https://syosetu.org/novel/180532/
二話目は以下の話を元にBB小隊とサクラの視線で描写しています
『それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!!』
もう誰か止めろよこのSAKIMORI人形……
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『破壊の嵐を巻き起こせ! 』
☆地上戦
https://syosetu.org/novel/180532/396.html
☆二度目
https://syosetu.org/novel/180532/395.html
『人形達を守るモノ』
Code-89 資源地帯奪還作戦-2
https://syosetu.org/novel/190134/93.html
作戦開始から数十分後、俺達BB小隊とS09P基地所属部隊、そして、パラケルススの魔剣、通称魔剣ちゃんによる地上ルート攻略作戦は順調そのものだった
空からは飛行ユニットを展開したノアによる航空支援と魔剣ちゃんのハンドレールガンによる後方狙撃で、高台に陣取るイェーガー等を一掃してくれるおかげで、俺達BB小隊とノアさんは工場の建屋等に潜むリッパーやヴェスピド等の鉄血兵の殲滅に専念できた
強いて、問題があるなら、魔剣ちゃんが装備するレールガンの威力が
更に、工場内に潜む伏兵もS09P基地特有のチートレーダーであるナデシコのお陰で筒抜け同然。逆にこちら側からMP5Fさんの手榴弾やM14さんが今作戦用にも持ってきた手榴弾等で隠れる鉄血兵を一掃していく
『地上工場群の鉄血兵の推定残存数約20%以下…残りは前方の一群だけだ』
「了解、残りは目の前の奴らだけよ」
「「「「了解」」」」
指揮官から個別通信で俺達は更に士気を高め、建物の影に身を潜めるヴェスピドとブルートを中心とした鉄血兵の一群に向かってノアさんと共に突貫を仕掛ける
MP5Fさんとパラちゃんがダミー共に9mm拳銃弾の弾幕で敵の動きをけん制する
牽制射撃で鉄血兵達が怯んだ隙を狙って、P228さんとアナさんがそれぞれ手にしたブレードで切り込みをかけ、鉄血兵達を斬り伏せていく。
俺とM14さんは彼女達の背後から援護射撃を加えつつ、アナさんの戦い方にいろんな意味で衝撃を受けた
(ノアさんは、正面から切り込む……戦術人形の戦いじゃないよな?)
俺はそう思いつつもすぐに、頭を切り替えて、P228さんの背後から彼女の首を斬りおとそうとするブルートの頭部を撃ち抜いていく
俺は今まで沈黙を保ってきたドリーマーと未知のハイエンドに不気味さを感じつつ、前衛で戦う二人を援護し、それからすぐに工場群内に展開する鉄血兵はすべて撃破した
その直後、ドリーマーの怒号がオープンチャンネルによって周囲に響き渡った
『最初から勝つとは思っていなかったが……腕一本でも道連れにすればいいものをこの役立たず共が!』
「痺れを切らしてでてきたか!!」
「キャロル指揮官、ドリーマーのどこにいるの!?」
「指揮官、敵の反応位置をおしえてください」
『わか……ノア、狙われているぞ!!!』
「!?」
ドリーマーの怒声が聞こえると同時に、M14さんとアナさんの要請にキャロル指揮官が答えようした
だがの、更なるドリーマーの怒声がオープンチャンネルに乗って工場群内に響き渡る
『貴様らグリフィンも…!
