※真面目と不真面目をオーバーレイ。
※本編では明かせなかった裏設定などものせています。
※電波。
『メインキャラ』
■シルクァッド・サヤップ・クシャトリア
異名:翼もつ騎士、拳魔邪帝、キョンシー
年齢:不詳(推定二十代後半~三十代前半)
誕生日:不明
身長:184cm
体重:79㎏
趣味:弟子育成、果物巡り
好きな物:果物全般、櫛灘美雲、退廃
嫌いな物:質素倹約、禁欲生活
将来の夢:休日が……欲しい……
『詳細』
十年の時を経て復活したクシャトリア。
自分のことを縛っていたジュナザードが死亡し、BBAの呪縛もなくなったことで、抑えつけられていた奔放な性質が露わになっている。要するに受験戦争から解放された受験生のノリ。
しかし完全に十年前の通りに復活したというわけではなく、静動轟一の後遺症で記憶の90%が失われおり、ジュナザードの植え付けた邪念も心に溶けたまま残留している。
師匠二人、内弟子一人、弟弟子が複数人と交友関係が恵まれているように見えるが、実はリミの言う通り友達はゼロ人。そして彼女いない歴=年齢。拳聖はあくまで研究仲間であって友達とは言い難い。一応まだ内藤翼だった頃に友達はいたので、友達いない歴=年齢でないことが唯一の救い。ただし北方謙三氏の教えを実際にやっているので女性経験が皆無というわけではない。むしろ本編の影で金にあかして結構豪遊していたりする。要するに素人童貞。
クシャトリアの交友関係がお寒いことになっているのは、本人の問題だけではなく、親しい知り合いが出来たらジュナザードの犠牲にされると悟っていたからでもある。
十年間BBAと雌伏の時を過ごしていた間、櫛灘流を奥義に至るまで教え込まれ、更には密かに戦場へ出ては実戦経験をつんでいたことで、実力も素で特A級上位クラスまで上昇。静動轟一の限界時間も伸び、静動轟双の安定性も増した。
流石に長老やジュナザードには届かないまでも、静動轟一と特A級上位の実力が合わさって、対静動轟一の術をもっていない特A級相手ならば圧勝することも不可能ではない。
一影九拳にパシリにされていた経歴から、達人らしからぬ普通の精神性をもっている―――――というのは誤りで、わりと非常識人。
リミに拷問まがいの修行を課しては面白がるというサディスティックさをもちつつ、BBAに支配されていることに悦びを感じるという、SでもMでも両方いける変態。愛弟子の女の趣味最悪、性癖も最悪という評価は正当なものと言える。
どうもBBAに支配されることで生を実感し、リミを支配することで生きがいを感じていた模様。
恋愛とはお互いに支配し合うものなんだよ、というのがクシャトリアの主張らしい。男でありながらヤンデレ属性とメンヘラ属性を兼ね備えるあたり、もはや救いようがない。恋愛感がアレなせいで、恋愛描写を入れると確実に18歳未満お断りなことになるので本作の恋愛関連の描写が薄くなった原因。これも全部ジュナザードってやつのせいなんだ。おのれジュナザード!
とまぁそんなこんなだが、一応普通の愛情というのも持っており、リミのために初めて命懸けの戦いに赴いたりもした。
BBAが精神崩壊した自分をキョンシーにしていたことに怒りを覚えていなかったが、敢えてBBAの邪魔しに行ったのは、BBAがリミを悲しませたからである。
自我を取り戻し復活してからは、一影からの要望もあって一影九拳に復帰。十年前とは違い正式に九拳になったことで、超重労働の日々からは解放された。……が、そこでトラップ発動。弟子の育成。一なる継承者である翔へのシラットの伝授、弟弟子であるジェイハンへの修行、BBAがいなくなって宙ぶらりんになっている千影へ櫛灘流の稽古などをやることになる。
これにより弟子四人を同時に面倒を見なければならないという事態に発展。しかも所属がばらばらなので一度に修行を見るのも難しいというダブルパンチにより、闇人の仕事は減ったものの自由時間の方はあんまり変わりませんでしたとさ。
■シルクァッド・ジュナザード
異名:拳魔邪神
年齢:90歳以上
誕生日:10月23日
身長:165cm
体重:60㎏
趣味:弟子実験、政治
好きな物:果物全般、特に柿
嫌いな物:肉、魚、小麦
将来の夢:人の限界を捨て去り、神と戦う
『詳細』
本作品のラスボスであり、全ての元凶とすら呼べる存在。史上最凶最悪の師匠。
自分にとって不都合な存在になった弟子を、容赦なく殺害(未遂だったが)する非情にして外道な男。おがちゃんと並んで、ケンイチにおける二大外道キャラの一人といえる。そのため本郷さんからは殺人道ですらない外道と評された。
作中における外道行為は枚挙に暇がないが、元々はティダードを西洋列強の侵略から守り通した英雄であり、善性の人物であったらしい。ロナの発言によればティダードの教科書にも載っているとのこと。
数々の英雄的行いによって遂には神と崇められるまでになるが、後にどういうわけか邪神へと変貌してしまう。どうしてこうなってしまったのかは、原作でも明かされておらず不明。
公式に『生涯で己より強い武人と出会うことはなかった』と明言されている作中最強候補の一人。遊びを止めて本気になれば、我等の本郷さんすら一方的にフルボッコにしてしまえるほど実力は隔絶している。ただ風林寺一族出身の長老や砕牙、暗鶚出身のとは異なり極普通の平民出身。血統書つきの天才である長老や穿彗とは違い、突然変異型の天才と呼べるかもしれない。
原作ですら長老やガノスケ以外には手がつけようのない怪物だったジュナザードだが、本作品では更に静動轟一を会得してしまい更なる化物へ進化。
静動轟一を発動した場合、その実力はもはや達人や超人といった領域すら踏破し、神域に踏み込んだ神と呼べる存在となる。しかもジュナザードは規格外の精神性と肉体強度によって、静動轟一の負担を完全に抑え込めるので、ノーリスクで半永久的に発動し続けることが可能というチート状態。
クシャトリアがジュナザードに勝てたのは、クシャトリアがジュナザードの使う技を全て知り尽くしていたこと、長老との戦いにおける消耗で静動轟一発動不可能、クシャトリアの奥義に一瞬目を奪われるなどといった数々の要因あってのことであり、実力的にクシャトリアが真っ向から勝てる相手ではない。そのことはクシャトリア自身も理解していたので、BBAと組んで策略を巡らせることとなった。
十年後のリミとの戦闘では、クシャトリアの心に植え付けた邪念が現出する形で復活を果たす。しかしクシャトリアの肉体スペックがジュナザードに追いついていなかったことや、リミの横合いからの一撃もあって本郷さんに敗れ去る。その後、クシャトリアの魂の断片を吸収することで、クシャトリアを復活させた。作中クシャトリアを絶望に陥れるだけだったジュナザードが、唯一弟子を救った瞬間である。
これまで邪悪で通していた反動からか、そのインパクトは凄まじく感想欄での邪神様ツンデレコールが巻き起こった。ツンとデレの比率は無量大数:1。自分を殺すほど成長した弟子に対して、百年に一度くらいデレるかもしれない。
ちなみにジュナザードがこんな行動に出た最大の理由は、自分を倒したクシャトリアがBBAの操り人形にされているのが不快だったから。邪神様的には自分の後継者となったクシャトリアには、シラットを更なる高みへと導き、それを後世に伝えて欲しかったのだろう。
■櫛灘美雲
異名:妖拳の女宿、BBA、エロティックBBA、ヒロインなBBA、妖怪BBA
年齢:九十歳以上
誕生日:12月24日
身長:179㎝
体重:乙女に聞くものではないわ
趣味:ドライブ、ゴルフ、乗馬
好きな物:春風
嫌いな物:真夏
将来の夢:遠い日においてきた…
『詳細』
この作品のヒロイン。誰がなんと言おうとヒロイン。黒幕系だし、落日だと日本一素晴らしい中国人に脱がされるけどヒロイン。
クシャトリアにとっての第二の師匠であり、もう一人の史上最凶最悪の師匠。ジュナザードと拳聖が二大外道師匠だが、BBAを加えて三大外道師匠にしてもいいかもしれない。だけどBBAはヒロインです。
ジュナザードと同じく長きに渡って一影九拳の座にあるだけあって、実力は特A級の中でも指折り。闇最強の柔術家である。個人的に秋雨と最強柔術家対決して欲しかったけれど、別にそんな戦いはなかったぜ!
