ある時、一人の男児が生まれ落ちた。
 
 魔王の支配が進み生活に困窮する人々は、彼を勇者にすべく育てた。人々の期待をその身に背負い、彼は努力を重ねた。
 しかし、彼には才能が無かった。

 そんなある日の事だった。

 ────本物の勇者が現れたのは。


 彼は見放された。

 命からがら逃げ仰せた彼は、『偽物』ではなく『本物』に成りたいと強く誓う。



 ────抗え。



 偽物の勇者が今、世界を動かす。





 カクヨム様にも投稿しています。





  所詮は偽物なのだから
  弱ければ失うしかない2025年08月14日(木) 22:00
  本物になるため足掻いても
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