【のびのびTRPG リプレイ】ファントムバニーは2度笑う!   作:羽園頼也

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[第九章 前編]世界が終る?マジか…! (前編)

 

 

GM「さて、それじゃあ4人とも、場面カードは2枚ずつ引き終わったね?」

ティム「ああ、大丈夫だ」

アン「2回引きましたよー!」

レニー「………ちゃんと、ある………」

バニー「あたしも大丈夫よ。って事は、ついに………」

GM「その通り!では、最後のシーン、クライマックスシーンへ突入だ!!」

バニー「おーー!!」

レニー「………………(パチパチパチ)」

アン「ようやくここまで来たですぅ!」

ティム「長かったな」

バニー「割と脱線してたもんねぇ………(笑)」

アン「無駄に話を脱線させるのがアンの仕事です!」

バニー「やめい(笑)」

レニー「………巻末付録1と一緒の展開………」

アン「ウェーイwww読者くん見てる〜?(手を振り)」

バニー「だからっ!(笑)」

ティム「どこかで見たやり取りだな(笑)」

GM「なんか時空が歪んでるけど気にしないようにしよう(笑)」

ティム「しかし、都会っ子で車恐怖症の怪盗、吸血鬼で孤児の銃士、スピード狂でタフガイなメイド……

   カードを引いてロールプレイしているだけとは言え、よくここまで濃いキャラばかりになるな」

バニー「自分を棚に上げないでよね、肝心な所で役立たない、ほんのり発光している皇子サマ!」

ティム「そ、それは言わないでほしいぞ………orz」

レニー「………変な設定はだいたいカードのせい………」

GM「まぁ、光カード、闇カードは毎回どちらかは引くから、話が進むごとに設定が増えるのは当たり前と言えば当たり前だよ」

バニー「秘薬とか金塊とか、なんだかよくわからないカードもあるけどね(笑)」

アン「機械鎧(オートメイル)も、アンのジェットブーツもこのカードからですぅ!」

GM「あー、ジェットブーツは違うね。カードとしてはスピード狂だったかな」

アン「あー、間違えました!(てへっ)」

ティム「光・闇カードからはNPCも出てくるしな」

バニー「ジョーのヤローもカードからだっけ」

レニー「……………ファンクラブ…………(頭抱え)」

アン「同志ケビンのアレですね!」

バニー「あー、アレもか………(遠い目)」

ティム「まぁ………うん(レニーの肩ポン)」

GM「それら性格とか設定を何とかこじつけてロールプレイするのが、のびのびTRPGの醍醐味だね(3回目)」

アン「………………はっ、もうゴダ〇ゴのレパートリーがないですぅ!」

バニー「なくなるの早いな!っていうか、歌わんでいいっ!(笑)」

レニー「………シーンもいろいろあったよね………」

バニー「だねー。多脚機械巨象でしょ?殺j………殺ロボ鬼アイドルコンテスト………」

アン「サッポロ!」

バニー「だからそれはもういいって!(笑)」

ティム「………で、汚染地域帝国の追撃秘密の武器工場に、囚われた仲間、か………」

レニー「………暴走車と、工場での爆走チェイス………」

バニー「エッ?ハイスピード?ハヤイ?ナンノコトデス?(カクカク)」

アン「アンは忘れませんよ!バニーさんは、お空の上で、アンの服にゲr(もごもご)」

ティム「(アンの口を塞ぎながら)ま、まぁ、いろいろあった、ということだな」

バニー「………(復活)まぁ、うん、でもホント、こんなめちゃくちゃなイベント、よくこなしてきたよね(笑)」

ティム「カード内容はバラバラだからな。これを一つに繋げるのは苦労しただろう………」

アン「GMさん、お疲れ様ですっ!」

GM「ありがとう、何とかここまでは破綻せずに来れたよ(笑)」

バニー「ね!一応ワット社長って言う黒幕も出たし!GM様様だわー」

ティム「確かにな。無茶苦茶とはいえ、一応裏ではストーリーが繋がってたしな」

レニー「………初心者には無理………」

GM「まぁ、そこがのびのびTRPGの良さでもあり、欠点でもあるからね。本来ならGMも持ち回りするから、余計にストーリーが繋がらなくなるし(笑)」

バニー「まー、あたしだったら絶対あんな綺麗に繋げられなかったしね」

アン「アンなら………」

バニー「アンちゃんはわざとめちゃくちゃにしちゃうでしょ!(笑)」

レニー「………余計ぐだぐだに………」

アン「ひどいですぅー!そんなめちゃくちゃにはしないですぅーー!!」

ティム「まぁ、そこは信じようか(笑)」

GM「さて………そろそろクライマックスに進めたいけどいいかな?」

バニー「了解了解!さーて、ラストはこの赤い"クライマックスカード"っていうカードを引けばいいのね?」

アン「早く引いてくださいですぅ!」

レニー「………ドキドキ………ドキドキ………」

GM「ああ、待って待って」

バニー「ん?これじゃないの?」

GM「あー、いや、それで合ってるんだけど………邪道だけど、実はクライマックスシーンのカードはもう決めてあってね」

ティム「何!?」

バニー「えっ、いいのそれ!!?」

GM「本当は最後のカードも引くからどんな結末になるかはわからないんだけどね。

  ただ、この状態で『異世界へのゲートが開いた!』とか『火星人が侵略しに来たぞ!』とか全然関係ないカードが来たら収拾つけられる自信が………」

バニー「あー、まぁ、確かに、ワット社長との因縁もまだだしね(笑)」

レニー「………ワット社長放置して火星人とバトル………」

ティム「それはそれで面白そうだが(笑)」

GM「えー、ということで、一応同意を取っておきたいんだけど、ラストはこちらで選んだクライマックスカードで良かったかな?」

バニー「あたしはOKだよ!」

ティム「そうだな、少なくとも火星人との戦いがいきなり始まるよりかはマシな終わりになるだろう(笑)」

アン「終わりよければ全て良し!ですぅ!」

レニー「………ぐっ(サムズアップ)」

GM「ありがとう!そしたら………クライマックスカードはこれだぁ!!」

 

 

〜〜〜〜〜〜クライマックス〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜【帝国の侵略】〜〜〜〜〜〜

 

すべてを手に入れようとする、帝国の軍勢が世界を覆い始めた。

1000の蒸気戦艦が空を黒く染めて、王国を滅ぼそうとしている。

絶望的な状況だが、これまでの旅が反撃の可能性を照らしてくれるかもしれない。

帝国の野望を砕け。

 

※ みんなで合計5Dを振り、【22】以上で成功。【NPCの人数✕2】を判定ボーナスに加える。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