外道なジュナザードに虐げられる幼い日のクシャトリアが見出した光でもあるが、これは作為的なものであり、BBAの本意はクシャトリアに自分への愛情を植え付け、ジュナザード抹殺の駒にするつもりだった。
これだけ聞くと正に外道なのだが、クシャトリアもBBAの意図を普通に察しつつも支配されることに悦んでいたあたり、もう誰が悪いんだか分からない。
作中だと綿密にたてた計画が、予想外のイレギュラーで台無しにされることが多く、ある意味では一番の被害者と言えるかもしれない。クシャトリアから(性的な意味で)支配したいと狙われていたりする。あれ? なんかBBAがまともな人間に見えてきた。
こんなんでもBBA本人もクシャトリアにはそれなりの愛着をもっていたらしく、クシャトリアをキョンシー化させたのも「クシャトリアはわしのものなんだからね!」という独占欲の現れであったのかもしれない。
ああ、この作品の恋愛関係のモラルはいずこへ。
■小頃音リミ
異名:アタランテー、クシャトリアの被害者、拳魔邪姫(自称)
年齢:17歳(ティダード編)、27歳(十年後の世界)
誕生日:2月14日
身長:160㎝
体重:ぐわああ!
趣味:ブログ更新
好きな物:龍斗様、師匠
嫌いな物:キョンシー化したクシャトリア、龍斗と過ごす時間を邪魔する全て、櫛灘美雲
将来の夢:龍斗の嫁
『詳細』
この作品のもう一人のヒロインであり、もう一人の史上最凶最悪の師匠の弟子。
緒方の主催する弟子育成プログラムの一つ、ティターンの元リーダー。前リーダーであったクロノスを撃破して新リーダーになった。別にガンダムに出てくるティターンズとは関係ない。その後、紆余曲折あって原作とは異なりクシャトリアの弟子となる。
性格は脳天気でスイーツ(笑)。わりと残念なところもあるが、想い人である龍斗には愚直なほどに一途。金髪ロリ体型でゴスロリで縞パンで胸もありつつ天然で一途と、途轍もない数の萌え要素を秘めた存在であり、こんな美少女にラブコールされ続ければ、未だに初恋の相手(美羽)を引きずっていた龍斗もKOされるというものである。
その明るい性格がクシャトリアに生甲斐を与えることとなり、ティダード編では最初で最期の命懸けの戦いに赴く切っ掛けにもなった。一応クシャトリアとリミの名誉のために補足すると、クシャトリアとリミの間にあるのは師弟関係であって、両方とも異性としての恋愛感情は全くもっていない。
十年後の世界では仮面を被りライダースーツを纏った女性として登場する。永年益寿法の影響で十年後の世界でもまったく年をとっておらず、肉体は十七歳の若さを保っている。嘗て多用していたネットスラング皆無のシリアスな喋り方になっているのは、なんとしても師匠を取り戻すという悲壮な覚悟の現れ。逆を言えばネットスラングが出ている時は地が出ているということ。
肝心の実力に関しては、あの拳聖に十万人に一人の逸材と称されるだけあって中々のもの。ただ流石に翔や美羽といったケンイチ世界の弟子トップクラスには及ばない。だがその一歩手前程度の実力は備えている。これは十年後の世界でも変わらず龍斗や翔が特A級の成りたてだった時には、まだ特A級一歩手前の実力だった。
『用語集』
■アーガード・ジャム・サイ
名前が似ているけれど、どこぞのラスボスの旦那とは一切関係ない。
初登場時のやり取りが余りにも三下臭を醸し出していたが、本格的に登場するとアパチャイの兄貴分に恥じぬ超絶人格者だったでござる。
コーキンが少年漫画によくある年上を敬わないDQNな言動をした際にはやんわりと注意をし、殺し合い前の兼一のケータイが鳴った時は「決闘の前には携帯の電源は切っておこうな。マナーだ!」と大人の武人として忠告もした。
これはもう本郷さんに次ぐ一影九拳人格者ランキング第二位の地位は不動のものといっても過言ではないだろう。
■朝宮龍斗
リミの婿。兼一とは幼馴染。
三十秒間だけ静動轟一をノーリスクで使えるようになるというチート技に目覚めた。
あのフレイヤを車椅子に座ったままの状態でいとも容易く無傷で無力化するなど、実力はYOMI内でも屈指。覚醒後はたぶん鍛冶摩とか翔をぬけば一番強いと思う。
よくボケるリミに冷たいコメントを出したり、物理的に諌めたりするが、それが快感になりつつあるのが最近の悩み。
十年後の世界では闇からは抜けているものの、活人側になることはなく、政府雇われの武術家になっている。
■アケビ&ホムラ
クシャトリアの配下その1とその2。
褐色肌でティダード出身なのがアケビ、金髪でヨーロッパ出身なのがホムラである。
二人とも師匠がジュナザードに仕えていた縁で、クシャトリアの配下となった。
■アレクサンドル・ガイダル
一影九拳の一人でありながらロシア軍にも所属している軍人でもあるという異色の人物。
ロリコンシスコンマザコンを極めた赤い彗星や爆竜大佐やテレサ・テスタロッサたんやルーデル閣下といい、フィクションの軍人の人気キャラにはやたらと大佐が多いが、その例に漏れず彼の階級も大佐である。え? ルーデルはフィクションじゃなくてノンフィクションだって? やっていることがフィクションよりフィクションらしいからいいんですよ!
大の銃火器アンチで、銃を向けられた途端にプッツンするほど。癇癪から一個中隊(だいたい150人くらい)を皆殺しにしたことがあるらしい。
こんな如何にもな危険人物だが弟子への愛情は本物で、弟子の前だとキレることもないとのこと。大佐、部下の前でもキレないで下さい。
しかし考えて欲しい。彼の階級は大佐……大佐である。当たり前のことだが、二階級特進コースのような例外を除いて、大佐になるためには階級を一つずつ上げていかなければならないのだ。
つまり銃を見れば我を失うほどキレるという軍人としては最悪の悪癖をもちながらも、大佐に昇進するまで軍を追われるほどの問題を起こさなかったということでもあるのである。
アレクサンドル・ガイダル……彼が大佐となるまで、どれほど自分の心の内側に眠れる凶暴性と戦い続けたのか。その激戦を知る者は彼自身のみである。
■アパチャイ・ホパチャイ
中の人がジャッキー・チェン。兼一にとっては師匠達の中で最も優しい男にして、最も恐ろしい男。
恐らく兼一を生死の境に追い詰めた数ならば断トツの一位だろう。
■池袋
人外魔境。
■イーサン・スタンレイ
レイチェルの弟だが、性格は正反対。兼一のフレンド。
やたらと寡黙だがクラスメイトにはかなりの人気をもっていたらしい。
■一影九拳
闇の無手組の最高幹部である十人の達人。一影の異名を持つ風林寺砕牙を長に、九人の異名に〝拳〟の一文字をもつ武術家が集う。
一影九拳の選別は純然たる実力によって決まり、そのため代替わりは頻繁に起こる。ただし櫛灘美雲とジュナザードの二人は、代替わりすることなく長い間、その地位に所属していたとのこと。
ジュナザードが「ただの不可侵条約」と評した通り、集団としての結束力や仲間意識は恐ろしく低い。ラストバトルで半分以上が梁山泊側に寝返ったのも、それと無関係ではないだろう。ただし所属している全員が梁山泊の豪傑と互角以上の実力をもっているなど、個々の強さは八煌断罪刃を上回る。
十年後の世界ではクシャトリアが王のエンブレムをもつ九拳として復帰。また意図せずして櫛灘流を修めてしまったことから、櫛灘美雲が復帰するか千影が相応しい実力になるまでの期間「水」の九拳を代行することになった。
■宇喜田孝造
不死身の宇喜田。後書きだとマ○キチなコナンssで何故か酷い目に合う光彦並みの不死身っぷりを誇り、何度殺されようと次の回には何事もなかったかのように復活する。
ただしこれは後書き内だけのことであって、本編にその不死身っぷりが適用されないのが残念なところ。三国志では張任が好きらしい。
■ヴォル様
お辞儀をなによりも重んじる礼儀正しい御方。ベラ様の御主人様。CVはえなりかずき。
ネタキャラ扱いされているが、最終兵器爺と鬼畜眼鏡以外はまともな戦いにもならなかったことから、めちゃんこ強いのは間違いない。
これは次回作のタイトルは「魔法界の史上最凶最悪の師匠とその弟子」で決まりやな。いや嘘だけど。
■大神
神ゲー、否、大神ゲー。プレイしなきゃ損。
■緒方一神斎
拳聖という異名をもつ武人。一影九拳が一人にして、ラグナレクやティターンなどの組織の主催者。愛称はおがちゃん。
武術平等論を掲げ、平然と自分の弟子を実験台にする外道。才能や家柄目的に関係なく、武術においては全てが平等であるという信念をもつ。ジュナザードと並びケンイチ界の二大外道師匠の一角である。
しかしジュナザードが救いようのない正真正銘の外道なのに対して、彼に関していえば「武術を抜きにすれば紛れもない善人」であることは疑いようがない。
田中さんのワイフを殺めた際に、武術家ではないお腹の子まで殺してしまったことを悔いて山に籠り仏像を彫る、幼い日のなっつんを悪党から救い出し教えを授ける、遭難していた兼一を助ける、バッグに動物を手当するための薬を常備しているなど、彼の人間的美点はかなり多い。また武術の発展のため弟子を実験台にする非情さをもちながらも、弟子に対する確かな愛情も持ち合わせている。このためクシャトリアに憎まれたジュナザードとは違い、自分の弟子に怨まれたことは一切ない。
