ホグワーツの破天荒なあの人   作:一光

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読んでくださっている読者の皆様、大変お待たせ致しました。

今回の話も皆様に楽しんでいただけると幸いです!
それでは本編をどうぞ!


皆でそう思いました

組分けの翌朝のグリフィンドールの談話室で、シリウスは学生時代の事を思い出しながら紅茶を飲んでいた。その様子に生徒達は気圧されていた様子だったがそんなのお構い無しにフレッドとジョージがシリウスに話しかけた。

 

 

「これはこれは、我等がグリフィンドールの先輩のシリウスさん!」

「ゆっくりしてて大丈夫なのか? 仕事は?」

「確か、君達はフレッドとジョージだな。朝位ゆっくりしてもバチは当たらないさ・・・・・・それを挽回する程働くからな」

 

 

そう言ってハハハッと笑うシリウスと面白そうな様子のフレッドとジョージをグリフィンドール生達が見ていると、ハリーは慣れた様子でシリウスに話しかけた。

 

 

「おはよう、シリウスおじさん。パパはどうしたの?」

「あぁおはよう、ハリー。ジェームズはホグズミードやその周辺の見回りだ。俺はホグワーツ周辺の見回りをする事になってな」

「危ない魔法使いなの?」

「闇の魔法使いは全員危ない奴だ・・・・・・そいつ等を捕まえるのが、俺達闇祓いの仕事だ・・・・・・ハリーや生徒の皆はこのホグワーツで学ぶのが仕事だ。何、すぐに捕まえるから安心してくれ。それじゃ俺も見回りに行ってくるよ」

 

 

ハリーの問にシリウスは闇祓いとして真剣な表情をして言った後にハリーの頭を撫でると談話室を談話室を出て行った。

 

 

「なぁハリー、あれは朝からお前に会いに来たんじゃないか?」

「あぁ、俺もそう思うぜ」

「僕もそう思うよ・・・・・・でもシリウスおじさん、闇祓いとしては本当に優秀だから本当にすぐ捕まえてくれるよ」

「「それは凄いな!」」

 

 

誂う様にフレッドとジョージはそう言ったが、ハリーが苦笑いしながら言うと2人は心底楽しそうに言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーマスは自分の私室で防衛術の授業の準備をしていると扉をノックする音が聞こえた。

 

 

「少しよろしいかな? ルーピン先生」

「サロウ先生、えぇ勿論です・・・・・・今、お茶の準備をしますので」

「少し話をしようと思っただけだ。気を遣わなくても良い」

「そうですか・・・・・・それにしても、私がサロウ先生の後任なんて夢にも思わなかったですよ」

 

 

お互いに笑いながら話をしているがリーマスの顔には緊張と不安が表情に出ており、トムはそれに気付くと自分が初めて教員として授業をした時を思い出していた。

 

 

「ルーピン、君は緊張しているかね?」

「えぇ、しています・・・・・・あなた程の防衛術の教師の後任が私で良いのか・・・・・・今でも思いますよ」

「そうだな・・・・・・君の緊張も不安もわかる。私も初めての授業は緊張したものだ」

「サロウ先生がですか?!」

 

 

トムの発言にリーマスはかなり驚いていた。学生時代リーマスが見たトムは教師としてとても優秀で緊張とは無縁の人物だと思っていたから、まさか緊張した等と言う事をトムが言うとは思ってなかった。

 

 

「スネイプにもこの話をしたら驚かれたよ、君達は私を何だと思ってるのかね? まぁそれは別に良いが・・・・・・教師は皆、初めての授業は緊張するものだ。緊張と無縁なら、ダンブルドア校長とローリエル先生の2人だけだろう」

「サロウ先生の言う事も、最もですね・・・・・・それに初授業で緊張しないのはそのお二人だけですね」

「あぁ、私の学生時代に防衛術の教師が休業した時にローリエル先生の初授業だったのだが・・・・・・最初から素晴らしい授業だった」

「私も、ローリエル先生の飼育学はとても楽しかった覚えがあります。本当に素晴らしい先生だと今も思います」

「あぁ、私もローリエル先生程素晴らしい先生を知らない・・・・・・だが、まぁ・・・・・・」

 

