魔法先生ネギまの世界に刀語の完成形変体刀――《薄刀・針》を持って転生させられたぁッ!

いや待って? 針とか能力ほぼ不明なんですけど。
全刀・錆の能力も付け足す?
いや、そっちもほぼ不明なんだけど?

どどどど、どうしろっつーのさっ!

…†…†…………†…†…

何でも許せる人向け。
薄刀・針の独自解釈付き。
「それは違うよ」という意見とかあったら気軽にどうぞ。

最近刀語を見直して「あれ? 薄刀・針の能力って実はこれなのでは」と思い立ち書いた完全思い付き作品です。
気軽にお読みください。

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薄刀・針ってそりゃないよ

錆泊平(さびぱくへい)は参っていた。

 

 錆泊平はいわゆる転生者という生き物だ。

 諸事情により元居た世界で死んでしまい、どこかで見たことあるような神々しい女神さまにチートを授けてやるといわれ、喜び勇んで異世界へとやって来た。

 

 転生した世界が「ネギま」世界だったのはまさしく僥倖。

 厨二御用達の魔法や気があり、それを振るって無双が叶い、ヒロインは中学生だが、一クラス分ストックを持つ……転生者垂涎の世界といえるだろう。

 もらったチートを振るって、大戦の英雄になるのもよし。

 大体オプションでもらえる甘いマスクを用いて原作ヒロインとラブコメするもよし。

 未熟な主人公を助け、師匠ポジションで見守るもよし。

 極端な例を挙げるなら、敵側へとつき、主人公のむかつく行動をどや顔で非難し、徹底的に叩き潰してやるのもいい。

 

 まさしくより取り見取り。

 何してもいい世界だ! そう……本人に実力がありさえすれば。

 

「だがもらえたチートが《薄刀・針》と、《全刀・錆》になれる才能って……」

 

 そう言って真っ白な頭髪をかきむしり、錆泊平はうなだれた。

 いや、能力に問題があるわけではない。

 もらった能力をうまく使えれば、この能力はかなりの強能力に化ける。

 

 《薄刀・針》と《全刀・錆》

 西尾維新著『刀語』に登場するこの能力は以下の通り。

 

《薄刀・針》

 異彩の刀鍛冶・四季崎記紀が作り上げた、完成形変体刀の一本。

 向こう側が透けて見えるほどの薄い刀。

 12本の完成形変体刀の一本であり、一説では最速の変体刀という異名を持つ。

 だがその薄さゆえに壊れやすく、この刀を刀として扱える時点で、剣豪としてはかなりの実力を有していることになる。

 

《全刀・錆》

 四季崎記紀が作り上げた完了形変体刀《虚刀・鑢》のプロトタイプとなる、人の形をした刀。より精密に言えば『刀を使う刀』である。

 全刀・錆はその特性により、すべての棒状のものを刀剣として使用することがかない、木の枝だろうが丸めたポスターだろうが、それらをすべて刀として扱い物体の切断・及び剣戟の行使がかなう。

 

 抜き出して記載すれば、なるほど最強とは言わないまでも強能力であることはわかる。

 薄刀・針とかただの使いにくい刀だろという事実はいったん置いておき、全刀・錆は文句なしの強能力だ。

 事実、刀語作中ではこの全刀・錆を継承していた剣士――錆白兵は一部例外を除き最強の剣士と謳われており、一部例外を除き主人公を最も苦戦させた敵であるらしい。

 その主人公と錆白兵の激闘はすさまじいものであったらしく、決闘の場に選んだ島は見事に半壊。その敷地面積の半分を喪失したとか……。

 

 さて、もうお気づきの方もおられるだろう。

 全刀・錆……及び薄刀・針。それらの作中描写が妙にあいまいなことに。

 「らしい」とか、「喪失したとか……」とか。

 どうも煮え切らない書き方がされていると。

 

 その理由は驚くことに……作中で一切、それらの活躍が記載されたことがなかったのである!

 そう。刀語の中において、最強の二番手、お前みたいな中ボスがいるかと目される錆白兵は……その活躍を、ほとんど、作中において堂々と、発揮したことはないのである!

 

 唯一の見せ場であり、錆白兵の実力が明かされるはずだった《刀語 四巻 薄刀針》は、どういうわけか、作中最強の敵――主人公の姉・鑢七実の無双シーンが描かれることとなり、錆白兵と主人公の対決はオールカット! その能力の詳細は、戦いを終えた主人公たちの雑談によってのみ語られ、それがいったいどういうもので、どのような原理で使われ、どののような効果を発揮したのかは、その伝聞でしか知ることができなかったのだっ!