武術への狂的な愛情は紛れもなく本物であり、根っからの善人である兼一すら「疑いようのない外道なのに心の底から憎みきれない」とまで思ったほど。もしかしたらケンイチ世界で最も武術を愛している人なのかもしれない。
その徹底した姿勢からクシャトリアは「行き過ぎた平等主義者」と評している。
ちなみに昔は原作での描写から一影九拳の中でも実力は低い方なのだろう、と考えている読者が大半だったが、落日戦では静動轟一を発動し同じ特A級であるラフマンとアーガードを瞬殺するという驚異の実力をみせつけた。
特A級の達人が静動轟一を発動したらどれだけヤバいかが分かる事例であり、このためこの作品のプロットそのものが書き換えられた。
もしおがちゃんの弾けっぷりがなければ、静動轟一に関しても控えめの強化に落ち着いて、ジュナザードが神化するようなこともなかっただろう。
ジュナザードや本郷さんとは別方向で好きなキャラの一人なので、またケンイチのssを書くことがあるのならおがちゃんを主人公にしたい。
■オレンジ
果物なので言うまでもなく邪神様の好物の一つ。
ピンク髪のクーデレロリという嫁をゲットし、オレンジ農園を経営しているリア充な忠義の男の異名でもある。
果物大好きな師匠がいながら、オレンジネタを使えなかったのが一生の悔い。
■核ミサイルちゃん
落日でも十年後の戦いでも世界を変える秘密兵器として用意されながらも、一度も日の目を見ることの出来なかった悲運のキャラクター。
好きな言葉は突撃、座右の銘は一撃必殺。出番は僅かだが恐らく作中最強クラスの攻撃力をもつキャラであり、某盟主王によればその一撃は宇宙の癌であるコーディネーター24万を浄化できるとされる。
■鍛冶摩里巳
女みたいな名前をしているが、筋肉ムキムキの紛れもない男。ただし「なんだ女か」とか言われても、カミーユみたいに殴りかかってはこないと思う。
一影の修行で弟子クラスでありながら高度な読心術をもっており、閉心術を会得していない相手の思考を読みとることが可能。
その力で頭脳で遥かに上回る千影を将棋で撃破することに成功している。きっとチェスならシスコンをこじらせて世界に反逆した童帝も倒せるだろう。
■活人拳
武術における二大流派の一つ。読んで字の如く人を活かし守る拳。
作中だと梁山泊や新白連合はこちらで、現実のスポーツ武術なども勿論こちらに当たる。
殺人拳には非情さと殺気で劣るが、優しさを武器とした活人拳の気は仲間と連携することで力を何倍にも増すことが出来る。
■カップリング
RYUZENがこれに五月蠅い方なので美羽は「兼一×美羽以外は認めねぇ!」と美羽がヒロインになる可能性は最初から皆無だった。
他にもギアスだとC.C.は「ルルCこそ至高、それ以外は邪道」と叫んでロスカラでも頑としてC.C.を攻略しなかったりした。
■叶翔
クシャトリアの生存フラグ。彼の命を助けることに失敗した場合、自動的にクシャトリアのデッドエンドが確定します。
自分が生き残るために他人を殺し続けてきたクシャトリアが助かるには、他人の命を助ける必要があるというところがなんとも皮肉である。
基本的に誰に対しても温厚に接する兼一が敵愾心を燃やし「気に入らない」と断言するレアな人物。だが嫌よ嫌よも好きのうちとは言うもので、これだけ嫌うということは一方で兼一も翔も誰よりも強く相手のことを意識しているのだろう。
案外、翔が女の子だったら兼一に惚れていたかもしれない。
■神
本作独自の武術の位階。超人級の武人が静動轟一を発動させることで、人間の限界を捨て去って一時的に到達した武の深遠。神域とも称される。
速度一つとって特A級の達人が目視すら難しいほどで、もはや人間では太刀打ちできない規格外の強さを発揮する。
当初こんな位階など登場する予定はなかったのだが、ジュナザードの夢が「人間の限界を捨て去り神に挑戦する」だったことから思いついて、登場することとなってしまった。
■上条さん
どんな相手だろうと熱い説教と男女平等パンチによって粉砕する、ラノベ界で最も有名な主人公の一人。
単純なスペックだけ羅列すると歴代ラノベキャラでも飛びぬけているわけでもないのだが、取り敢えず上条さんがいるとなんとかなりそうな安心感は異常。
■ガンダム
俺がガンダムだ。
■紀伊陽炎
仇名はのっぺりさん。本人はニョニョたんと呼んでほしいらしい。
武器組に所属する一介の達人なのだが、しぐれと互角に戦ったことから「ミハイとかより強いんじゃね?」とよく言われる。
実はもう一人のクシャトリアの師匠候補。クシャトリアの運命はジュナザードの弟子になるか、のっぺりさんの弟子になるのかの二者択一だった。どっちも地獄……。
ちなみにのっぺりさんの弟子になった場合、兼一たちと同世代になり自分の愛刀を美少女に擬人化して欲情する危ない人になっていた。
そしてヤバい意味で刀と一体化することで、弟子クラスでありながら心刃合錬斬を使いこなすチートになる。
■姜維
趣味は北伐、将来の夢は北伐、好きな言葉は北伐、生甲斐は北伐、座右の銘は北伐、人生の指針は北伐。
人材と国力を生け贄に捧げ、ひたすら北伐。国が滅びようと、主君が降伏しようと北伐北伐北伐北伐北伐。
■キョンシー
魂が砕け散って廃人となったクシャトリアを、BBAが邪法を用いて動かしているモノ。
実力こそクシャトリアそのものだが、心ない兵器であるが故に融通が効かないという欠点がある。
とはいえ学習能力はあるので、十年間の間にクシャトリアは櫛灘流を修めることを達成した。
■キング・クリムゾン
作者にとっての秘密兵器。退屈な修行風景や成長の「過程」を消し飛ばし「結果」だけを残す最強のスタンド。
よくザ・ワールドとどっちが強いか議論になる能力。だけどレクイエム相手は勘弁な!
■金髪ポニテ
俺、ポニーテール萌えなんだ。
■久遠の落日
世界大戦のような世界規模の戦いを意味する。または闇による世界大戦を引き起こす計画の名前。
BBAが二度に渡って引き起こそうとするが、二回連続で梁山泊の活躍により阻まれた。
■櫛灘千影
ロリ、クール、天才、甘党など数多くの萌え要素を秘めた兼一のニューヒロイン。
取り敢えず宇喜田は爆死すればいいと思う。いやっほおおおおおおおおおおおおおおおお!!
■クリストファー・エクレール
金の亡者。逆鬼の元同僚の殺し屋さん。特A級には及ばないまでも、それなりに善戦が可能な実力をもっている。
殺しが大好きな快楽殺人者だが、一番好きなのはお金らしく、金さえ払えば趣味じゃない正義の味方業にもせっせと勤しむプロ。
■暗鶚衆
才能ある者同士を交配させることで、より優秀な個体を人為的に産み出す試みを現代に至るまで続けていた忍の一族。要するに優生学の一種。
その力は戦時下において遺憾なく発揮され、単独で数個師団(一個師団がだいたい1万~2万人)に伍する戦闘力を持つとされる。
風林寺砕牙と妻である静羽を筆頭とする解放派、暗鶚の長を筆頭とする継承派の二つに分かれての内部抗争の末、一族は世界各地に散らばることとなった。
なおこの内部抗争の最中、風林寺砕牙は活人に徹し切ることができず殺人拳に堕ちている。
■拳魔邪帝
クシャトリアの異名の一つ。元ネタは言うまでもなくジュナザードの異名である拳魔邪神。
ジェイハンが王でジュナザードが神なので、間をとって帝とした。裏設定だが十年後のリミは一部で拳魔邪姫の異名で呼ばれている。
■岬越寺秋雨
哲学する柔術家、ドラえもん、うるさいヒゲなど多くの異名をもつ柔術家。
ケンイチ作中で最も完璧超人という言葉に相応しい偉人であり、むしろ苦手なものを探すのが不可能なレベル。
唯一の弱点がピーマンであり、ピーマンにだけは勝てない。
■香坂しぐれ
梁山泊の豪傑の一人。剣と兵器の申し子という異名をもつ武器術の達人。
兼一が無手の達人のせいで教える機会が他の師匠より少ないのが悩み。兼一が元空手部じゃなくて元剣道部ならばワンチャンあったかもしれない。
■KOUMEI
蜀漢の丞相。三国志演義では最大級の演義補正を受けまくり過大評価され、なまじ正史を齧った人間からは逆に過小評価されるなど、ある意味三国志で一番正当な評価から遠い人物。
RYUBIのためにえーんやこーらと働いて働いて働き抜いて過労死した。
■古なんとかさん
誰だっけ、こいつ。
■逆鬼至緒
ツンデレ。ケンカ100段のツンデレ。金髪白人美少女に熱烈なラブコールを受けているツンデレ。
無職かと思ったら、しっかり仕事していたツンデレ。実は英語が喋れるツンデレ。
■殺人拳
武術における二大流派の一つ。修羅道とも表記される。活人拳とは対称的に、武は如何に効率的に敵を破壊するか―――即ち殺法を重視しており、活人拳とは相容れない関係である。
闇側の武人は全員が殺人拳で、砕牙や田中勤のように元は活人拳でも後に殺人道に堕ちることもある。田中さんの場合は、殺人道に堕ちたものの、実際に殺人に手を染めることがなかったのが救いか。
現実だと軍隊の格闘術などは殺人拳に該当するといえるだろう。
■c.m.様
偉大なる挿絵提供者様。
全員『礼』だッ! 支援者のc.m.さんだ!
