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──やっと相まみえることが出来ますわね、わたくしのマスターを縛る憎き交際相手
死を想起──本能的恐怖を与える冷たい声と共に、光から
やめろぉ……やめてくれぇ……。この世で一番出会っちゃイケねぇのがお前ら2人だ(俺調べ)。
両者共に運命に導かれるように、ゆっくりとお互いがお互いに近づく。2人が地を踏む毎に、自身の胃が重くなっていくのを感じた。
やがて互いの距離が50cmまで来た所で、両者は睨みあい、火花を散らす。
龍虎相搏。まさに両者の背後に龍と虎を幻視させる程の修羅場が展開された。
「ほらヒッキー、どうにかしなよ。従魔と彼女でしょ。……それと、今までありがとうね」
「お兄ちゃんなら大丈夫! 骨は小町が拾ってあげるから安心してっ☆」
「あっははははははっ! ヤバイ、笑い過ぎてお腹痛い。比企谷くんファイトだよ。エイエイオー!」
「俺は生贄かよ……」
こいつらの応援が全部、今生の別れみたく聞こえるのは気のせいか?
なんなら、平気で俺の背中を押して、修羅の底に叩き落とそうとしてるまであるぞ。陽乃さんに至っては大爆笑してるしよ……。
絶望してると、ぽっと誰かが俺の肩に手を置いた。振り向くと優しい笑顔を浮かべる葉山隼人がいた。
「葉山……!」
そうだ、皆の葉山隼人だ。まさしくヒーロー。こいつは今でも俺みたないモブを救おうとしているに違いない。
ヤバイ……トゥンクが止まらない。これが……恋……?
「比企谷。俺は確信しているんだ、お前がこの逆境を覆すことを。まぁ……昔からどんな難題でも解決してきた比企谷のことだ、俺の心配なんて余計なお世話か」
……ふざけんな、この役立たずイケメン。そこは普通『俺に任せてくれ』ってのがイケメンキャラだろ。なんで無駄に俺への信頼度がたけぇんだよコイツ。俺のお前に対するトキメキを返せ。っべーわ、マジでトキメキ損だわー。っべー過ぎて戸部ってきたわー。隼人くんマジないわー。
もういい。こんな奴はもう当てにしない。今から俺が俺を助けて、俺が勝手に救われるだけ。見せてやるよ、ぼっちの救済法を。
覚悟を決め、断頭台にいくような足取りで、無言で睨み合う2人の側までいく。片や身長の高さを活かして赤い瞳で見下ろす魔王。片や腕を組みながら挑戦的な態度の氷の女王。
そんな2人に俺は、毅然と話しかける。
「ご、ごごご機嫌麗しゅうございます……お、お二人におかれましては、誠に今日も御綺麗で──」
「殺すぞアホマスター」
「地に埋まれ」
「──ヒ、ヒエッ!?」
身の危険を感じて、ブルブルと震えながら平服した状態のままマッハで後方に下る。
「ヒッキー……超ダサい……」
「お兄ちゃん……ポイント低いよ……」
妹と元部活メイトの2人が、情けなさそうに見てくる。その横では、陽乃さんは笑いっぱなしである
あのねぇ、こっちは命がけの仲裁なんですよ。自業自得だとか、そんなのは理解してる。それでも、従魔は責任を持ってこれからも養うし、雪ノ下との未来もちゃんと考えている。ただし、その未来で俺が五体満足な生活を送れているかは甚だ怪しいけど。
「どんな人間のメスかと思えば、これはこれはなんともまぁ、慎ましいですわ……と言うより何も無いですわね。フッ」
先手で嘲笑うように口を開いたのはルーメリアだった。自身の胸部装甲を強調しながら勝ち誇っている。
お前、マジでそう言う所だぞ……。
「動画で見た限りだと、もう少しまともな品性が備わっている夜行生物かと思ったのだけれど……あら、ごめんなさいね。動画でも大して品性の無い下品な夜行生物だったわ」
一方の雪ノ下は、ルーメリアに対して獣と同等な扱いをしだした。完全に差別しているかのような口ぶりである。
頼むから煽らないでくれ。そいつ異世界で何人もの勇者を天に召してる魔王だぞ……。
もうダメ、胃が痛いよぉぉぉぉぉぉおお!
