Re:ゼロから始める魔王の異世界生活   作:きゃぷてん

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今際の際で


2019:プリステラ事変②

ベアトリスは、その手にRe:仮面英雄暦を持っていた。本を開くと、頁に三つのライダーズクレストが浮かび上がる。

 

それから現れたのは三体の人影。

 

1人は赤い装甲に金色の角を持つ戦士、仮面ライダークウガ。

 

1人はスペードのスートがあしらわれた銀色の装甲を纏う紫紺の戦士、仮面ライダーブレイド。

 

最後の1人は黒いパーカーを身に纏う戦士、仮面ライダーゴースト。

 

それぞれアナザーライダーに対抗するために召喚されたのだ。

 

「よし、アナザーライダー達の相手は任せたぞ」

 

ゲイツが3人に向けて告げる。ライダー達は力強く頷き、進軍するメンバーに混じる。

 

「ここからはそれぞれ分かれて進もう。…‥健闘を祈ってるぞ」

 

ゲイツからの言葉に頷く一同。それからアナザーライダー達がいる場所へ、それぞれ分かれて進み始めた。

 

◇

 

クウガ、ヴィルヘルム、ガーフィール、ミミ。

 

そして彼らの真上には、クワガタのような何かがいた。それはゴウラム。リントという古代民族が、クウガのしもべとして作り出したマシンである。

 

彼らの目の前にいるのは、アナザークウガと細身の剣士と大柄の戦士である。

 

ベルゼブブインベス。彼の前に現れたのは、クルシュ、ユリウス、リカード

 

アナザーゴースト。彼女の下に、ゴーストとゲイツ。

 

アナザーブレイドの元へは、ブレイド、エミリア、ベアトリスが。

 

互いに睨み合い、己の武器を構えて————駆け出した。

 

◇

 

「であらあああああああああっ!!」

 

ガーフィールは威勢よく声を上げながら、大男に突撃。後ろには杖を持ったミミを引き連れている。

 

「——————!!」

 

ヴィルヘルムは、刀剣をその手に持って細身の剣士に一気に迫り、突きを放つ。

 

そしてゴウラムがアナザークウガの元へ突撃して攻撃すると、クウガが地面を蹴り、跳躍して殴ろうとしていた。

 

「はあっ!!」

 

場面変わって、ベルゼブブインベス戦。

 

駆け出したユリウスとリカードが腰を捻り、それぞれ獲物を振る。

 

「どっ、せい!」

 

「エル・クラリスタ!!」

 

リカードの豪快な一撃と、虹を纏ったユリウスの剣が振るわれる。

 

相手は単独だが侮れない。しかもクルシュからの情報で、目の前の異形は暴食の大罪司教であると知っている。短期決戦のつもりで両者は技を放った。

 

だが

 

「んなっ」「っ!!」

 

ベルゼブブインベスは海老反ることによって回避。そこから振り返って紫の斬撃を2人に向けて放った。

 

「っ、エル・クラウゼリアッ」

 

咄嗟に詠唱し、ユリウスは剣先から虹の光を放って斬撃を相殺。その間に迫ってきた爪を刃で受け止める。

 

「ふっ!!」

 

ベルゼブブインベスの後ろからリカードが迫り、切り掛かる。もう片方の爪でそれを受け止めた時、突如として両者はその場から離れた。

 

そのままベルゼブブインベスの元にクルシュが接近し、ゼロ距離で風の斬撃を放った。それをモロに喰らって後ろへ飛ぶが、すぐに体勢を立て直した模様。

 

風の斬撃。それは風の魔法と彼女の持つ"風見の加護"を合わせた技、"百人一太刀"である。

 

「これを耐えるほどの硬度……一筋縄ではいかないようだな」

 

クルシュは未だ構えを解かぬまま、ベルゼブブインベスを睨む。

 