■ジェームズ志場
武田の師匠のボクサー。異名は裏ボクシング界の破壊神、破壊神シバ。
破壊神というのはそのボクシングスタイルのみならず、、ヒンドゥー教の破壊を司る神であるシヴァ神にかけているのだろう。
長老の秘技である流水制空圏を数多き口伝をもとに再現し、武田に伝授するなど弟子育成能力は確かなものがある。さすがお兄様。
■ジークフリート
カイザー・ラインハルトの永遠の友達で、死ぬのが早すぎた人。
オレンジ卿の愛機になったり、サーヴァント化した挙句に男の娘に萌えて自害したりする。
ジークフリード? 俗っぽい名前だね。
■シャア・アズナブル
通称レッド・コメットのシャア。ロリコンとシスコンとマザコンを極めた偉大なる男。
ハマーン様に熱烈なラブコールを送られているが、華麗にスルーし続けている駄目人間。
駄目人間っぷりを咎められると「サボテンが、花をつけている」と意味不明な発言をすることで煙に巻こうとする。
味方でいると大したことのないのに、敵になるとめちゃんこ強くなるキャラの典型。
■史上最強の弟子ケンイチ
偉大なる原作。え? 二次創作だけで原作は知らない?
そんな貴方は今直ぐ本屋へGO! 武術とエロが貴方を待ってます。目指せ、全巻コンプリート!
■シバショー
劉禅時代の蜀漢にとってのラスボス。三国一の下種野郎。
主君である皇帝を殺害するのは当たり前、実行犯に全責任を擦り付けることも。その際に殺害を命じた賈充にはまったくのノータッチなのもポイント。
シバショーにとって蜀漢併合は天下統一のやり損ない。一回の暗殺で人が三人死ぬ。前に立つだけで主君の皇帝が泣いて謝った、心臓発作を起こす皇帝も。KOEIに圧力をかけて、三國無双に晋勢力を追加。しかも自分を綺麗なイケメンキャラにさせて、金髪ポニテの嫁まで作らせる。
と、このように彼の外道っぷりは曹操が聖人君子に見えるほどで、他にも腹黒エピソードは数多い。
三國無双だと司馬一族揃って「才あるものが治める世」を築くと言っていたけど、司馬一族の晋王朝は超絶ド暗愚である二代目皇帝の司馬衷の活躍により、三国時代がマシに思えるほど悲惨な時代に突入するのでした。残念無念また来世。
■ジョナサン・ジョースター
二次元に変態紳士は数多しといえど、変態的な意味のない本当の紳士はレアである。
放映中のジョジョのアニメ第三部に首から下だけ出演予定。どうでもいいけど首から上はどうなったのさ。
■白浜兼一
原作の主人公にして、実は一番描くのに苦労したキャラ。
というのも達人級と弟子級で実力がハッキリと別れているケンイチという作品の都合上、主人公を達人級と設定するとどうしても「オリジナル主人公が原作主人公よりも遥かに強く太刀打ち不可能」という地雷を踏んでしまう。
そのためクシャトリアと兼一が絡むと、自然とクシャトリアが上から喋ることとなり、下手すると原作主人公sage&オリ主マンセー&SEKKYOUという最低要素目白押しである。
原作を借りた二次創作で原作を貶めるような描写をしてはならないため、クシャトリアと兼一の会話では、出来る限り説教臭くならないようにしつつ、読者の方々に「白浜兼一」という人物に悪印象を持たれないよう最大限の注意を払っていた。
果たしてその成果があったのかどうかは、読者諸兄に判断を委ねたい。
■新白連合
宇宙人・新島春男が結成した武術組織。新島の〝新〟と白浜の〝白〟で新白連合である。
ナンバーワンは無論総督である新島春男。そしてナンバーツーは切り込み隊長の白浜兼一と思われる。
当初は目ぼしい人員が新島、兼一、武田、宇喜田の四人しかいなかった弱小組織だったが、ラグナレクのメンバーを吸収していったことで巨大になっていった。新島は新白連合を格闘技の団体として財団法人にしようと目論んでいる。
トップである新島が独特の統率力とカリスマ性をもち、幹部達は軍人の集団を撃退できるほどの強さを誇るなど、その規模は不良集団の枠を軽く超えている。
全体的にバランスの良い組織だが、敢えて欠点をあげるなら良くも悪くも新島と兼一の二人が中心の組織なので、二人がいなくなると上手く回らなくなって自然消滅するかもしれないというところか。
■水銀党
現在ナチ党との戦争準備のため党員募集中。
■鈴木はじめ
故人。逆鬼至緒と本郷晶の共通の友にして、彼等が道を違えることになった原因にもなった人物。
彼を交えた三つ巴の戦いは、過去回想という形ではあるが、ケンイチを代表する名バトルの一つである。
■セイバー
型月のドル箱アイドル。王としてだけではなく、ヒロインとしても十年間戦い続けた。たぶん更に十年戦える。
セイバーはあ俺のもんだってええ言っただろおおおお!
