それは何ら変わりのない、いつも通りの幻想郷。
普段通りの博麗神社へ現れたのは、たった一人の植物妖怪の少女。
博麗の巫女と、普通の魔法使い、そして、下級植物妖怪が集いし時、それは幻想郷中に広がる大きな異変の予兆だった――。
――さてさて、しかしそこに居るのがもう一人。
「――おはよう、霊夢」
「――ん、おはよ…」
植物妖怪の少女が現れる少し前、幻想入りしてきた青年。
その存在は定められた運命に少しばかりの変化を与えるかもしれない。
これは、巫女と魔法使いと植物妖怪――
――その三人と歩を同じくする、一人の青年のお話。