟻ん娘のような弱小っぽいモンスターの群れを配下にしてチート的軍勢に育てる
正しい主人公の倒し方
http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=original&all=19023
架空原作モブ転生で自分が覚えている一番古い作品です
草分けかは微妙ですが、当時かなりびっくりした記憶があるのでその時珍しい要素だったのは確か
投稿日は2010年になってますが作者の操作ミスで一度全削除されているのでもうちょい古い作品です
ほぇ
web歴史小説及び架空戦記思い出話
https://ncode.syosetu.com/n0042es/
これがなろう勝利の理由!から派生した、web歴史小説・架空戦記小説回りについて注力された記事です
tiamat
オタク文化として異世界召喚系の火付け役になったのは『ゼロの使い魔』(2004年~)だと思う
題材としては『ナルニア国物語』(1950年~)や『不思議の国のアリス』(1865年)、
『竹取物語』もある意味異世界転生ですね、現地人視点だけど
ぽこぽこぽこ
神様転生ですが
これは二次創作から始まったものだった気がします
ネット黎明期の頃はkey作品などのキャラクターだけ借りた作品なんかも多かったんですが
GS美神やエヴァンゲリオン、ナデシコなどの男性主人公の作品(原作のGS美神は違いますが二次創作だと大体横島が主人公なので男性主人公判定)の二次創作が減って
女性が多く出てきて男性がほとんど出てこない作品
リリカルなのは等の二次創作が増えてきた頃に
オリジナル主人公をぶち込んでついでに他作品の能力を持たせるための
理由付けが簡単にできるからか一気に広まった気がします