 

トムは学生時代に戻ったかの様にエミレアの授業を思い出していると、何だか苦い顔をするとリーマスもそれを見て何かを察した。

 

 

「「先生のは防衛術じゃなくて殲滅術だ」」

 

 

エミレアから特別授業として密猟者狩りに連れて行かれたトムと、ジェームズとシリウスとセブルスがエミレアに挑む所を何度も見ていたリーマスは声を揃えてそう言うと2人して笑っていた。気付けばリーマスが感じていた緊張や不安等はすっかりなくなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー、ロン、ハーマイオニーは午後の選択科目の魔法生物飼育学を受ける為に授業場所へ向かっていた。

 

 

「それにしても飼育学でどんな魔法動物について学ぶんだろう?」

「一番最初なんだから小型の魔法動物についてじゃない?」

「でもローリエル先生も居るから意外に不死鳥についてとか?」

「流石にそれはないと思うわ。先ず遭遇するかどうかわからないもの」

 

 

そうして話していると授業場所である禁じられた森の近くまで着き、既に他の3年生達が授業が始まるまでの間にそれぞれ話している様子だった。

 

 

「おっ、全員集まっちょるな」

 

 

その声と共にハグリッドと1頭のヒッポグリフを連れたれエミレアが来ると、エミレアはヒッポグリフを撫でながらハグリッドに目配せすると飼育学の授業が始まった。

 

 

「どうだ、美しいだろ?・・・・・・ヒッポグリフ程素晴らしい生き物を居らんぞ!」

「皆はヒッポグリフを実際に見るのは初めてかな?」

 

 

エミレアがそう言うと、ハーマイオニーが手を上げるとエミレアはハグリッドに目配せするとハグリッドはハーマイオニーを指した。

 

 

「先生、私・・・・・・と言うよりここにいる生徒達の多くは1年生の時にホグワーツ特急からヒッポグリフと不死鳥が飛んでるのを見ました」

「あぁ、あの時・・・・・・そう言えばホグワーツ特急の近く飛んでたよ。よく覚えてたね」

「とっても印象に残りましたから」

「お前さん達、そりゃとても幸運だな! 1年生の頃からヒッポグリフが飛ぶ姿を見れるなんて!」

「ルビウス・・・・・・授業を進めようか」

「おっといけねぇ・・・・・・今日はお前さん達にヒッポグリフとの接し方を教えるんだった」

 

 

ハグリッドはそう言うとエミレアの隣にいるヒッポグリフを撫でると、そのヒッポグリフは目を細めていた。

 

 

「こいつの名前はバックビークだ。ヒッポグリフはとても誇り高い生き物だからな、触る前にはお辞儀をしないといかんぞ・・・・・・誰か触ってみたい奴は居らんか?」

 

 

ハグリッドの言葉に誰も手を上げずにいるとハグリッドは生徒達を見渡した。

 

 

「何だ? 誰も居らんのか?」

「初めて触れる時は緊張するものだよ、ルビウス・・・・・・誰もいないなら君が指名してみたらどう?」

「そうですな! なら、誰にするか」

 

 

バックビークを撫でながらエミレアがそう言うとハグリッドは生徒達を見回した後に誰を指名するか決めた。

 

 

「なら、ハリーとマルフォイ。お前さん等2人にやってもらうぞ」

 

 

呼ばれたハリーとドラコは少し顔が引き攣っていたが立つとハリーにはロンが、ドラコにはザビニが声をかけていた。

 

 

「頑張れよ、ハリー。君はグリフィンドールでクィディッチチームのシーカーなんだ」

「それ、あまり関係ない気がするけど・・・・・・」

「マルフォイ家の子が、ヒッポグリフにビビってどうするんだよ。自信満々って感じで行けよ」

「見てる側だからそう言えるんだろ。ヒッポグリフなんて初めて接するよ」

 

 

前に出た2人の後ろにエミレアが回ると肩に手を置いて、2人に声をかけた。

 

 