「さっきの俺らの攻撃に対応できるなんて中々のやっちゃなぁ。これは、気合い入れていかなあかんなぁ」

 

「ああ。少なくとも、出し惜しみして良い相手ではないのは分かった。例え、何度避けられようと捉えるまで剣を振るう」

 

そこから三者は駆け出し、激闘が再開する。

 

『アーマーターイム!! カイガン!! ゴーォストォー!!』

 

場面はまたもや転換。

 

ゲイツはゴーストアーマーに変身。アナザーゴーストを相手する以上は、この形態になるのが最適と判断したのである。

 

「はあっ!!」

 

空中を滑るように飛びながら、すれ違い様にアナザーゴーストを切り付けようとする。しかし何処からか金色の鎖を呼び出して、その一撃を防ぐ。

 

『カイガン!! ムサシ!!』『決闘!! ズバット!! 超・剣・豪!!』

 

ゴーストがムサシ魂に変身。二振りの剣になったガンガンセイバーを持ち、駆け出す。

 

振り回される鎖を素早く弾き、一気に迫る。首に向けて突きが放たれそうになると、直前で剣を取り出して刀身で受け止めた。

 

弾かれ合う2人のゴースト。片方のゴーストは、既にアイコンを変えて別の姿になっていた。

 

『ニュートン!!』

 

それが聞こえた後、アナザーゴーストは真後ろに吹き飛ばされた。そして後ろには、ゲイツが待ち構えている。

 

「はあっ!!」

 

そのままゲイツが背中にジカンザックスを放つと、またもや強い圧力らしきものでアナザーゴーストは地面にめり込んだ。

 

「ッ!!」

 

その時、咄嗟にアナザーゴーストはその場から抜け出した。

 

彼女もニュートンの能力を使い、手から斥力を放ったのである。

 

地面を滑りながら、電気を纏った鎖を放つ。それは蛇の如くのたうちまわり、地面を抉りながら相手に迫る。

 

ゲイツが駆け出し、ベートーベン魂の能力で楽譜のバリアを作り出して攻撃を防ぐ。

 

『ゴエモン!!』

 

そんなゲイツの背後から飛び立つ影。ゴエモン魂の姿になったゴーストだ。

 

サングラッシャーの一撃が受け止められ、甲高い音が響いた。

 

「あいつかしら」

 

ベアトリスが、アナザーブレイドの姿を捉えている別の現場。傍らには仮面ライダーブレイドとエミリアがいる。

 

アナザーブレイドは呻き声を上げながら、アナザーブレイラウザーを構える。それをみたブレイドも、ブレイラウザーを構えた。

 

エミリアも手を翳すと手に氷の長剣が出現し、各自戦闘準備は整っている。

 

「「「!?」」」

 

オーロラカーテンがアナザーブレイドの周りに現れたのはその時のことだ。カーテンの向こうには複数の異形の影が蠢いている。

 

そしてカーテンが晴れて現れたのは————アンデッド達。

 

「こいつらは……この仮面ライダーが戦ったやつらかしら」

 

「こんなにいっぱい……!」

 

大軍と呼べる程の数。そんな光景に、一瞬圧倒され眉を顰めるエミリア達。

 

(敵はベティーが他のライダーも呼び出せることを分かっている……? だからこれ程の数を……?)

 

自身が抱えている本、"Re:仮面英雄暦"。それは様々なライダーの力を引き出せる反則級の力————ソウゴの世界で言うところの、"ちーと"であるらしい。

 

それを知っていなければ、この大軍を用意する筈が無いとベアトリスは推察していた。

 

「……相手がなんであれ、やるしかないのよ。行くかしら、エミリア!」

 

「うん、分かった!」

 

3者、構える。それから、大軍へと駆け始めた。

 

◇

 

『ベイキング・ブルブラスト!!』

 

ベイクマグナムの銃口から紫色の光が放たれる。

 

高速でラインハルトの元へ飛ぶが、上へと弾き飛ばされた。

 

