ジョジョの奇妙な冒険~アメジストのif物語~ 作:Tarako@如月銘酪
前作から読んでくださっている方はこんにちは!
Tarakoです!
今回は一章三話、「トパーズの輝きはどこにあるのか」になります!前作を読んでいない方は、ぜひぜひ読んでからご閲覧ください~!
プロローグhttps://syosetu.org/novel/237782/1.html
一章一話https://syosetu.org/novel/237782/2.html
二話https://syosetu.org/novel/237782/3.html
スタンド
ジョラルが来たことにより、ジョースター家の生まれつきスタンドをもっている者(仗助、ジョルノ)以外のスタンド能力を目覚めさせた。
あらすじ
彼らの前に現れた瑠。絶体絶命のピンチ!どうするジョルノ!
雨、月。
『俺の願いの為に死んでもらう!ジョラルジョリオ!全ては"神"の為に!』
「いくぜ!セレーネ!」
白黒の牡牛のヴィジョンをもつスタンドが現れる。
水溜まりに満月が反射する…その瞬間、落ちる様に倒れた、と思ったらまた立っていた、という奇妙な感覚が背筋を伝う。
「こッこれはッ!
右腕についたはずの傷は、左腕に変わっていた。あの不思議な感覚は間違いでは無かったのだった!
ジョラルは飛び散ったガラスの痛みに耐えられず気絶してしまっている。
ガーネットの瞳は赤く燃える
「俺の能力はマイ・ザ・ワールド……だぜ。能力は月が満月、なおかつ水面があり、その水面に写った人物をこの世界におびき寄せる、という能力だ、驚いただろう。」
金髪の青年が髪を揺らす。ガーネットをいぬくように光る瞳。"覚悟"した瞳だった。
______己の直感が告げている。
「ゴールドエクスペリエンス!生まれろ
ジョルノのスタンドが繰り出した拳が地面を叩くと木が生えてくる。ジョルノはそれに乗るようにして上へ上昇していく。それでも敵意を向けたままだった。
「ハ、敵前逃亡って奴かよ…かっこわりーなぁ!セレーネッ!奴を殺せッ!」
セレーネと呼ばれたスタンドが雄叫びをあげると、空からレイピアンの尖った先が、ジョルノに向けられて落とされていく。
「っなに!?」
真っ直ぐ、まるでこれからの未来を暗示するような、先の見えない深いガーネットは話す。
「いいかぁ…この世界は俺の世界だ…だからこの世界じゃあ俺がルールだ。」
「じょ、ジョルノッ!」
ジョナサンは、紙一重に避け、ジョルノに駆け寄る。
「何が起こっているんだい!?」
「…奴はスタンド使いです。そして僕達もジョラルに会うことを特異点としてスタンドが発現しています。その証拠がジョセフさんです。」
「ジョセフ…あの紫のトゲトゲの事?」
「えぇ。」
コツ、コツ、と近寄る瑠の影。
「僕らは彼を倒さなくてはいけない…彼は"殺す"といった。それにはそれ相応の覚悟が必要なんです。彼にはその覚悟がある…!だから倒さなくてはいけない。倒さないで見逃したら、次は逃げられない。今度こそ殺されてしまう!。…それほどの"スゴ味"が彼には感じられるッ!」
たった2人居たところで状況が変わるとは思えない。(ジョナサンのスタンドも正体不明、賭けに出るようなことは、余りしたくない。)能力自体は昔戦った"マイ・インザ・ミラー"とあまり変わらないだろうが、あの時はフーゴのパープル・ヘイズがいた。それに、見たところセレーネは、遠距離でも多少は攻撃が出来る様だ。近距離で攻めて攻撃を食らったらなんの意味も無い。
「おいおい、まさかその程度で終わりじゃあねぇよなぁ…?」
昔、神話について少し調べていた時、"セレーネ"というキーワードを見たことがあった。その記憶を掘り起こしてみる
「…セレーネ、と言う言葉は聞いた事があります。確か月の神様、だったような気がします。」
「なかなかなまっちょろいなァ!
一気に跳躍し、瞬時に間合いを詰められる。
「G,E!無駄無駄………無駄ァ!」
彼のスタンドで応戦するも、拳と剣…歩がありすぎる。少しずつ傷ついていくジョルノ…………
(くッ…何か方法は無いのか?このままでは死んでしまう…ジョルノも僕も!セレーネ…月の神…)
「ぐぅあ"ぁ"あ"!!!!」
精一杯に応戦するも、勝敗は目に見えていた。
…………ブルーの宝石
…………ガーネットの宝石…
何れもが全て、大切な宝物。
全て、失うわけにはいかない。
その輝きは、きっと、別の美しさが有るのだから。守りたい。自分の居場所も、自分の心も。
ぼんやりとした気色に、プレナイトの宝石が写る。
あぁ、そんなんじゃダメなんだ……もっと綺麗に、美しく光るべきだ…
青く、生命力に燃える瞳……その瞳のように…。
「全員が全員、平等なわけじゃない。俺達は生まれた時から格差があった。圧倒的な、だ。人々が作り上げた、格差だ!…俺はそれを壊す。そして、俺だって…人並みの、幸せを…。」
眠るジョラルは、徐々に目を覚ましつつあった。腕や身体の節々に残る痛みと、確かに感じる黄金の意思に導かれて。
真っ暗な暗闇に、穴が空くようにポッカリとあいたその満月が、嗤う様に水面で揺れた。まるで、別の何者かが見張っているかのように。
綺麗な景色で、水滴が滴る。
マイ・ザ・ワールドの中
無尽蔵に投げられるレイピアンは、その刃で、ジョナサンやジョルノの身体を傷つけていく
(最悪だ…もう立ってるだけでも限界だ…だが、ここで意識を失ったら、スタンドが消えてしまう…ここは耐えなくては、なんとしてでも!)
ジョルノには、思う節があった。もし、特異点でジョセフにスタンドが目覚めたのなら、ジョラル自身も目覚めているのでは無いか、と言う考え。もし、それが合っていれば、もしかして勝てるかも知れないという事も。どちらにしても残されていない、この先の未来なら、少しでも良い未来にしたい、と、きっと、誰もが思う。自分だって思うのだ。ここまで何とかやって来た。後は、自分とジョラルに未来がかかっている。他力本願、と怒られてしまうかもしれないが、それでも、自分か、または誰かが一緒に戦わなくてはいけない。
死ぬ気で戦うしかない。覚悟が必要だ。本気でやるのなら、それ相応の覚悟で、奴をぶちのめすことが出きるほど、爆発的で鋭い力で、戦うしかないのだ。
うっすらと、現実の景色が色づいていく。
遠くに、ジョナサンさんとジョルノさんがいる、ということは理解した。
「…瑠、何を、して、い、る…?」
雨に打ち付けられて吸いとられた体温を取り戻していく。
心のそこから、炎が燃えた。
「、何をしているか、と聞いたんだ…答えたらどうなんだ」と、とぎれとぎれにでも自身の意思を使えていく。
アメジストは透き通る様な紫だった。自分だって、きっと、同じだ。姿が見えないようにずっと隠してきたんだ。
ゆっくりと立ち上がっていく。ポタタ、と血が滴り、地面の色が濁っていく。
to be continued…
さて、今回のアメジストのif物語、どうでしたでしょうか!次回は引き続き戦闘と、瑠の回想シーンに入ります!次回もお楽しみに!
アリーデヴェルチ!
面白かったですか?
-
☆
-
☆☆
-
☆☆☆
-
☆☆☆☆
-
☆☆☆☆☆