連載に行き詰まった時の短編です。さらっとお願いします。
八幡「なぁ、倫也」
倫也「どうした、八幡」
八幡「なんで、俺ん家で乙女ゲーやってんの?」
倫也「お前に布教したいからに決まってるだろ」
八幡「いや、百歩譲ってギャルゲーならわかるがな…」
倫也「じゃあ、俺達が作ったゲーム見せてやるよ」
八幡「おぉ、例の女の子ばっかりのサークルな。このラノベ主人公め、砕けば散れ」
倫也「お前こそなんだよ、奉仕部って。どこのエロゲーだよ。エロゲー主人公め、爆発しろ」
八幡「違うわ!ボランティア部みたいなモンて言っただろ」
倫也「お前もラノベばっかり読んでないで、ゲームしようぜ。ラノベや漫画ばっかり読んでるから、彼女はおろか友達も出来ないんだぞ」
八幡「…」
倫也「なんで目線そらした?」
八幡「…彼女、出来た…」
倫也「う、嘘だろ…。どうせ脳内彼女だろ?」
八幡「違うわ!う、嘘だと思うなら、小町に聞いてみろよ」
倫也「小町ちゃ~ん!!」
数分後
倫也「本当だった…」
八幡「まあな。お前もゲームばっかり作ってたら、彼女出来ないぞ」
倫也「…」
八幡「なんで目線そらした?」
倫也「いや、彼女出来た…」
八幡「マジで?」
倫也「マジで」
八幡「そうかぁ、ゲームと現実の区別がつかなくなったか…」
倫也「いや、リアルだから」
八幡「だったら会わせろよ」
倫也「お前こそ、小町ちゃん巻き込んで大嘘ついてる可能性あるからな!会わせろよ!」
八幡「おお、いいぜ」
某○ンマルクカフェ
雪乃「そんなくだらない理由で、比企谷君は急に私を呼び出したのね」
恵「倫也君は、私を千葉までそんな理由で呼び出したんだね」
八幡「すいません」
倫也「すいません」
雪乃「それよりも、比企谷君にも友達が居たのね。そちらの方が驚きね」
八幡「おい」
恵「倫也君も美少女以外の知り合いが居たんだね」
倫也「やめてください、お願いします」
八幡「いや、居るだろ。波島とか…」
恵「波島…君…」
倫也「め、恵?」
八幡「あれ?地雷だった?」
恵「波島君は倫也君の友達なの?」
倫也「と、友達…」
恵「違うよね?」
倫也「違い…ます」
八幡「怖ぇ…。ハイライト消えてたぞ」
倫也「そ、そういえば、この前に出かけた時に会った、葉山だっけ?アイツは友達じゃないのか?」
雪乃「比企谷君…」
八幡「ヒッッ!!」
雪乃「貴方、私に内緒で葉山君に会ってるのかしら?」
八幡「い、いや、偶々会っただけだからね。そんなことして喜ぶのは海老名さんだけだから」
恵「なんか、霞ヶ丘先輩みたいな人だね」
倫也「胸は英梨々だけどな」
雪乃「安芸君といったかしら?貴方、失礼なこと考えなかったかしら?」
倫也「ヒッッ!」
八幡「睨むなよ、雪ノ下。お前に渡した霞詩子先生のサイン本は倫也が手に入れてくれたんだぞ。倫也が取材に付き合うって代償でな」
雪乃「そ、それは本当なの?」
八幡「さっき名前が出た霞ヶ丘先輩ってのがそうだ。倫也の同人ゲームのシナリオも書いてる」
雪乃「その同人ゲームとやらは比企谷君は持っているの?」
八幡「さっき倫也が置いていったからな」
雪乃「比企谷君、何をグズグズしているの。早く行くわよ」
八幡「行くってどこに?」
雪乃「比企谷君の家に決まってるじゃない」
八幡「お、おい、腕を引っ張るな」
雪乃「安芸君、加藤さん、失礼するわね」
八幡「じゃ、じゃあな倫也」
……………
倫也「なんだったんだ?」
恵「ねぇ、安芸君?」
倫也「あれ?『倫也君』から『安芸君』になってますよ、加藤さん」
恵「霞ヶ丘先輩の取材に付き合うって、私は聞いてないんだけど…」
倫也「あ、あれ?いや、それは…」
恵「どういうことか説明してくれるかな?」
倫也「誠に申し訳ございません!!」