「……あなたのやり方、嫌いだわ」
「人の気持ち、もっと考えてよ……」
 奉仕部にとっての、そして比企谷八幡にとっての修学旅行は、互いの想いのすれ違いという形で終わる。
 だがもしここで、彼が異なる選択をしたならば?
 果たしてそこからの物語は、どのように動いたのだろうか?

 これは、もしかしたらありえたかもしれない、だが決して訪れることはない、そんな可能性の物語――
  かくして物語は変わり始める()
  意外にも平塚静は気前がいい()
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