それと同時に、高台からの時間差で照射された二本のレーザーがノアちゃんを襲い掛かり、それを紙一重で避けるのが目に映った
ノアちゃんがレーザーを避け切るのと同時に俺達BB小隊の個別通信チャンネルに、指揮官からの通信が入った
『火力と連射性能が上がっている上に偏差射撃までしくれるか……局地戦仕様なだけはあるな』
「指揮官、どうします?」
「あの連射性と精度だと俺達はともかく、魔剣ちゃんには避けるのは至難と技ですよ」
『だが、ドリーマーに代わりは……!? 別のハイエンドの反応だと!?』
指示を仰ぐM14さんとパラちゃんに指示を出そうとした瞬間、指揮官が驚愕の声を上げると同時に聞きなれない声がオープン通信で響き渡った
俺達はすぐにその声が作戦開始前に、ナデシコで観測されたUNKNOWの物だとすぐに理解した
『隊長、仲間外れは良くないなぁ。俺も入れてくれないと』
『チーフ!貴様!何をする気だ!』
ドリーマーもチーフと呼ぶ乱入者に恐怖心を含んだ叫びに、ソイツは面白半分にこう言った
『いやいや、ちょっとお手伝いをね!』
チーフの笑い声と共にその瞬間、工場群の一角が突然光を放ち始め、次第に大きくなる。ソレを見た瞬間、俺達は身の危険を瞬時に感じた
「「総員退避!!!」」
M14さんとアナさんの退避命令と同時に俺達がその場から退避(魔剣ちゃんは専用パワードスーツを着用したRFBに抱えられて)その場から一目散に離れた
その直後、その光輝いていた所から何かが発射されるとドリーマーが陣取っていた高台を消し飛ばすと同時に小さなキノコ雲をあげた
俺達はチーフが放った攻撃の正体をすぐに察すると同時に、奴の異常さを認識せざる得なかった
「せ…戦術核弾頭だと、ここは汚染地帯じゃないだぞ!?」
「資源地帯で核弾頭なんて使うなんて、イカレているわ!!」
「味方を殺した?」
「何よりも味方を撃ったよ……狂っている」
「ウェェェ、終わったら除染だよ~」
チーフの予想外の行動に俺達は衝撃を隠せなかった。
ただ、一人魔剣ちゃんを除いては……今、それを気にしている場合じゃないが
そして、先ほどの砲撃が飛んできた方向から再び光が見えると俺達は頭を切り替え、敵の攻撃に備えた
――――――――――――――
「奴は何を考えている!?」
サクラはS07前線基地の司令部で鉄血ハイエンドチーフの行動に戸惑いを隠せず、手を握り占めてモニターを睨み付けちえた
工場群に展開しているBB小隊と地下道でリバイバーとナイトメアと行動している第二分隊、SO小隊の個別通信チャンネルを介して彼らの会話に耳を傾けていた
そこで、彼女が耳にしたのは、鉄血ハイエンドチーフの支離滅裂とも言える行動の数々だった
(暴走したバルカンを鉄血化したミニガンと潰し合いをさせたり、ドリーマーを意図的に誤射したり、挙句の果てにレストを挑発したり……鉄血の不利になる事ばかりする?)
指令室のモニターは、S09P基地のナデシコから送られる情報とグリフィンで一般的な探査衛星からの情報等を重ね合わせた資源地帯での詳細な戦況状況がリアルタイムで映し出されていた
サクラは、BB小隊とS0小隊の指揮権を一時的にS09P基地のキャロル指揮官に委ね、彼女自身はモニターに映し出される情報を元にチーフの不可解な行動について考察を進めていた
ふと、サクラは鉄血の反応の動きに不可解な点に気づいた
それは地下道の戦力が不自然なほどに地上の工場群に向かって移動している事だった
それこそ、鉄血化ミニガンとEA小隊を壊滅させた死神、二体のハイエンドを除くと地下道の防衛戦力はがら空きであった
その結果、リバイバーとSO小隊、それにナイトメアは少ない消耗で死神と交戦していた
まるで、意図的にこちらの部隊と鉄血ハイエンドを潰し合いを狙っているかのように
「地上部の増援とはいえ、不必要に地下道の戦力を動かしている……!?」
サクラが鉄血の動きに疑問に感じた瞬間、モニターから死神とチーフの反応が同時に消え、彼女は目を開いた
其れと同時にS09P基地司令部から通信が届き、サクラは通信を繋げた
『S07前線基地司令部、こちらナデシコ。先ほど死神とチーフの撃破を確認、そちらでも確認できるか?』
「あぁ……こちらでも二体の撃破を確認できた。残りは鉄血化したミニガンと暴走したバルカン、それに地上部の下級兵だけだな?」
『それに関しても地下道にノアが、地上部にはアナが「そういうことか!!!!!」
「キャア!?」
サクラの脳裏にあることを見逃していた事に気づき、大声を叫んだ。
彼女の突然の叫び声に、キャロルは年相応の小さな可愛らしい悲鳴をあげたがサクラは自身が気づいた事に内心動揺を隠せず、言葉を続けた
「そういえば、奴がドリーマーを誤射した直後、核爆発の影響で一瞬だけに通信が混線した際に奴の会話が聞こえた」
「確かに核爆発の際に一瞬だけに通信機能に異常が生じたが……それがどうした?」
「奴はこう言っていた……『アハハハハッ!そうだっけ!』と」
「それが……まさか!?」
驚くキャロルにサクラは頷くと確信を持ってこう言った
「
とりあえず、サクラ指揮官がチーフと??の存在に気づきました
問題があれば、修正します