ハイパームテキって、ハイパームテキじゃね?

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ただ勢いだけでゴリ押す小説のように見えるナニか(執筆時間二時間)。


ソードアート・ハイパームテキ!!

 ハイパームテキとは! ムテキである!

 つまりどんな攻撃も効かずどんな逆境も跳ね返し鬱展開をぶち壊す! それがハイパームテキである!!

 

「君達がこのデスゲームから脱出するのはこのゲームをクリアするしかない」

 

 その言葉でソードアート・オンラインにログインした全ての人間が絶望に包まれた。

 残機は無し。死んだらそこで終わりのデスゲーム。頼んだピザが熱々の内に食べられない。そんな絶望がこの場に居る一万人に届かない程度の人間達の心に深く突き刺さる!

 しかし、その中で一人だけが余裕の表情をしていた!

 

「だったら、ノーコンテニューでクリアしてやるぜ!」

 

 何故なら彼はハイパームテキ!! その程度の精神攻撃など効きはしないし死ぬ事なんて一切ないのだから!!

 ここにはパラドが居ない! それ故にハイパームテキの弱点など存在しないのである!!

 いざ行けハイパームテキ!! このデスゲームをクリアするのだハイパームテキ!!

 

 

****

 

 

 大体一か月ちょっと経った!

 ハイパームテキが第一層を駆け回り自殺願望者を全員殴って止めていた上にエナジーアイテムやら何やらで死にかけたプレイヤーを守っていたので死者は一人もいない! 流石だハイパームテキ!! ありがとうハイパームテキ!!

 そして第一層のボス攻略会議が行われた! そこでモヤッとボールが叫ぶ!!

 

「βプレイヤーは今すぐこの場で土下座せい!!」

 

 それを清聴するハイパームテキ!! しかしβプレイヤーが起こした悲劇など一つもない! それもこれも全てがハイパームテキのおかげだ!!

 

「おいそこの金ピカ! お前はβプレイヤーじゃないんか!!」

「俺はハイパームテキだ!!」

「何やハイパームテキって!!」

「ハイパームテキはハイパームテキだ!!」

 

 そう、彼の名前は宝生永夢! ハイパームテキなのだ!!

 例えβプレイヤーに間違えられる程の力を持っていたとしても彼はハイパームテキ。それ以外でもそれ以下でもないのだ!!

 そうこうして結局モヤッとボールは色黒スキンヘッドに論破され何時の間にかボス攻略の日になっていた!! 勿論ハイパームテキもメンバーに入っている!!

 騎士風な男が何か激励をしてからボス部屋へと入る! しかし、一番槍は彼ではない!!

 

『輝け流星の如く! 黄金の最強ゲーマー! ハイパー!! ムテキ!! エグゼイド!!』

 

 ハイパームテキだ!!

 隊列を乱すなと怒鳴られるが知った事ではない! 何故なら彼はハイパームテキだから!!

 

「これでフィニッシュだ!!」

『キメワザ!! ハイパークリティカルスパーキング!!』

 

 いきなりフィニッシュ! 相手の体力はマックス! 体力を減らしてから必殺技をぶつけると言うセオリーを完全に無視している!

 しかし彼はハイパームテキ!! そんな事を気にする理由が無い! 何故なら彼はハイパームテキだから!!

 

「ハァァ!!」

『究極の一発!!』

 

 そして第一層のボスはハイパームテキの究極の一発でそのまま全体力を一気に削られそのまま消えていった!

 流石だハイパームテキ! ありがとうハイパームテキ!! フォーエバーハイパームテキ!!

 

「いやチートやないか!!」

「ハイパームテキだ!!」

 

 そう、チートではない! 何故ならこういう仕様だから!!

 二十四時間毎日ハイパームテキ!! それがハイパームテキなのだから何処も反則ではないしチートではない!! 何故ならハイパームテキだから!!

 

 

****

 

 

 大体十層くらい。

 ハイパームテキは誰か死にそうな気配を察知してダンジョンへと向かった! するとそこには隠し部屋に閉じ込められて今にも死んでしまいそうな人達がいるではないか! しかも一人は第一層のLAボーナス品をあげた黒色の少年だ! これは捨ててはおけない!

 

「ハイパー大変身!!」

『輝け流星の如く! 黄金の最強ゲーマー! ハイパー!! ムテキ!! エグゼイド!!』

 

 ハイパームテキの登場だ! さぁこの絶望的な状況をどうやって乗り越えるハイパームテキ!!

 

『キメワザ!! ハイパークリティカルスパーキング!!』

 

 初手キメワザだ!!