「ほぉ、言ってくれる」
好戦的な笑みを浮かべるルーメリア。もっと怒り狂うかと思ったが、余裕の態度を崩していない。
ルーメリアは顎に指を置き、僅かに黙考する仕草を見せると、視線を俺の方へと走らせた。
「この場合、マスターは……クソ程の役にも立ちませんわね」
俺のことを利用価値なし、そう判断してから由比ヶ浜達の方へと視線を向けた。
「ちょっと小町、来て下さいまし」
「え、小町が?」
不意に呼ばれた小町が戸惑いながら自身を指さしている。そのまま、ルーメリアは笑顔で小町を引っ張り、雪ノ下の前に置いた。
「さぁ小町、案ずることは無いですわ。わたくしとあなたの絆がどれだけ強いか、それをこの負けヒロインに語る。ただ、それだけのことですわよ」
小町の両肩に手を置き、耳元で闇に誘うように圧を掛けだした。
「えーと……その、小町は何と言いますか……平和主義万歳的な……HAHAHA」
小町は笑って誤魔化そうとするが、それを許すルーメリアでは無い。
「小町、マスターみたないことを言うのは辞めて下さいまし。この前、長電話したとき、わたくしに『ルーちゃんが本当のお義姉ちゃんになってくれればいいのにな〜』と言ってくれましたわよね? さぁ嘘つきになりたくないのら、この憐れな負けヒロインに自分のお義姉ちゃんはわたくしだと言ってやりなさい」
それを聞いた雪ノ下が、僅かに余裕を崩した。
「小町さん……昔はあんなに雪乃お義姉ちゃんって慕ってくれたじゃない……。あなた、そんな薄情者だったのかしら?」
ここでルーメリアも失望した様子で、小町に詰め寄りだした。
「小町……あなたには心底ガッカリですわ。まさか、この女にも
薄情者、コウモリ女、と両サイドからバッシングをくらう小町は汗をダラーっと流しながら顔を青ざめている。
「いや、その違うんですぅ……小町的にはアレがアレでアレでしてぇ……そのぉ、義の付く姉ちゃんは何人居ても良いと言うか……友達的な意味合いみたいな……HAHAHA」
両者に圧を掛けられた小町は『やっべー、マジでヤラかした』みたいな表情を浮かべ、重ねた言い訳を加速させている。もはや視線が定まらずに目が渦模様のようになってすらいる。
「小町、マスターが雑に誤魔化すときみたいになってますわよ。流石は兄妹ですわね」
「小町さん。言い訳が比企谷くんそっくりね。情けない」
「お兄ちゃんと一緒にされると、流石の小町でも傷つきますと言うか、なんと言うか……」
小町は助けを懇願するかのようなウルッとした目を俺に向けてきた。
なんで俺に流れ弾が来てるんだよ。……いや、この場合とばっちりをくらっているのは小町の方か。だが、ある意味この状況は必然とも言える。
妹よ、会う人会う人にお義姉ちゃんとか言うから、そんな百合主人公みたく修羅場るんだよ。もうお兄ちゃん知りませんからね。いい歳なんだから自分でどうにかしなさい。
「ったく、仕方のない可愛い義妹ですわね。小町、わたくしが義姉になった暁には毎月好きなだけオーク肉を送って差し上げますわよ」
「ルーちゃんマジ! ……あ」
迂闊に肉の罠にかかった小町が、表情を強張らせながら雪ノ下の方へと向いた。
「あなたねえ、あんな肉程度でその負けヴァンパイアに靡くつもりなのかしら? 残念ね。ディスティニーランドの永年フリーパスを渡そうと思っていたのだけれど……」
雪ノ下……お前も速攻でオークハンバーガのおかわりしに買いにきてただろ。
「ディスティニーの永年フリーパスですと……」
ゴクリ、と喉を鳴らした小町。それをルーメリアは面白くなさそうに舌打ちした。
ディスティニーランドに永年フリーパスとか存在したんだな。都市伝説かと思ってたよ。いったい、いくらしたんだ……。にしても、肉と永年フリーパスか。あえて俺が選ぶなら肉だな。だってフリーパスを持っているからと言って、園内の物が無料になる訳じゃないし。
「小町、そのディスティニーだかトニーだか知りませんが、惑わせれてはいけませんわ。それはまさしく邪悪なる罠。わたくしなら義姉として、あなたにアダマンタイトを譲ってあげますわよ」
ズッリィコイツ! 今なら大金をあげちゃうぞ☆、って言ってるようなもんだぞ。やはり一番邪悪なのはルーメリアのようだ。
「アダマンタイトって……あの億もするファンタジーの石だよね!?」
おっと、妹が金に目が眩み始めたぞ。
「小町さん、そんな一時的なお金に流されてはダメ。お金で大事なのは、永続的な実入りの良さよ。その点、雪ノ下HDの株は累進配当で現時点で5%強もあるわ。そうね、8万株でどうかしら?」
おい、お前もいつのまにか汚え大人になっちまったな雪ノ下……。流石にそろそろ度が行き過ぎている。このままだと、小町が苦労しないまま億り人になってしまう。そう言う人間の末路は往々にして悲惨なものだ。故にお兄ちゃんとしての役目を果たそう。
妹のピンチを前に、己自身に問いかける。
Q.目の前で妹が金に魂を売ろうとしてます。どうすればいいですか?
