孤独な大学一年生、室井俊哉は、いつしか現実の生活よりもソーシャル・メディアの世界にのめり込むようになった。しかし、そこは次第に憎悪と冷笑に満ち、彼自身をも蝕んでいく空間へと変わっていた。現実を軽んじているため、学内では周囲から浮き、カフェテリアの喧噪や周囲の学生たちの無邪気な姿に、嫉妬や軽蔑を募らせる日々。苦しみの果てに光はあるのか。

 約1万文字、前(2500文字)・中(2500文字)・後(4800文字)の三話構成、三日連続更新。
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