 

 当然、本作の主人公錆泊平も状態は同じ。

 転生前は刀語のファンであった彼も、茶目っ気あふれる作者の所業に苦笑いを浮かべつつ、錆白兵のことなど忘れ、鑢七実との戦いに手に汗握ったものだ。

 だが、それが自分の能力となっては話が別であるっ!

 

「そんなんだから『嘘刀・錆』とか『嘘刀・釣』とか言われるんだよっ! どうしろつうんだよこんな能力貰って! 無双もくそもねぇよっ!」

「錆殿がまたキレておられるぞ」

「またかアイツ……。静かにしろっつってんのに。作戦中だぞ、今」

 

 そんな風に泊平が嘆き悲しむ中、彼と一緒の魔道戦艦に乗っていた同僚の下っ端兵士たちが舌打ちする。

 そんな中、戦艦のスピードが緩やかになり、彼らの前に中隊長である、有角の亜人が歩いてきた。

 

「貴様らっ! 作戦空域に入った。戦いの準備はいいかっ!」

「ういっす。第二小隊。またSAN値減っている錆以外は大体オッケーです」

「錆殿。ほら、作戦始まるぞ」

「あ……あぁ。わるい。世の理不尽をまたはかなんでいた」

「錆殿いつもそれではないか」

「錆……また貴様か! 地球からの傭兵だからといって、あまり部隊行動を乱すなよ!」

 

 中隊長の小言に「さーせん」と気のない返事を返しつつ、薄刀・針を背負った泊平は、同僚の横に並んだ。

 そんな泊平の態度にため息をつきつつ、「だが実力はあるから」と、中隊長はそれ以上の注意をしなかった。

 

「ここは貴様らも知っている通り、魔法使いたちの聖地である『オスティア』だ! 我々ヘラス帝国軍は、この聖地・オスティアを奪還するために大戦力を投入している! だが、連合所属であるこのオスティアを守るために、連合もそれ相応の数の兵士をここに送り込んできている。現在戦場は乱戦状態に持ち込まれ、まさしく修羅場の体を呈している! 諸君らに与えられた任務は、この激戦地を潜り抜け、オスティアの王族――黄昏の巫女を保護・奪還することだっ!」

「誘拐の間違いじゃないっすか、中隊長」

「やかましい。事実はどうであれ、これは我が国の聖地回復運動だ。上が保護・奪還といっている以上、我々はそれを信じ行動するほかない!」

 

 中隊長の歯に衣着せぬ言い分に、周囲の同僚たちから苦笑が漏れる。

 泊平も同じく苦笑いを浮かべた口だ。

 

――にしても、ただの武者修行のために参戦した作戦で、どうしてこうも重要なポジションにつけられるかねぇ。

 

 そんな内心を隠しながら。

 

「今まで数々の激戦を潜り抜けてきたお前たちなら、やってくれると信じている。特に錆。お前の白兵戦力には期待しているからな。できるだけ前に立ち、部隊の前進を手助けしろっ!」

「承知しました中隊長。給料分の仕事はします」

「よろしいっ! では空挺降下を開始する! ここで死ぬような、間抜けはするなよっ!」

 

 その言葉と同時に、泊平たちがたっていた格納庫のハッチが開き、航空の冷たい空気が格納庫へ流れ込んできた。

 それと同時に先陣を切るのは『爆縮地』を操る泊平だ。

 誰よりも最初に機内から飛び出した泊平は、尋常ならざる速度で空をかけ、隣にあった連合の戦艦甲板へと降り立つ。

 

「おっと……空挺降下の予定が……」

「な、何者だ、貴様ッ⁉」

 

 降りる予定だったのは眼下にあるオスティアの神殿だったはず。当然のごとく想定外だ。

 だから泊平はさっさとこの戦艦から下りるために、腰に差した普通の数打ち刀を抜く。

 

「では、パクリなりに……拙者にときめいてもらうでござる」

 

 せめてこの台詞だけはと、錆白兵の決め台詞を言い放った。

 

 

…†…†…………†…†…

 

 

 作戦開始から30分が経過した。

 何とかオスティアの神殿に乗り込むことに成功した泊平の部隊たちは、そこでとんでもない化け物と遭遇する。

 

「あ、アレは!」

「錆殿。どうする!」

「どうするもこうするもない。あんなものまともに相手していては命がいくつあっても足りない」

 

 巨大な雷をぶっぱなし、戦艦を一刀のもとに両断し、漆黒の球で多くの味方部隊を押しつぶし、あまたの魔法で空挺魔法使いたちを蹂躙する。

 そんな化け物じみた働きをする一小隊が、同じ目的を果たすためか、泊平たちがかける神殿へと近づいていた。

 