■静の気と動の気
ある一定の領域に到達した武術家は、心を落ち着かせる静のタイプと感情を爆発させる動のタイプに分かれる。基本的には性格の向き不向きで決まるが、中には二つの道のどちらにも進める稀有な者もいる。
静の気は安定性が高く精密さに優れ、動の気はムラがあるも爆発力が高く、破壊力に優れている。
他作品のキャラが静のタイプか動のタイプか妄想してみると楽しいかもしれない。
■静動轟一
緒方一神斎の開発した気の扱いにおける禁忌にして最凶の技。静の気と動の気を同時発動し融合させることで、一時的に爆発的な強さを獲得できる。
作中の描写を見る限り体得難易度は高くはないが、修得には静と動の二つを修める必要があるため、素質がない人間には体得不可能。
■刹那丸
のっぺりさんの嫁。原作だとのっぺりさんが戦死したため、未亡人になってしまった。
悲しいけど、これ戦争なのよね。
■セロ・ラフマン
カルマンさん。全国のロリコン共を熱狂させた千影の妄想に現れる人の元ネタ。
なんか言葉だけで人を殺すことができる。しかもどこぞのギアス能力と違って一人につき一回の制約もない。KIRAがこの力をもっていたら、初対面でLは殺されていただろう。
髭にこだわりをもっているのか、逆鬼師匠に髭を引っ張られた時は怒った。あのジュナザードの友人をやれていたという奇跡のような存在でもある。
■穿彗
もう一人の一影。幼馴染といえば、昨今ではギャルゲやラノベでも癖のあるメインヒロインの踏み台として扱われたり、メインヒロインとして抜擢されても人気がサブヒロインにいってしまうという残念なポジションになりがちであるが、彼の場合はその幼馴染を親友にとられてしまった。ま、現実なんてそんなものである。現実で幼馴染との恋愛が許されるのは幼稚園児まで。
個人的に兼一を闇堕ちさせたら砕牙になって、その砕牙が更に闇に堕ちしたら彼のようになりそうな予感がする。
■総統閣下
ニコニコ動画で御馴染の総統閣下。たぶん世界一有名な独裁者。
HELLSINGの少佐とかシュトロハイムとかルーデルとか黒円卓とかの上司。様々な媒体で主に悪役として大活躍のナチスだが、そんな彼等を束ねていた総統閣下こそ最強なのは確定的に明らかである。
ドリフターズだとなんか異世界に一人ほっぽりだされて、大帝国を作り上げていた。閣下パネェ。
■ソ連
断崖絶壁に立たされている資本主義より一歩進んだ状態である社会主義を掲げる赤い国。国家元首はヨシフおじさん。
特産品は兵士で、一年中畑で腐るほどとれる。国家元首を馬鹿って悪口を言うと国家機密漏洩罪になる恐い国。
■武田一基
ガングロでイケメンなため女性人気根強いボクサー。
かつては八拳豪未満の実力に過ぎなかったが、良い師を得たことでメキメキと頭角を現していった。だが成績は悪い。
本作だと何故かにわか三国志マニアにされている。
■達人級
マスタークラスと読む。妙手の壁を越え、人間の領域を逸脱した武人たちの総称。
地面から家の屋根へ一っ跳びで跳躍、壁をパンチで粉砕など人外染みた行動が可能になる。
才能ある人間が無限の努力をして至れるか至れないかという頂きであり、才能ない者は決してたどり着けないとされる。
■立華凛
なんだ男か。
■田中勤
天地無真流古武術の正当継承者で、活人拳の弟子でありながら妻と子の復讐のために、敢えて師の教えに背き殺人拳へ身を堕とした男。
武術を志した境遇など非常に兼一と共通点のある人物で、ある意味では兼一が辿るかもしれないIFの未来を暗示している人間でもある。
過去回想などを除外すれば、ケンイチの原作中で明確に死が描かれた数少ないキャラ。
本作だとティダード編から十年後にキング・クリムゾンするため顛末が描かれていないが、翔と違ってクシャトリアが関わることもなかったので、原作通りの最期を迎えている。
■谷本夏
仇名はなっつん、異名はハーミット。
普段纏っている黒いコートは、フードを被るだけで仮面もつけていないのに正体を隠せるという脅威の隠密性を誇る。
あの逆鬼師匠とも肩を並べるケンイチ界のツンデレキャラ。中の人がベジータでジーク・カイザー・ラインハルトでニンジンいらないよ。
■ダンブルドア
最終兵器爺。魔法界の無敵超人、全盛期のダンブルドアのコピペが出来るくらい凄ェ人。
二次元においてホモキャラや両刀使いはやたらと強キャラ率が高いのだが、それはイギリスの児童書でも同じだったことを証明してくれた。
■超人級
達人すら凌駕した世界最強の武人だけが到達する位階。特A級の達人も超人には遠く及ばない。
本作だと長老、ガノスケ、ジュナザードの三人がこれに該当。原作で明言されてはいないが、砕牙や穿彗もこの位階にあった可能性がある。
■筑波先輩
元空手部副将で、兼一を一度は負かした男。やられたっきり再登場はなしという典型的な序盤の敵キャラ。
だが武田と宇喜田と同じ三年生だったというのが運のつき。何故かオタクキャラされて、武田や宇喜田とアホなやりとりをすることに。そして三人揃って留年した。
王元姫や赤セイバーに萌えていたので、恐らく金髪巨乳キャラが好きなのだろう。ちなみに原作では彼がオタクだという事実は一切ない。
■翼もつ騎士
クシャトリアの異名の一つ。
一見すると厨二チックだが、サヤップ・クシャトリアを直訳しただけなので、なんのひねりもない単純な異名である。
■ディアボロ
情熱ある暴力団のボス。現在はレクイエムを喰らって永久に死に続けている。きっと世界一巡後もどこかで死に続けているはず。
密かに再登場を期待しているキャラの一人。
■ディエゴ・カーロ
マスクマン。存在そのものがネタの宝庫過ぎるので、普通に説明してもネタになってしまう兼一屈指のネタキャラ。
タイトルを勝手に変更したり、思いっきり読者に向けてメタ発言したりと、その暴れっぷりは作中随一。エンターテイメントに命を賭けており、あの剣星すら天晴と言わしめた。
フリーダムの権化で闇の秩序なんてまるで気にせずエンターテイメントに奔る彼だが、同じようにフリーダムな性質である翔とは滅法相性が悪い。
これはディエゴが盛り上がる空気を作ることの達人なのに対して、翔は自分の目的のために空気をぶち壊すタイプだからだろう。観客あってのエンターテイナーと、自分と敵さえいれば十分の武人の違いとも言いる。
■ティターン
おがちゃんの主催していた弟子育成プログラムの一つ。元ネタはティターン神族と思われる。
幹部が北欧に因んだ異名をもつラグナレクとは違い、クロノス(ゼウスの父)やアタランテー(ギリシャ神話の女狩人)など幹部はギリシャ神話に因んだ異名をもつらしい。
なんだ男か、と発言したリーゼントのせいで滅んだ。
■ティダード王国
ジュナザードの祖国。インドネシアの小さな島国で、公用語はインドネシア語。
世界有数の内戦地帯であり争いが途切れることはない。これはジュナザードが裏で糸をひいているせいで、ジュナザード死後はジェイハンの復帰もあり内戦は終結した。
作中の描写から王を国家元首にした専制国家であると推測される。
■ティーラウィット・コーキン
千八百年くらい前の中国で、コーキン党を率いて漢王朝に叛逆した男。
しかしRYUBIやSOUSOUやSONKENなどの三國無双オールスターに、プレイアブル武将が一人のコーキン党が勝てるはずなく、あっさり鎮圧された。だが彼の叛逆が後の群雄割拠の時代の幕開けになった。
壊滅したコーキン党は水銀党に吸収合併され、今は銀様に萌えることに情熱を費やしている。
現在「水銀ならウゼェけどうちにもいるんだよ」といちゃもんつけてきた総統閣下率いるナチ党との戦争準備を進めており、今後の動向が気になるところ。
■デスノート
ラノベ界では高名のレズビアン・白井黒子が愛用しているノート。
敬愛する某第三位への劣情が延々と綴られており、常人が中を見れば余りにも毒々しい内容に心臓麻痺を起こすだろう。
■闘忠丸
猫にも負けない鼠。達人級の技をもっているが、腕力が鼠なため余り活躍の機会には恵まれない。
必殺技はアパチャイのアパンチを自分流にアレンジしたチュパンチ。
■特A級
達人級の中でも特に巨大な力をもつものに、尊敬の念を込めて使う便宜上の呼び名。あくまで便宜上のものなので、B級やC級などのランク付けがあるわけではない。
並みの達人を容易く蹴散らすほど規格外の強さを誇り、梁山泊の豪傑や一影九拳などは皆このレベルに達している。
■読者の皆さん
スペシャルサンクス。
■登山家
馬謖、ミスター生兵法。こいつのせいで蜀の千載一遇の好機が台無しになった。蜀漢のA級戦犯の一人。
どうして山に登ったのか? そこに山があるからだ!
■トーマス・エジソン
偉いことが常識な人。だがエジソンだから偉いのか、常識だから偉いのか、それとも偉いからこそ常識なのかは専門家の間で意見が分かれている。
一説によれば死後に機関車に改造されたとも、デュエリストに転生してファンサービスに勤しんでいるらしい。
■トール
本名はとおる君かと思ったけど、別にそんなことはなかったぜ!
