仮面ライダーリバイスIF   作:BURNING

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助っ人の力 センチュリー完成

未来に現れた四人の少年達、彼等は見た事もないベルトを使って変身するとその姿を変えていく。

 

一人は紫のスーツに闇夜を思わせる青い西洋甲冑を身に纏っており、両肩と両腕、胴体と両脚の必要最低限の箇所に装備されている。また、兜を思わせる紫の仮面には複眼とゲーミングヘッドホンを模した黒いヘッドギアが青く光る仮面ライダーフィルクス。

 

一人は黒いスーツと赤い甲冑、それを繋ぐように青いラインが刻まれた騎士……。頭部にはティラノサウルスを思わせるような赤いマスクと鋭く青い複眼、そして牙を思わせるようなフェイスガードで覆われている。右肩には獰猛な狼の頭を象ったシンボルがあり、そこから黒い裏地のマントが変身の余波で靡く。その戦士の名は仮面ライダーエクトゥス。

 

一人は鮮やかな紫色のアーマーとマスクを装着した戦士が立っており、頭部にある赤い複眼が輝く。色欲の罪の象徴とされた兎の力を宿した戦士、仮面ライダーデモウス。

 

一人はダークグリーンのスーツで覆い、メカニカルな銀色の仮面とプロテクターを纏い、右肩には機械竜の頭部をあしらったシンボルがある。

頭部には赤い複眼、Vの字を象ったようなホーンが特徴の機械剣士。剣士の右手にはソードグリップと同じ柄と鍔、そして白い刀身に緑色のラインが刻まれた一振りの西洋剣が生み出される。嵐の剣士、仮面ライダーティルヴ。

 

ここに四人のライダーが誕生する事になる。

 

「えぇー!?」

 

「凄い」

 

「というか、あなたが使っているのは僕達と同じ……」

 

「ああ、聖剣とワンダーライドブックだ」

 

そう答えるのはティルヴ。そして、話している間にもデビルライダー達は向かってくる。四人のライダーはデビルライダーへと立ち向かっていった。

 

「刮目しな、ゲームスタートだ!」

 

《KALEID BLADE!SLASH!》

 

まずはフィルクスからだ。フィルクスはカレイドウェポンの一つ、フィルクスブレードを出すとデビルライダーを容赦なく斬りつける。それから蹴りでデビルライダーを吹き飛ばすとそのままカレイドブレードを散弾モードにチェンジ。

 

《SPREAD!》

 

「オラオラッ!」

 

更にデビルライダーへと射撃を浴びせていく。それからすかさず必殺技を発動。スライドスイッチを引きっ放しにしてから自身とアプリに封入されたエネルギーを爆発的に上昇。

 

《LAST PLAYER ATTACK!BALMUNG FULL DRIVE!IGNITION!!》

 

音声の後にフィルクスはスイッチを放し、万華鏡のような輝きを起こす。カレイドブレードを上空へと高く投擲し、フィルクスが凄まじい脚力で跳躍すると、柄目掛けて片足を突き出す。その瞬間、青と紫の魔法陣が上空にいるフィルクスと地上にいるデビルライダーの間に、次々と出現。フィルクスは魔法陣を突き抜けながら蹴り飛ばしているカレイドブレードごと急降下。ジェットエンジンのように膨大なエネルギーを放出して突撃するフィルクスの飛び蹴りが炸裂。デビルライダーは爆散した。

 

次はエクトゥスである。エクトゥスは狼竜剣ファングブレードを出すとデビルライダーを斬り裂く。更に狼のようなスピードで接近しつつティラノのようなパワーでキックを連続で叩き込む。

 

「一気に終わらせる!」

 

エクトゥスが撃鉄のようなトリガーを一度弾いてからバックルの口を開けて再度閉じると必殺技を発動。ダイナヘルムに覆われたバックルの眼が輝き始め、エネルギーが両脚に高められた。

 

《FULL SCANNING!ANCIENT BURST!》

 

「はぁぁぁぁ……!」

 

エクトゥスが極限まで高まったエネルギーを持ってして助走の後に跳躍。そのまま跳び蹴りの姿勢へと入る。赤いティラノサウルスの頭部を象ったエネルギーを纏ったエクトゥスはそのまま凄まじい速度で右脚を突き出してデビルライダーへとキックを放つとその一撃を受けてデビルライダーは噛み砕かれて爆散。

 

「星心大輪拳月の型門弟“操真夕姫”……参ります!」

 

デモウスの方は自らが学んできた星心大輪拳の月の型を用いて戦いを有利に進める。その力は武器には頼らない拳オンリーの型ではあるが、それでも十分過ぎるほどに強力でデビルライダーを次々と圧倒していく。