「ヒュウ」

 

口笛を吹く。この世界の最強の存在と相対しているが、焦りが見られる様子も無かった。

 

むしろ向かってくるラインハルトに対し、指を動かして挑発する姿勢さえ見せる。

 

綺麗な蹴りが真っ直ぐに飛んできた。咄嗟に腕で受け止めれば、アーマーが破損する。

 

更に手刀が飛んできたので、ビターガヴガブレイドを振るうことで弾こうとしたものの、逆に弾き返される。

 

そしてそのまま、二撃目の手刀が飛んできて

 

「——————お」

 

ベイクの身体が、引き裂かれる。

 

瞬間、真っ二つになった身体は爆ぜた。

 

反射的に後ろへ飛び、腕で顔を覆うラインハルト。怪訝そうな顔をするが、相手の撃破を確認し、改めて他の面々の下へ行こうとするが

 

「いや、流石だな……剣聖」

 

「!!」

 

「でも、ここで終わるにはまだ早い。まだまだお付き合い願おうじゃないか」

 

後ろを振り返れば、先程倒したはずの男が。

 

男は胸元に赤いベルト————ロードインヴォーカーを装着する。

 

『エクストラ!!』

 

ベルトの中央に紫色の球体————エクストラカプセムを嵌め込み、スイッチを押すと音声が鳴る。

 

「擬装」

 

オンユアマーク、と音声が流れる中、カプセムを回転。

 

男の周りにガラスのドームが出現し、中が液体で満たされる。男の身がボディスーツで包まれ、更にレーザーも浴びた後、ガラスは弾け飛んだ。

 

『インヴォーク・ロードシステム』『エクストラ』

 

肩に紫色のマントが現れることで、ロードスリーへの擬装が完了。手には既に、ブレイカムブレイカーがあった。

 

構えるラインハルト。両者は再び、互いに駆け出した。

 

◇

 

「…………これでいいってのか?」

 

「ああ。んじゃ、これからも妨害は頼むぜ」

 

戦場から外れた、何処か。2人の不審者が会話を交わす。

 

片方は、黒い衣服を纏うナツキ・スバル。もう片方は、兜で顔の全てを覆っている男。

 

「忘れんなよ? あいつの命はこっちが握ってる。変に逆らって損をするのはお前だ。妙なことは……」

 

「ちっ…………言われなくても分かってるよ。俺は何もしねぇ、お前に従うさ」

 

そっぽを向き、ぶっきらぼうにスバルに応える男。

 

「なら良かったぜ。俺も、あんま乱暴な真似はしたくないからなぁ」

 

「……人質を取っておいて、よく言うよ」

 

肩を竦め、呆れたように皮肉を垂れる。その言葉に、スバルはクツクツと嗤う。

 

「俺も果たしたい目的があるんでね。その為には使えるもん使ってかなきゃな。

それに、俺の目的が果たされるってことは、お前の目的も結果的に果たされるんだ。だから仲良くやってこうぜ。なあ兄弟?」

 

「るせぇ。気安く触んな」

 

「はっ」

 

自身の肩を叩いたスバルの手を払う。本人は特にそれを意に止めず、嘲笑うだけ。そのまま男の横を通って、歩き去っていく。

 

スバルの背中を男は見つめる。

 

兜から覗かせるその瞳は、ナツキ・スバルを射抜いた。

 

少なくとも、憎悪の感情を宿らせて。

 

◇

 

「——————」

 

「どうかしたのかい?」

 

エキドナ……もとい、オメガが遠くを見つめている様子を見た海東が声をかける。

 

「……って、聞くまでもないかぁ。君も、気づいたようだね」

 

「……ああ。どうやら、碌でもない連中が動き出しているみたいだ。……君は行かなくても良いのかな? 仮面ライダーは英雄、と知識を得ているが」

 