バニー「おおー、ついに帝国と全面対決なのね!」

GM「いやー、いい感じのクライマックスカードがあったのを覚えてたから、最後はぜひこれで締めたくて………」

アン「途中から帝国との戦いになっていったのは、そう言う理由だったんですね!」

GM「そうそう!最後このカードに繋げるために、アラン医師とかワット社長とか帝国の影をチラチラ出させてもらったよ」

バニー「なるほど、最初っからクライマックスを決めてたってわけか。そりゃーひとつに繋がるわね」

アン「アンは最初からクライマックスですぅ!」

レニー「………どこかで見た光景………」

アン「最初に言っておきます!アンはかーなーりー強い!!」

バニー「もう終盤なんだけどっ!(笑)」

レニー「………胸の顔は飾り………」

GM「ちなみにこのカード思い出したのは巨象の時(第二章)くらいだから、本当に最初は帝国との戦いなんて想像すらしてなかったけどね(笑)」

アン「ちなみに、クライマックスカードもランダムで!ってなってたらどうなってたんですか?」

GM「そしたら、なんとか繋げられるよう頑張ったかな(笑)」

バニー「ワット社長は火星人だった!とか、異世界人だった!!とか?(笑)」

アン「それはそれで面白そうですう!」

ティム「まぁ、今回は帝国の侵略ということだな。帝国、そしてワット社長とのラストバトルを楽しもうか!」

レニー「………………(こくこく)」

バニー「ついにあのヤローの素顔が拝めるのね!腕が鳴るわ!」

アン「ポキ!ポキ!」

バニー「それだと骨折してるようにしか聞こえないから!(笑)」

GM「さて、そしたらそろそろ始めてもいいかな?」

バニー「あたしは大丈夫よ!」

アン「アンもOKですぅ!」

レニー「………ん………?」

ティム「どうした、レニー?」

レニー「………これ………(カードの判定部分を指差して)」

バニー「ん?………あれ?みんなで5ダイス振って、【22】以上………?えっ、これ、今までと違うの?」

GM「ああ、言い忘れてたけど、クライマックスカードだけ判定が特別でね」

アン「GMさんGMさん!この場合、【力】とか【技】とかはどうなるんですか?」

GM「残念ながら、光闇カードを含めた、ステータスの【力】や【技】は出目に加えることはできないよ」

バニー「えっ、じゃあ、レニーの………」

レニー「………【力】+10が………」

アン「ここまでの努力が水の泡ですぅ!」

GM「うん、ごめんね」

ティム「まぁ、そういうルールだから仕方ないが………」

アン「なんとか!そこをなんとか!!」

GM「これはなんともならないね………」

レニー「………残念………」

アン「チッ………グレてやるですぅ(フライドポテトをタバコのように咥えながら)」

バニー「いやグレんでいいから!(笑)」

GM「まぁ、一応NPCが2カードあるから、2人×2で+4のボーナスはあるよ。なので、最終的には5ダイスで18以上だね」

バニー「えーと、そうすると………?」

レニー「………4以上が4回、あとは2以上が1回出ればいい………」

ティム「少し判定は楽になったな」

アン「………あっ!熱いファン"たち"なので、2人じゃなくてもっとですぅ!少なくとも10人はいるから、これで+22以上………勝ったな(ニヤリ)」

バニー「いや勝ってないし!(笑)」

GM「さすがにそれやっちゃうと収拾つかないから、熱いファンたちは1人扱いで(笑)」

アン「けちー(ぶーぶー)」

ティム「まあまあ、最後はダイス振って終わりにしたいから、GMの決めた通りでいくぞ(笑)」

バニー「ま、妥当よね!」

レニー「………了解………」

GM「そしたら、最後の(クライマックス)シーンへ進もうか………!」

 

 

 