「初めてヒッポグリフに触れるから緊張するのはわかる・・・・・・けど安心して良いよ。ヒッポグリフは誇り高いんだ、しっかりと礼儀を示せば君達を傷つける事はないよ・・・・・・さぁ、しっかりと目を見てお辞儀をするんだ」

 

 

エミレアが2人にそう言って離れるとハリーとドラコはバックビークにお辞儀をするとバックビークも2人にお辞儀を返した。

 

 

「さてお前さん等、触れてみろ。運が良ければ背中に乗れるぞ」

 

 

ハグリッドがバックビークがお辞儀をしたのを見て2人に言うとハリーとドラコの2人はバックビークを撫でるとバックビークは気持ちよさそうな顔をしていた。暫く撫でられていたバックビークは身を低くするハグリッドは笑顔で2人に言った。

 

 

「背中に乗って良いって事だ」

「2人で乗る?」

「お先にどうぞ」

 

 

ハリーの提案にドラコは譲る様に言っていたが、表情は乗りたそうにしているのを見たエミレアは旅行鞄を取り出していた。

 

 

「ハリー、お言葉に甘えて乗ってみると良いよ。それに他の皆にも触れ合ってほしいからね・・・・・・さぁ、出ておいで!」

 

 

エミレアが鞄を開いて鞄の中へ言った後に地面に置くと1頭のヒッポグリフが出てきて、その後鞄が閉じるとそのヒッポグリフは優雅に振る舞っているが、その様はその振る舞いを覚えたての子供のようだった。

 

 

「ドラコ、復習がてらもう一度やってみな。ハリーはバックビークに乗ってみな・・・・・・とても楽しいよ」

「うぉ!? うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!! ハッハッハッァァァァァ!!!!!」

 

 

ハリーがバックビークに乗った後にバックビークが行き良いよく空を飛ぶとハリーは最初は驚いたようだったがすぐに楽しそうな声に変わっていた。

 

 

「やっぱりジェームズの子供だなぁ〜・・・・・・」

「先生は、飼育学の授業をした事あるんですか?」

「あぁ、あるよ。ジェームズ達の学生時代の時もした事あるしね・・・・・・ジェームズとハリーがヒッポグリフで飛んだ時の反応、殆ど同じだよ。話してるばかりだと授業が終わっちゃうからね、この子はアレク・・・・・・仲良くしてあげてね」

 

 

ドラコはエミレアが撫でていたヒッポグリフ、アレクにお辞儀をするとアレクもお辞儀を返して身を低くするとドラコはその背中に乗って撫でるとアレクはドラコを乗せて空を飛んだ。アレクの背中に乗っているドラコは楽しそうにしていた。

 

 

「他の皆も触れ合おうか・・・・・・皆〜、出ておいで〜!」

 

 

エミレアが再び鞄を開けて中に声をかけると引率の先生かの様に1頭のヒッポグリフが出てくると、その後に何頭かのヒッポグリフが鞄から出てきた。

 

 

「やっぱり、先生は凄いな・・・・・・こんな美しいヒッポグリフ達、俺は見た事がねぇ・・・・・・」

「世話を手伝ってくれる友達のお陰だね〜・・・・・・ね、ハイウィング」

 

 

最初に出てきたヒッポグリフ、ハイウィングをエミレアが撫でると嬉しそうに鳴き声を上げ、その後に他のヒッポグリフ達に何かを言うように鳴き声を出すとキョロキョロとしていたヒッポグリフ達は横一列に並んでいた。

 

 

「お前さん達、さっきのハリーとマルフォイがやっていた事は見てたな・・・・・・同じ様にやれば大丈夫だ、やってみろ」

 

 

ハグリッドがそう言うと生徒達はハリーとドラコがやったようにヒッポグリフにお辞儀をすれば、ヒッポグリフ達もお辞儀を返して生徒達はヒッポグリフ達と触れ合った。

 

 

