RE:LyricalxHunter   作:ティファールは邪道

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7話:休日と原作

フェイトにジュエルシードを譲った日の夜…

 

●アリサ:新、今週の日曜空いてる?

 

といきなりアリサからスマホのアプリで尋ねられた…

連絡先を交換してからというもの、良く連絡を取り合っており放課後にゲームに誘ったり誘われたりする仲になっていた…

 

○新:空いてるけどどうかしたの?

 

それに対してそう送る新…

日曜日は、姉の早妃も出掛けると言ってたし、両親もデートと言っていた…

 

新自身もすることがないので、家でゴロゴロしようかと思っていたところだ

 

●すずか:なのはちゃんのお父さんがコーチをやってる少年サッカーの応援に行くんだけど

 

●なのは:あー君も一緒にどうかなって思って

 

すずかとなのはのメッセになるほどと頷く

男子勢のやる気がぶち上がること間違いないだろう…

だが、懸念が一つ…

 

○新:それ、俺行って平気なの?

 

これである

男子の応援に来たかわいい女の子達と共に来た男なんて見たら誰でも気になるだろう…

下手したら士気が下がる可能性がある

 

●アリサ:あぁ…多分大丈夫よ?

 

○新:適当だなっ!?

 

●なのは:そうだよ?気にしないと思うよ?

 

●すずか:そういう問題じゃない気が…(-_-;)

 

アリサとすずかの二人は理解したのかそう返すが、なのはは意識してないのかそう返す

 

○新:(;´д`)今回は遠慮しておくよ、男子達の士気を下げたくないからさ

 

●なのは:(o´・ω・`o)

 

●すずか:仕方がない、かな?

 

●アリサ:まぁ、確かにね…その代わり今度の放課後遊ぶわよ

 

○新:良いよ、何する?何時もどおりゲーム?

 

●アリサ:それはもうやったから、お茶会しない?

 

その話はおしまいとばかりに話を変える

その意思が伝わったのか三人ともすぐに今度遊ぶ際の内容を話し出す…

他愛のない話をしながら、新達はチャット…チャット?を楽しむのであった

 

___________

 

そして、アリサ達に誘われていた日曜日…

新は自宅の庭で、バッドを振るっていた

 

家族全員、朝からいないのを利用して、まるで剣や棍棒の様に振るう

 

「…フッ!!シッ!!ハッ!!」

 

新によって軽やかに、重く、鋭く振るわれていくバッド…

その左手には、何やら紋章が輝いていた…

だが、一時間位経った瞬間、紋章の光が弱くなったと同時にそのキレがなくなってしまった

 

「…成る程」

 

それを察知した新は急遽振るうのをやめて小上がりに座ると、スマホのメモ機能で何か打ち込んでいく

 

新がやっていたのは、新のもらっていた特典の一つ、ガンダールヴの検証であった…

 

ガンダールヴ…

ライトノベル「ゼロの使い魔」の主人公、"平賀才人"がヒロインのルイズとの使い魔契約で手にした力で、効果は簡潔に言うと[あらゆる「武器」を手で触れただけで100%使いこなす事が可能]、というものである。

その際、身体能力も上昇しているらしい…

この「武器」は、「敵を倒すために作られた道具」全てを差すため、刀剣や銃火器はもとより、戦闘機などの乗り物も乗った瞬間使いこなせる、という道具によって強くなる、というものである

書かれてはいないのだが、所持者の感情によって出力が上下するらしい…

 

それをレアスキルとして使える様にしてもらった為、検証していたのである

 

「で、これが今わかってる事、か…」

 

そう言いながら、新は改めてガンダールヴの効果について書かれた項目に目を通し始めた

 

①戦闘用の念具も対象である

②連続使用では、約一時間使用可能

③使用時間は一時間の休憩につき10分間使用可能

④感情を爆発させれば効果は高くなる?

⑤考え方一つで効果は武器でなくても発動可能(例:ごみを全て討伐すると思い込むと何処に掃除機をかければ良いのか効率的にわかるようになった)

 

「…思った以上にピーキー過ぎる…」

 

まぁ、ないよりマシだよね?っと言い聞かせた新は身支度を整えると出掛ける支度を始める…

 

身体を動かした後なので、甘いものでも食べようと思ったのだが、ちょうど切らしていたのを思い出したのである

 

「アイスでも食べ…っ!?」

 

さて、出ようかと思った瞬間、外からオーラではない、何かの力が吹き出したような感覚を覚えた新…

その力を、かれは知っていた

 

「魔力! それもかなりの!?」

 

-鍵かけてる暇はない!!

 

そう考えた彼は、靴をもつや否や自室へ向かう…

窓から出ると、そのまま魔力の感じる方へと、隠でオーラと気配を隠しながら屋根づたいに向かうのであった…

 

____________

 

尚、家の玄関には…

 

「何なのよ、アイツ!!早く出てきなさいよ!!」

 

幼なじみだったセラが待ち構えていた…

 

____________

 

屋根づたいに、魔力の発生源を目指す新…

その魔力がどんどん広がっていっていることに疑問を感じていた

 

-?どんな願いを受けたんだ…?

 

そんな疑問は、着地したビルの上から街を見て理解した…

 

巨大な樹が街を支配していたのだ…

それを見た新は、思い出した

 

「そっかこれ原作のエピソードじゃん…!」

 

-思い出すの遅いよ、俺…!!

 

思い出すのが遅かったことに落ち込む新…

とその時、もうひとつ魔力を感じた

 

その魔力を感じた方に目を向けて、目を『凝』らすと、そこに立っていたのは

 

「……(なのはいたぁぁぁっ!!)」

 

肩にイタチのような動物を乗せて杖のようなものを持ったなのはだった

 

原作キャラの魔導師姿にテンションの上がる新…

そんなこと梅雨も知らないなのはが杖を振ると周りに魔法陣が出来あがる

 

そして、なのはの杖に魔力が集まり、先端から小さな魔力光がいくつも放たれる

 

「改めてみると、サーチ魔法ってあんななんだ…」

 

そんなことを思いながら、新はなのはの動向に目を向けるのだった…

 

___________

 

「…よし、原作通り封印できたな…」

 

数分後…

動向を確認した新は、何事もなく終えたのを確認して帰ることにした…

 

「(次の原作イベントは、すずかの家でのお茶会か…)」

 

-絶対に参加しなくては!!

 

新は内心そう誓いながら家に戻るのであった…

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