数多くの艦娘を沈めてきた男がいた。
 その男は提督の中でも頭一つ分飛び抜けて軍人として優秀でありながらも現実は彼に厳しい決断を迫り続ける。それにあらがおうと知恵を絞るも避けられはしない。
 その鎮守府は通称「ブラック鎮守府」とは呼ばれていたが、彼はそのことを否定もせず言い訳もせず、ただ黙って受け入れていた。
 これはブラック鎮守府にならざるを得なかった提督の苦悩の物語である。
※これは前タイトルが「提督と軍人の狭間」です。
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