GM「さて、アンちゃんを救出してから3日目の朝………」

バニー「えっ、時間経過短くない………?」

ティム「アラン医師を捕まえたからな、あちらも焦っているんだろうか」

アン「確か、ソーマ製薬行って(第七章)、その後数日でアンが捕まって(第八章)、えーと………(指を折って数えている)」

レニー「………多分一週間くらい………?」

GM「そうだね。ソーマ製薬侵入からは、まだ一週間から10日くらいしか経ってない感じかな?」

バニー「えらい早いね!無理矢理攻めて来たのかな?」

ティム「まだ判断できんな。とりあえずGMの話を聞こうか」

GM「ではでは………バタン!部屋のドアを開けて、息も絶え絶えにジョー記者が飛び込んできた!」

ジョー「た、たた、たたた」

バニー「何、何何!?」

ティム「一体どうした!?」

ジョー「た、たた、大変でへ!」

バニー「あっ、噛んだ(笑)」

レニー「………落ち着いて………」

アン「お水でもどうぞですぅ!(目の前にある飲み物………お酒を渡す)」

ジョー「あ、ありがとうごぜえやす!ゴクゴク………ゲホッ!ゲッホ!」

アン「あー!お水と間違えてお酒を飲ませてしまいましたー!………うっかり、うっかり(どこかの薬売りのようなあざとさで)」

バニー「やめい!(笑)」

ティム「事態をより複雑にしないでくれ(笑)」

レニー「………GM、今の無しで………」

GM「り、了解、普通にお水をもらったことにするよ」

アン「あーー!アンのせっかくのおもてなしを………お・も・て・な・し、を………!!」

バニー「どんだけ古いネタを引っ張り出してくるのよ!!(笑)」

ティム「いいから、とりあえずジョー記者の話を聞くぞ(笑)」

GM「さて、では、ジョー記者はゴクゴクともらったお水を一気に飲み干すと………『アランの野郎が吐きやした!帝国の………帝国艦隊が来やす!』と叫んだぞ!」

ティム「何だと!どういうことだ!?」

ジョー「アランの野郎は拘留してからしばらく何も話さなかったんでやんすが、今朝いきなり笑い出しやがりやして………」

バニー「!?」

ジョー「衛兵が問いただすと、『ほーぅほぅほぅ、お前らはもうおしまいですよ!』と………」

アン「はっ!……………お前らちゃんはおしまい!」

レニー「………アイデ〇貞貞メルトダウン………」

バニー「その連想力に脱帽するわ(笑)」

ティム「それで、どうしたんだ?」

ジョー「やっこさんが言うには、『(シャン)からの信号が止まった場合、ワタクシは死んだとみなされるんですよぉ。

   その状態で3日経過したら、ワット様がこの国へと侵攻を始めるのですよぉ!』と………」

ティム「今日がその3日目………くっ、時間稼ぎされたという訳か!」

アン「やりやがった!!マジかよあの野郎ッ、やりやがったッ!!」

ジョー「ほぼ同時に、帝国国境からの早馬が来やして、『遠方に蒸気飛空艦隊の影あり、この速度だと王都に本日中にでも到着する予定』と………」

ティム「何だと!!?」

ジョー「スピードは約20から30ノルテ、距離から考えやすと、早ければ今日夕方には王都外壁が射程に入りやす」

バニー「えっ、嘘っ!!?」

アン「夕方には飛空艦隊がここに来ちゃうんですか!?」

ティム「バカな………早い………!早すぎる………!!」

レニー「………………………(青ざめ)」

ジョー「報告では、巨大戦艦………ドラセナ級が7隻ほど、中型戦艦であるグロリオーサ級が20隻以上いるようですぜ」

バニー「ドラセナ級!?………………って、どのくらいの大きさなの?」

アン「ナデシコ級とかリアトリス級で言ってもらったらすぐにわかりますぅ!」

バニー「ナデシコ級?」

アン「機動戦艦ナデシ〇の戦艦のサイズですぅ!」

バニー「わかるかいっ!(笑)」

レニー「………それでわかるの、あなただけ………」

GM「この前(第六章)、廃屋で帝国の巨大戦艦に襲われたよね。あの時のがドラセナ級だと思ってくれればいいよ。大型フェリーくらいかな?」

バニー「結構デカいわね………」

ティム「あの時、撃墜したかと思ったが………別の戦艦か、あるいは………」

アン「いわゆる大破進撃ですね!旗艦が轟沈しない仕様を逆手に取って、即脱がしにかかるとは………鬼畜ですぞ提督ぅ!!」

バニー「アンちゃんは何を言っているの?」

レニー「………それは違うゲーム………」

ティム「ちなみに機動戦艦ナデシ〇は全長約300mくらいらしいぞ。

   今回の敵戦艦は、大型フェリーのさんふらわぁ号が………えーと、約200mらしいから、ナデシ〇よりかは小さいようだな(スマホで検索しながら)」

GM「そうだね。グロリオーサ級はさらにそれより一回り小さいから、全長100mとかでイメージしてもらえば」

レニー「………それでも結構大きい………」

ティム「参考までに、FF6のブラックジャック号が125m、FF8のラグナロク号が108mらしいな(Wikipedia調べ)………まぁ、グロリオーサ級は一般的な飛空艇サイズと思えば良さそうだ」