 のちに大戦の英雄と呼ばれる《赤き翼》。それが奴らの名前だった。

 

「だからこそ、ここは最高の戦力であれらの足止めが必要になる」

「して、その最高戦力とは?」

「決まっている」

 

 泊平が所属する小隊内でのパワーバランスは、泊平一人に偏っている。

 指揮能力がないため、下っ端隊員に泊平自身が甘んじているが、いざ戦闘になった際、泊平以上の実力を持つ者はこの部隊にはいなかった。

 

「ここは任せて、先にいけっ!」

「泊平どのっ!」

「正直それ俺も言ってみてぇ!」

「やかましい! いいからさっさといけっ!」

 

 泊平の怒号を背中に受け、同僚たちは一瞬ためらう姿を見せたが、泊平の決意が固いとみるや、一度泊平に敬礼を送って歩を進めた。

 

「死ぬなよ泊平。俺たちはまだ、あんたが『チート』とか言って後生大事に抱えている、その刀を見たことがないんだから。いつか俺たちにそれを見せてくれるんだろうっ!」

「応とも。もとより死ぬつもりなどない!」

 

 小隊長の言葉にサムズアップをしながら答えつつ、泊平は爆縮地を用い、神殿入り口付近に降り立った赤き翼目掛けて跳躍した。

 

「っ! これはッ!」

 

 真っ先に気づいたのは白髪頭の少年。

 よほど感知能力が高かったらしく、爆縮地によって加速した泊平がそのもとに到達したときには、迎撃用の術式を完成させていた。

 あとはそれを放つだけ。

 もっとも、

 

「それではあまりに遅すぎる」

「っ!」

 

 瞬間、少年――ゼクトの前に展開された魔法陣が、亜光速でビームを放つ。

 雷……もしくは光の魔法か? 生粋の剣士足る泊平にその見分けはつかなかったが、つかなくて結構。

 泊平の爆縮地は、《虚刀流》の歩法術・杜若よりも自在な脚運びをする加速歩法だ。

 原作においてはこれまた詳細不明とされた歩法だが、泊平はわずかに残るその解説から、爆縮地の在り方をこう定めた。

 

 すなわち……加速状態を維持したまま通常の戦闘時と同じような挙動をする歩法術。

 

 そう信じ、その技を鍛え上げた泊平の爆縮地は、加速状態を維持したまま、放たれた閃光を首をわずかに傾けるだけで回避。

 

「なっ!」

 

 生きる速度が違う。そう言わんばかりの泊平の挙動にゼクトが驚嘆を漏らす間もなく、一刀のもとにゼクトの体を右肩から左わき腹にかけて切り裂いた。

 

「っ! ゼクトっ!」

「師匠! 何しやがんだテメェっ!」

 

 ゼクトが漏らした、人間とは違う白い血液に泊平は驚嘆しつつ、泊平の接近に気づいたアルビレオと、ナギの怒号を聞き、爆縮地状態で距離をとる。

 だが相手は仮にも大戦の英雄。そうやすやすとは逃がしてくれない。

 

「逃がすかっ!」

 

 真っ先に追いついたのは、対人戦闘には似つかわしくない大太刀を構えた眼鏡の男。

 

 神鳴流・近衛詠春。

 

 サムライマスターと呼ばれるその実力は伊達ではない。

 泊平の爆縮地に追いついたその縮地の妙もさることながら、放たれた一刀はまさしく斬鉄。

 

「斬岩剣っ!」

「ちぃっ!」

 

 不用意にその一刀を受けてしまった泊平の数打ち刀は、一刀のもとに切り捨てられ泊平の右肩にわずかな裂傷が走った。

 逆に言えば、ただの凡庸な刀で、名刀と名高い夕凪の一刀を受け止め、その程度の被害で済んだ泊平の実力が驚嘆に値する。

 

 一本の刀を犠牲に、何とか斬鉄の一撃を躱した泊平は、ため息とともにその場を飛びのき、瓦礫の中から突き出した鉄パイプを抜き出し、握りしめる。

 

「よくもゼクトを!」

「何を勘違いしているサムライマスター。これは戦争だ。お前たちだって俺の仲間をたくさん殺しただろうがっ! お相子ってやつだよ」

「ほざけっ!」

 

 瞬間、入りの見えない縮地と同時に眼前に現れた詠春が轟音とともに刀を振るう。

 

「百裂桜花斬!」

 

 飛来する無数の斬撃。舞い散る桜の花びらがごとき濃密な斬撃の雨。

 常人ならばよけきれないそれを、泊平は再び爆縮地状態に入り、かわし切る。

 

「なっ⁉」

「全刀流・刃取」

 