 そんなのストーリーの展開も何もかもをぶち壊す究極の一発だがそんなの気にしない! 何故ならハイパームテキだからだ!!

 

「ハァァ!!」

 

 そしてハイパームテキが隠し部屋の壁をぶち破ってエントリー! そのまま敵一体一体にショートワープを繰り返してキメワザを叩き込む!! その場にいる全員が呆然とするがハイパームテキだから気にする訳が無い!!

 

『究極の一発!!』

 

 一発じゃない? そんなのハイパームテキには通じない!!

 そして敵は全員消えていった! ここにいる少年少女達は助かったのだ!

 ありがとうハイパームテキ! 君は命の恩人だハイパームテキ!! 君こそが最強のゲーマーだハイパームテキ!!

 

「……えっ何アレ」

「ハイパームテキらしい」

「えぇ……」

「もうアイツ一人だけでいいんじゃないかな」

 

 そう、彼はハイパームテキなのだ!!

 

 

****

 

 

 大体二年が経った!

 何時も通りハイパームテキが第七十五層のボスを粉砕した!

 ありがとうハイパームテキ! 助かったよハイパームテキ!! フォーエバーハイパームテキ!! とはいかなかった!!

 

「ヒースクリフ。お前が茅場なんだろう」

「ほう……何時気が付いた?」

 

 黒色の少年が血盟なんとかのリーダーの正体を当てたのだ! これはハイパームテキも予想外!!

 そうしている内に少年と茅場はハイパームテキを無視して話を進めていく!!

 話に入れていないぞハイパームテキ! 大丈夫かハイパームテキ!

 

「ならばここからはボーナスステージだ。キリト君。君と私が一対一で戦い、勝てたらゲームはクリアとしよう」

「上等だ」

「そして、他のプレイヤーには観客に徹してもらおうか」

 

 そして何時の間にか決まる少年と茅場のタイマン! そして茅場のゲームマスター権限によって少年以外の全員が麻痺する!

 しかし!!

 

「俺にはそんな物効かないぜ!!」

「な、何故だ!?」

「ハイパームテキだからだ!!」

 

 そう、ハイパームテキに状態異常が通じる訳が無い!

 ハイパームテキは自由に動ける! 体力もMAX! しかし相手はゲームマスターだ! ハイパームテキでも倒せるか分からない!

 さぁどうするハイパームテキ! 今回は強敵だぞハイパームテキ!!

 

「これでゲームクリアだ!!」

『キメワザ!! ハイパークリティカルスパーキング!!』

「ちょまっ」

「ハァァ!!」

 

 しかしハイパームテキは気にしない!!

 ハイパームテキの必殺技だ!! しかし茅場はそれをゲームマスター権限を全開にして防ぐ!!

 だがハイパームテキはムテキなのだ!! ゲームマスター権限なぞに阻まれる訳が無い!!

 

『究極の一発!!』

「グァァ!!」

 

 ハイパームテキの一発はそのまま直撃した!

 そして茅場はハイパームテキによってそのまま爆発四散!!

 

『ゲームクリア!!』

 

 ハイパームテキガシャットから声が響く! これでソードアート・オンラインはクリアされた! なんと死者は一人もいない!

 流石だハイパームテキ!! ありがとうハイパームテキ!! 君は最強のゲーマーだハイパームテキ!!

 

「……なぁ、これ俺達必要だったか?」

「もう気にしないようにしましょう」

 

 少年とその恋人らしい少女が呆然としているがそんなのハイパームテキは聞かない! 何故ならハイパームテキだから!!

 

 

****

 

 

 それから暫くが経った! ハイパームテキは特にリハビリの必要もなくCRへと復帰した! 何故なら彼はハイパームテキだから!!

 だがハイパームテキでも少し予想外が起きた。なんとゲームをクリアしたのに帰還できていない患者がいるのだ!!

 これは捨ててはおけない! 何故なら彼はハイパームテキであり医者だからだ!!

 ハイパームテキはなんやかんやあって患者はアルヴヘイム・オンラインに閉じ込められていると知りアルヴヘイム・オンラインに患者の救助のためにログインした!

 そしてハイパームテキはそのまま世界樹を登り切り患者の元へ辿り着いた!! しかし、先客が居たようで黒色の少年と小さな少女が恋人らしい少女と抱き合っている状態だった! これにはハイパームテキも空気を読んで出て行かない! 空気を壊さず見守るのもハイパームテキの仕事なのだ!!

 

「団欒もそこまでだ」

 

 しかし、そこにいけ好かない子安ボイスが響き渡る!!

