時代は一昔前。多くのウマ娘が走り、散っていったターフには、G1(エース)ウマ娘がいなかった。神馬がいなくなり、かの皇帝や演出家、流星、天馬、刺客…数多のG1(エース)ウマ娘が生まれる以前。世界を蹂躙したG1(エース)ウマ娘がいた。
神速でターフをかけ、その後は銀色の閃光は走ったかのような錯覚を起こす。そんなG1(エース)ウマ娘がいた。
ターフに希望と絶望を振り撒き、鬼神として称え、恐れられたG1(エース)ウマ娘は、確かにいた。


だがしかし、記録と記憶は、全くの別物である。


「一昔前のことだ。昔は今よりもずっと弱くて世界なんて夢のまた夢、そんな時代だった。知ってるか?G1(エース)ウマ娘は三つに分けられる。強さを求めるやつ、プライドに生きるやつ、戦況を読めるやつ、この三つだ。あいつは、確かにG1(エース)ウマ娘だった…」 ???からの取材より
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