アン「あーそーゆーことね、完全に理解した」

バニー「絶対に理解してないでしょ!(笑)」

GM「いずれにせよ、ジョー記者の話をまとめると、帝国が複数の大型飛空戦艦で攻めて来ているのは間違いない、ということだね」

レニー「………現在侵攻中なう………」

バニー「今回はマジで結構ヤバげな状態ね………!」

アン「諦めたらそこで世界終了ですよ」

レニー「………アン先生………バスケがしたいです………!」

バニー「スラダ〇かいっ!(笑)」

アン「ダイスを制する者は判定を制す!ですぅ!」

バニー「うっ、確かに………(笑)」

レニー「………あながち間違いではない………」

アン「でも正直言うと逃げたいですぅ!勝てる気がしないですぅ!ひーーん!」

バニー「だ、大丈夫よ!皇子サマもいるし、できる範囲で頑張ればいいのよ!勝てる勝てる!」

ティム「少なくとも、強制負けイベントではないから安心したまえ(笑)」

レニー「………判定値も高すぎるわけじゃない………」

アン「うう、が、がんばりますぅ………」

ティム「まぁ、いずれにせよ、ここはなんとか帝国を食い止めないと、か………

   帝国船団と接敵するまであと半日強。はたしてどこまでできるか………!」

アン「じゃあ、とりあえずありったけの武器を集めるですぅ!」

レニー「………国民も避難させないと………」

バニー「あっ、そっか、王都が戦場になるとすれば、みんなを避難させたりも必要なんだ………!」

ティム「うーむ、そうなると我々だけでは無理だな………警備隊と、関係各所と………」

ジョー「あっしは今から王の所へ行き、国民の避難や迎撃方法について相談しやす。一緒に行かれやすか?」

ティム「うーむ、そうだな。もはや我々だけでは対処しきれん!王に協力を仰ごう!」

バニー「なるほど、王サマの力を借りたらいいんだ!」

レニー「………王国だしね………」

GM「それでは、帝国の巨大戦艦への対策を相談するため、王様の所へ向かうことにする、でいいかな?」

バニー「了解!急いで行こう!」

アン「ゴーゴー!」

レニー「………ゴーゴーと言えばゴーゴーカレー………」

アン「ゴーゴーガール………いや、ゴーゴー喫茶ですぅ!」

バニー「知らんわ!(笑)」

ティム「おい、置いていくぞ(笑)」

 

 

 

