山本武には秘密と目標があった。
 秘密はまやかしの性格で覆い、目標は常に定めてその指標を求めて歩き続けた。
 そうして十年以上過ごし、彼はある日ボンゴレファミリーのボス(候補)となった少年と接触することを試みる。
 ボンゴレとただならぬ関係のある彼だが、今は別のことに気を取られていた。
 ボンゴレを利用し、己の復讐を果たすべく彼は今日も偽りの笑顔を張りつける。