転生したら肉体が消えたことについて   作:さちは

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第29話

 ほーい、次の整合騎士予備軍はーと。

 

気づいたら次の整合騎士を持ってこなければいけなくなった。やっぱ年取ると時間が早く流れるんだよね。

 

 まぁ…別にいいけど。

 

すぐに原作キャラに会えると思うと思わずドキドキする。

 

 …まだ100年以上あるが

 

 

 

 

 「システムコール」

 

 じゃあ

 

 行ってくるか

 

 

 

 

 というわけで連れてきたんだけど…面識全く見覚えがないよな…

 

 アニメでもラノベでも研修済みの俺が知らないということは原作に登場してない整合騎士という可能性がある。

 

 ゲームやサブストーリーとかで登場してきたかもしれないが、俺はそこまでやってない。

 

 そういえば整合騎士を殺して整合騎士になった二人の女の子いたっけ。

 

 原作ではアドミンがフラクトライトを研究するために子供を集めて、研究した副産品があの2人

 

 でも別にフラクトライトは既に研究済みだから研究する必要がないしなー

 

 かと言ってあの二人がいなければ原作が崩壊してしまう。…するかな?いやいや、流石にネームドだから原作の流れが変わるか

 

 さてどうしようか

 

 

 

 まあでも原作通りに進む訳にはいかない。俺の心が痛むからだ。…何百年過ぎても精神が歪んでないの驚いたわ。

 

 

 うーん、確かあのちびっこ二人は下剋上で整合騎士になっているはずなんだよね。逆に言えばやられた整合騎士の実力はそこまでではないということ。

 

 なら初めから整合騎士をあの二人に任せておけばいいのか。原作であの実験から生き延びるということは、その素質があるということ。

 

 ん?ちびはお前だって?うっせ

 

 体じゃなくて中身を見ろ

 

 見た目は子供、頭脳はばばぁ

 

 はったおす

 

 

 2人を成長するための対策を練らないとね

 

 

 

 

 

 話を540度変えるが、俺は考えてしまった。

 

 俺今作ろうと思えばゲーム機作ってゲームできるんじゃね?

 

 

 

 なんてことだ…!異世界転生と思ってゲーム機のことを存在せぬものだと認識してしまった。

 

 さっそく取り掛かろうかな

 

 キリトがこれを見たらどういう反応するのか楽しみだな

 

 果たして何年かかるのか。大丈夫。時間はまだたっぷりある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界のどこかにあるかもわからない古い大図書館

 

その古さのせいで黄ばんだのではないかと思うようなオレンジ色の光が古い木造の長いテーブルと、その横に座っている明るい茶色の髪を持った少女に優しく降り注ぐ。

 

 「ふむ。反応が消えたのう」

 

しかしその表情が明らかではない。

 

 「今までのパターンを分析すればあやつはメインプロセスに支配されておらぬ」

 

 「しかしあやつのことでもこの世界の理から背けることができん」

 

 そのはずである

 

 「現状はあやつが外界と何かの交流を得たと考えるべきだが、フラクトライト加速倍率が平等にかかっているはずであろう」

 

 一人だけこの加速から逃れる、ということは不可能。

 

 

 「最悪の結果はあやつが外の『人間』を味方に取り入れたということ…いや」

 

 わしでさえ考えつくようなこと…あやつが考え付かないわけがないじゃろう

 

 

感情が失ったはずであるこの体、まるで寒気が染みたような感じがした。

 

 「…さすがにあやつは外の『人間』に手をかけたわけではあるまい」

 

自分をボタン一つで消去…殺せる相手にどう立ち回れるというのか。

 

交渉と話し合いは同格の2人の間にのみ存在する

 

 

 

 …大丈夫。時間はまだあるじゃろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑が主張してくる手入れがちゃんと入ってる庭に円形のテーブルがあった。

 

 

 紅茶を注ぐ

 

 

カップの中の紅茶の水面に映されたのは、憂鬱な表情を浮かんでいる『女』の表情であった。

 

 嫌いだ。虫唾が走る。

 

水面の顔が僅かに歪んだ

 

 

 誰もが女だからと言って手加減する。

 

 

 ふざけるなー!!私はお前らのなんだというのよ!!

 

 

 

 「はぁ…」

 

 

ここで頭に浮かんできたのは、ベルクーリという男だった。

 

 今までと違った

 

 私が女と知ってなお必要のない手加減をしなかった。

 

 

嬉しかった。『女』ではなく、1人の人間として見てくれた。

 

 

 本気を出した末、模擬試合に負けたが、それでも気持ちはすがすがしかった。

 

 

 だが残された感情だけが心の中で燻っている。

 

 

 「どう?素晴らしい庭でしょう?」

 

 

 最高司祭様…なんでここに

 

 「ええ、たまに外出るのもいいかもですわね」

 

 「そう言えば司祭様は前回から塔から出るのはいつぶりですか?」

 

 「あぇ…えーと、ずっと紅茶じゃなくて、たまに緑茶も飲んだ方がいいですよ」

 

 「…」

 

 「では私はそろそろ塔に戻ります」

 

 「ちょっと待ってください」

 

 「うん?…クラミティ、いつからそこにいたの?」

 

 「ファナティオ様、司祭様はすでに256日外に出てきてないです」

 

わーい2のべき乗だー

 

 「なるほど…司祭様ちょっとこっちきてください。」

 

 待って怖いんですけど

 

 「ファナティオ様、周りの空間を固定しましたので、司祭様はワープできません」

 

 うっわ何この人、こんなところで本気になって

 

 「つかまえた」

 

 ひぃ

 




ファナティオの髪の毛の色灰色、シルバー、金色のどれかはっきりしろー!

( ̄^ ̄)ゞ投稿して
( ´Д`)

みんなアドミン編飽き飽きしてると思うので、一旦原作開始まで飛ばすかどうか。(後日談として後で出す)

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