GM「さて、そしたらみんなはルレーブ城に行き、玉座の間で王様と対面しているぞ。

  ちなみにルレーブ王はティムの祖父で、ガイナ・ウォー・ロックと言う名前だね」

バニー「あれ?ルレーブの王サマって、皇子サマのおじいちゃん?お父さんじゃなくて?」

GM「あー、実は、ルレーブ先王とその妻は、ティム皇子が産まれて間もない頃に多国間戦争で亡くなったという裏設定があってね………

   ティム皇子が成人するまでは先々王のガイナ王が復位して治めているんだ」

アン「な、なんだってーーー!!?」

レニー「………そうなんだ………」

GM「さらに言うと、ルレーブは現在立憲君主制に穏やかに移行していて、王室の力は割と削がれちゃってて………

  まぁ権威だけはあるし、今回みたいな緊急事態に対して王からの命令は十分に効果あるから大丈夫だよ」

バニー「ちょっと、いきなり裏設定増えすぎじゃない?(笑)」

GM「クライマックスは王の所に来るはずだからと、早くから設定考えてたからねぇ(笑)」

ティム「まぁ、そのくらいの形骸化した王家じゃないと、私が毎日フラフラと出歩くことはできないだろうしな(笑)」

バニー「あー、まー、確かに(笑)」

アン「GMさんGMさん!ウォーロックということは、王様は魔法使いなんですね!」

GM「魔法は使えないけど、ガイナ・ロック王が若い頃の功績によりウォーという二つ名をもらって、"魔導王"ウォー・ロックになった、という………」

バニー「そんなのまで設定あるの!?(笑)」

レニー「………設定マシマシ………」

アン「設定は考える時が一番楽しいんですぅ!設定厨はかくあるべきなのですぅ!」

バニー「そこは否定しないけど!(笑)」

ティム「まぁ、設定凝りすぎでストーリーが壊滅、というのではないだけマシだろう(笑)」

GM「さて、そしたら話を進めようか。準備できたらガイナ王に声をかけてね」

ティム「では………王!ガイナ王!帝国の戦艦が来ます!国民と共に避難を!」

ガイナ「………わかっておる。しかし、王は民より先に逃げてはならぬ。まず民を守らねば」

ティム「ならば、国民を逃すためご協力を!」

ガイナ「警備隊を使い、避難誘導を行おう。ただ、国民にそのまま伝えれば混乱し、非難の際に怪我人が出かねん。慎重に伝えなければならぬ」

ティム「そこは………」

ガイナ「よい、こちらで何とかしよう。いずれにせよ、できる限り市街地を戦闘に巻き込まぬようにせねば」

ティム「おっしゃる通りです。しかし、それにはまず帝国戦艦の進撃を止めないと………」

ガイナ「それなのだが………………」

バニー「………ちょっと!聞いてたら、あれだのこれだのって、回りくどいわよ!はっきりしてよ!!」

ティム「あっ!こらっ、王に向かってなんて口を!」

アン「バ、バニーさん、ダメですぅ!手打ちされちゃいますぅ!死刑ですぅ!!」

レニー「………ふけーざい………」

バニー「だって、キャラ的にすっごいイライラしてるんだもの(笑)」

ティム「確かにバニーはそんなイメージだな(笑)」

GM「不敬でも手打ちまではしないよ(笑)」

バニー「にしても、奥歯に物が挟まったような言い方は大っ嫌いなのよ!何か思惑があるんでしょ、王サマ!」

ガイナ「………はは、気の強い娘だ。良かろう。回りくどい言い方をして悪かったな。

   そなたらはアルストロメリアを使い、帝国の侵撃を止めるのだ!」

バニー「アルス………えっ?何?えっ?」

GM「『王!?』とか、周りの大臣とかがざわついているけど、『今使わずしていつ使うのだ!』と一喝するガイナ王の姿が(笑)」

