はるかアメリカから日本の片田舎へとホームステイしてきた日系二世の少女、ベガ・S(ステラ)・天川。高校生離れしたナイスバディな金髪碧眼の16歳。

 ずっとアメリカ暮らしだったその少女は悲願であった日本へのホームステイを叶えるが、そこは憧れの大都会トーキョーではなく、シコクという島の片田舎だった。

 金髪のポニーテールを揺らしながら山村をぶらつくベガは、山にこだまするエンジン音の多重奏を耳にして、遊園地かと胸躍らせながら、その発信源に向かう。

 辿り着いたのは、山をくり抜いたような小さな盆地に舗装された、まるで迷路のようなアスファルトのコース、小さいけど確かにサーキットと呼べる場所。

 そしてそこには、ほんの1m四方ほどしかない、可愛らしいミニマシーンがいくつもあった。

 レーシングカート。

 その出会いが、彼女の日本での生活を、人生で最高にエキサイティングなものへと変えていく。

※本作はカクヨム、小説家になろうにも投稿しています
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