太めの体型であってデブではない。ここ重要、実戦相撲のテストに出るよ。
■内藤翼
嘗てはサヤップ・クシャトリアという人間の本名だったが、クシャトリアが〝戻れぬ過去という現実〟を自覚したことで、この名前は永久に失われている。
そのためシルクァッド・サヤップ・クシャトリアの本名はシルクァッド・サヤップ・クシャトリアであり「内藤翼」という人間はもはや存在しない。
だがサヤップ・クシャトリアという名は内藤=ナイト=クシャトリア、翼=ウィング=サヤップというところからきているので、面影そのものは微かに残っている。
余談だが静動轟一による後遺症により、クシャトリアから内藤翼であった頃の「記憶」も失われている。
■ナチ党
ミレニアム大隊を始めとした数々のチート集団を擁していることから、満を持して水銀党併合にかかったチョビ髭伍長率いる党。
しかし銀様の魅力にやられてラスト・バタリオン、王立国教騎士団、イスカリオテ機関の三者の間で歴史的和解が成立。反旗を翻してきたことで、一気に楽勝ムードが消滅。
水銀党が「僕と契約してゲルマン民族をぶっ殺そうよ!」と言って腹ペコ王率いる円卓と同盟したことで逆に劣勢に。
この状況を打破すべくヒトラーは「総統特秘999号」を命令。ロリコンで大佐のルーデル閣下の伝手で、同じくロリコンで大佐のシャア率いるネオ・ジオンと同盟。更に同じシスコンでスパロボZで共演した伝手で童帝ルルーシュ率いる神聖ブリタニア帝国とも同盟に成功。
パスタより遥かに頼りになる味方を得たナチスは、更に必勝を期すべく総統閣下のアクロバティックな外交手腕により、翠星会や真党紅や雪華綺省などの他のドールたちを自軍に引き込むことに成功。これにより水銀党を完全にローゼンメイデン内部で孤立させた――――と、思いきやピチカー党だけは総統閣下の誘いを拒否し水銀党の支持を表明。かしらさんと銀様の熱い絆に全米が涙した。
予期せぬ伏兵により出鼻を挫かれる形となったナチスは、初心に立ち戻り第二次世界大戦からの同盟国ニッポンポンに援軍を要請。日本のNOUMIN、TUBAME、YAMASODATIを大量輸入。一気に優位にたった。
これにより勝利を確信した総統閣下は、二次界隈でも極めてチート集団が集う黒円卓とリアルチートのルーデル閣下を先頭に水銀党への総攻撃を命令。しかしそこでペンウッド卿の必死の説得攻勢により水銀党が波旬ことウンコマンの調略に成功。再び拮抗状態へ持ち直されてしまった。
総統閣下もこの予想外の事態には困惑した。しかしナチスの特命全権大使ヴァルター・ヘーヴェルが銀河帝国皇帝カイザー・ラインハルトに土下座外交。キルヒアイスと双璧率いる大艦隊を援軍として派遣してもらうことに成功する。
人格・実力・人望・イケメンの四拍子が揃った銀英伝屈指のチートの援軍にナチスは沸き立つが、水銀党も負けじと自由惑星同名のトリューニヒト議長に賄賂攻勢。ヤン艦隊の援軍派遣を同意させることに成功。ここに赤毛VSヤンの正面対決という原作でもなかった夢の対決が起こったりした。
現在戦いは泥沼状態が続いており、勝敗の行方は神すらも定かではない。
■南條キサラ
社長の嫁であるブルーアイズの前世。社長が愛人に浮気した際は、本妻の余裕か暫く我慢するも、バトルシティ本選でとうとう怒りが爆発。愛人を生け贄にフィールドに降臨し、社長に勝利を齎した。
本妻より優れた愛人なんて存在しねえ、というのが本人の主張。だけど社長の嫁は三人いる。でも融合すれば一人になる。代償は敗北。
■新島春男
父は悪魔で、母は宇宙人。宇宙人の皮を被った悪魔。新白連合の総督。
喧嘩の腕はからっきしだが、作中屈指の頭脳ともはや人間ではない異能の数々で、数々の激戦を潜り抜けてきた。実は病弱な弟がいるらしい。
■西の槍
本名は不明。ランス・オブ・ウエストではないかと一部では囁かれるが、憶測の域を出ない。
噛ま使いのミハイを筆頭にやたらと卑劣漢の多い武器組らしからぬ騎士道精神溢れる武人。しぐれどんから紳士と言われた際には「騎士なのだ」と反論した。
素顔は天パであるも中々のイケメン。
■20号
ロキの嫁。機械を勝手に改造する悪癖がある。
あの美羽に一撃を与えたことから、直接戦闘もそこそこ強いと思われる。
■NEGI
くしゃみをするだけで女性の衣服を脱がし、更には女子中学生を次々に攻略していく若干10歳にして縛札衣を極めた超人。
あの日本一素晴らしい中国人が心の師と崇める唯一の人物であり、人々は畏敬の念から彼をNEGI先生と呼ぶ。
■バーサーカー
真名はヘラクレス。ギリシャ神話の大英雄であり、隔絶したステータスと不死性をもつ最強のサーヴァント。
銀髪合法ロリの「やっちゃえ、バーサーカー!」の言葉で暴れ出す。タイコロだとはいてないジェントルマンになる。
■馬剣星
日本一素晴らしい中国人。命懸けで読者にお色気シーンを提供してくれる俺達の師父。
エロは世界を救う。エロには無限の可能性があるのだよ。
■馬槍月
アルコール中毒の中国人。日本一素晴らしい中国人である俺達の馬師父の兄貴。元マフィアのボディーガード、元無職、現一影九拳の一人。
元無職と書くとなんだか残念な人のように思えるが、人間は誰しも生まれた時は無職なので、決して恥ずべきことではない。梁山泊でもしぐれどんとアパチャイは無職である。
しかしアパチャイとしぐれどんは、兼一に武術の指導をしているので、ある意味では道場に就職しているとも言えるわけで、自分の弟子をほったらかして放浪していた槍月はやっぱり無職なのだろうか……。
■馬連華
にゃんこ。
■八煌断罪刃
武器組の最高幹部である八人の達人たちのこと。
しかし長老と互角のガノスケや長老から逃走成功したグラサンは兎も角、個々の実力についてはそれほど高くないような描写が多い。
特に我等の噛ま使いであるミハイさんに関しては、立場上は同格であるはずの本郷さんに瞬殺されるほどの噛ませっぷりである。正直のっぺりさんより弱そうなのが結構いる。
ただし一影九拳とは違い結束力は高く、組織的な強さは一影九拳を上回っていると言えるだろう。というかあのミハイを仲間として受け入れる断罪刃の懐の広さは凄いと思う。
■ハートマン軍曹
わたしが訓練教官のハートマン先任軍曹である。
話しかけられたとき以外は口を開くな。口でクソたれる前と後に“サー”と言え
■風林寺砕牙
長老の息子。金髪はロシア系の母親譲りらしいが、長老も金髪なのでどっちの遺伝子の影響を受けても金髪になっただろう。
母親の血のせいで日本人なのに金髪というと「僕は友達が少ない」の意図的難聴主人公を思い出したので、主人公を一影にした「はがない」ssとか一瞬思いついたが、150%一発ネタで終わることが確定的に明らかなので三秒で不意になった。
名前が砕牙であるが、同誌で連載していたラスボスが逃げまくる七人隊がカッコいい漫画の刀とは無関係。
無手組の長だけあって、あの本郷さんを圧倒するほど強い穿彗と互角にやり合い勝利する怪物。しかも彼の年齢を逆算していくと、だいたい二十歳くらいで一影九拳だったという早熟っぷりである。
もしも長老が美羽の修行を意図的に遅らせたりしていなかったら、美羽も原作開始時点で達人級だったかもしれない。取り敢えず風林寺の遺伝子パネェ。
本作だとジュナザードとBBAに並びクシャトリアを酷使する一人だが、二人と違い彼は飴も与えてくれるので穏当な方である。
■風林寺隼人
無敵超人と畏怖される武術界最強の男。数少ない超人の域に到達した一人であり、あのジュナザードが同格と認める唯一の存在。
本作においては静動轟一の危険性を見抜き、逸早く対静動轟一の技である流水制空圏・第零段階を編み出した。
実力はケンイチ世界最強なのだが、いつも肝心な時に留守にしていることに定評がある。
■風林寺美羽
牛乳、ムチプリ、俺の片翼、インダー・ブルー、風を切る羽、キジムナー二世、二代目我流Xなど数々の異名をもつ原作ヒロイン。あと兼一の嫁。
恐らくケンイチで最もお色気描写に貢献しているキャラであり、馬師父の一番の被害者といえる。第二位はしぐれどん。
どういうわけか兼一や翔からは命懸けで愛され、龍斗の初恋の相手になり、武田からも想われ、蹴りの古なんとかさん他多数から求愛されるなど、作中屈指のフラグ建築士っぷりをほこる。しかし兼一も美羽も一途なので、多くのフラグはペキッと折れることになるのでしたとさ。
■武器組
闇内部において勢力を二分する組織。素手での武術家が集う無手組に対して、武器術の達人が集う。
一対一の死合いを重んじる無手組とは違い、武術を多数対多数の戦争の手段として捉えている節があり、根本的なところで無手組とは相いれない。
元々疎遠だった無手組と武器組だが、久遠の落日での一件から完全に決裂。冷戦状態となっている。
■フタエノキワミ
アッーーーーーーーーーーーー!!
■フォルトナ
DオブDの主催者で、闇のスポンサーの一人。
性格やら嗜好やらがジュナザードと似通っているせいで、クシャトリアからは蛇蝎の如く嫌われている。
■フレイヤ
戦乙女ヴァルキリーに登場するヒロインの一人。BBA。
凌辱もののエロゲで貞淑とか清楚とかいう要素は、もはや堕ちた時に作中一のド淫乱になるのがお約束のようなものであって、彼女もその例に漏れず十八歳未満お断りな人へ変貌する。
ギアス世界だと大量破壊兵器と化して数千万人以上を大☆虐☆殺してヒャッハーして大活躍したが、童帝により宇宙へ不法投棄された。良い子の皆、核兵器はちゃんとゴミ箱へ捨てるかコーディネーター虐殺に使わなきゃ駄目だぞ! ブルーコスモスとのお約束だ。
■プロシュート兄貴
兄貴ぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!
