魔導機(ブラスティア)のコアが精霊となり、科学や精霊のマナを利用した精霊術がそれに代わり主流となろうとするテルカリュミレース。

しかし、人々が常に求めるのは利便性である。

慣れて親しんだ生活を忘れられず、明るみになった聖核(アパティア)の存在を求める者は少なくなかった。

新たに生まれる始祖の隷長(エンテレケイア)とそれを狩る者達が現れ、世界は再び破滅へと向かっていく。

彼もそんな世界の一員にして、世界の観測をする立場に居る者だった。

始祖の隷長(エンテレケイア)は、統一された姿形では無い。

というのも、皆が見た目がバラバラなのだ。

既出の始祖の隷長(エンテレケイア)の姿は、鯨や亀や馬や狐と様々だ。

彼もそれに該当し、姿形は違えども始祖の隷長(エンテレケイア)としてテルカリュミレースへと生まれた。

彼の名前はバルト・イーヴィルーー

人の形をした始祖の隷長(エンテレケイア)である。
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