 その瞬間体にかかる重力が何倍にもなる! 膝を付く少年少女! これはいけない! さぁ出撃だハイパームテキ!!

 

「待て! お前の野望もこれまでだ!!」

「な、なんだお前は!? この重力でも動けているだと!!?」

「ハイパームテキだからだ!!」

「ハイパームテキってなんだ!!?」

「勝ったな」

「勝っちゃったわね」

 

 ハイパームテキがたかだか重力が増えたくらいで膝をつくわけがない! 何故なら彼はハイパームテキだからだ!!

 

「これでトドメだ! 俺の患者を返してもらうぞ!!」

『キメワザ!! ハイパークリティカルスパーキング!!』

 

 そして初手必殺技! ハイパームテキに常識は通用しないのだ!!

 

「ハァァ!!」

「グァァ!!」

『究極の一発!!』

 

 そして突き刺さるハイパームテキの必殺技! 爆散する子安ボイスの小物!!

 こうしてSAOから帰還できていない患者全員が帰還した!! ありがとうハイパームテキ!! 流石だハイパームテキ!! 君こそがナンバーワンだハイパームテキ!!

 

「もう俺達何もしなくていいんじゃないかな」

 

 少年の言葉は大体合っているぞハイパームテキ!!

 

 

****

 

 

 ハイパームテキはALOでの事件を解決して帰ってきた! しかし現実ではハイパームテキでもどうにもならない患者が送られてきていた!!

 

「HIV患者か……クソッ、バグスターならハイパームテキで倒せるのに!!」

 

 そう、HIVの感染患者だ!!

 親が感染してしまい、そこから感染してしまった彼女を治す手立ては今の医療には無い! ハイパームテキでも彼女の体内に潜む病原体をどうにかする事は出来ないのだ!!

 さぁどうするハイパームテキ!! もうハイパームテキでも諦めるしかないのか!!

 

「ならばHIVウイルスを全て切除してしまえばいい」

「あ、あなたは……」

「術式レベル100」

『辿る歴史! 目覚める騎士! タドルレガシー!!』

 

 そう、タドルレガシーだ!!

 タドルレガシーに斬れない物は無い!! つまりウイルスだけを全て斬ればいいのだ!! 流石だタドルレガシー!! ハイパームテキでは出来ない事もチーム医療ならどうにだってなる!!

 

「緊急手術だ。これよりオペを開始する」

 

 そして始まる緊急オペ!!

 ハイパームテキはその様子を横から見守る!! もしも妨害があれば全てハイパームテキがどうにかするからだ!!

 そしてウイルスを切除していくタドルレガシー! そしてついでに回復魔法によって少女の体力を回復させていくタドルレガシー!!

 流石ファンタジーだ! リアルでは出来ない事をサラッとやってくれる!!

 そして手術はなんと二日間にも及んだ!! 他の医者は倒れているがハイパームテキとタドルレガシーは倒れない! 何故ならハイパームテキとタドルレガシーだから!!

 

「術式成功。これでもう彼女がHIVによって苦しむことは無いだろう」

 

 なんとタドルレガシーは彼女の体の全てのウイルスを切除しつくした! ありがとうタドルレガシー!! 君は世界一の医者だタドルレガシー!! ついでにありがとうハイパームテキ!! 君たちのお陰で色んな人の命が救われた!! 流石だハイパームテキ!! 流石だタドルレガシー!!

 

「さぁ、今度はバグスターの駆除だ。行くぞ」

「はい!!」

『ハイパームテキ!!』

『タドルレガシー!!』

 

 そして今日も二人は戦い続ける!

 この世から争いが無くなるまで戦い続けるのだ! 君達に敗北は無いだろう!!

 何故なら君達はハイパームテキとタドルレガシーだから!!

 

「……あの金色の人、なんだったんだろう」

 

 HIVを治された少女はそう呟いた。

 ならばこうやって返そう!!

 

『輝け流星の如く! 黄金の最強ゲーマー! ハイパー!! ムテキ!! エグゼイド!!』

「……永続無敵ってチートじゃ」

 

 ありがとうハイパームテキ!!




何も考えずただハイパームテキしたかっただけ。最初はゲンムのやべーやつだった。

原作? もううろ覚えだよ。ユウキちゃんのHIV? きっとタドルファンタジーなら斬れる。理屈は知らん

そしてこの話にツッコミを入れてはいけない。何故なら勢いだけで書いたから作者でもどうしてこうなるの? と言われたらハイパームテキだから。タドルレガシーだからとしか返せない。

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