何も無い日常、極々普通の変わらぬ日々

何も知らず、安寧の生を謳歌する人々

それは、光の裏にある影を知らぬまま

或いは、見て見ぬフリをして生きているに過ぎない

我々もまた、そんな人間と何一つ変わらぬ者であり

紛いにも非ず、ただたた、無知に生きている脆弱な人間の一人である

人の子は知る、戻る事の出来ぬ闇に引きずり込まれて初めて―――

今までの生が仮初めのモノであったと言う事に



現代に人知れず巣食う深い深い闇の底

魔法遣い

超能力者

異能者

超人

異種の生命体

或いは、神と呼ばれる不可視の者

そう呼ばれる幻想は、現実に、その光の裏にあるのだと


我々はそれを知って理解する


光に照らされ、見えているだけのこの世の存在が


どれだけ幸福で、どれ程に小さなモノであるかを……


これは、現実の影に潜む無数の闇に目を向けた


狂気の物語り


超常にして異形、狂気にして歓喜


日に照らされた者共とは共に生きていけぬ


異能者達が踊る……


お前は誰だ、お前は何だ


異常さを知れ!


それがお前達の正体だ!


二度と浴びる事の出来ぬ日の光の下で……


お前は動く

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