A.どけ!!!俺はお兄ちゃんだぞ!!!
♢ ♢ ♢
俺は兄として叫び、小町を背にして立った。さぁこれから見せてやるよ、俺の道化っぷりを。
「いきなり叫んだかと思えば、何かしら? 存在しない記憶でも思い出したの?」
元ネタ知ってるんですね、ゆきのん。
「マスター、そのセリフはもう少し実力を付けてから言った方が良いですわよ」
ごめんね、腸相みたいな強キャラじゃなくて。
「なぁお前ら、もうやめろって。小町まで巻き込むのは違うだろ。その……かなり醜いぞ」
醜いという言葉が刺さったのか、両者共に眉をひそめる。
「そもそもルーメリア。お前なぁ、いきなり喧嘩売るなよ。雪ノ下は初対面だとちょっと冷たい印象あるかもだけど、優しい人間なんだぞ」
言ってやると、雪ノ下が若干ではあるが、満更でもない表情を浮かべた。ただ、ルーメリアの不機嫌は継続している。
「いいえ、マスター。この際だからハッキリと言わせて頂きますわ。このまな板は我が家に嫁入りしたら、まずは確実に財務を掌握。次に『従魔が利益を圧迫しているわね。あのヴァンパイアからダンジョンに返してきなさい』とか言いながら幕府の戦力を削減。そして、外堀を埋められた可哀想なマスターはこの女の実家で奴隷の如く働くことになりますわよ」
なんか妙にリアルな推測すぎて怖いんだが。
だが、何だかんだ優しい雪ノ下のことだ。俺の家族を追い出すなんて真似はしないだろ。
そうだな、ここはマスターとして従魔の不安を取り除くためにも明るく対応しなきゃだな。なーに、ルーメリアもちょっと不安が先行し過ぎて気が立っているだけだ。
「ハハッ、おいおいルーメリア、それは偏見がすぎるぞ。雪ノ下が俺の家族を追い出すなんて言い出す訳ないだろ。しかも、俺をまた社畜の道に連れ戻す? ハハッ、そんな酷いことする筈が無いって。まったくお前は心配性だなー。なっ、雪ノ下?」
ルーメリアを安心させるべく、明るく雪ノ下に話を振るも、返事がすぐには返ってこない。
「………………え、えぇ。わ、私がそんな酷いことをする筈が無いでしょ。そのヴァンパイアの誤解をしっかりと……解いてあげなさい」
最後の言葉に関しては、声が小さかった。
ちょっとゆきのん、今の長い間は何なの!?
しかもめっちゃ動揺してるし。やめて、庇った俺まで動揺しちゃうから。え、なに俺の社畜化計画とか考えてたの?
「あ、さっきゆきのんがヒッキーをまともな道に連れ戻さなきゃって言ってた!」
「ちょっと由比ヶ浜さん!?」
由比ヶ浜が思い出したかのように反射的に発言すると、雪ノ下が過剰に反応した。
今後のこいつらの友情大丈夫かな……。
「ほらマスター、見たことか。このまな板は幕府の転覆を目論んでいましたわ。さぁ今こそ『お前との交際は破棄する! 追放だ!』と宣言してやりなさい、マスター!」
大義名分を得たかのようにルーメリアが、三流ラノベのザマァされるテンプレ悪役みたいなことを言い出した。
あのぉ、その流れだと、いつか俺がザマァされちゃうんだけど……。なんなら俺、そこまで悪いことしてないし。ちょっと彼女に黙って、可愛い従魔達と暮らしてただけだ。
「比企谷くん、誤解してはダメ。私が言ったまともな道とは、あなたを立派な
おお、確かに俺はネット知識で適当に税の申告ソフトにレシートの数字を打ってるだけだ。いかにも数字とか経営に強そうな雪ノ下HD製品開発部部長の雪ノ下がいれば、その辺の心配が無くなる。
「マスター、誑かされてますわよ。このまな板、もはや隠す気も無く本気で財務を掌握する気でいますわ。ちゃんと考えてくださいまし。この手のメスは今まで好きに買えてた娯楽品にケチを付けてきますわよ」
従魔達用の器具備品費と言う名目で経費処理(配信者なのでグレー)をしていたPS5とかを雪ノ下が許すとは思えない。今までの帳簿を見られたら、雪ノ下が修羅の化身になってしまう。ヤッベー、めっちゃ怖いですわ!