アン「いつやるの?今でしょ!」

レニー「………ざわ………ざわ………」

バニー「えっ?アル………何って?」

GM「アルストロメリア」

バニー「何それ!?」

GM「ふっふっふっ………………!!」

バニー「ちょっと!教えなさいよ!(笑)」

アン「アンは知ってますよ!その………アルトの………アルタのメディア!」

バニー「笑oていいともかっ!(笑)」

レニー「………言えてない………(笑いを堪えている)」

ティム「あー、GM、私はその、アルストロメリア、というのが何なのかは知っているのか?」

GM「ティム皇子くらいなら知ってるかもね。王国機密中の機密、秘中の秘………」

バニー「だから、アルスト何とかって一体何なのよ!」

GM「それは………………ガイナ王が説明するね」

ガイナ「アルストロメリアとは………我が国が唯一保有している、蒸汽複式高機動飛空艦のことだ」

バニー「こうきどうひくうかん………?………えっ!嘘っ!!ちょっと、もしかしてそれって、飛空艇!!?」

アン「アンたち、飛空艇に乗れるんですかっ!!?」

GM「帝国の飛空艦隊に対抗するため、王国にも飛空艦をご用意いたしました(笑)」

レニー「………舞台は空へ………!」

バニー「おおーーー!!やっぱ飛空艇?飛空船だっけ?空飛ぶ機械出てくるとテンション上がるわね!」

GM「一応、ルレーブ王国やギガンジア帝国では飛空艦、または飛空戦艦と呼んでいるよ」

アン「ひくーう戦!艦!ヤーーーマーーー〇ーー ってれーーててててってれーー」

バニー「いやちょっと思ったけど!思ったけどさ!!(笑)」

ティム「厳密には、現実にあるのが飛行船とか飛行艇で、架空なのが飛空船、飛空艇、騎空艦、飛行艦とか飛空艦………らしいぞ(スマホで調べながら)」

バニー「えっ、それらって呼び方の違いだけじゃないの?」

GM「ツェッペリン号みたいなのが飛行船、紅の豚が飛行艇、FF初期のが飛空船(リメイクでは飛空艇)、

   その他FFのが飛空艇で、グラブルのが騎空艦だね。飛行艦や飛空艦はそれら架空の飛ぶ船をまとめた呼び名らしいよ」

レニー「………ややこしい………」

ティム「ちなみに飛空"挺"は誤字だそうだ(調べながら)」

GM「のびのびTRPG スチームパンクのカードにも実はこの誤字が………」

バニー「知らんわ!(笑)」

GM「さて、ガイナ王から改めて君たちにお言葉があるよ」

ガイナ「ティムよ、今こそアルストロメリアを使うのだ。お前の父の形見であるあの船を使い、

    お前の父と同じように、我らの国を、ルレーブの民を、守ってくれぬか」

バニー「形見だったんだ………」

ティム「そんな設定が(笑)」

アン「ちち よや すら かに」

レニー「………どこのダ〇ルの墓………」

GM「まぁ、設定からすると、ティム皇子は父親の顔も碌に覚えてないだろうから、形見と聞いてもそんなに感慨はわかないかもだけどね」

ガイナ「頼めるか、皇子ティム、そして、その仲間たちよ」

ティム「………………わかりました。我々は飛空艦アルストロメリアを起動させ、帝国の侵撃を食い止めましょう!」

バニー「ま、あのワットのヤローはぶちのめしたいと思ってたしね!いい機会よ!」

レニー「………たたかう………(ぐっ)」

アン「早く飛空艦見に行きましょう!早く早く!!」

バニー「アンちゃんは飛空艦見たいだけでしょっ!(笑)」

ガイナ「すまぬな、感謝する。………クリフ!サトクリフをここへ!」

GM「ガイナ王がそう言うと、白髪・ボサボサのオールバックで、ココアシガレoトを咥えた