「別に。僕は英雄じゃなくて怪盗だからね。それに、君は魔王くんの記憶から、僕に関して色々知ってるだろう? 行くかどうかは、僕の気分次第さ」

 

愚問だったな。相手の回答を聞いて、肩を竦めて笑う。

 

まあ今のはただの確認作業、のようなもの。単純に、この事態に彼がどう動くのかを知りたかっただけである。

 

結果として、行く気は無い様子であったらしい。

 

「とりあえず、今は次のお宝さ。まだ例の10本の剣さえ、この一本を手に入れただけなんだから」

 

何処からか一本の剣を取り出す海東。それは『命剣』ゼアム。その効果は魂を殺すというものであり、精霊にはよく効く剣であった。

 

「『竜剣』レイドを剣聖くんから取れたら一番良いんだけど、あの強さだしねぇ。魔王くんくらいにならなきゃ無理だろうし……ま、後で考えればいっか」

 

ゼアムを肩に担ぎながら、その場から歩き出す海東。そんな彼の後を追うオメガ。

 

(…………一体……何が起こるのやら)

 

海東との旅の中で、きな臭い話は聞いている。どうも魔女教を殺す何者かがいるらしい。殺してる者は、揃いも揃って人型の異形だそうだ。

 

かつて常磐ソウゴの記憶から、強欲と暴食の大罪司教が殺害されたらしいことを知った。

 

更には、自身の頼みで海東にサテラの祠に連れて行ってもらった。そこで、祠に何者かが干渉した跡があるのが判明した。

 

(…………まさか、ね)

 

相手の目論見を、薄っすらとだが推察する。

 

少なくとも、嫉妬の魔女が関わることは間違い無いと、そう思った。

 

◇

 

-カララギ-

 

「プリステラを魔女教が占拠って……マジかよ」

 

「はい。先程、情報が広まって来て……」

 

スバルとレムにもプリステラに関する現状は伝わっていた。

 

とはいえ魔女教が占拠したという段階のみであり、アナザーライダーの情報は入ってない。

 

「なら……どうにかして、このことをソウゴ達に早く伝えねぇと!」

 

 少なくとも、ソウゴがいれば事態は早急に解決できるだろうとスバルは思っていた。

 

 一刻を争う事件であることは分かる。どうにか、今すぐ書簡を送る方法を見つけないと—————。

 

「その必要はねぇぞ」

 

男の声がして振り返る。いたのはマゼンタのシャツの上に黒いスーツを着込む男—————門矢士だ。

 

「貴方は……!」

 

 かつて顔を合わせたことのあるレムは反応を見せる。

 

「久しぶりだな。今プリステラには魔王達がいる。最も、状況も芳しいかどうかってとこだが……」

 

「なっ……どういうことだよ!? ソウゴがいるなら……」

 

「魔王がいるからこそ、あっちも無策で来た訳じゃねえってことだよ。どうも対策をしてきて、他の奴らと分断したみたいだ」

 

「そんな……!」

 

淡々と告げられる士の言葉に、スバルは呆然とするしかなかった。まさかそんなことが起こってるとは思わなかった故に。

 

「とりあえず、俺はお前らに何か起こる前に一旦ここに来た。しばらくこの家とはお別れになる」

 

「んな急に言われても……! ……いや、我儘言っても仕方ねぇか」

 

話の急さについていけず、一瞬は異論を唱えようとしたスバル。しかし、表情を引き締めるとそれをやめた。

 

「……レム、とりあえず必要なもんだけ纏めて行こう。今はそれしかねぇ」

 

「……分かりました。今すぐ準備いたします」

 

それからスバルとレムはそれぞれ分かれ、荷造りを始める。数日は過ごせるだろう資金、食糧と飲料水等。

 

「何だ、多少は落ち着きを覚えたか? 女と過ごせば丸くもなるってか」

 

荷造りするスバルの背に言葉を投げかけたのは士だ。

 