 刀の間合いを瞬時に把握し、その影響圏を見切る受け技。

 全刀流・刃取り。

 こちらも錆白兵が使ったらしいが詳細は不明。虚刀流・鑢七花の手刀の間合いを完全に見切ったらしいが、泊平は素直にこの技を鋭い観察眼によってなしえた攻撃軌道予測であると考えた。

 

 さて、もうここで気づいた方がいるだろうから説明しておこう。

 泊平が操る錆白兵が使ったと思われる(・・・・)技の数々。

 実はこれ泊平が開示されているわずかな情報から、答えを勝手に予測し身に着けた《全刀流》っぽい何かでしかない。

 

 爆縮地しかり、刃取りしかり、すべては泊平が今の身体で鍛えたらできるようになってしまった、泊平のオリジナル技でしかないのだ。

 何故そんなことになっているのか? 技や刀を受け継いだのなら、さすがに詳細不明でも、使えるようになっているのではないのか?

 

 そう考えた方もいるかもしれない。

 だが残念なことに、ここで女神が泊平に能力を与える際に言った、ある説明がネックとなる。

 

《全刀・錆》になれる才能(・・)

 

 そう。要するにもらったのはあくまで才能のみ。

 詳細不明な技を勝手に再現できなかったのか、それともただの意地悪か。

 女神は錆白兵の身体能力だけよこし、その技の再現はすべて泊平に丸投げしたのだ。

 

――ファッキンゴッド! おお、女神よ。爆睡しておられるのですか?

 

 泊平は転生直後にその事実に気づき、大いに転生の女神を呪った。

 たぶん次会った時には流血沙汰になるだろう、フフフ。

 

 まぁともかく、せっかくもらった才能だ。鍛えないという選択肢は泊平にはない。

 何よりこの世界何かと物騒なのだ。

 泊平の年齢からして、すでに魔法世界で戦争が起きているし、ネギ世代だってかなりの動乱に巻き込まれる。

 まかり間違って不老不死にでもなろうものなら、ワンチャンUQホルダー世界に行っちゃう可能性だってあるのだ。

 鍛えておかねば生き残れない……。

 ハーレムラブコメ世界の現実は、意外なまでに非情だった……。

 

 え? じゃあネギたちにかかわらなきゃいいんじゃないかって? そこはほらぁ、ねぇ? せっかくチート貰って転生したのに、一般モブAになるなんてもったいないじゃん⁉

 

「寝ていろ。サムライマスター。こと剣術において、俺はだれかに負けるわけにはいかない」

「何をっ⁉」

 

 それはともかく、戦いに戻る。

 泊平の技はすべて、泊平のオリジナル技。

 ゆえに、泊平は錆が使わなかった技も使う。

 その一つがこの鉄パイプによる刺突。

 まだ刃のない棒で物体を斬れる領域には至っていないが、意識を刈り取るならこれで十分。

 インパクト箇所に詠春が気をためているが、その程度の防御、薄紙を引き裂くがごとし。

 

 全刀・錆。棒状のものをすべて刀剣として扱う。その才覚が、ただの鉄パイプに確かな力を与えた。

 

「全刀流・勝利造刀(しょうりぞうとう)」

「ぐっ⁉」

 

 即席で作られた模造刀が、詠春の気の防御をぶち抜きその体を大きく吹き飛ばした。

 だが、それで終わりではない。

 吹き飛んだ詠春の陰から、魔法使いが一人、泊平に向かって飛びあがっていた。

 

「《雷の斧》!」

「ちっ!」

 

 雷速を誇る雷魔法の回避は、泊平の爆縮地をもってしても困難を極める。

 ゆえに泊平はすでに放たれかけている雷魔法の回避は選ばなかった。

 相手が魔法使いであるならばなおのこと!

 

「懐に飛び込むっ!」

 

 近接戦闘は苦手だろうという判断からだったが、この時泊平は忘れていた。

 眼前の男が、まっとうな魔法使いではないという事実を。

 

「オラァッ!」

「っ!」

 

 爆縮地を維持したまま、《雷の斧》を置き去りに、魔法使い――ナギの懐へと飛び込んだ泊平だったが、相手はそれ以上の反応速度で、泊平の顔面を蹴りぬいた!

 

「っ!」

 

 吹き飛ばされ、地に足がついた瞬間慌てて体勢を立て直すがもう遅い。

 身体強化を纏ったナギの鉄拳が、泊平の胸部をぶち抜くっ!

