これは"とある妖怪"の旅の話。
人間の歴史には詳しく語られる事のない妖怪側の目線の話。
その妖怪は「駄烙(だらく)」という名で呼ばれていた。
駄烙は他者を下す程の強い力はなかった。力を得る方法も自分の知りえる事では得られなかった。
この世にはまだ知りえない力を得る方法があるのではないか、自分の見ている世界だけでは知りえない手を取り合えば共存出来る者達も居るのではないかと思い立った。
強き者達に守られた故郷に暫しの別れを告げで旅立つのであった。


※地名は五畿七道に基づいています
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