  作業着の上に白衣をマントのように着た、口髭の老年男性が君たちの前に出てきたぞ」

バニー「えっ、誰?………………って、"ココアシガレoトを咥えた"って何よ!(笑)」

GM「いやー、タバコくわえさせると海外で規制入っちゃうから、ココアシガレoトで(笑)」

ティム「世知辛い世の中だな(笑)」

GM「咥えるのはじoがりこでも良かったんだけどね」

バニー「あんま変わんないじゃん!(笑)」

アン「この人は誰ですかー?飛空艦作業員の方ですか?」

レニー「………にしては外見が粋………」

GM「彼はサトクリフ博士、一応これでもラボの最高責任者だよ」

バニー「あー、ラボってアレでしょ?確か、巨象操縦してたオートマタとか、多脚機械とか、ゾン秘薬調べてた、アレ、あの………」

ティム「技術者集団、だな」

バニー「そうそう、それそれ!」

GM「ちなみに、オートメイルとジェットブーツを修理したのも、彼率いる機工士集団だよ」

アン「そうだったんですね!」

レニー「………こんな人だったんだ………」

クリフ「坊ちゃん、お久しぶりです」

ティム「サトクリフ博士!………あぁ、その、坊ちゃんってのはやめてくれませんか、恥ずかしい(笑)」

ガイナ「アルストロメリアの所へはこのサトクリフが案内してくれる。………クリフ、メンテナンスはしているのだろう?」

クリフ「ええ、あの日から、1日も欠かさず」

ガイナ「………翔べるな?」

クリフ「今すぐにでも」

ガイナ「ならば、翔べ!ティムよ!そして、我らがルレーブを守りたまえ!」

ティム「了解!!」

GM「それでは、早速行こう!」

バニー「おっしゃー!行くわよ!」

レニー「………がんばる………(ぐっ)」

アン「レッツゴー三匹ですぅ!」

バニー「いつの時代よ!(笑)」

ティム「あとの1人はどこに行った(笑)」

アン「いやー、爆走兄弟レoツ&ゴーだとさらに人数少なくなっちゃうじゃないですか!」

バニー「人数の問題なの!?」

アン「人数の問題ですぅ!」

レニー「………どちらにせよ4人もいない………」

ティム「どうしても4人にしたいなら、タート〇ズとかにしたらどうなんだ(笑)」

アン「なるほど、そうですね!世界一の!ヒーロー!」

GM「おーい、あんまりぐだぐだやってると置いてかれるよ(笑)」

アン「ひーん!待ってくださいぃーー!!」

 

 

 

後編へ続く………

 

 








[次回予告!]


ヤー!
FANCLUB『魔弾なる』のリーダー、ケビンデース!!
今日はおヒガラがヨロシサン!
ヒガシに昇ったオヒサン!
オーー!タイヨウがカッカしているゼ!
太陽は西に向かって動く、それはテンタイのファンタジー?
テンサイ!玉砕!ダイカッサイ!!Yeahーーー!!


そしたら次回予告デース!
飛空艦アルストロメリア、発進デース!
帝国空軍(インペリアル・エアフォース)を止めるのデース!!



次回!
ファントムバニーは2度笑う!

『世界が終る?マジか…! (後編) 』



アン「ルレーブの歴史がまた1ページ………」
ケビン「ミナノモノ!行くでゴゼマスコトヨ!!ハーーー!(パパン!)
   レニーーサァン!『『サイコー!』』 レニーーサァン!『『サイコー!』』 レニーーサァン!『『サイコー!』』、Yeahーーーー!!」



※9/17(火) 21時は巻末付録(キャラ設定集3)を更新します。
 本編更新は9/21(土) 21時の予定!

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