 

「ぐっ⁉」

「どうしたよ。思ったよりうたれ弱いなっ!」

 

 血反吐を吐き吹き飛ぶ泊平に、ナギは獰猛な笑みを浮かべながら叫ぶ。

 

「だが、まだまだこんなもんじゃねぇぞ! ゼクト師匠の仇。ここでとる!」

「か、勝手に殺すなっ……」

「ナギッ。ゼクトはこれで結構頑丈ですから、まだ死んでませんよぉ」

 

 半死半生のゼクトと、もう一人の魔法使い――アルビレオ・イマの発言を無視し、ナギは泊平へと近づいていく。

 自分たちの仲間の内、二人を戦闘不能にした男だ。

 確実にとどめを刺しておかないといけないと……この時のナギには油断も慢心もなかった。

 だが、

 

「先ほども言ったように、これは戦争だ。ナギ殿。殺した殺されたなんぞ、話したところで無為徒食な事よ」

 

 錆泊平は立ち上がった。

 すべては、自分にここを任せてくれた仲間たちのために。

 

「我々ができることなど、所属陣営が勝利するために、どれだけ敵に屍を積み上げられるか。どれだけ敵の有用な人材を殺せるかだ。それに対し非難されるのは、はなはだ不愉快にござる。拙者は拙者の仕事を果たしたにすぎぬ」

「てめぇ……」

「そして、ここからもまだ仕事の領分。友のため、仲間の為……おぬしらにあいつらを殺させないために」

 

 だから錆白兵は背中の剣に手をかけた。

 抜く予定はなかった。

 ただの刀剣としては扱える。その自信をこの戦争や、長年の鍛錬で身に着けた。

 だが、薄刀・針は限定奥義の詳細を泊平が知らない現状、ただの折れやすい刀でしかない。

 完成形変体刀の名を冠していたとしても、武器としては心もとなく、戦場で振るうにはあまりに脆すぎた。

 

 だがそれでも、眼前の男を斬れる……まっとうな刀はこれしかない。

 だから、

 

「さぁ、拙者にときめいてもらうでござる」

 

 錆泊平は封印を解き、薄刀・針を抜刀した。

 

 

…†…†…………†…†…

 

 

 抜き放たれたのは向こう側が透けるクリスタルのような刀だった。

 その美しさは筆舌に尽くしがたく、戦っているナギですら一瞬見とれてしまったほどだ。

 だがあまりに薄い……それはあまりに薄すぎた。

 これではまっとうに物が斬れないだろうと、ナギが思わず思ってしまうほどに。

 

「破れかぶれか? それとも、なんかの魔法の剣か」

「さてどうかな?」

 

 飄々と、ナギの問いかけにこたえる様子を見せない泊平に、ナギは思わず舌打ちをする。

 だが、勝負はもう決したも、同然。

 血反吐をはく泊平にはもはや戦う気力は残っていない。爆縮地に入らないのもおそらく使わないのではなく使えないから。

 だが、ナギは油断しない。

 この強い戦士が、最後の最後ですがった刀。それを侮ったりはしなかった。

 ゆえに。

 

「いいぜ。あんたの最後の悪あがき。全霊をもって叩き潰す」

 

 アンチョコを片手に呪文を詠唱。自らが使える最強呪文《千の雷》による決着を望んだ。

 そう……。ナギは油断していなかった。

 ただ知らなかっただけだ。

 この場にいる誰もが……薄刀・針の真髄を知らなさ過ぎただけだった。

 

 

…†…†…………†…†…

 

 

 まずい……。このままでは無為に負けてしまう。

 せめて一太刀。

 あと一太刀を……。

 目くらましでも……この際構わぬか。

 

 

…†…†…………†…†…

 

 

 ゆっくりと……。泊平は本当にゆっくりと薄刀・針を構えた。

 周囲の光を刀に反射させるように。

 その光がナギの目に当たるように、ゆっくりと……。

 

 だが、その行動がナギの背筋に鳥肌を立たせた。

 

「ナギッ!」

 

 アルビレオもそれは同じだったのか、怒号のような警告がナギに飛ぶ。

 同時にナギはその場に腹ばいに伏せ、薄刀・針から放たれた光を回避した!

 そして――。

 

「うそ……だろう」

 

 ただの反射などではない。

 まるで透ける刀身を駆け抜けた光が、線となって吐き出されたかのような光の刃が、ナギの背後にあった遺跡の尖塔を横一文字に切り裂くのを目撃した。

 

 自分たちに向かって崩落を始める遺跡の姿に、愕然とするナギたち。

 それを見ていた泊平は、ただ一人自らが握った刀を見つめて、納得したように呟いた。

 

「あぁ、そうか……。薄刀・針。美しさに主眼を置いた刀。薄刀開眼……。使い方がわからない、速遅剣……。遅く、速い、刃渡りを自在にする剣術……。そうか……理解した。すべてを理解した。全刀流。全刀・錆……。薄刀・針……限定奥義。これが……真髄か」