「先生、そのヒッポグリフ・・・・・・」

「あぁ、紹介がまだだったね。彼女はハイウィングだよ」

「ありがとうございます。そのハイウィング、他のヒッポグリフ達より人慣れしてませんか?」

「だって人と触れ合う機会多いからね。私の100年来の友達さ」

「100年!? そんな年月生きてるヒッポグリフなんて居るんですか!?」

「あ~、ヒッポグリフで100年生きてる子なんてハイウィング以外いないよ・・・・・・ハイウィングが長生きなのは私と同じ様な要因だからね」

「先生と、同じ要因?」

「それについては君達がこのホグワーツでもっと学んでからだね」

 

 

ハイウィングを撫でながら言うエミレアに対して、ハイウィングがハーマイオニーの方を向いてまるで“困った友達よ”っと言いたげな表情をしていた。

 

 

「まぁ、ハイウィングにはいつも助けられてたからね」

「そのハイウィングと話せたら、先生の昔話を聞けたんでしょうね」

 

 

バックビークとアレクに乗っていたハリーとドラコがいつの間にか近くまで降りてきており、ドラコが言うとハイウィングはまるで”話そうか?“と言いたいかのように短く鳴き声を上げていた。

 

 

「魔法生物達は、皆が思ってるよりとても賢いよ。何度も助けられたしね」

「あの、先生・・・・・・鞄の中、何か暴れてませんか?」

 

 

ハリーが地面に置かれていたエミレアの旅行鞄を見ながら言い、他の皆が鞄へ目を向けると中から出ようとしてるかの様に鞄が動いており、エミレアは苦笑いしながら鞄を開けると行き良いよく出てきた魔法生物にその場に居た殆どが息を呑んだ。

エミレアとバックビーク以外のヒッポグリフ達はいつも通りと言った様子で出てきた魔法生物を見た。

 

 

「こいつはおったまげた・・・・・・グラップホーンじゃねぇか」

 

 

ハグリッドはその魔法生物を見て呟いていた。立派な角に大きな体躯のグラップホーンを見て皆が手を止めて見ているとエミレアは苦笑いしながらそのグラップホーンを撫でた。

 

 

「君にも随分助けられたのよ・・・・・・だから拗ねないでよ、湖畔の主」

「先生、このグラップホーンは? こんな立派なグラップホーンがまだ居るなんて・・・・・・」

「あぁ、彼は湖畔の主。ハイウィングと同じく、100年来の頼もしい友達だよ」

 

 

絶滅したと思われていたグラップホーン、それも立派なオスの個体を見た生徒達は勿論、ハグリッドですら言葉を失っていた。そんな中で誇らしげにしている湖畔の主の頭に1羽の不死鳥が止まり嘴で小突いていた。

 

 

「そうだね。君とも100年来の付き合いになるね、トリン」

 

 

小突いた不死鳥、トリンに湖畔の主は抗議の視線を向けていたがトリンとハイウィングから“大人しくしておけ”と言う視線を受けて、湖畔の主は伏せの体勢になった。

 

 

「お前さん等、こんな幸運はないぞ! ヒッポグリフにグラップホーン、それに不死鳥が一緒にいる場面なんて見たいと思っても見れるもんじゃねぇ!」

「ルビウス、興奮しすぎ・・・・・・さぁ、授業の続きをしようか」

 

 

興奮しているハグリッドにエミレアが言うと授業を再開したが、生徒達の関心は湖畔の主やトリンに向いており、ヒッポグリフ達はそんな1頭と1羽に対して不満げな視線を向けていたが湖畔の主は何処吹く風と言ったように伏せており、トリンも視線を逸らしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飼育学の授業にエミレアはホグワーツ内を歩いていると丁度曲がり角から歩いてきたリーマスに声をかけた。

 

 

「やぁリーマス。久々のホグワーツはどうだい?」

「先生・・・・・・卒業したのは随分前なのに、学生時代の思い出は昨日の事の様に思い出せますよ。何だか、昔に戻ったみたいですよ」

「それは良かったよ・・・・・・まぁ、悪戯仕掛人(マローダーズ)の悪戯は困りものだったけどね」

「それはジェームズとシリウスに言ってほしいですね・・・・・・まぁ、私も強くは止めませんでしたが」

「君とジェームズにシリウス、それにピーター。君達4人、とても思い出深いよ・・・・・・」

「ジェームズとシリウス、それにセブルスがよく先生に挑んで返り討ちにされて、それを私とピーターそれにリリーが見てましたからね」

 