 

更に兎の力が入っているために機動力も高く、デビルライダーを翻弄し、その多くを地に伏せていく。それからデモウスは武器であるアスモデウスダガーを召喚。

 

《COMEN! ASMODEUS DAGGER!》

 

それからベルトのラストシンスタルを取り出すとダガーのスロットに装填する。

 

《EXECUTION!LUST INPACT!》

 

するとデモウスは超スピードで動きながら連続でダガーによる斬撃をデビルライダーへと叩き込んでいき、最後にはデビルライダー達は細切れとなって爆散するのであった。

 

最後はティルヴである。ティルヴは手にした聖剣、嵐風剣征嵐を使い、雷風のエネルギーを纏った疾風の斬撃で次々とデビルライダーを切り伏せていく。

 

「はあっ!」

 

更にティルヴは跳び上がりつつを斬撃波をぶつけて敵に大ダメージを与えていく。ティルヴがワンダーライドブックを一度閉じてからソードグリップを捻り、再びページを開くと必殺技を使う。

 

「この世界のバッドエンドは、僕が変えるっ!」

 

《必殺征覇!TE・TE・TE・TEMPEST!》

 

すると嵐の如き暴風と雷がティルヴの右脚へと集束。緑色のエネルギーを光らせながら、ティルヴが地面を蹴って走り、そして空高く跳躍し、デビルライダー目掛けて右脚を突き出した。

 

「シュツルムシュラーク!」

 

嵐の一撃がデビルライダーへと命中し、その身を一気に粉砕、爆散させていく。

 

これにより、デビルライダー達の数は一気に減らされる事になる。

 

「うぉ、すっげ!」

 

「俺達が知らないだけでライダーはこんなにも存在するのか」

 

「これは最光だな!」

 

そして、その様子を見ていた輝樹は憧れの念を抱き、声を上げる。

 

「僕もあの人達みたいな……強いライダーになりたい!そして、世界を守る力になりたい!」

 

「……その気持ちがあれば、きっといつか願いは叶う。僕達二人でまずはディアブロから世界を救おう!」

 

「はい!おじいちゃん!」

 

そう二人が言っているとその気持ちにサイクロトロンドライバーが反応したのかサイクロトロンドライバーに輝きが灯っていく。するととてつもないエネルギーがドライバーに高められた。

 

「おお!これは……二人の意思がシンクロした影響でドライバーに更なる力が発揮されている!今ならセンチュリーに変身しても暴走しないかもしれないぞ!」

 

狩崎はそれから最終調整を終えるとサイクロトロンドライバーを輝樹に渡す。そして、輝樹がベルトを装着するとそれが腰に巻かれていく。それと同時に光にも同様にベルトが装着されて二人の光が一つに重なった。その時、セイバー達の変身が強制的に解けると粒子となって透け始める。

 

「これは……」

 

「え?俺っち達どうなってるの!?」

 

ライダー組が困惑する中、狩崎が出てきてセンチュリーが完成した事を叫んだ。

 

「ドライバーの修復が完了した!バイス達はすぐにラボに戻ってくれ!」

 

「でも、この場は……」

 

「ここは俺達がどうにかする」

 

「皆さんは早くラボに!」

 

「ありがとうございます!」

 

「お願いします!」

 

それから六人が戻っていく中、四人の助っ人達は戦いを続けていく。そんな四人を六人は信頼して任せる事にした。恐らく、このまま未来が変わればこの時代に来て出会ったという事実が消えるので四人はバイス達の事を忘れるだろう。それでも六人は絶対に忘れないという気持ちを胸にその場を任せて戻っていく事になる。

 

「バイス、ついでにこのスタンプの調整も終えたから渡しておくよ。名前はネオバッタバイスタンプだ」

 

そう言って狩崎はバイスに一緒に調整を完了したネオバッタバイスタンプを投げ渡す。

 

「サンキュー、じじ狩ちゃん!」

 

「明るい未来を作るために……もうひと頑張りしてきます!」

 

そして、未来にやってきた八人はサイクロトロンドライバーの力を使い、再び2021年へと戻っていく事になる。

 

その頃、2021年でディアブロと戦うリバイは窮地に陥っていた。何度やっても壊れないバリア、更に消耗していく体力の前にどんどん追い詰められる一方になっている。

 

「クソッ……このままじゃ……」

 

リバイが悔しさを滲ませる中、ディアブロが手を翳すと富士山から放たれた火山弾がリバイへと降り注ぐ。これにより、リバイはそのまま倒れ込むと変身解除。一輝の姿へと戻ってしまう。

 

「あぐうっ……」

 

「ふはははははは!やはりお前では我を倒すのは不可能だったようだな」

 