 

 負傷した詠春とゼクトを抱え、慌てて崩落から逃れるナギたちをしり目に、一人すべてを理解した泊平は、満足げな笑みとともに瓦礫にのまれて消えていった。

 

 

…†…†…………†…†…

 

 

 オスティア奪還戦より約一年の時が経過した。

 多くの犠牲、多くの闘争、多くの英雄が生まれた一年であったが、それによって世界は著しく様変わりした。

 

 秘密結社《完全なる世界》の存在発覚。

 戦争をあおっていた《完全なる世界》と《赤き翼》による暗闘。

 オスティアのクーデター。

 連合と帝国による停戦条約締結と、《完全なる世界》の殲滅同盟締結。

 

 世界は、ほんの少しずつ良くなっていった。

 だが、そこに錆泊平の姿はなかった。

 

 オスティア奪還戦ののち、尖塔の崩落にのまれた彼は生死不明となっていたのだ。

 ヘラス帝国もただの一兵士であった彼の行方をまともに探すつもりはなく、この戦場で唯一ナギに死の危険を感じさせた男は、音もなくその姿を歴史から消してしまっていた。

 

「なぁ、姫さん。本当にあの泊平とかいうやつ見つからないのか?」

「しつこいぞナギ。父上も姉上も、泊平などという一兵士を探すつもりは毛頭ないらしい」

「でもあいつがいてくれればきっとこの戦い役立つぞ」

「ですね……。彼が使ったあの刀。今思い出しても魔力を発していませんでした。そういう魔道具だったのか……それとも本当に魔力を必要とせず、あれほどの力を発揮するアイテムだったのか。それはわかりかねますが、あの魔力無効化フィールドの突破に、あれほど有用な人材はいませんでした」

 

 ナギとアルビレオの言葉に、ヘラス帝国第三皇女テオドラは、カリカリと頭の角を掻きながらため息をついた。

 

「そんなにすごい奴だったのか? その泊平とかいうふざけた名前の奴は」

「あぁ。詠春やゼクト師匠があっさりやられるほどだ。それにあいつ、今から思えばまだ成長途中だった」

 

 ナギの戦士としての勘がささやいている、あの時点で錆泊平は現在の自分たちに並ぶ実力者だった。

 アイツが負けたのは、ほんの少しの油断と……そしていまだ自らの力に目覚めていなかったからだと。

 だが、そんなナギの勘など関係なく、戦は始まる。

 《完全なる世界》本拠地――《墓守り人の宮殿》へと、連合・帝国の同盟軍が軍を進め始めたのだ。

 

 

…†…†…………†…†…

 

 

 同時刻。ヘラス宮殿において。

 

「行くのか?」

 

 白いローブを纏った一人の男が、身をひるがえしヘラス皇帝の前から立ち去ろうとしていた。

 

「はい。我が集大成……試す場はここしかないかと」

「ふっ……。おぬしにとっては世界の命運をかけた一戦であっても、試し切りの場にしか見えぬか」

「いいえ。さすがにそこまで不謹慎では……」

「よい。余の前で己を偽るな。怖気が走るわ」

 

 皇帝のその言葉に、白いローブの人物は肩をすくめ「失礼仕った」と謝意を述べる。

 

「して、おぬしが参戦すれば、あの戦い勝ちの目は見えるか?」

「さて。創造主とやらがどの程度の強さなのかははかりかねておりますゆえ、はっきりとしたことは言い難く」

「では聞き方を変えよう。お前はこの戦いで死ぬつもりかな?」

「ご冗談を」

 

 そういうと白ローブの人物はただ一言だけ、皇帝に帰した。

 

「全刀・錆の名において。我に勝てるのは虚刀・鑢のみ。その他は有象無象にすぎませぬ」

「ならばよい。わが一時の愛刀よ。存分にその力振るってくるがよい」

 

 皇帝のその言葉を命令とし、白ローブの人物はヘラス皇帝の前から姿を消した。

 その男があと数刻で、《墓守り人の宮殿》にたどり着くのを、ヘラス皇帝は確信していた。

 

 

…†…†…………†…†…

 

 

「弾幕薄いよ、何やってんのっ!」

「し、しかし悪魔の密度があまりに多く……」

「魔力砲撃試してみましたがやはり効果が出ていません!」

「物体弾頭はどうなった!」

「ダメです。魔力無効化フィールド外に張られた、対物理多重結界を超えられません!」

「クソっ!」

 