■米軍の皆さん
二度に渡って仮面をつけたキジムナーの襲撃に合った被害者の方々。
これにより米軍では「仮面をつけた巨躯の老人」と「仮面をつけた金髪おっぱい」には手を出すなと囁かれたとかなんとか。
■ヘリオガバルス
変態。
■ペングルサンカン
ジュナザードとクシャトリアのペット。
あらゆる修行を耐え抜いた代償に、言語能力を喪失。本能赴くままに暴れる怪物と化したが、ジュナザードとクシャトリアは何故か意志疎通が可能でペットとして可愛がっていたらしい。
ジュナザード死後、なんとリミがコミュニケーションに成功。以後はリミのペットとなる。
■ボリス・イワノフ
イワン。命令には絶対服従で、価値観の違いから学校で目立つなど相良軍曹を彷彿させるキャラ。
しかし軍曹とは異なり社会常識は持ち合わせているので、学校で爆破騒ぎを起こしたりしない。
■本郷晶さん
作中一の漢。人越拳神・我等の本郷さん。その余りの漢っぷりから、この人物紹介のページでも「さん」をつけなければならない御方。
あのツンデレな逆鬼師匠のライバルというのは伊達ではなく、一影九拳屈指の実力者であり人格者。逆鬼師匠がツンデレなら、本郷さんはさしずめクーデレだろう。
原作名バトルの一つであるVSジュナザード戦をクシャトリアと長老にとられてしまったが、かわりに十年後の世界線ではクシャトリアと激戦を繰り広げる。
クシャトリア復活の鍵となった一人であり、もしもクシャトリアが翔を助けていなければ、クシャトリアも復活することはなかったかもしれない。情けは人の為ならずとはよく言ったもの。
■本巻警部
サスペンスで犯人を追い詰める時に、わざわざ主人公が一人で崖に行って、そこで推理を披露するけど、ぶっちゃけ犯人を問答無用で捕まえてから取調室で推理披露したほうが効率的だと個人的に思います。
それとカツ丼は頼めるけど自腹らしい。世知辛い世の中だぜ。
■松井さん
旗ふってる男。キラをばっきゅんばっきゅん撃ちまくって、MAD素材を提供した。あ! それは松田だった。
やっぱ松井といえばゴ○ラだよゴジラ!
■ミハイ・シュティルベイ
噛ませ犬。断罪刃が誇る噛ま使い……もとい鎌使いの特A級の達人(笑)。
相手が本郷さんだからといって、あっさり同格である特A級に瞬殺されたり、その噛ませ犬としての活躍は枚挙にいとまがない。
外道キャラで噛ませ犬といえば某人殺しの天才であるテンさんを思い出すが、あの人は遥か格上の機体相手に善戦したりと確かな実力を見せるのに対して、ミハイは本当に特A級なのか怪しくなるくらいに良いところがない。
その余りの噛ませっぷりから、読者たちの間では「のっぺりさんのほうが強いんじゃね?」とよく言われる。
クシャトリアが断罪刃嫌いになった原因。ミハイがジュナザードのことを「どうせ無手組の達人なんて大したことねえだろwww」みたいな発言したことが切っ掛けでプッツンした。
その時はクシャトリアがまだ達人級ではなかったので大惨事にはならなかったが、もしも達人になってからミハイがその発言をしたら、その場で殺し合いが始まっていたことだろう。
■ミルドレッド・ローレンス
武器組の一人だけあって、素晴らしい武器(おっぱい)の持ち主。おっぱいぶるんぷるん! 総統閣下も大喜びである。
地味に落日の戦いでクシャトリアがフラグをたてたという、どうでもいい裏設定があるのだが、裏設定は所詮は裏。表に出ることはないのであった。
■無手組
武器術の達人が集う武器組に対し、無手の武術の達人が集う。
良くも悪くも自分勝手な人間が多く、組織としての結束力はお察しレベル。
■メナング
ジュナザードから重宝されている一番の側近。隠密用に鍛えられているらしく、正面での戦闘は普通の達人に劣る。
あのジュナザードの側近とは思えない人格者で、弟子クラス時代のクシャトリアの数少ない敵ではない存在。だがあくまでもジュナザードの臣下であり続けるというスタンスから、敵にはならなくても味方になることはなかった。
■モジャモジャ
通称は辻新之助。モジャモジャという特徴的名前から幼少期には虐めにあっていたらしく、そのため表社会では辻新之助という偽名を用いている。
一度は経験の差から兼一に勝利するも、二度目の戦いではあっさりと敗北する。敗北後は強さを求めて部下たちと山に籠り、そこで謎の武人と運命的出会いを果たし骨法を教わった。
そして山籠もりから帰還したモジャモジャは満を持して兼一へと挑戦。激しい攻防の末、兼一の心の緩みをついて見事勝利を収めた。
■安永福次郎
太陽の頭をもつ男。
■闇
活人拳とは対極に位置する殺人拳を掲げる武術集団。
潤沢な資金力と豊富な人員と技術力をもっており、作中最大最凶の武術組織であると思われる。
原作中に所属する達人級の殆どが所属しており、各国の重鎮にも闇の息がかかった者がいるため世界への影響力は非常に強い。
日本だと大物議員の一人が闇の達人で、ティダード王国に至っては国家元首(しかも専制国家の君主)が闇の一員である。
名声においては兎も角、組織力としては梁山泊を圧倒しているが、良くも悪くも武術組織であるが故に行動が制限されているのが唯一の救いか。
もしも闇が形振り構わずに攻めに出れば、世界征服すら夢ではないのかもしれない。
■ヤンデレ
この作品だとクシャトリアのこと。ツンデレならまだしも、男のヤンデレって誰得やねん。
■世戯煌臥之助
長老と同格の超人で武器組の長。
あの長老と肩を並べる存在ということは、かなりの人物なのは間違いないのだろうが、過去とかその他諸々が原作でも明かされていないので謎の人物。
読者間での愛称はガノスケ。
■ヨシフおじさん
ソ連の名産物であり、一年中大量に栽培している兵士をテキトーに最前線に出荷する仕事をしているおじさん。
副業は赤い国の独裁者で、本職はジャムおじさん。生首を人の顔面に投げつけるだけの簡単なお仕事に勤しんでいる。
かなりの神童で八歳にして成人後と同等の知能を身に着けた。
■YOMI
闇の下部組織。闇人の育成機関で、一影九拳や断罪刃の直弟子が幹部の地位についている。
リーダーは叶翔だったが、彼が失態を犯したことで鍛冶摩が二代目リーダーとなった。
名前は恐らく闇=YAMIをもじったものと思われる。
■來濠征太郎
グラサン。なんかヤクザみたいな見た目をしている小太刀使い。
あの長老に襲われて、仲間を抱えて逃走に成功するという脅威の男。
■ラグナレク
おがちゃんが主催していた弟子育成プログラムの一つ。
最高幹部である八拳豪は北欧神話に因んだ異名を与えられる。ただしドイツの叙事詩が元ネタのジークフリートや、隠者の英語読みであるハーミットなどの例外もある。
■ラデン・ティダード・ジェイハン
王子→ホームレス→ラーメン屋の住み込み→ラーメンチェーンの経営者→王様と波乱万丈の人生を歩んだティダードのプリンス。なんか格好良く死んだと思ったけど、別にそんなことはなかったぜ!
基本的に王子らしく尊大であるが、兄弟子であるクシャトリアのことは尊敬しており、敬意をもって接する。ジュナザード死後は遺体を自分だけが知る場所に埋葬した。
クシャトリアがキョンシーになってからは、リミに協力してクシャトリア捜索を援助していた。クシャトリア帰還後、彼にだけはジュナザードの埋葬場所を教えた模様。
■ラデン・ティダード・ロナ
ジェイハンの妹で、ジェイハン死後(生きてたけど)は第一王位継承者となる。
誇り高い精神の持ち主だが、カリスマ性や政治能力など多くの点でジェイハンには劣るらしく、纏まりかけたティダードが再び内乱状態に逆戻りする羽目になってしまった。
だが本郷さんに惚れるあたり男を見る目が確かなのは間違いない。ライバルの逆鬼師匠が年下の金髪の白人美少女に惚れられているのに対して、彼女は黒髪褐色美少女。どこまでいってもライバル関係な二人なのであった。
■レイチェル・スタンレイ
ディエゴ・カーロの一番弟子。目立つこと大好きなエンターテイナー美少女。
イーサンの回想を見る限り極普通の家庭出身で、荒れてストリートファイトしていた時にディエゴと会った。
中々に素晴らしいボインの持ち主。彼女の戦いではよく脱げる。剣星と相性が良い。
■劉禅
蜀漢のラストエンペラー、アホの代名詞。星彩は俺の嫁。
愛車は100万の軍勢からもエスケープする風雲趙雲号。親父に投げ捨てられたりした。
■梁山泊
名前の元ネタはもしかしなくても水滸伝の梁山泊と思われる。
スポーツ化した武術に馴染めぬ真の達人が集う場所。活人拳の総本山的な場所で、闇をさしおいて史上最強の看板をもっている。
資金力や人員などで闇に及ぶべくもないが、達人の質は史上最強と呼ぶにふさわしい豪傑揃い。全員が特A級上位以上の実力者であり、長老は世界最強の武人の一人である。
最大の敵は金欠で、戦いでは無敵の長老もこの敵に関してはほぼ戦力外。せめて秋雨の作品を売れれば……とは梁山泊の全員が思っていることだろう。
■ルグ
盲目の武人。るろ剣で言えば盲剣の宇水。これからは盲拳のルグと呼ぼうそうしよう。
死因は斎藤さんのガトツ・ゼロスタイル。
■ロキ
元ラグナレク第四拳豪。網眼鏡をかけている、素顔イケメンなCVひろし。
戦闘力そのものは八拳豪でも低い方だが、彼の真価はなんといっても頭脳と諜報力にある。
あの新島を純粋な知略で負かした数少ない一人であり、闇への潜入ミッションもこなすなど、その活躍は本職のスパイにも劣らない。というか本職のスパイは翔に発見されて情報の入手に失敗しているので、本職以上である。
情報の重要性は今更言うまでもないことであり、案外元ラグナレク組で新白連合に最も貢献したのは彼かもしれない。
実はクシャトリアの弟子候補の一人だったりする。
■ロキ探偵事務所
ラグナレクの抗争後、ロキが立ち上げた探偵事務所。
所属している社員が標準装備している網眼鏡がいけなかったのか、新島が来るまで碌に仕事がなかった。
某魔探偵とは特に関係ない。
■露西亜寿司
ウマイヨ、ヤスイヨ。 オニイサン、ニゲナイネー。 露西亜寿司ヨー!