「その言い方に反論できないのは悔しいが、実際そうだな。

後は仕事先で扱かれまくりはするし、色々考える時間もあった。……なんつーか、自分がどれだけだらけてたかは、痛感できたよ」

 

カララギでの生活は、少なくともスバルにとっては大きな影響のある日々であった。

 

与えられた資金や、レムもいるとはいえ、自分で自分のことを養わなければならないという状況。自分の見知らぬ人間がいる場所での勤務。

 

これまでの自分を変えなければならないということは、嫌でも感じ取っていた。

 

「……あん時俺は、自分が無力だって思いたくなくて、約束破ってまでエミリアのとこに行った。そんで余計な意地張って、あいつにボコボコに負かされて……挙げ句の果てには、何も悪くねぇエミリアにまで当たりそうになって」

 

自分が晒した醜態の数々が巡る。今思えば考えなしすぎだと思うし、騎士達を否定する発言は自分が全面的に悪かった。その上、そのせいでエミリアを悲しまてしまった。

 

結局、あれから彼女に謝らないでいるままだ。ずっと心残りなのだが、未だに勇気を出せずにいる。

 

「今更頑張ったからって、全部がチャラになるなんて思っちゃいねぇ。

 でも、俺は……俺にでも出来ることを、やるべきことをしたい。その為に、一生懸命になりたいって、そう思うよ」

 

だからこそ、ケリをつける時が来たのかもしれない。これまでのことも、これからのことも。

 

「…………お前、父親と母親には会いたいか?」

 

「あ? 何だよ急に……そりゃ、会いたいけどさ」

 

士からの問いかけに、思わずスバルは振り返った。

 

元の世界に今もいるだろう両親のこと。正直な話、余り考えないようにしていた。

 

「……全部終わったら、会う機会くらいは作ってやる」

 

「は?」

 

何を言ったのか、一瞬分からなかった。

 

会う機会なんてこの先無いだろうと思い込んでいたスバルからすれば、当然の困惑であり。

 

「俺は世界の破壊者だからな。お前を元の世界に一旦帰してやれるくらい、大したことでもない」

 

「いや話についてけねぇんだけど??」

 

「お前の両親はお前の身を案じてる」

 

「———————」

 

告げられた言葉に、スバルは押し黙る。

 

2人とも、自分には勿体無いほどに、優しい親だ。

 

そんな2人だからこそ、こんな自分だとしても居なくなって心を痛めてるんじゃないかと——————そう思うことは何度もあった。

 

「顔くらい、見せに行っても良いんじゃねぇか?」

 

「……何が何だかわかんねぇけど……2人に会えるってなら、願ったり叶ったりだ。じゃあ、全部終わったら、そん時は頼むぜ」

 

「ああ」

 

スバルの回答を聞いた士は不敵に微笑む。

 

もしも両親に会えたら、何から言うべきか。

 

今まで迷惑かけたことはちゃんと謝りたいし、何があったかも話したい。

 

でも、まずそれより。

 

ただいまって、それだけは言いたいと思う。

 

◇

 

「準備は良いな?」

 

「ああ!」「はい」

 

荷造りを終えたスバルとレムは、士の言葉に頷く。

 

「それじゃあ行くぞ」

 

「レム、行こう」

 

「はい!」

 

先行する士の後に続く2人。

 

強い風が吹き始めてきた。その場限りの風ではなく、更に激しさを増す。

 

それを受けながら、前へ進む。

 

拓かれる新たな旅路。少なくとも、荒れた道が続くことは間違い無い。

 

でも、側には大切な人がいる。それだけで心強かった。

 

何処かで、心が折れるかもしれない。自分のメンタルがそれほど強靭であると、思ってはいない。

 

だが、折れてはいけない。立ち上がらなくてはならない。先の未来のために。己に出来ることの為に。

 

荒削りの決意。

 

それが、ナツキ・スバルのリスタート。

 

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