「甘やかすだけが家族じゃなのよ、夜行生物。そうやってあなた達が仕事面で甘やかしていると、そのうち比企谷くんが大変な目に遭うわ。理解しているの?」
「ハッ、最近復縁したくせに偉そうですわね、学園編でちょっと輝いただけの負けヒロインの分際で。マスターは探索者ですのよ? いかにも命を奪ったことのない貴女が、マスターと同じ目線でいれると本気で思ってますの?」
言いながら、見せつけるように俺の腕に腕を絡めてくるルーメリア。
学園編ってなんだよ。俺の人生はラノベでも漫画でもねーよ。
次第にルーメリアの行動はエスカレートしていき、俺の頬に頬ずりしだした。それを見た雪ノ下は目を大きく見開き、怒りを露わにした。
「戦うしか能がない下品な夜行生物、私の彼から離れて!」
雪ノ下は俺の腕を引っ張り、自分の方へと寄せた。
「あなたの彼? 何を言ってるんですの。わたくしのマスターですわ」
ルーメリアが引き寄せ返す。
「なぜ私が復縁できたのか教えてあげる。比企谷くんが戦うしか能のない夜行生物が好みじゃないからよ」
そしてまた、雪ノ下の方へと引き戻さられる。
「理解力が乏しいまな板ですわね。あなたと復縁したのに、マスターはわたくしを堂々と側に置いている。表明上の正妻の座なんて、いくらでもくれてやりますわ」
「立派な妄想力ね。つい感心してしまったわ。世間ではあなたみたいな可哀想な女性を、都合の良い女と言うのよ」
「これはこれは、特大を超えて極大ブーメランですわね。極大すぎて驚いてしまいましたわ。最近までマスターに散々隠しごとされていたのが、何よりもの証拠。あなたの方がマスターに何一つ信用されていない都合の良い女ですわ。捨てられないように精々頑張ってベッドの上で腰を振ると良いですわ」
「あら、抱いて貰えないからって私に八つ当たりかしら? 凄く可哀想。仕方ないから同情してあげる」
「いやキッツいですわ。慰み者に同情されるなんて、わたくしも随分と落ちぶれましたわね。あー、キッツ」
言葉の応酬が繰り返される度に、俺の体がどっちかに勢いよく寄せられる。
もはや両者とも刃を鞘に納めるが無い。互いの切り傷だけが永延と広がるだけの状況。
見るに堪えないとは、まさにこのことだ。
この無益な争いを終わらせられるのは俺だけなんだ。やってやる、やるんだ、だから言え、言うんだ比企谷八幡! この修羅場に終止符を打て比企谷八幡!
「私のために争わないで!」
言ったぞ。言ってやったぞ。俺こそ真の勇者だ。
「「死ね」」
二人のシンプルな言葉と余りの圧に、俺は腰を抜かした。
「ヒッ!? あの……もうやめましょうよぉ……」
痛むお腹を抑えながら、俺はどうにか仲裁の声をあげた。そんな俺の悲痛な願いが届いたのか、ルーメリアが満足気に邪悪な笑みを浮かべだした。
「フフッ、まあいいですわ。ひと時の幸せなんてくれてやりますわ。時が経てば、嫌でも思い知りますし。戦いというのは、最後まで生きていた方の勝ちだということを」
負け惜しみではない何かの確信を持ってルーメリアは光に包まれて、愉快そうにモンスターブックへと戻っていた。
いったい何が言いたかったんだアイツ。意味深すぎるだろ。
思い悩んでいると、急に楽屋のドアが開いた。
「こんなところに居た! ちょっと八幡さん、まだ屋台の後片付けが残っているんだからサボらないでよ。申し訳ないですけど、ちょっとこのマスターを借りて行きますね」
セインフィールさんがズカズカと入ってきて、周りに軽く会釈してからそのまま俺を連行してゆく。なので、俺は慌てて仮面を付けた。
出る間際に全員に顔を確認すると啞然としていた。何故か、小町だけはウキウキしているけどな。
「これは、新たなお義姉ちゃんの予感が!」
「小町さん? あなた、本当に調子がいいわね」
「……HAHAHA」
そして聞こえてきたのは、妹が修羅の底に陥る音であった。
小町よ、あとは自分でどうにかしてね。
兎に角、俺をあんな修羅場ってる楽屋から連れ出してくれたセインフィールさんマジナイス。
これはちゃんと礼を言っとかないとな。
「サンキュー! 愛してるぜセインフィールさん!」
感謝を伝えただけなのに、沸騰したかのようにセインフィールさんの顔がみるみると赤くなっていく。
「ちょっ、な、何訳の分からないことを言っているのよ!? ……わ、わ私にエイトが……もー、八幡さんの馬鹿っ!」
俺の思惑と違って、セインフィールさんの手が輝きを帯びだした。
あ、これヤバイやつだ!
「ま、待て、グヘッ!?」
セインフィールさんは俺の顔面に衝撃を与えて、そのまま走って行ってしまった。
何故だ。……なぜ感謝したのに、俺は引っ叩たかれたんだ……。やっぱラブコメの女神様は仕事しねなー。
オハ幕府!
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