 場所と時は移ろい、《墓守り人の宮殿》攻略戦線。

 連合軍は、無限に湧き出る悪魔たちと、強固な結界&魔力無効化フィールドに守られた《墓守り人の宮殿》の攻略に苦戦していた。

 一応突入部隊である赤き翼の突入には成功したのだが、このままでは包囲を維持できず、戦線が崩壊するのも時間の問題だった。

 

「どうにか……どうにかならないのですか」

 

 ヘラス帝国軍指揮官――テオドラは、自らの軍の窮状にほぞを噛み、なんとしてでも活路を開くと必死に頭を巡らせる。

 その時だった。

 

 彼女が載る戦艦甲板に、突如として一人の男が表れた。

 皇帝近衛の証である白いローブに身を包んだそれは、腰に差した刀を抜き放つ。

 

「な、なんじゃあれは?」

「あれは皇帝近衛師団……十二番隊のローブです」

「十二番隊じゃと?」

 

 おかしい……。皇帝近衛隊は十一番隊までしかないはず?

 と、テオドラが首をかしげる中、彼女のそばに仕えていた老将が言いづらそうに口を開いた。

 

「姫殿下……。その、十二番隊というのは、いわゆる名誉称号的な意味合いが強く……帝国軍の内部で目覚ましい活躍を果たした優秀な傭兵に所属を命じられる部隊なのです。多少出自の怪しさに目をつぶってでも、皇帝直轄として抱え込みたい優秀な兵士。そういったものが配属されております。その特性上、隊員が誰もいない場合も多く、現在も隊員数はたった一人だと聞いております」

「つまり目の前にいる男が、そのたった一人というわけか?」

 

 だが、たった一人で何ができる? それこそ赤き翼クラスの戦士でもない限り……。

 テオドラがそう言いかけた瞬間、完全に抜刀された男が持つ刀に、彼女は目を奪われた。

 

 それはあまりに薄く……あまりに美しかった。

 刀身の向こう側が透けて見えるほどの薄さと、透明さ。

 まるでダイヤモンドで作られたかのようなその刀剣の姿に、テオドラは思わず息をのむ。

 だが……それゆえに。

 

「なんじゃあの刀は? 薄すぎる。まともにものが斬れるとは……」

 

 思えん。と、テオドラが言い切る前だった。

 

「拙者に……ときめいてもらうでござる」

 

 男がそうつぶやいた瞬間、真っ白な光の線が……悪魔で埋め尽くされた戦場を両断した!

 

 

…†…†…………†…†…

 

 

 斬!

 という音すらなく、《墓守り人の宮殿》が両断されたっ!

 

「なっ⁉」

「何が起こった⁉」

 

 赤き翼と戦闘を開始した《完全なる世界》の幹部たちもそれを察したのだろう。

 突如として激震し徐々に崩落を始める自分たちの拠点に度肝を抜かれ、思わず戦闘の手を止めてしまった。

 当然、それを見逃す赤き翼ではなく、幹部たちは次々と撃破され……同時に創造主(ライフメイカー)へと、ナギの手が届く!

 

「オラァッ! 世界……舐めてんじゃねぇぇええええええええっ!」

 

 閉じ込められた結界の中から、ライフメイカーとともに飛び出してきたナギの姿に、赤き翼たちは苦笑を浮かべる。

 と同時に、

 

「いったい何が?」

 

 突如として崩落を始めた宮殿に目を白黒させていた。

 

 いったい何が起こった?

 オスティアとヘラスの兵装では、この宮殿の守りを抜くことは厳しかったはず。

 誰もがそう考える中、たった一人……たった一人が、その場に突如として追加された。

 

 真っ白なローブに真っ白な髪。

 いつか見た美しく……そして薄すぎる透ける刀身を片手に現れたそれは、ナギと対峙した創造主の前に立つ。

 

「っ! お前っ!」

「話はあとだ。英雄……給料分の仕事をしに来た」

「はっ! 死んだもんだと思っていたぞっ! どこ行ってやがった!」

「敵であった貴様に言う必要はないが……。まぁ、真髄に気づかせてもらった礼はまだだったからな。答えよう。この一年で、わが剣術を鍛えなおす必要があってな。人様に見せられるような状態ではなかったが故、雲隠れして修行していた。皇帝陛下が予想しておられた、このバカ騒ぎの末路を盤石にするために」

 

 そういうと皇帝近衛十二番隊隊長――錆泊平は構えた薄刀・針を翻しそれによって光の斬撃を放った!

 

 瞬間、何かの呪文を唱えつつあった創造主の腕が、いともたやすく切り取られる!

