諸君は繭墨あざかという少女を知っているだろうか?

彼女は俺と小町の生活を支える立場にある少女であり、俺達がこうなる原因を作った当事者でもある。

彼女が当主を務める繭墨家は、狂気に満たされたクソッタレな家だ。
そして俺と小町の家もまた。




これは鬼と、鬼と呼ばれた少女の時代から続く喜劇的な悲劇の話。
目には目を、歯には歯を、罪には罰を。

いつか、この呪いも赦されると信じて。

ありもしない救いを、諦めながら求め続けようと思う。
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