■ローマ帝国
古代のチート国家。テルマエ・ロマエの舞台でもある。
有名なナチスの敬礼はローマ式敬礼が元ネタ。公用語はドイツ語と並んで厨二病御用達言語であるラテン語。
このことから「すべての厨二病はローマに通ず」という格言ができた。
『本作独自の技』
「
自分で自身に強烈な殺気を送ることで、自分自身の生存本能を刺激し、初手からの全力攻撃を可能にする。
自分を殺す気がない敵が相手だとやる気が起きないという欠点を補う為、クシャトリアが編み出した自己暗示法。
「
気当たりによる分身を六人生み出し、その六人と完全同時に必殺の突きを乱射する。クシャトリアのオリジナル技。
「櫛灘我流秘技・砲弾返し」
櫛灘流の術理を用いることで、遠距離攻撃をそのままの勢いで相手に返す。
最低でも野球ボール程度のサイズがなければ使うのは難しいが、砲弾だろうと徹甲弾だろうと破壊光線だろうと跳ね返せる対遠距離攻撃用防御術。
「櫛灘流・阿修羅流し」
闘気で手だけを具現化させることで、敵の攻撃をいなす防御技。
「櫛灘流秘技〝逆さ睨み〟」
首を180度反対方向へ捻じ曲げることで敵を殺害する。
武術家の中には首を180度捻じ曲げても平然と活動できる人間もいるため『必殺』ではない。
「閉心術」
心を閉ざす。読心術を始めとした精神干渉を無効化する。
「読心術」
相手の心を読む。とはいえ表層意識を読み取るだけであって、深層意識を読むことはできない。
高度な閉心術を会得している者には通用しない。
「憑逆回帰組手」
過去の自分を自分で演じることで、自分の実力を弟子・妙手など自在にセーブする。
主に弟子との組手で使用。
「無敵のジュルス、数え抜き手」
無敵超人の秘技が一つ数え抜き手をシラットの流派で独自発展させたもの。
通常の抜き手を“四”と見立て、そこから指の数を“三”“二”“一”と減らしていく技。
数が減るに従って、指一本当たりの貫通力は増していくだけでなく、一度一度の抜き手にはそれぞれ性質の異なる特殊な力の練りが加えられており、四~二までで抜き手の力を変化させることでいかなる防御さえも最後の“一”では必ず突き抜く
「双派双手数え抜き手」
シラット流の数え抜き手と緒方流の数え抜き手を左右両方の手で同時に行う荒業。
通常の数え抜き手と違い、八、六、四、二と減らしていき最後に両の手を合わせた一の抜き手を放つ。
破壊力は通常の数え抜き手より上がる分、防御力は低下する。
「奥義四連」
櫛灘流 千年投げ→我流 玄武爆→七つに踊る化身→転げ回る幽鬼と繋げる連続技。
特A級の達人の奥義を四連続でかけるので、まともに喰らえば死は免れない。
「静動轟一」
気の運用において最大のタブーにして最凶の技。"静"と"動"という相反する二つの気の同時発動を意図的に行う。
一時的に強力且つ正確無比な攻撃を繰り出す事ができるようになり、特A級の達人が使用した場合、超人クラスの強さを発揮できるようになる。
「密閉された瓶の中で火薬を爆発させ続ける」と表現されるように心身への負担は凄まじく、弟子クラスならばものの数分で肉体が限界に達し、使いすぎると再起不能や廃人化の恐れもある使用者にとっても危険極まりない技でもある。
特A級の達人が使用すれば超人級に、超人級が使用すれば神の領域に踏み込むことが可能。
クシャトリアがノーリスクで発動できるのは10分まで。
これをジュナザードが使用した場合、超人級の肉体強度のお蔭で完全安定状態となり、半永久的にノーリスクで発動し続けることが可能。
「静動轟双」
静の気と動の気を混ぜ合わせずに同時発動するクシャトリアの奥義。
これにより静の極みである流水制空圏と動の気の解放を同時に行うことも可能になり、戦闘力を格段に上昇する。
静動轟一と違いデメリットは皆無だが、爆発力で静動轟一に一段劣る。
「流水制空圏、第零段階」
相手の流れを自身に取り込むことで、静動轟一を発動せずとも静動轟一の爆発力を得ることができる。
静動轟一を発動しない相手に使用しても効果はなく、対静動轟一用の技といえる。
「邪拳・無間界塵」
邪、神、技、殺、闘、魔、拳の怨念を宿した邪拳。
無敵超人の奥義を見たジュナザードが作り上げた〝涅槃滅界〟と同規模同威力の奥義である。
免許皆伝をもらっているクシャトリアも使えるが、怨念でジュナザードに劣るため、撃ち合えば確実に敗北する。
「
相手の武術的癖に至る全ての情報を収集した上で、戦いを通して相手と自分の戦いの流れを知覚し、相手が攻撃に全意識を集中させる瞬間を見計らい、そのタイミングに全身全霊の抜き手を繰り出す。
全身全霊を込めた一撃のため防御不可、攻撃に全意識を傾けているため回避不可。抜き手が狙うのは人体の急所であるため一撃必殺。意図的に手を緩めれば技が完成せず、狙う場所も人体の急所という正に剥き出しの殺人拳。
反面戦いの流れを知覚するまで時間がかかるので初撃で繰り出すことはできず、また防御を捨てて必殺の一撃に全てを集中するので、技が失敗した場合は相手の奥義の直撃で死ぬことになる。
クシャトリアがジュナザードを殺す為だけに作り上げた奥義。その性質上、ジュナザード以外に繰り出すことは出来ない。
「
戦いを通して相手と自分の戦いの流れを知覚することで、相手の不意のタイミングを掴み、そのタイミングに全身全霊の抜き手を繰り出す。
王波界天殺を開発する上で副次的に生み出された技であり、ジュナザード以外にも繰り出すことが可能。剣星との戦いで放とうとしたのはこちらである。
「静動陰陽極塞」
静動轟一の気を両腕に集中することで、攻撃を防ぐ防御の構え。
バーサーカーの蹴りをも停止させるほどの防御性能を誇る。
「
静動轟一の気を凝縮させた突きで、孤塁を穿つ必殺必中必滅の一撃。
実に厨二病チックな技名をしているが、これがラグナレク流である。
「人越拳・流水ねじり貫手」
通常のねじり貫手に流水による〝浄化〟の効果を与えたもの。
静動轟一の力を無力化する他、邪念のような実体のないものにもダメージを与える。
「
通常の静動轟一を発動した状態で、更に静の気を動の気に喰らわせることで、意図的な暴走状態を作り出す。
一時的に静動轟一すら上回る爆発力を得られるが、代償に理性が飛んで、精密な動きが難しくなる。バーサーカーが静動轟一の応用技として独自に編み出した。
「
作中に登場することはなかった設定的には存在する技……というよりは一種の暴走。
クシャトリアの中にある死への恐怖が極限にまで高まることで、深層心理の深くに封じられたジュナザードの邪念が同調。
邪神の魂の現出により肉体強度が上昇。我を失い狂乱状態になりながら、静動轟一をノーリスクで発動した状態で、敵を皆殺しにするまで痛みも忘れて戦い続ける。
発動し続けるごとに邪念に囚われていき、最終的には完全にジュナザードの人格が現出してしまう。