鋼の錬金術師 錬金術師も神に縋る   作:章介

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あとがき

 

 

 

 

 『鋼の錬金術師 錬金術師も神に縋る』を読んでいただきありがとうございました!!

 

 

 何とか無事完結させることが出来ました。書き始めるといろいろアイデア等が浮かんできたので投稿していたら、気が付けばほぼ1~3日に一回投稿、完結まで一か月と一週間とかいう訳分からんことやってました。人間やればできるもんですね(笑)

 

 

 

○ストーリーについて

 

 

 元々はもう一つの拙作『BIOHAZARD Iridescent Stench』にて、私の戦闘描写の拙さを克服するために取ったアンケートの結果がスタートでした。共通した意見として完結した話をプッシュする声が多かったのが印象的でしたね。

 

 なので主人公の位置づけは、戦闘がなるべく入るポジションを予定していました。しかしこの作品完全に原作主人公組と敵対しては、約束の日まで人柱殺害御法度の都合により狂言回しか黒幕ポジションしかできないし、かといって国土錬成陣反対+有能のコンボだとヒューズの二の舞になる。

 

よって、目的は違うけど利害は一致している同盟関係が一番都合が良いのかなと思いました。ここならエドワード側ともホムンクルス側とも戦う動機が出来ますし。早い内に『打倒クソ真理』という折り合いがつけられる目的を思いついたのが行幸でした。

 

 

 

 

 ちなみにストーリーについてはもう一つ案が出てました。テーマは『怠惰な錬金術師』で狂信者レベルで錬金術にのめり込んでいる親の所為で英才教育を受けていたが、他界した途端今までの反動が出て仕事もせず錬金術でひたすら娯楽と快楽につぎ込むニート駄目錬金術師がひょんなことから原作に関わるというものです。が、絶対こんな性格だと戦闘なんかしないだろってことで没になりました

 

 

 

 

 

 

 

 

○キャラクターについて

 

 

 

 ウィリアム・エンフィールド

 

 

 今作の主人公ですが、多分一番設定が雑です(笑)。別作品のオリ主の一人称が「私」だからこいつは「僕」、あっちがタメ口だからこっちは敬語キャラにしようとかそんな感じでした。

 

 彼の描写で特に意識したのが、『こいつが敵に回ったら何仕出かすか分からない』というイメージです。私のイメージなんですけど、『鋼錬』のキャラの強さってすごく分かりやすいじゃないですか。例えばエドワードは万能で天才錬金術師だけど、敵に自分の土俵を押し付けられるとキツイとか、大総統閣下だと有り得ないくらいハイスペックだけど、良くも悪くも人間に近いから『眼』でどうにもならないことはお手上げなところですかね。多分ブリッグズ兵が捨て身で正門に毒を散布したりしてれば、嗅覚は一般人並(多分)だから吸い込む前に神回避とか厳しいですし、既に大炎上している場所とかは再生できないからごり押しで侵入とかは難しいと思います。

 

 そこから着想を得たのが他の錬金術師のように派手に立ち回るのではなく、毒やワイヤー、拳銃との併用といった手のひらの上で収まるような錬金術や最先端科学を専門分野とすることでした。『鋼錬』の錬金術って理論とイメージ、あと錬成陣さえ用意できれば過程をガン無視できるのも非常に大きかったですね。他の作品で同じことやるとご都合主義観が酷いですが、この世界だと『真理』と『錬金術』と言えば大体通りますし(笑)。

 

 

 

 性格はエドワード達からも好かれるよう、基本的には優しくて物腰柔らかな感じにしました。けど、唯優しいだけじゃイシュヴァールになんかいったらすぐに二階級特進しちゃうよなってことで『優先順位上位の存在は何を投げ出しても守ろうとするが、下位者に落ちた存在は平然と踏みにじれる』という危なくて強靭な面も付け足しました。エドワードやウィンリィ達に付きまとう危険性を何とも思ってなかったのも、人柱そのものに命の危険が無かった事と国土錬成陣へのカウンターにめどが立っていたので『神降ろし』の方が優先順位が高くなってしまってたからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ラビ・レーヴ中尉&『エメス』(ゴーレム)

 

 

 流石にウィリアム一人で行動し続けるのは無理があるよな、てことで導入しました。ホムンクルスの肝煎りで上層部に参加したは良いものの、どいつもこいつも使えないので、じゃあ使える手駒を作ってしまおうということで生まれたのが彼らです。作品中にも触れましたが、何らかの理由で中絶を選んだ人々の肉体から特殊な機器へと移し替え、『合成獣』から得た知識を用いて調整を施されて誕生しました。ホムンクルスとは『賢者の石』を動力にしているのは変わりませんが、子供を作ることが出来錬金術も使えるが超人的な力は持たない、というのが違いです。

 

 

 全員がウィリアムを深く敬愛していますが、別に洗脳とかではなく(刷り込みはあるかもしれませんが)本物の感情からです。ただ、彼らは家族等に向けられるはずの感情が殆どウィリアム一人に向けられているが故に、時に自己犠牲染みた行動も平気でとってしまうことがあります。

 

 

 

 

 

 

 その他原作組

 

 

 

 本当に書きたいシーンに絞って書いたせいであまり出番を作れませんでしたが、それでもウィリアムと関わったことで何かしら変化が出るように心がけました。やっぱり周囲の価値観や心境に大なり小なり変化を齎せて改変させるのがオリジナル主人公の醍醐味だと思いますので。

 

 特に頭を抱えたのがマース・ヒューズですね。生存は早くから決めてたんですが、そのまま一度も出番無しにフェードアウトさせてエピローグにちらっと顔を出させるのはもったいないなと思いましたので。そこで、ウィリアムが顔を出せない場所への情報収集役として採用しました。ヒューズ本人にそういった技能が無くても、アルフォンスや原作のバリー・ザ・チョッパーのように魂を移し替えて、そういった隠密に特化した器に入れてやれば問題ないですし。軍からノーマークの人材が欲しかったのでちょうど良かったです。

 

 

 

 

 

○最後に

 

 

 

 この作品を最後まで読んでいただき、重ね重ねありがとうございます。特に感想や質問、暖かい評価を付けて頂いた皆様には本当に助けられました。何かあるたびにモチベーションがガンガン上がっていきましたね。あと、作者もあまり深く考えていなかったようなところに指摘が言ったりしていて結構参考にさせていただきました。そして何より、本当に多くの誤字脱字報告をしていただき助かりました。こっちは来るたびに顔から火が出そうでしたが(笑)

 

 

 

 さて今後の活動についてですが、またバイオの方に戻ろうと考えてはいますが、なかなか満足のいく描写が書けてないんですよねえ。構想は『6』時点まで出来ているので早く再開したいんですが、今度は神話生物や人外の描写の勉強のため、何よりモチベーションの維持のために、また別作品を先に上げるかもしれません。その時はまた暖かい目で見てやってください。

 

 

 

 それでは、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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