「くっ……やっぱり……俺じゃダメなのか?」

 

一輝が体の痛みに耐えながら立ちあがろうとする中、一輝の脳裏に映ったのは愛する家族の姿であった。

 

「消えるがいい。はあっ!」

 

とうとうディアブロからトドメの一撃が放たれる……その瞬間だった。突如として攻撃と一輝の間に水色の竜巻が発生するとそこに光と輝樹がベルトを装着して立っていたのだ。

 

「何!?」

 

「お待たせしました、一輝さん!」

 

「光、輝樹!……そっか、間に合ったんだな」

 

「「はい!」」

 

「ふん、今更来たところでもう遅い。お前らでは我に勝つことは叶わない!」

 

ディアブロが挑発する中、二人は真剣な眼差しをしていた。それは、決して諦めない不屈の魂である。

 

「行こう、輝樹。僕達二人で!」

 

「はい!」

 

それから二人はベルトの両側を押し込むと二人で左右対称にポーズを取り、自らを変える言葉を叫ぶ。

 

「「変身!」」

 

《センチュリー!》

 

それから二人は同時にベルトの両側を押し込む。その瞬間、二人の上に赤と青の歯車が生成されるとそれが一つに重なり、青の竜巻が発生。その姿が以前暴走した際と同じものに変わる。その直後、脚、胸、腕に水色のクリアパーツが装着。これにより、仮面ライダーセンチュリーは完全に完成するのであった。

 

「馬鹿な……」

 

「「一輝さん、僕達の力で未来を救いましょう!」」

 

「ああ!」

 

するとセンチュリーが手を翳す。その瞬間、未来に行った他の六人も出てくる。

 

「倫太郎さん、ユーリさん、大二、さくらさんの四人は各地の仲間を助けてください」

 

センチュリーのその言葉に四人は頷くとそれぞれブックとスタンプを取り出す。

 

《エックスソードマン!》

 

《タテガミ氷獣戦記!》

 

《最光発光!》

 

《流水抜刀!》

 

《バット!》

 

《コブラ!》

 

《Confirmed!》

 

それから四人は待機音が鳴り響く中、それぞれポーズを取ってお決まりの言葉を叫ぶ。

 

《タテガミ展開!》

 

《Eeny, meeny, miny, moe!Eeny, meeny, miny, moe!》

 

《What's Coming up!? What's Coming up!?》

 

《W-W-W-W-WhatColor!?W-W-W-W-WhatColor!?》

 

「「「「変身!」」」」

 

《氷獣戦記!》

 

《エックスソードマン!》

 

《バーサスアップ!》

 

《リベラルアップ!》

 

《仮面ライダーライブ!》

 

《仮面ライダー!蛇!蛇!蛇!ジャンヌ!》

 

四人はそれぞれエックスソードマン、バットゲノム、コブラゲノム、そしてブレイズはこれまでの青がメインのカラーリングとは異なり、白や水色を基調としつつ頭部から垂れ下がる白いタテガミが目を引く形態。タテガミ氷獣戦記へと変身する。

 

それから四人はセンチュリーの能力でそれぞれ転送されていった。そして、残された一輝の隣にバイスが並び、更に飛羽真も顔を揃える。

 

「さぁ、沸きまくってきたぜ!」

 

「物語の結末は……俺達が決める!」

 

《レックス!》

 

《ブレイブドラゴン!》

 

二人はそれぞれスタンプを押印し、ブックをベルトに装填すると飛羽真は烈火をベルトから引き抜く。

 

《烈火抜刀!》

 

そして、待機音が鳴り響く中、二人揃って構えを取ると本から出てきたブレイブドラゴンと霊体のバイスがハイタッチする。

 

《Come on!レ・レ・レ・レックス!》

 

「「変身!」」

 

《バディアップ!》

 

《ブレイブドラゴン!》

 

《オーイング!ショーニング!ローリング!ゴーイング!仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!》

 

こうして、仮面ライダーリバイ、バイスのレックスゲノム、仮面ライダーセンチュリー、仮面ライダーセイバーのブレイブドラゴン。四人のライダーが集結し、ディアブロとの決戦が幕を上げるのであった。




前回と今回登場した名もなきA・弍さんの作品のライダー達は以下のURLから見ることができますので興味を持たれましたら一度読んでみてください。

仮面ライダーフィルクスhttps://syosetu.org/novel/287595/

仮面ライダーティルヴ
https://syosetu.org/novel/114713/34.html

仮面ライダーデモウス
https://syosetu.org/novel/114713/19.html

仮面ライダーエクトゥス
https://syosetu.org/novel/114713/23.html
https://syosetu.org/novel/114713/24.html

また次回もお楽しみに。
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