 

リーマスは学生時代の思い出、エミレアは教えてきた生徒達の中で唯一自分を超えようと挑んだジェームズとシリウス、セブルスとその友人のリーマス、ピーターにジェームズ達に小言を言いながら気にかけていたリリーを思い出していた。

 

 

「正直に言うと、この関係はずっと続くと思ってました・・・・・・あの日までは」

「そう、だね・・・・・・」

 

 

ハリーが1歳になった誕生日にジェームズ、リリー、シリウス、リーマス、セブルスでハリーの誕生日パーティーを祝っていた。その日はピーターもパーティーに参加する筈だったが闇の魔法使いであるガルディメル・リュグナーによりマグル12人を巻き添えにして殺害された。

ジェームズ達がそれを知ったのはパーティーを祝った翌日だった。それを知ったジェームズとシリウスは血眼になってリュグナーを探し、リリーとリーマス、セブルスはその死を悲しみながらもピーターの母親を励ましながらジェームズとシリウスを気にかけ、無理をさせないようにしていた。

 

 

「あの日、僕等は何時もの様にハリーの誕生日を祝って他愛のない話をして過ごすのだと思ってたんです・・・・・・でも時に、現実は非情だと痛感しました」

「友達が亡くなるのは何時でも悲しいけど、ピーターの事は私も理不尽だと思ったよ」

「結局、リュグナーは見つけられませんでしたからね・・・・・・ジェームズとシリウスは自分を責めてました。友の仇を捕まえられないなんてって」

「・・・・・・君達の友情はとても素晴らしいと思うよ。けど、過去をいくら悔いても変えられない」

「えぇ、よく分かってます・・・・・・それに、過去を悔いてばかりではいけない事をハリーが教えてくれました」

「ハリーが?」

 

 

エミレアが驚いた表情をするとリーマスは先程までしていた暗い表情から懐かしむかのように嬉しそうな表情をしていた。

 

 

「ハリーの成長を見て、僕等は思いました。この子は日々成長していく、この先も・・・・・・なら僕等は過去を悔やむんじゃなくて、この子の成長を、未来を見るべきなんじゃないか? 皆そう思いました」

「そうだね。子供の成長は早いって言うしね」

「それにハリーが喋り始めた時に1番騒いでたのがシリウスなんですよ・・・・・・早く自分の名前を呼ばせようとしてましたよ」

「ハハッ、何それ・・・・・・因みに、ハリーが初めて喋った言葉って何?」

「ママらしいですよ。リリーが嬉しいそうに言ってました・・・・・・ジェームズは悔しいそうでしたけどね」

「親だとそうだろね・・・・・・その様子だと大丈夫そうだね」

「えぇ、勿論です・・・・・・それに私はホグワーツの教員です、これからの未来を歩む生徒達を教える身です。昔の後悔を引きずる訳には行きませんよ」

「それなら、よろしく頼むよ。ルーピン先生」

「えぇ、努力しますよ。ローリエル先生」

 

 

そうして話した後、リーマスがその場から離れるとエミレアはその背中を見ていた。昔は小さいと思ったその背中は確かに大きく、立派に成長しているのをエミレアは感じていた。

 

 

「トムもセブルスも、リーマス達もとっても立派になったね・・・・・・何だか老人みたいな事言ってるや」

 

 

エミレアは教員をやっていてこうやって生徒達が成長した姿を見るのはとても好きだった。教えられる事は多くは無いにしても自分の教えられる事を教え、そして立派にやっている姿を見て教えられて良かったと感じていた。

そんな事を思っていたエミレアは次の授業の準備をする為に自分の私室へ向かった。




ハイウィング、湖畔の主は個人的にとても好きです・・・・・・と言うより思い入れが強いです。
不死鳥も思い入れ強いですね。

それでは、次回をお楽しみに!
感想も良ければいただけると嬉しいです!
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