 

『っ! 馬鹿な。純粋な自然光を収束して放っているだと! そんなことあっていいはずが』

「しかり。この世界にこれがあっていいはずがない。何せ原理からして、この世の摂理のモノではござらん。この世とは違う、別の世界の摂理によって編み出された、魔剣妖刀の類。四季崎記紀が作り上げた、十二本の完成形変体刀が一本――《薄刀・針》。これこそが、近代の英雄と共にお主を切り捨てる刀の名だ」

 

 その言葉とともに、再び薄刀・針が翻る。

 二閃・三閃と振るわれるそれはまさに光速の刃、呪文詠唱など許さぬまま、創造主にその斬撃を刻み込む。

 

 だが、創造主もだてに世界救済のために、世界を敵に回したわけではない。

 詠唱を破棄した何らかの魔法で、その光の斬撃を止めようとする。

 

 しかし、

 

「させるかよっ!」

 

 ナギの一撃がそれを阻んだ。

 

 魔法は崩され、光の斬撃が一方的に創造主に襲い掛かる。

 それはまさしく近代の英雄譚の幕引きに、ふさわしい美しさであった。

 そして、

 

「では……拙者にときめいてもらうでござる」

 

 水平に構えられた薄刀・針が、一線のもとに振りぬかれる。

 それによって作り出されるのは、光の津波……いや。

 世界を分かつ、光の刃だった。

 

「薄刀・針――限定奥義《薄刀開眼》」

 

 あまりにまばゆいその極大斬撃は、一直線に……寸分の狂いもなく、遺跡ごと創造主を両断した。

 

「か、かっこいい……」

 

 最後に、そんな言葉が遺跡内部に響き渡った気がした。

 




はい、というわけで《薄刀・針》に対する考察垂れ流し二次創作でした。
穴とかはいろいろあると思いますが、まぁ素人考えなので気楽に読み流してください。

多分そんなに外れてないとは思うけど……。

…†…†…………†…†…

【教えて過労死!】

Q:結局《薄刀・針》の能力って何?
A:薄く、脆く、美しい刀……そしてどこで聞いたかは忘れましたが、最速の完成形変体刀……らしい。
 でも最速って言えば、光速に至りかけた宇練銀閣の斬刀・鈍ではと思い、その設定の回答として《実際光速の斬撃を放つ》という結論に至りました。
 主な能力としては透ける刀身で光を取り込み、取り込んだ光を刃あたりに収束して放つレーザー兵器。
 でも、その採光には絶妙な刀の振りと、角度が要求されるため、薄刀・針を刀として扱える使い手がこの刀を扱う最低条件になったと考えました。

Q:全刀・錆の神髄とは?
A:現状分かっている全刀・錆の能力・技は以下の通り。
・棒状のものを刀として扱う。
・杜若以上の自在なる脚運び《爆縮地》
・刀の塚と鞘を利用する技《逆転夢斬》
・刃渡りを自在に操る《速遅剣》
・宇練銀閣の零閃とは全く趣が異なる独自の居合い抜き《一揆刀銭》
・詳細不明。限定奥義《薄刀開眼》

他にも先代が刀を振るだけで爆心地を作り出したり、刺突で精密狙撃したりしたらしいけど、刀語世界では珍しくないのでいったん保留。

 注目したのは速遅剣。よく考えてみましょう?
 刀の刀身がそうポンポン変わるわけがない。(え? 今更?)
 だが実際刃渡りが変わっているのはアニメCMでも明らか。ということは、刀以外のモノで切断していると思われます。
 そのうえで遅く速い剣……ということは、遅く振うことで速い斬撃を放つ技ではないかと考えました。
 つまり速遅剣とは、刀身に反射した光をビームのように放ち、対象を切断する技だったんですよ!(な、なんだってー(暴論))。
 棒状のものを刀として扱うのもおそらくはそれ。何らかの方法で採光した光を利用し、ただの棒に斬撃性能を与えていたのではないかと考えます。
 つまり全刀・錆とは、光を用いて物体を焼き切るすべを得た、剣士だったのですよ!(QED)

Q:薄刀開眼とは?
A:ここまでくればもうお分かりですね。採光した光を斬撃として放つ、薄刀・針。
 光を用いて刃渡りを自在に変える《全刀・錆》。
 これらの性質を合わせて振るわれる、超極大の光による斬撃。
 最も美しき刀による美しく光る斬撃。
 それこそが薄刀開眼の正体だったのですよ!(SAN値チェック失敗

Q:主人公の口調がたまに代わっているけど?
A:キャラ付けです。結構無理してござる口調しています。
正直拙者にときめいてもらうでござるも言いたくないけど言っています。
何せ白兵をパクった泊平さんですから。原作リスペクトはしておくのです。


以上、作者の考察でした。
お目汚しすいませんでした。
薄刀の能力は結局謎のままでしたから、なんか有力な情報とかあったら教えてください。

ではまた!

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